有澤樟太郎「『民王』ミュージカル化って…?と」困惑から一転「勝ったなと思ってます」強気発言に共演者ざわつく

 

 ミュージカル『民王』の製作発表会見が7月27日、都内にて行われ、俳優の有澤樟太郎、別所哲也らキャストと演出の永井誠が登壇。有澤が率直なトークで会見を笑いに包んだ。

 2010年に刊行された池井戸潤による同名ベストセラーを池井戸作品初のミュージカル化。ひょんなことから内閣総理大臣と大学生の息子の心と体が突然入れ替わったことで巻き起こる混乱を、社会や政治への皮肉や風刺を絡めて描く。

 冒頭、劇中曲「民衆の愚痴」、「誠意を見せてみろよ」、「今は何者でもないけれど」、「民王のテーマ」の4曲をメドレーで初披露したキャストたち。池井戸作品初のミュージカルに意気込み十分。

 総理大臣・武藤泰山の息子・翔を演じる有澤が「ミュージカル界に新しい風を吹かせたい。すでに稽古が始まっているんですが…これで面白くなかったら相当ヤバい。期待値を上げていきたい」と手ごたえを語ると、泰山役の別所も「稽古場は笑いが絶えません。ゼロから生み出す面白さを楽しんでいます」と充実の表情。

「原作もドラマも好き」という有澤は「最初は、あの『民王』がミュージカルってどうやるの?と思ったんですが」と振り返りつつ、人気ピアニスト・角野隼斗氏による音楽に「ちゃんと“ミュージカル『民王』”になってました」と感嘆し、一同も大笑い。

 別所も「まさに角野さんにしかできない世界観。日本のものだけどユニバーサルに通じるような作品」、泰山の妻で翔の母・綾役の一路真輝も「“ずっとブロードウェイでやってたんじゃないか”と言われるのでは」。そんな中、竹中直人は「なぜこの場に僕がいるのか分からない。子どものころからずっと音楽(の成績)は“1”だったのに。ものすごい難しい曲だった」とぼやいて、笑いを誘った。

 この日は、原作者の池井戸氏と角野氏からの手紙を有澤と別所が代読。

 期待を寄せる2人のメッセージに感激しつつ、有澤は「ミュージカルならではの素晴らしい作品になっていると思います」と熱い意欲を見せていたが、だんだんと熱意が暴走。「この作品に関しては“勝ったな”と思ってます。勝ちを確信しました」と“勝利宣言”まで飛び出し、別所をはじめ登壇陣も思わず、ざわざわ。最後まで笑いの絶えない会見となった。

 この日の登壇者は有澤樟太郎、別所哲也、豊原江理佳、林瑠奈(乃木坂46)、山崎大輝、上川一哉、福田転球、一路真輝、竹中直人、永井誠(演出)。

 ミュージカル『民王』は2026年9月から東京・シアタークリエを皮切りに大阪、福岡にて上演。

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