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平泉成、若手に愛される80歳「変な絵文字つけちゃってごめん」“追いLINE”にAぇ! group佐野もメロメロ?

2024.06.07 Vol.web original

 

 映画『明日を綴る写真館』の初日舞台挨拶が7日、都内にて行われ、平泉成、佐野晶哉(Aぇ! group) らキャスト陣と秋山純監督が登壇。平泉が若手俳優たちに囲まれての80歳のお祝いサプライズに感激した。

 あるた梨沙の同名漫画を原作に、さびれた写真館を営む無⼝なカメラマン・鮫島(平泉)と、彼の写真に⼼を奪われ弟子入りを志願する気鋭カメラマン・太⼀(佐野晶哉)の交流を描く感動作。

 初主演作の初日に「昨日はドキドキして眠れませんでした」と言う平泉。うれしそうに「今日、佐野くんがメンバーカラーのネクタイをプレゼントしてくれたので、付け替えました」と見せ、佐野も「つけてくれるかな、と思ったらすぐ付け替えてくれた」と感激。

 そんな佐野が「成さんが現場に入るとみんなをリラックスさせてくれつつ、しめる所はしめてくれる」と振り返ると、平泉は「ちょっとほめ過ぎだろ」。

 今や「メル友」という2人。佐野が「成さんの誕生日、夜11時ごろにおめでとうございますってメールを送ったら、僕より長い返信が来て。今日はもう遅いから明日の朝に返信しようと思ったら、次の日起きたら“ごめんな、酔っぱらったまま打ったから読みにくくて。変な絵文字もつけちゃって”って。成さん“追いLINE”するんや、好きな子にするやつ、って(笑)」。

 平泉は、佐野をはじめ、嘉島陸、咲貴、田中洸希といった若手キャストたちとの共演について聞かれると「若い人はいいな~って。細いし、セリフ覚えもいいし、顔も小さいし…。僕も(佐野と同じ)22歳のことはそこそこかわいかったと思うけど」と笑いをさそいつつ「礼儀正しくてね。学ぶことだらけでしたね。若い人みんな芝居が上手い!」と手放し。

 この日は、6月2日に80歳を迎えた平泉を祝うためサプライズでバースデーケーキが登場し登壇者が会場と一緒にバースデーソングで祝福。

 若い俳優たち一人ひとりから思いのこもった言葉を贈られた平泉。佐野も「僕が主演するとき、絶対に成さんに出てもらうんで!」。

 平泉の若い世代への温かなまなざしに、秋山監督も「100歳までこきつかいますんで(笑)。こんな時代だから今、成さんの優しい、皆に対しての温かな空気が大事だと思う。それをこの映画から感じてもらえれば」。

「僕の好きなものばかり」とケーキに感激していた平泉。最後は「お客さんが入ればパート2をやりたい」とさらなる意欲を見せていた。

 この日の登壇者は平泉成、佐野晶哉、嘉島陸、咲貴、田中洸希、秋山純監督。

『明日を綴る写真館』は公開中。

 

バスケ男子日本の歴史的快挙をドキュメンタリー映画化した大西監督に聞く「18点差ビハインド、どれだけの人が彼らの勝利を信じていたか」

2024.06.06 Vol.Web Original

 あの夏、日本中を驚嘆と歓喜に包んだバスケ男子日本の熱闘に大スクリーンで没入する! 2023年8月、沖縄で開催されたFIBAバスケットボールワールドカップ2023。東京2020オリンピックで女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバスHCのもと日本代表“AKATSUKI JAPAN”は格上ばかりの“死の組”から悲願の五輪自力出場を目指す…! 試合映像や舞台裏の密着映像に加え、ホーバスHCや代表選手、さらにはあのレジェンドたちにもインタビューを行い、あの歴史的快挙を生んだ彼らの「信じる力」に迫るドキュメンタリー映画『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』が6月7日より4週間限定公開。

柴咲コウの英語力に黒沢清監督「こんなに上手いとは」日本外国特派員協会で会見「日本語も自分で言うべき…?」

2024.06.05 Vol.web original

 

 映画『蛇の道』(6月14日公開)の上映会と会見が5日、丸の内・日本外国特派員協会にて行われ、主演の柴咲コウ、と黒沢清監督が登壇。ほぼ全編フランス語台詞に挑戦した柴咲が、今後も外国語作品への挑戦に意欲を見せた。

 黒沢清監督が、98年に劇場公開された哀川翔主演の同名Vシネマを、フランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

 冒頭、柴咲は流ちょうな英語で挨拶。「偉大な黒沢監督とこの作品を撮ることができ、ここに来ることができてとても光栄です。本作はフランス映画なので、本当はフランス語でごあいさつしようと思ったのですが、フランス語が上手く話せないので…」と苦笑しつつ、通訳が日本語に訳した後に「日本語も自分で言うべきでしたよね、すみません(笑)」。

 柴咲の英語に、黒沢監督も「柴咲さんがこんなに英語が上手いと思わなかったのでびっくりです。僕は日本語でやらせてください(笑)」と笑いをさそった。

 黒沢監督は、フランスでのセルフリメイクについて「5年ほど前にフランスのプロデューサーから、あなたがこれまで日本で撮ってきた作品のどれかをフランスでリメイクしてみないかと言われ、とっさに、それなら『蛇の道』をやりたい、と思ったのがきっかけ」と明かし、オリジナルで哀川翔が演じた主人公を女性にした理由について「オリジナルの高橋洋(による脚本の)バージョンとは違う、僕ならではの『蛇の道』になるのではと思った」と語った。

 愛娘の復讐に燃えるフランス人に協力する謎多きヒロイン小夜子役に柴咲を起用した背景について、監督が「この役をできる日本の女優はいるのかと、まず大物から当たっていこうとダメ元で柴咲さんに声を掛けたらやってくれるというので、やった!と思いました」と言うと、柴咲も「黒沢監督とお仕事できるということ、フランスに行けるという不純な動機でこのお話を受けました(笑)」。

舘ひろしと柴田恭兵『あぶ刑事』“最後”のファンサービス!タカ&ユージの掛け合いを生再現

2024.06.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』の大ヒット舞台挨拶が5日、都内にて行われ、主演の舘ひろし、柴田恭兵が登壇。舘と柴田が“最後の”ファンサービスで観客を沸かせた。

 1986年のテレビドラマ放映開始から38年。社会現象を巻き起こした伝説のドラマ「あぶない刑事」シリーズ最新作。

 舘も「シリーズで一番のヒット」と喜ぶ最新作。この日は、特別に作られた“あぶ刑事缶”が観客にも配られ、舘と柴田と一緒に「乾杯!」。

 舘は「先週、ゴルフの打ちっぱなしで隣の人に“あぶ刑事見ました”と言われました。いろいろなところで声をかけられます」と大反響を肌で感じている様子。

 一方の柴田は「草野球仲間から“ナイスピッチング”と言われました(笑)」と先日の投球式を振り返りつつ「初号試写を見終わった後、舘さんと目が合ってニコっと笑ってくれて。僕も、そうですよね、いいんじゃないですかと思ったんですけど、でもそう思っているのは70過ぎたお爺さんなんです」と不安を明かし「それがこんなにヒットして本当にほっとしています」。

 本作では、これまでのシリーズでは見せてこなかった2人のプライベート姿も。舘は「38年前、タカとユージのプライベートは見せないというコンセプトで始まって、どこに住んでいるかとかも一切見せてこなかった」と振り返り、柴田は「僕のイメージとしては、一緒に住んでいたらユージが料理や洗濯をかいがいしくやるだろうな、と。そしてタカがホコリを気にしたり。食器洗いは2人でしようという約束も何個かするだろうな、と」と具体的に語り観客も大笑い。

 舘が36歳、柴田が35歳でスタートしてから38年。舘が「もう出来ないことのほうが多い」と言うと柴田は「舘さんが出来るようになったのは台本を読んでくること」と言い、舘も「まあ、そうですね」と苦笑。

 さらに柴田が「(台本を読んでないから)犯人と見ればすぐ撃とうとするんです。“舘さん、まだです、まだです”と言うのが何回かありました」と言い「日本一わがままな俳優。8時くらいなると帰っちゃうんです。“コレ”が待ってるからって。舘さんが悪いんじゃなくて、女性が舘さんを放っておかない」と暴露。舘も事実と認めて謝罪し、会場は大爆笑に包まれた。

 茶目っ気を見せつつ、互いへの感謝とリスペクトを改めて語った2人。この日は銃撃スタイルを再現したり、登場、退場時に客席のファンとハイタッチをしたりとファンサービスの大盤振る舞い。

 本作のプロモーションとしては今日が最後のイベント登壇。最後、突然、電話が鳴り響いたかと思うと、柴田が受話器を取り「はい、こちらタカ&ユージ探偵事務所でございます」。目の前で繰り広げられたタカ&ユージの掛け合いに観客も大いに沸いていた。

TUBE前田「GACKTくんとは何の共通点もなかったけど…」『SSFF & ASIA 2024』でコラボ作品世界初披露

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、オープニング特別上映作品の音楽を手がけたTUBE・前⽥亘輝とGACKTや、韓国の人気グループStray Kidsがビデオメッセージを寄せた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 オープニングセレモニーでは、TUBE×GACKTによる特別上映作品『サヨナラのかわりに』を上映。企画・音楽を手がけたTUBE・前⽥亘輝とGACKTからもビデオメッセージが寄せられた。前⽥は「自分も50代最後の年になりまして、大切な人の別れを経験する歳になり、そういう人に思いをはせる曲ができないかと、TUBEとやるだけでなく、一番遠いアーティストに声をかけてみようと、GACKTくんに声を掛けました。お互い、音楽的にもジャンル的にもまったく共通する点は無かったんですが、大切な人との別れというテーマ1つであの楽曲を制作することができました」と、普段から親交がある一方「共通点がない」というGACKTとのコラボに手ごたえ。一方のGACKTも「僕の大好きな大先輩、松重豊さん、遠藤憲一さんにも出演していただいて、さらに素晴らしい作品になりました」とオープニングでの作品初お披露目を喜んだ。

 ショートフィルム文化に貢献した人に贈られるグローバルスポットライトアワードでは韓国の人気グループStray Kidsの出演作『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』が受賞。メンバーからは「世界的な映画祭で皆さんに見ていただけるのはうれしいです」「今回、この撮影を皆とできて楽しかった」「皆さんにSKZの世界観を届けられたらうれしいです」と日本語、韓国語、英語を交えてメッセージを寄せた。

『SSFF & ASIA 2024』はは17日まで都内各会場にて、オンライン会場は6月30日まで開催中。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

日英中韓4カ国語ペラペラの別所哲也?最新のボイス生成AIで映画祭開幕挨拶

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、冒頭、映画祭代表の俳優・別所哲也がボイス生成AIによる音声で4カ国語での挨拶をした。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 本年は「Illuminate Your Life ~いのち照らせセカイ照らせ」をテーマに、リアル会場・オンライン会場合わせ、世界約114の国と地域から集まった4936点以上の中から厳選された約270作品を上映する。

 冒頭、スクリーンに映し出された映画祭代表・別所哲也が、日本語と英語に加え、中国語と韓国語でも流ちょうな挨拶。その後、登壇した別所は「実はあの映像はAIで音声を生成したもの。僕は中国語や韓国語は話せませんが、僕自身が日本語でしゃべったものを僕自身の自然な音声で複数の言語にできるんです」と俳優の機会の広がりにも期待しつつ、テクノロジーとクリエイターが協働する映画祭をアピールした。

 今年は、全編AIで制作したショートフィルムなど、最新技術を活用した作品やプロジェクトも多数。映画祭史上初のデジタル通貨で賞金授与されるAmic Signアワードを受賞した眞鍋海里総監督もweb3技術を生かしたクリエイターエコノミーに「こういった仕組みでますます映画作りのハードルが下がっていけば」と期待。

 日本博プロジェクトで登壇した文化庁の都倉俊一長官も「今年、映画祭ではクリエイターと海外をつなぐオンラインマーケット実施されたとのこと。クリエイターが作り上げたものがいかに世界のマーケットに羽ばたくかは重要。文化庁としても国を挙げて、文化の産業化、海外展開を支援していきたい」と語った。

 また、25歳以下の監督作を対象とするU-25プロジェクトでは18歳の川邊出雲監督が『母のレシピ』で受賞。川邊監督はシンガポール在住で、9月からニューヨーク大学に進学するといい「将来は多文化の架け橋になる映画を作りたい」と意欲を見せていた。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

オスカー狙う!仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンが監督作に意気込み『SSFF & ASIA 2024』開幕

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、俳優の仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンが映画祭に出品する自身の監督作に意気込みを語った。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 俳優が監督に挑戦するシリーズ企画『WOWOWアクターズ・ショート・フィルム4』で製作した監督作を出品する仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィン。

 それぞれに監督業の楽しさ、難しさを語った一同。監督2作目となる千葉は「成長した話をしたかったが思い浮かばない」と苦笑しつつ「前作と同じスタッフさんが多かったので、チームワークやコミュニケーションをより取れるようになった」と“千葉組”に手ごたえ。

 仲は「難しかったのはすべて。監督ってこんなに大変なんだ、と。今後は監督の言うことに絶対、食い気味に入っていこうと思います。それくらい苦労が分かりました」。福士が「編集や音入れがどうやっていいか分からず、難しかったけど、役者さんに演出するのは楽しかったですね。僕のひと言で役者さんの心が動いたりするので、やりにくくないようどう伝えるか考えるきっかけになりました」と言えば、森崎は「僕は逆で、自分の頭の中に浮かんできたことを伝える難しさを実感しました」。

 ロバートの秋山竜次を主演に迎えたホラーを手がけた仲里依紗は秋山に一切セリフをしゃべらせないという演出に「“あ、うん”というセリフもあったんですけど消しました。(秋山が話せずに)苦しそうでした(笑)」と笑いをさそい、ミュージカル作品を手がけた森崎は「日本のオリジナルのミュージカル映画がもっと普及していい。アジア、日本ならではのミュージカル映画に挑戦したかった」。衝撃のラストで驚かせた福士は「その後の設定をどうにか成立させるホンを書きます」と続編製作に意欲。

 別所は「僕も同じ俳優として若い俳優さんが挑戦するのはうれしい」と目を細めつつ「私も20年前はトレンディ俳優だったんです。20年後…」と監督業に挑戦した俳優たちの未来に期待を寄せていた。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

トム・ホーバス監督、身長155センチの近藤春菜に「富樫勇樹と同じくらいでしょ?」

2024.06.01 Vol.web original

 

 ドキュメンタリー映画『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』(6月7日より4週間限定公開)の完成披露イベントが1日、都内にて行われ、バスケ男子日本代表のトム・ホーバス ヘッドコーチと、映画を手がけた大西雄一監督が登壇。応援ゲストとしてお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜も駆け付けた。

 2023年に開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でのバスケットボール男子日本代表の激闘を収めたドキュメンタリー映画。

 映画を見て「いろいろあったのを思い出しました」と激闘を懐かし気に振り返ったホーバス監督。

 この日は、フィンランド戦を現地で観戦していたというバスケ経験者でもある近藤春菜が応援ゲストとして登場。近藤は「特別ゲストと言われたら選手しか来ちゃいけないようなところに…。せめてボールをイメージする衣装で来ました」と恐縮しつつ「ボールじゃねぇよ!」とお約束のキレ芸を披露し、ホーバス監督からも笑いをとった。

「どっちがボールか分からない」と自虐を言う近藤に、ホーバス監督が「でも富樫(勇樹)と一緒くらいでしょ?」と尋ねたが、実際には富樫選手は167センチ。近藤は「私、155センチですけど…」と困惑し、会場も大笑い。

 現地でフィンランド戦を観戦していたという近藤。「実況放送にも映りました」と胸を張りつつ、映画に「私も出るかなって待っていたんですけど…。でも素敵な作品で。沖縄で観戦したときのことを思い出して何度も涙しました」と感動の面持ち。

 そんな近藤は「トムさんのご家族が私の1個前の席に座ってらしたんです」と言うと、ホーバス監督も「家族の方を見たら、“え? 芸能人?”って思った(笑)」。ホーバス監督の家族と「初対面だけどハイタッチしたり、勝利の瞬間にはハグもしました」と明かした。

「最後の最後まで結果が分からないのがバスケの面白さ」と熱く語っていた近藤。トークでは、近藤が「そこまで大きくなるには何と食べたら?」とホーバス監督に尋ねたが「細かったから、寝る前にスプーンでピーナツバターを食べた」との回答に「私が今からやったら横に大きくなるんじゃ…」と肩を落とす一幕もあった。

トム・ホーバス監督「パリ五輪の目標はベスト8。世界に日本のバスケを見せたい」

2024.06.01 Vol.web original

 

 ドキュメンタリー映画『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』(6月7日より4週間限定公開)の完成披露イベントが1日、都内にて行われ、バスケ男子日本代表のトム・ホーバス ヘッドコーチと、映画を手がけた大西雄一監督が登壇。ホーバス監督がパリオリンピックへ向けた選手選考や意気込みを語った。

 2023年に開催された「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でのバスケットボール男子日本代表の激闘を収めたドキュメンタリー映画。

 映画の感想を聞かれ、ホーバス監督は「いろいろ思い出したよ。本当にケガとかいろいろあった」と振り返り「皆の熱い応援が無かったらワールドカップで勝ててなかった。これからはパリオリンピックというもっと大きな壁に向け、皆さん応援よろしくお願いします」。

 映画では、ホーバス監督がロッカールームで選手たちに「ビリーブ」を繰り返し伝える映像も。ホーバス監督は「ダメかもというときに、もうダメだとなったら戻れない。“うちのチームの力を信じてる”と毎回、必ず最後に言っていました」と語り「信じてなかったら勝っていない。それは間違いないですよ」。

「ワールドカップは去年のこと。今はもうパリオリンピックへ向けての準備」というホーバス監督に、大西監督が「この12人の中で何人くらいパリに?」と質問。ホーバス監督はケガや不調、対戦相手の状況などを考慮する難しさを語りつつ「本当に分からないですけど、メインの選手はケガが無ければ大丈夫。でもW杯のこの経験は本当に大きいから、これからもチャンスはあると思う」と回答。

 さらに「パリオリンピックの目標はベスト8。例えばアメリカだったら“ベスト8(どまり)?”となるだろうけど、日本は1ゲームも勝ってない。世界の皆さんに、日本のバスケはこれだよと見せたい。きれいだし技術も高く、ネバーギブアップの精神もある。難しいチャレンジだけど自信はあります。信じてます。信じてください」と言い、会場も大きな拍手。

 ホーバス監督は「次はアウェーだけど、この映画を見れば選手も皆さんの応援を思い出すと思う」と映画に太鼓判を押し、大西監督に「『BELIEVE 2』作ってください(笑)」。

 最後に「パリではもっと良いバスケをやりたい。もっと世界のトップレベルのチームに勝ちたい。皆さんも信じて。頑張りましょう」と力強く呼びかけていた。

 この日は、フィンランド戦を現地で観戦していたというバスケ経験者の近藤春菜も応援ゲストとして駆け付け「ボールじゃねえよ!」とホーバス監督から笑いをとっていた。

清水美砂「成田空港、そして成田の皆さんの思いがたくさん詰まった映画。愛をこめて作らせていただいた」

2024.06.01 Vol.Web Original

映画「空の港のありがとう」公開記念舞台挨拶

 映画「空の港のありがとう」の公開記念舞台挨拶が6月1日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の清水美砂と片岡凛が登壇した。

 作品の舞台はコロナ禍が明けて、人手不足に陥っている成田空港。清水は成田空港で地上業務を担うグラウドハンドリングスタッフの女性、片岡はその娘を演じた。

 清水は冒頭「この作品は成田空港、そして成田の皆さんの思いがたくさん詰まっております。私たちも愛をこめて作らせていただきました。短編映画がこういう形で劇場で長く上映することはあまりない。長編とは違うということもあるんでしょうけど。でもこうやって成田空港の方たちの思いを伝えたいということで、劇場でイベントをやらせていただき、見ていただけるのは出演している私たちもうれしい」などと挨拶した。

映画「空の港のありがとう」出演の片岡凛「泣く予定ではなかったのに泣いてしまった」

2024.06.01 Vol.Web Original

 女優の片岡凛が6月1日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われた映画「空の港のありがとう」の公開記念舞台挨拶に登壇し「泣く予定ではなかったのに泣いてしまった」などとラストシーンを振り返った。

 映画はコロナ禍が明けて、人手不足に陥っている成田空港を舞台としたもの。片岡は成田空港で地上業務を担うグラウドハンドリングスタッフを演じる主演の清水美砂の娘を演じた。

 記録的な台風に見舞われ、不眠不休で利用客の対応に追われ、やっと帰宅した母が夫に不平不満をぶつけるところを見た娘が「帰ってくるなり文句ばっかで」などと文句を言うと母と娘の間でケンカが勃発。しかし後日、飛行機の写真を撮りたいという弟に付き添い空港に行った時に、利用客から感謝の言葉を述べられる母の姿やその仕事の様子を見て心が氷解。母に感謝の気持ちを抱くようになるという役どころ。

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