渋谷・桜丘の再開発、新施設名は「渋谷サクラステージ」オフィス過剰「2023年問題」は?

 東急不動産が参画する「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」メディア向け説明会が8日に行われ、今年11月末に竣工する新たな渋谷のランドマークとなる新施設の名称を「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」に決定したことが発表された。

渋谷の新たなランドマークとなる「Shibuya Sakura Stage」

 東急不動産の岡田正志社長は、再開発について「渋谷駅南西部に広がる約2・6ヘクタールの広大な敷地を立体的に整備し、交通基盤の拡充と多様な機能の共有による拠点性の向上、国際競争機能の強化により都市再生に貢献する」と語る。

「Shibuya Sakura Stage」という名称には、日本人が桜を愛するような気持ちを生まれ変わる桜丘にも持ってほしい。また、さまざまな個性が集う渋谷で働く人・遊ぶ人・住む人すべての人が主役となり、自らの物語を発見・発信する舞台となるようにとの思いを込めた。

 東急不動産の榎戸明子取締役は、渋谷駅桜丘地区の再開発コンセプトを「左側のSHIBUYAサイドと右側のSAKURAサイドの2つの街区を設定し、その間に都市計画道路(補助線街路第18号線)を整備します」と説明。

 SHIBUYAサイドは駅隣接で地上39階、地下4階のSHIBUYAタワー(A1棟)と地上17階、地下4階のセントラルビル(A2棟)で、SAKURAサイドはSAKURAテラス(B先端棟)と地上30階、地下1階のSAKURAタワー(B棟)で構成される。駅舎の新設やデッキの整備により周辺地区とのつながりの回復や回遊性の向上を、地区内の高低差を街区間のデッキで解消して “めぐり歩いて楽しいまち“ の実現を図ったという。

「新たな駅舎と歩行者通路(北自由通路)の新設により、渋谷ストリームとの接続を実現して鉄道による分断を、西口歩道橋デッキにより渋谷駅や渋谷フクラス方面との接続と、国道246号による分断を解消します。また、SHIBUYAサイドとSAKURAサイドをつないで都市計画道路を安全に横断するデッキを新設し、周辺地区と連携した縦軸動線であるアーバン・コアを整備することで、地下から地上につなぐ縦の移動と共に屋内と屋外を多層的につなぎ、渋谷の街へ人を送り出して街の回遊性を高めます」(榎戸取締役)

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