爆風スランプ再集結 デビュー40周年でライブツアーと26年ぶりの新曲

新アーティスト写真は1992年のアルバム「アジポン」リリース時の写真を再現!

 ロックバンド・爆風スランプが、今年デビュー40周年を迎えるにあたり10月からのライブツアーと26年ぶりとなる新曲のリリース決定を発表。1999年より活動を休止していた爆風スランプの4人が再結集する。

 爆風スランプはサンプラザ中野くん(Vo)、パッパラー河合(G)、バーベQ和佐田(B)、ファンキー末吉(Dr)からなる4人組ロックバンド。1984年にデビューし、応援歌の定番曲「Runner」や、日本武道館を舞台にした楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」など数々のヒットソングを生み出したが1999年に活動休止を発表。以後は“その日限りの復活”として2005年、2007年、2010年に爆風スランプとしてライブを実施。

 前回のライブから14年を経て発表された今回のツアーは、名古屋を皮切りに兵庫、東京で開催。兵庫と東京の公演にはファンキー末吉が中国でドラムを務める”中国で一番ツアーを回るバンド”「BuYi」(ブイ)が来日しライブに参加する。

 ボーカルを務めるサンプラザ中野くんは「デビュー40周年を記念してただ集まってライブをするだけじゃなくて、なにか意味を持たせられればと。中国からファンキー末吉と、彼が組んでいるバンドを呼んで、日本も中国も関係なく音楽を楽しんでもらいたいです」と意気込みのコメント。

 合わせてリリースが決定した、26年ぶりとなる新曲は、まだ全容は明かされていないものの、サンプラザ中野くんいわく「テーマはIKIGAI。今、日本語の”生きがい”という言葉がローマ字で”IKIGAI”となって世界でも注目され始めている。私もコロナ禍を経て、改めて”歌うことがIKIGAIだな”と感じました」、ドラムのファンキー末吉は「今回は今までの楽曲作りとはガラリと変えて、”メンバーの誰かが作曲した曲”ではなく、“みんなで作曲した曲”にしたい」と構想を語っている。

 活動休止以来、久しぶりに撮り下ろしたという4人の新アーティスト写真は、1992年にリリースされたアルバム「アジポン」の時に撮影したアーティスト写真を再現したもの。バーベQ和佐田は「とにかく4人揃ったのが心から嬉しいです。」と話すと、パッパラー河合も「4人健康でいられるのは年齢的にも奇跡!ファンの皆さんも健康でいて、ぜひライブに来て欲しいです!」とファンに向けてメッセージ。

 メンバー全員が還暦を超えながらも、再び走り出した爆風スランプの40周年に注目したい。

 ライブ「爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”」は前夜祭として愛知県・名古屋E.L.L.(10月31日、11月1日)から始まり、兵庫県・兵庫県立芸術文化センター(11月4日)、東京・LINE CUBE SHIBUYA(11月17日)に開催。ツアーのチケットは3月8日12時より先行予約受付を開始。詳細は公式サイトにて。

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