THE RAMPAGE RIKUと浦川翔平が来春ミュージカル  韓国で大ヒットした『フィーダシュタント』フェンシングが題材

 

 韓国発の大ヒットミュージカル『フィーダシュタント』が来春日本で上演される。THE RAMPAGEのRIKUが主演し、メンバーの浦川翔平も出演。他キャストも、糸川耀士郎、正木郁、吉高志音、藤田玲と期待が高まる顔ぶれだ。

 物語の舞台は100年前のドイツ。誰もが憧れるエリートスポーツ学校で最高のフェンシングの選手になることを目指して切磋琢磨する少年たちの成長を描く。ただそこには、学校に隠された過酷な秘密があって……。

 思考や思想が抑圧された時代のなかで、17歳の少年たちが自分の考えと大切なものを守るために抵抗する姿をフェンシングの表現を取り入れ、届ける。

『フィーダシュタント』のキービジュアル

 RIKUが演じるのは、単純で真っ直ぐなマグナス・ヴォルカー。正義と友情を追求しながらも、権力に対する欲望に揺れる。浦川は、音楽とユーモアを愛する楽天家のジャスパー・ミュラーを演じる。

 糸川はマグナスの幼なじみで共に夢を追いかける親友のアベル・ルター、正木は冷徹なフェンシング部エースのフレドリッヒ・カール、軍事マニアで傲慢だが内面は脆いハーゲン・アクスマンを正木が演じる。藤田は世界的なフェンシングの英雄で今はスポーツ学校の団長となっているラインハルト・クレア役。

 全23曲のミュージカルナンバーとフェンシングと取り入れた演出も期待が膨らむ。フェンシングは、監修を太田雄貴、指導を徳南堅太が担当する。

 本作は、2022年6月に韓国で初演され、話題も人気も集めた。初演時には、密度の高い台本、劇中に登場する楽曲の優雅で中毒性のあるメロディーなどを通じて、作品性と芸術性に注目が集まり、大ヒット作品となった。

 2023年3月16~26日までニッショーホール(旧ヤクルトホール)で。全15公演の予定。

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