種田山頭火賞受賞の桃井かおりが桃井的信念「気持ち悪いことも我慢できる体にしておいてはいけない。“嫌い”も大事」

中江氏、桃井、山田氏(左から)

 また同賞の理念でもある「信念」や「モットー」といったものについては「好きと嫌いがはっきりしているのは大事。イエスノーがはっきりするというか。美味しいものしか食べないということなんですね。非道なんですが。こういう仕事をしていると瞬発的にどっちかを選ばないといけない。こっちの言い方のほうがいいのか、どういう表情をしたほうがいいのかとか。どうしたらここのシーンができるのか。瞬発的に動かないといけないの。そのためには気持ち悪いことも我慢できる体にしておいてはいけないと思っているので“嫌い”もすごく大事。だから私は人と付き合う時は溺愛か憎悪のどっちかで付き合うようにしている。結構、憎悪の人数も多いんで、帰ってくるのが怖いんですよ(笑)」と桃井ならではの信念を語った。

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