福原遥、映画『あの花』続編決定に感激!伊藤健太郎「オレら出れるのかな?」

大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のシネマ・コンサート&トークショーが8日、都内にて行われ、俳優の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人と原作者・汐見夏衛が登壇。続編映画化の発表に歓声が上がった。
汐見夏衛による同名ベストセラー小説を実写映像化した大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の名シーンをオーケストラの生演奏とともに鑑賞できるシネマ・コンサート。
主演の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人、そして原作者・汐見夏衛が1年半ぶりに再集結する「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショー。
開催発表初日から応募が殺到したという一夜限りの特別イベント。撮影から1年半経っての催しに一同も「この作品がどれほど愛されているかを実感します」と感激。
この作品は自分にとってどんな存在となったかという質問に、主人公で、現代の女子高生・加納百合役を演じた福原遥は「自分にとってかけがえのない、一生大切に残る作品になりました」。
百合がタイムスリップした戦時中の日本で出会う特攻隊員・石丸役の伊藤健太郎は「戦争をテーマにした作品はこれが初めてで。それまでも日常で戦争について意識を向けたことはあったんですけど、これを経験して自分の中で考え方が改まったところもあるので今後、生きていく上でも重要な存在になってくれていると思います」。
同じく特攻隊員・加藤役の小野塚勇人も「僕たちの同世代やもっと若い人がこの映画を見てくれて。僕の姪っ子からも、この映画を見て戦争のことを考えたと言われ役者としてそういう作品を残せたことがうれしかった」と語った。
福原とW主演を務めた佐久間彰役の水上恒司と、特攻隊員・寺岡役の上川周作からもビデオメッセージが到着。水上は「今年は終戦から80年。大切な人や未来の子どもたちのために何ができるか、この映画が考えるきっかけとなったら」。
さらにこの日は同作の続編映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の製作決定も発表(2026年公開)。原作者の汐見氏は「『あの花』を書いた翌日から、これでは終われないと書き始めた作品。読者の皆さんからも映画化を期待されていたので喜んでいただけるのでは」と期待。
伊藤と小野塚は「オレたち出られるのかな」と首をかしげ笑いを誘っていた。