寺山修司の言葉の群れが飛び交う『三上博史 歌劇』が1月9日開幕。「そのワンワードでも、ワンセンテンスでも持ち帰ってもらえれば」

あのシーンが蘇る

 作品を通して改めて感じた寺山の魅力については「その魅力はあまりにも多岐にわたっていて、それぞれが絶妙に絡み合っているので、とてもそれを再現することはできませんが、ボクなりのアプローチで、その入り口くらいには、みなさんをお連れすることができたら、と願っています」などと語っている。

 また本作はチケットが完売。アーカイブ配信が2月3日~3月10日に行われることになったのだが、会場で、そしてアーカイブ配信で作品を見る観客には「寺山さんの言葉の群れが飛び交います。そのワンワードでも、ワンセンテンスでも持ち帰ってもらえましたら、シアワセです」とのメッセージを贈っている。