志尊淳、裏での呼び名は「ソンジュン」? 29歳バースデーケーキは「一人で」

 

 映画『52ヘルツのクジラたち』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ、主演の杉咲花、共演の志尊淳、宮沢氷魚らキャストと成島出監督が登壇。志尊淳が29歳の誕生日をサプライズで祝われ抱負を語った。

 2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこによる同名小説の映画化。他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く“52ヘルツのクジラ”たちのような、声なきSOSに寄り添う物語。

 杉咲花が演じる主人公・貴瑚の幸せを願うトランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾を演じた志尊淳は「大げさな言い方になりますが、命を懸けて向き合わないといけない役でした」と難役を振り返りつつ、リハーサル期間を設けて役を深掘りしていく成島監督の現場に「居酒屋に行くシーンでリハをやったんですけど、中に入って座ったら、監督が“待って、なんでここに座ったの?”と。この人物は今こういう状態、ではどこに座る?と聞かれて、もの作りってそういうことだよな、と思いました」と感嘆。

「杉咲花をはじめ皆でぶつかって、ときには苦しい思いもして作った作品」と振り返っていた志尊。

 トークでは、初共演だという貴瑚の親友役・小野花梨との“わちゃわちゃ”で会場を盛り上げる一幕も。志尊が「花梨ちゃんは礼儀正しくて素敵な女優さん…でもメチャクチャ僕のことをいじってくる」と明かし、小野が「こんな“志尊淳”ってウチワが出ているところで言う!?」と焦りつつ「裏では“ソンジュン”て呼んでいたんです。ある日、間違えて“ソンさん”て呼んじゃって。そう呼んでいいよと、快く言っていただいた。温かい方です」と言い、会場の笑いをさそった。

 さらにこの日は、3月5日に29歳の誕生日を迎える志尊をサプライズで祝福。杉咲からの花束と、映画をモチーフにしたケーキに「すみません、こんな公共の場で…」と恐縮しつつ「一人で最後まで食べたいと思います(笑)」。

「20代最後の年になるんですけど、そのスタートをこの作品と迎えられるのもうれしいですし、これから迎える30代にも、この作品が後押ししてくれると思います」と同作への思いを語っていた。

 この日の登壇者は杉咲花、志尊淳、小野花梨、桑名桃季、宮沢氷魚、成島出監督。

 映画『52ヘルツのクジラたち』は公開中。

1 2 3>>>