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永瀬廉、オーディション合格に「うれしくて我を忘れて…表参道で注目集めちゃったかも」

2024.09.16 Vol.web original

 アニメーション映画『ふれる。』(10月4日公開)の完成披露舞台挨拶が16日、都内にて行われ、声優を務めた永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎と長井龍雪監督らが登壇。オーディションで役を得た永瀬が喜びを語った。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015)、『空の青さを知る人よ』(2019)の青春三部作を手がけた製作陣によるオリジナル長編アニメーション映画最新作。

 不思議な生き物“ふれる”によって結び付けられている青年たちを演じた3人をオーディションで選んだという長井監督が「男子の部活動のよう。こっちが栄養をもらえるようなやり取りを見せてもらっていました」と言えば、脚本の岡田麿里も「生きているキャラクターにしていただいた」。

 キャラクターデザインの田中将賀は3人の声を聞きながら作業していたと言い「オンラインでアフレコを聞きながら仕事していたんですけど、すごくテンション上がって。ゾクゾクしながら聞いてました」。

 クリエイターたちからの絶賛に3人も照れまくり。

「今までオーディションを受けたことが無かった」という永瀬。「できることは全部したので、オーディションを受けることができただけでも、落ちてもいいやというくらいまで行ったんですけど、数日後に決まったよ、と。メチャクチャうれしかったです。その時表参道歩いていたんですけど、電話受けて、マジ!?みたいな。すごいウロウロしちゃって、歩行者の方の注目を浴びちゃったかも。我を忘れるくらいうれしかったですね」。

 坂東も「うれしくて叫びました」、前田は長井監督たちに「大ファンです!」と、青春三部作を手がけた人気クリエイター3人との仕事に感激しきりだった。

 この日の登壇者は永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎、長井龍雪監督、岡田麿里(脚本)、田中将賀(キャラクターデザイン)。

小泉孝太郎「僕は一度も結婚したことないですけど…」妻に無関心な不倫夫の役に「心がない」

2024.09.16 Vol.web original

 

 公開中の映画 『愛に乱暴』の舞台挨拶が16日、都内にて行われ、俳優の江口のりこ、小泉孝太郎と森ガキ侑大監督が登壇。小泉が江口との“夫婦役”共演を振り返った。

 吉田修一の同名傑作小説を映画化。すれ違う夫婦を描くヒューマンサスペンス。

 主人公の専業主婦・桃子を演じた江口。小泉との夫婦役について聞かれると「役のことは特に話さなかったような」とサバサバしつつ、チェーンソーを振り回すシーンに「意外と簡単。やってて楽しかったですね」と振り返り、夫役の小泉が「それを止めに入る僕が一番怖かった(笑)」。

 そんな小泉は“不倫夫”真守役に「苦しかったですね。僕は一度も結婚したことないので夫婦生活の苦しさは身に染みて分かってるわけじゃないんですけど、台本を読んで、これは息苦しい撮影になるなと思いました」。

 妻・桃子に無関心な真守の人物像に「僕から見ても、ここでこういう言葉が無いんだ…と思うことが良くありました。真守って心がないですよね。同性からしてもきつかった」とダメ出し。さらに役作りについて聞かれると「今まで出会ってきた誰に似ているんだろうと考えた。離婚したあの人がいたな、心の無い感じの人いたな、とか」とニヤリ。

 最後に小泉は「まだ僕は独身で、結婚できるときがあるか分からないですけど。本作を見た人の感想は男女でも、夫婦でも全く違うと思います」とアピールしつつ「江口さんとは10年くらい前にドラマ(『名もなき毒』)でご一緒して、そのときから一方的に追い詰められたりする役でしたけど、いつか笑顔で話せる夫婦役を演じられたら」と次回の共演にも期待を寄せていた。

4人になって初の「ABC座」全国ツアー決定 演出家・河原雅彦らと初タッグで新作ミュージカル

2024.09.16 Vol.web original

 人気グループA.B.C-Zによる「ABC座」最新公演『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』が11~12月に全国公演。脚本に斎藤栄作、演出に河原雅彦を迎え、全編、新作ミュージカルとして上演する。

 2012年以来、A.B.C-Zが上演を続けてきた演劇ユニットABC座の最新公演。昨年12月のABC座千秋楽をもって河合郁人がA.B.C-Zを脱退し、橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一の4人となって初のABC座公演。また、ABC座の全国ツアーは初年度以来12年ぶりの開催となる。

 作品は、それぞれの世界で心に闇を抱えて生きてきたアウトサイダー4人(フット:橋本良亮、ポテト:戸塚祥太、北街角ススム:五関晃一、ダイナマイト・FUJIYAMA:塚田僚一)が、突然、異なる惑星“大金星(BIG VENUS)”へと飛ばされ、その惑星で起こっている“問題”に立ち向かうというストーリー。A.B.C-Zをはじめ、先輩・後輩・仲間たちの名曲をふんだんに盛り込んだミュージカル・エンターテインメントとなる。

 キャストには、内博貴が“大金星”の黒幕的な存在「ハート」役でABC座に初参加するほか、少年忍者の川﨑皇輝、青木滉平、ヴァサイェガ渉、川﨑星輝、長瀬結星が“大金星”の住人役を演じる。

 近年はA.B.C-Zが演出・主演を兼ねていたが今回は、脚本に演劇ユニット「王様の演劇部」主宰・斎藤栄作、演出に河原雅彦を迎え、A.B.C-Zと初顔合わせで新作ミュージカルに挑む。

 A.B.C-Zの4人も新たな挑戦に興奮冷めやらぬ様子。「今までにない『ABC座』」(橋本)、「個人的には同世代の内博貴との共演、そして彩吹真央さんとの共演、そして少年忍者の5人が出てくれるみたいです。少年忍者の共演も楽しみ」(戸塚)、「曲をストーリーの中にうまく盛り込んで、なんでこの曲がここに入っているのか、というところを作っています」(五関)、「曲数も相当な数。すごく本当にワクワクドキドキの連続っていう感じの作品になるんじゃないのかな」 (塚田)と、コメントを寄せている。

 ABC座2024公演『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』は、11月25日のTOKYO DOME CITY HALL公演から開幕。その後、大阪、愛知の開催が決定している。

山﨑賢人に同い年・吉沢亮が「30歳おめでとう」『キングダム』1作目「24歳」を振り返る

2024.09.15 Vol.web original

 

 公開中の映画『キングダム 大将軍の帰還』の大ヒット舞台挨拶が15日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人と吉沢亮が登壇。シリーズ4作分の場面写真とともに思い出を振り返った。

 中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、原泰久による人気漫画を映画化した大ヒットシリーズ最新作。

 公開から約2カ月。9月14日までで観客動員数519万人、興行収入76.4億円を突破。主人公・信(しん)役の山﨑賢人と、嬴政(えいせい)役の吉沢亮も、記録的な大ヒットに感謝の“拱手”。

 冒頭、吉沢が山﨑に「誕生日おめでとう」とお祝いすると、9月7日に30歳を迎えた山﨑も「30になりました(笑)」。1作目から足掛け7年、シリーズをともに背負ってきた2人。1作目公開時は「24歳だった」と振り返る同年生まれの2人に、 MCを務める平成ノブシコブシの吉村崇は「オレが24のときは蕎麦屋でバイトしてました」と脱帽。

 ステージ上には、シリーズ4作分の場面写真が大量に散りばめられた大型のボードが設置され、2人も「これが24歳のときですね」と1作目のときの写真を見つけて懐かしげ。

 信が馬に乗るアクションシーンの写真に、「賢人はヤバい」と言う吉沢が「スタッフさんから“今こんなの撮れてます”って、見せてもらったら、馬に乗った賢人が、役者がやってると思えないスピードで車と並走してた」と明かすと、吉村も「僕も乗馬してるんですけど“絶対に車と走っちゃだめです、素人じゃ制御できないから”と言われてますもん。制御してるってことですよね」と仰天し、山﨑も「ですね」と照れ笑い。

 この日は新たに第3回目の応援上映の開催が決定(9月20日19時の回・5都道県6劇場)。さらに9月21日からキャスト直筆メッセージ入り特別ポストカードの入場者プレゼントも開始。

 吉沢は「皆さんも飛信隊になったつもりで一緒に盛り上げて」、山﨑は「まだ上映続くので、もっと一緒に盛り上げていけたら」とロングランに期待。最後に2人は吉村とスタッフから「もういいですよ」と言われるまで肩を組み続けていた。

ジャルジャル「プリキュア」参加で「“ジャマジャマ”と言われてます」

2024.09.14 Vol.web original

 

 公開中の映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』の舞台挨拶が14日、都内にて行われ、長縄まりあら声優陣とゲスト声優のジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)が登壇。シリーズ参加を喜ぶジャルジャルが“わんぷり”メンバーとのコントを希望した。

「プリキュア」シリーズ20周年を経て新たにスタートしたTVシリーズ「わんだふるぷりきゅあ!」の映画最新作。

 冒頭、声優陣が各キャラクターの動きに合わせて“生アテレコ”で挨拶。盛り上がる会場に、ポンタ&ポコタ役でゲスト声優として参加したジャルジャルも乗っかり、後藤の動きに福徳が声を当て「ジャルジャル後藤役の福徳です!」とまぎらわしい挨拶。

 人気シリーズへの参加に「冒頭から登場シーンが多くてびっくりしました」と驚く2人。後藤が「でも客観的に聞いても声がジャルジャル過ぎて…」と不安を振り返ると、福徳が「巷では“ジャマジャマ”と言われてます」とボケ、会場も大ウケ。

 映画公開に合わせ、YouTubeでも“わんぷり”とのコラボコントを披露している2人。「“わんぷり”メンバー全員とコントをするとしたら?」と聞かれると、後藤が「『平地で隠れんぼする奴』というコントがあるんです。平地で隠れるところがない場所でかくれんぼするんです。みんなで走り回りたいですね」と言うと、キュアワンダフルが一番に手を上げて参加を希望したが福徳から「派手だからすぐに見つかりそう」と言われて肩を落とし笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は長縄まりあ、種﨑敦美、松田颯水、上田麗奈、寺島拓篤、ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)/キュアワンダフル、キュアフレンディ、キュアニャミー、キュアリリアン、兎山悟。

長澤まさみ「今回の映画で1つもNG無し」と絶賛の三谷監督、西島秀俊にはダメ出し

2024.09.13 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李らキャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。“挑戦状”に見事に応えた長澤を三谷監督が絶賛した。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 5人の夫それぞれが持つ“スオミ”の人物像を演じ分けた主演・長澤。三谷監督からの“挑戦状”のような役どころだったと言い「終わった後もスオミは、ああだったかも、こうだったかもとまだまだ可能性を見出せる面白い役を演じさせていただいた」と充実の表情。

 そんな長澤について、三谷監督は「長澤さんはたくさんの引き出しを持っている方だから、まだ8つくらいは持ってるんじゃないですか。僕が気づいた引き出しは全部、開けさせていただいたけど、まだ隠し扉があるかも」と語り「長澤さん、今回の映画でNG出してないですね」と明かし、会場も感嘆。

 一方、三谷監督は「NGと言えば西島さん」と夫の1人を演じた西島を引き合いに出し、西島は苦笑。つい笑ってしまってNGを出したという西島は「監督の言葉がずっと現場に残って漂っているような。そのおかしさが画面にも出ていると思うので、僕のやったことは間違って無いんじゃないかなと」と語ったが、すかさず三谷監督から「間違ってます」とダメ出しされ「間違ってましたか(笑)」と笑いをこらえきれず体をかがめていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

キスマイ藤ヶ谷「一生に一度の選択」で買った腕時計を披露

2024.09.11 Vol.web original

 映画『傲慢と善良』のジャパンプレミアが11日、都内にて行われ、W主演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、奈緒らキャスト陣と萩原健太郎監督、原作の辻村深月が登壇。藤ヶ谷の作品への思い入れに辻村氏が感激した。

 20代、30代を中心に絶大な支持を得、2023年には“最も売れた小説”となった辻村深月による同名小説を映画化。

 登場時には、藤ヶ谷太輔が奈緒にサプライズで白いバラの花束をプレゼントし、奈緒の手をとってエスコート。白と黒の2人の衣装に司会からも「ウエディングのよう」。

 喜びつつ驚きを隠せない奈緒に「だってサプライズだもん(笑)」とサプライズ成功にご満悦の藤ケ谷だったが、スタッフが奈緒の花束を受け取り下がろうとすると、持っていかれるのが惜しかったのか「知らない人が持ってっちゃう」とオロオロ、会場も大笑い。

「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望していたという藤ケ谷。萩原監督やキャストたちと「一緒にずっと話し合いながら作っていた」と作品への熱い思いを吐露。

 さらに映画にちなみ「一生に一度の選択をした経験」を聞かれると「劇中で(藤ヶ谷が演じた)架が着けていた時計があるんですけど、自分で買いました。今日も身に着けてるんです」と腕時計を見せ「役のものを自分で買ったのは初めて」。

 そんな藤ヶ谷の思い入れに原作の辻村氏も「すごくうれしいです。書いてよかった」。原作者からの言葉に、藤ヶ谷は「“書いてよかった”なんてすごくない!?」と奈緒と顔を見合わせて大感激。最後には「自分にとっての代表作になったらと思っています」と熱い思いを語っていた。

 この日の登壇者は藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督、辻村深月。

吉岡里帆、2歳で人生の転機を迎えた瞬間の写真公開「鮮明に覚えている」

2024.09.11 Vol.web original

 

 映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)のイベントが11日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務める吉岡里帆、木村昴、木村良平が登壇。吉岡が俳優の道に進むターニングポイントを迎えた体験を写真とともに振り返った。

“トランスフォーマー”の起源に迫るシリーズ最新作。サイバトロン星を舞台に“変形能力”が備わっていない頃のオプティマスプライムとメガトロンの若き姿が描かれるリアルCGムービー。

 女性指揮官エリータ-1役で洋画吹き替えに初挑戦した吉岡里帆。「アニメの声優はさせていただいたことはあるんですけど吹き替えは初で。お話を頂いたときはうれしさで震えました」と笑顔。

 そんな吉岡を、2人も絶賛。バンブルビー役でおなじみの木村良平が「吉岡さんは“顔出し”の方というイメージだったのでどうこられるのかなと思っていたら、めちゃくちゃ上手。本当に“吹き替え感”のある芝居だった」と言えば、若かりしメガトロン役の木村昴も「スタッフの方からも、本当にすごいから期待して、と聞いていました。見事でした」。

 オファーを受けてから“吹き替え作品漬け”になって勉強したと言う吉岡。人気声優からの言葉に「そんなことを言ってもらったら家に帰って泣きます(笑)」。

 トークでは、若きトランスフォーマーたちが大きなターニングポイントを迎える物語にちなみ、それぞれのターニングポイントの瞬間を写真付きで紹介。

 幼いころに祖父と一緒に馬にエサをあげている写真を公開した吉岡は「かなり“ターニング”している最中です」と、京都・太秦の東映撮影所での写真だと明かし「私がこの業界に入るきっかけをくれたのが東映撮影所だったんです。これは初めてお祖父ちゃんと撮影所に来たとき。映画の世界に踏み込ませていただいて、ターニングしている瞬間ですね」。

「映画村に初めて行ったときのことはすごい覚えていて。家が近かったんですけど、日常のそばにこんな夢のような世界があったのか、と」と感動を振り返る吉岡。このとき2~3歳だったと明かすと、木村昴は「ターニングポイント迎えるの早っ」とびっくり。

 この日は、各キャラクターのスタチューも登場し3人とも夢中で鑑賞。吉岡は「このメガトロンの悲哀の表情。悪役になってからは見られない顔ですね。完全に分かっている方が作られている」と感嘆していた。

菅田将暉、緊張で「親指の皮をピーラーでむいて、奥歯が割れ、ヒゲを片っぽ剃り落した」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。菅田が初参加の黒沢組への「緊張」を振り返った。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。

 第97回米国アカデミー賞・国際長編映画賞の日本代表作品に決定した本作。黒沢監督も「映画祭ってけっこう途中で出ていく人が多いんですけど、ヴェネツィアでもトロントでも誰も出て行かなかった」と海外国際映画祭での手ごたえを語り、主演・菅田をはじめキャストたちも「貴重な体験だった」「毎日が楽しかった」と充実の撮影現場を振り返った。

 そのうち、初参加組の最年少という奥平⼤兼は「ある重要シーンで緊張しすぎて心臓がバクバクいっていて。後から録音部さんにバクバクだったねと言われました」と明かし「そのシーンの撮影の前日に、監督から“菅田さんを超えてほしい”と言われて」と緊張の理由を明かして苦笑。

 一方の菅田も「緊張」が起こした事件を告白。「この映画の撮影前日に、サツマイモの皮をピーラーで向いていたら親指をガッとやっちゃって。けっこう肉ごといっちゃって。明日インなのにどうしよう、と思って。落ち着こうと思ったら、今度は飯食いながら奥歯が割れて。長時間、けっこう力が入っていたんでしょうね。歯医者行って…明日インなのに。で、現場中には1回、ヒゲ落としちゃったり。アジャスターをつけ忘れてジョリって…。緊張してたんだな、と」と明かし一同もビックリ。

 すると奥平が「良かったです、仲間がいて」と安どの表情を見せ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は菅⽥将暉、古川琴⾳、奥平⼤兼、岡⼭天⾳、荒川良々、窪⽥正孝、⿊沢清監督。

窪⽥正孝、針治療で「スピリチュアル認定された」SNS騒動を語る「人って怖い」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloudクラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。窪⽥正孝がSNSで「スピリチュアル系にハマった」と噂されたことに「人って怖い」と苦笑した。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。菅⽥将暉演じる主人公が“人間の怖さ”に翻弄されていく物語にちなみ「気が付いたら標的になっていた」エピソードを聞かれた一同。

 さまざまなエピソードが語られる中、最も会場をざわつかせたのが窪田が出した「スピ認定」というフリップ。「知ってる人います? スピリチュアル認定の略なんですけど。先日、針治療をしたんです。その画像を上げただけで、アイツはスピリチュアルな世界に行ってしまった、もう戻ってこない、みたいな。けっこうニュースでバズッたらしいんです。あいつはオカルトのやべえやつだ、みたいになったと。この作品のように気づいたら標的になっていたんです」と明かし、菅田も「怖い怖い」。

「SNS怖いですね」と嘆息した窪田に、荒川良々が「どこにどんな針?」と興味津々。窪田が「けっこう何百本も打つんです」と説明すると菅田が「写真のインパクトなんじゃない」と言い、窪田も「僕的には普通の写真なんですけど…3枚目の写真がインスタの規制にかかっちゃった」。

 驚く会場に、菅田も「それがまた怖さを増幅させたのかも…」。窪田は「気づいたら標的にされてました。人って怖い」と苦笑していた。

ハンバート ハンバート佐藤良成、フランス・カンヌ映画祭の“グダグダ運営”に驚き「警察が運転手さんを連れてった」

2024.09.07 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。キャスト、監督とともにレッドカーペットに参加した佐藤が、映画祭の裏話を披露した。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 ハンバート ハンバートの名曲「ぼくのお⽇さま」がきっかけとなって生まれた本作。奥山監督から主題歌にとの熱烈な手紙をもらい快諾したという2人。佐野が「ときに映像にすることで音楽の余白が限定されてしまうことがあるけど、さらに想像力が膨らんだ」とたたえれば、佐藤も「本当にいい映画に出会えた。こちらのほうが感謝です」と言い、佐藤が提案した劇伴や劇中曲のいきさつを振り返った。

 そんな佐藤は、キャスト陣や監督と一緒にカンヌ国際映画祭にも出席。現地での思い出話を聞かれると「77回もやっているのに意外と動線とかがめちゃくちゃで。会場に向かう車に乗り込んで、いざ出発と思ったら警察が運転手さんを連れてっちゃって。少し職質みたいになってました」と実はグダグダだった運営に苦笑。一方、現地に行けなかった佐野は「皆がテレビに出ているときに、カンヌ出てるねって連絡がたくさん来ました」と笑いを誘っていた。

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