上野樹里「隣に夫がいるのに…」主演映画鑑賞中に涙止まらず焦る

 

 公開中の映画『隣人X -疑惑の彼女-』の舞台挨拶が2日、都内にて行われ、俳優の上野樹里、林遣都と熊澤尚人監督が登壇。上野が、夫でアーティストの和田唱と同作を見に行った際のエピソードを明かした。

 パリュスあや子による第14回小説現代長編新人賞を受賞作「隣人X」を映画化。日本が惑星難民Xの受け入れを発表したことで広がる波紋と、Xの正体を追う雑誌記者の葛藤を描く異色のミステリーロマンス。

 本作を「昨日の公開初日に見に行った」という上野。

「夫が昨日、誕生日で、一緒に見に来たんですけど。私は内容を全部知っているし…と思っていたんですけど、自分が深く理解しているからこそ、次がこうなると分かっているからこそのつらさ。どのシーンもいろいろな感情やセリフが突き刺さってくるんです」と熱く語りつつ、熊澤監督の手腕に感嘆。

 さらに鑑賞中に「いろんなシーンでふいに涙が流れそうになって。ハンカチは持ってきていたんですけど、まさか涙をふくために必要になるとは思わず。カバンの底の方に入ってしまっていて取れなくて。涙がダラダラ流れているのに。隣にも夫がいたので、ちょっとこれは、と。3回くらいゴソゴソ探ったんですけど間に合わなくて…」と苦笑し「映画館に通い詰めることになりそう」と感激をあらわに。

「自分のこれまでの人生で、いろいろつらかったことや経験してきたことを詰め込んだ」という上野。

「1回では見ている方も受け止めきれないかもしれない。心のフィルターがとれた状態で見たり、また無意識に偏見のフィルターをかけている自分に気づいたり。視点を変えて何度も映画館で楽しんでほしい作品」と言い「この年末、いろいろなことを振り返って、新年に向けて心の中を見つめるきっかけになったら」とアピールしていた。

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