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フルキャストオーディション第1弾 新国立劇場演劇『かもめ』

2019.04.08 Vol.717

 昨年9月から新国立劇場の芸術監督を務める小川絵梨子は就任にあたり「幅広い観客層に演劇をお届けすること」「演劇システムの実験と開拓」「横の繋がり」という3つの柱を打ち出した。

 その2つ目の「演劇システムの実験と開拓」の目玉として行われるのが、毎シーズンに1本、フルキャストオーディションによる演目を上演するというもの。今回の『かもめ』はその第1弾となる。

 オーディションにはのべ3396人の応募が寄せられ、内訳は年齢は18歳から70歳超、戸籍上の性別も不問ということでトランスジェンダーの人も参加と多様性あふれるものとなった。

 演出を務める鈴木裕美らによるオーディションは6週間にも及び、13人の俳優が選ばれた。オーディションにあたっては、その俳優が出演することによって得られる経済的効果といったものは考慮しなくても良かったことから、純粋にこの作品を作るうえで必要で適任とされた俳優たちが残る形となった。

 小川の新翻訳での上演ということもあり、過去にない『かもめ』が見られそうな予感。

 18日13時の回の終演後には鈴木裕美、朝海ひかる、岡本あずさ、須賀貴匡、渡邊りょうによるシアタートークが開催される。

【日時】4月11日(木)〜29日(月・祝)(開演は日〜木13時、金18時30分、土13時/18時。※11日(木)は18時30分開演。27日(土)は18時30分の回のみ。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】新国立劇場 小劇場(初台)
【料金】A席6480円、B席3240円、Z席(当日)1620円
【問い合わせ】新国立劇場ボックスオフィス
(TEL:03-5352-9999[HP] https://www.nntt.jac.go.jp/ )
【作】アントン・チェーホフ
【英語台本】トム・ストッパード
【翻訳】小川絵梨子
【演出】鈴木裕美
【出演】朝海ひかる、天宮 良、伊勢佳世、伊東沙保、岡本あずさ、佐藤正宏、須賀貴匡、高田賢一、俵木藤汰、中島愛子、松井ショウキ、山﨑秀樹、渡邊りょう

フジロックが出演アーティスト第3弾! 気になるアジア勢が追加に

2019.04.05 Vol.Web Original

 夏フェスのフジロックフェスティバルが5日、出演アーティストを追加発表した。

 発表された面々のなかでも気になるのが、台湾出身のバンド、SUNSET ROLLERCOASTER( 落日飛車、サンセット・ローラーコースター)。本国はもちろん、欧米や日本でも活躍している彼らは、アーバンでメロウなサウンドで、アジアンオリエンティッドロック(AOR)と称され、近年注目を集めている。

 韓国のロックバンド、HYUKOH(ヒョゴ)もまた目が離せないアクトのひとつだ。

 今回の発表では、TAKKYU ISHINOら18組が新たに追加された。

 フジロックフェスティバルは、7月26~28日まで、新潟・苗場スキー場で行われる。

【明日何を観る?】『4月の君、スピカ。』『麻雀放浪記2020』

2019.04.05 Vol.717

『4月の君、スピカ。』

 東京から長野の高校に転入した女子高生・早乙女星。新しい高校では地味で暗いキャラをリセットするつもりが“デビュー”失敗。落ち込んでいた星だったがやや意地悪で強引な秀才・宇田川泰陽と天文好きで無口な好青年・大高深月と出会い天文部に入るが…。

監督:大谷健太郎 出演:福原 遥、佐藤大樹、鈴木仁他/1時間39分/イオンエンターテイメント配給/新宿ピカデリー他にて公開中 https://kimispi-movie.com

EARTH×HEART LIVE 2019開催! 今年はChara、BONNIE PINK、MINMIが出演

2019.04.05 Vol.717

 TOKYO FMをはじめとするJFN加盟38社は、ステーションメッセージである「アースコンシャス〜地球を愛し、感じる心」「ヒューマンコンシャス〜生命を愛し、つながる心」の理念を象徴するコンサート『TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 2019』を開催する。1990年の初開催から30周年となる今回は、Chara、BONNIE PINK、MINMIが“SONG OF MOTHER EARTH(母なる地球をつなぐ歌)”をテーマに一夜限りのスペシャルライブをお届け。母として、シンガーとして輝き続ける3名の女性アーティストの共演に期待大。新しいファンを増やしながら、ファンとともに成長し続ける、母として、シンガーとして輝く3組のライブの模様は、アースデーの4月22日に、TOKYO FMをはじめJFN全国38局で放送するほか、海外FM局でも放送予定。ライブの利益の一部は「鎮守の森のプロジェクト」に寄付される。
 チケットは、ローソンチケットにて好評発売中!!

薮宏太、ミュージカル『ハル』で平成の大きな1ページ飾る!

2019.04.01 Vol.Web Original



 薮宏太(Hey! Say! JUMP)が主演する、ミュージカル『ハル』が1日、TBS 赤坂 ACTシアターで開幕した。

 同日、初日公演前にプレスコールが行われ、藪、北乃きい、七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズ Jr.)、安蘭けいが取材に対応。

 薮は「(平成は)残り1カ月。すべり込みじゃないですけど、平成ってこういうことがあったなっていう、みなさんの大きい1ページのひとつとして、この『ハル』を届けたい」と、意気込みを語った。

 七五三掛は「薮君と一緒にやることに感動しています」とコメント。また稽古をする中で、藪に新しい発見はなかったかと聞かれると「おしりを触られる」とびっくり発言。薮が大慌てで「言い方を考えようね。挨拶程度でしょ、ぽよっと! スキンシップ! 親しみを込めて」と畳みかけると、七五三掛は「僕はそれを受けて、すごいうれしいなと思いました。先輩から愛をもらってるなって」。

成河、最新舞台は「目には見えないけれど、三つ巴の合戦」

2019.03.31 Vol.Web Original



 成河らによる舞台『BLUE/ORANGE』が、青山DDDシアターで上演中だ。

 ロンドンの精神病院での24時間を描く舞台。1人の患者と、研修医とその上司である医師の3人の会話劇で、退院させるのは危険だとする研修医と、それに阪大する上司。納得のいかない研修医は患者への査定を続け、器に盛られたオレンジの色を問うと、 彼は「ブルー」と答え……。

 同作は2019年に初演され成河が第18回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した作品。今回は配役を変えての再演だ。

松田聖子、まるりとりゅうが、SILENT SIREN 注目を集めるアーティストたちのトライを聴く。【CD】

2019.03.31 Vol.76

CD話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

DOBERMAN INFINITY、ベストアルバム『5IVE』リリース決定 ファンクラブ限定上映会で発表

2019.03.28 Vol.Web Original



 ヒップホップグループのDOBERMAN INFINITYが27日、ライブ映像作品『DOBERMAN INFINITY 2018 DOGG YEAR 〜FULL THROTTLE〜 in 日本武道館』の発売を記念した上映会&トークショーを都内で行い、ベストアルバム『5IVE』をリリースすることを発表した。

 発表は、SWAYの呼びかけで行われた。「手には指が何本ありますか? 今年でドーベルは何周年ですか? 僕たちメンバーは何人ですか?」と観客に問いかけると、「今年は“5”をテーマに掲げて、ベストアルバム『5IVE』をリリースします!」。すると、客席からは大きな歓声が上がった。

 ベストアルバムの詳細や、“5”を掲げた今年の活動については、順次発表される。

映画の世界がゲームになった!『レゴムービー2 ザ・ゲーム』

2019.03.28 Vol.716

 レゴのゲームシリーズ最新作。大ヒット映画『レゴムービー』のストーリーをなぞったシリーズで、ゲーム性を新たに登場した。

 ゲームがスタートすると、そこはもうレゴの世界。すべてがレゴブロックでできた世界で、フツーの青年エメットの冒険が始まる。今度の舞台は、宇宙!

いろいろな惑星や街などを探索してツールやオブジェクト手に入れ、道を作ったり、地形を変えたり、建物を建てたりして、ゲームを進めていく。たくさんの惑星を探索することで、マスタービルダーのスキルを目覚めさせよう!

 ゲームには主人公エメットを始め、ワイルドガール、バットマンなど人気のキャラクターたちが登場。メイヘム将軍やレックス・デンジャーベストなど、『レゴムービー2』の新キャラクターも多数登場する。その数は100以上だ。

『レゴムービー2』も時を同じくして公開。遊んでから見るか、見てから遊ぶか……それはあなたにお任せ!

PS4 / Nintendo Switch ワーナー 3月28日(木)パッケージ版・DL版ともに3980円(税込)

中国伝統演劇の演出手法を取り入れたシェイクスピア作品が上演

2019.03.25 Vol.Web Original

中国国家話劇院 『リチャード三世』
 現在、池袋では東アジア文化都市関連事業として多くのイベントが開催されている。「東アジア文化都市」というのは、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し,その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、また多彩な生活文化に関連するさまざまな文化芸術イベント等を実施するというもの。2019年は日本は豊島区、中国は西安市、韓国は仁川広域市が東アジア文化都市に選定されている。

 数あるイベントの中でも「スペシャル事業」と位置付けられるものがいくつかあり、4月から池袋の東京芸術劇場で上演される「中国国家話劇院 『リチャード三世』」もそのひとつ。ちなみに日本初演でもある。

 同作は2012年に開催されたロンドンオリンピックの関連事業として行われた「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」の中でロンドン・グローブ座が企画した 37 の言語で 37 のシェイクスピア作品を上演する演劇祭「Globe to Globe」で上演された作品だ。

「中国国家話劇院」というのは2001年12月、中国青年芸術劇院と中央実験話劇院が合併して発足した国立の劇団。中国青年芸術劇院の前身の延安青年芸術劇院は1941年に創設されており、欧陽予倩(よせん)、廖承志、呉雪、舒強、金山、孫維世らの先達の指導、中央戯劇学院との密接な連携の下で中国話劇の伝統を現代に引き継いできた。そういう意味においては中国国家話劇院というのは中国で最も歴史があるカンパニーといえる。また2011年に880席の大劇場と300席の小劇場が落成。500人を越える俳優陣を擁して年間公演数は約1000回を数えるなど、規模的にも中国を代表する劇団として活動を続けている。

小手伸也「自分のセンサー次第で感じ方ががらりと変わる作品」

2019.03.25 Vol.716

「顔と名前は一致しないが面白い存在」から今ではすっかり「顔も名前も分かる面白い俳優」となったのが小手伸也。今回、堤真一と橋本良亮が主演を務める舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』に2人と最も多く絡む重要な役どころで出演する。

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