寺田心の“異世界転生”「マッチ」WEB CMやさかなクン原作アニメがSSFF & ASIA広告映像部門で受賞

観光映像⼤賞の受賞者

 

 今年新設された、個⼈のブランディングという視点でソーシャルメディアから選ばれる「パーソナルブランディングアワード」には、人気YouTuber、あきとんとん、ガダバウツ、Cyber Bunnyが受賞した。

 日本各地の地域振興映像を表彰する観光映像⼤賞では、⼭形県⾦⼭町の『⾦⼭の道、百年の光。』が観光庁⻑官賞を受賞。特別賞には⼤阪府堺市の『3rd Destination 堺–⽇本らしさを、⾃分らしく味わおう』と、さかなクンの絵本を原作に水俣の海の今と歴史を伝える、熊本県の『ハコフグとみなまたの海』が輝いた。

 この日は、日本のブランデッドムービーの先駆けとなった『花とアリス』を企画した、元ネスレ日本代表の高岡浩三氏も登壇。「当初、スイスのネスレ本社の反応は冷ややかなものだったが、当時からオンラインで配信していたため日本のキットカットは特別だという意識を海外に広めることができた」とブランデッドムービーの価値と可能性を語り、会場の広告主や作り手たちにもエール。

 SSFF & ASIA代表を務める俳優・別所哲也も、BRANDED SHORTS10周年を振り返りつつ「これからどう進化していくのか、探求していきたい」とブランデッドムービーのさらなる進化に期待を寄せていた。

 審査員:⾼崎卓⾺(審査委員⻑/クリエイティブ・ディレクター)、奥⼭⼤史(映画監督、SIX inc. / CMディレクター)、⽊村健太郎(博報堂執⾏役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサー博報堂ケトルファウンダー)、森下郁恵(株式会社宣伝会議「ブレーン」編集⻑)、⼭⼾結希(映画監督)、余頃沙貴(ワンメディア株式会社取締役COO)。

 BRANDED SHORTS受賞・ノミネート作品は『SSFF & ASIA 2025』(6月11日まで都内各会場にて)またはオンライン会場(6月30日まで)などで配信中。