SearchSearch

本田真凜、映画初出演で「妹の幼なじみの鈴木福くんと恋人に…?という役だとは」

2025.08.12 Vol.web original

 

 映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)のジャパンプレミアが12日、都内にて行われ、俳優の橋本環奈、眞栄田郷敦と羽住英一郎監督が登壇。映画初出演の本田真凜が橋本との対面に感激した。

 2022年公開のホラー映画No.1大ヒットを記録した実写映画『カラダ探し』の続編。

 前作に続き主演を務める橋本環奈。続編に「まだまだカラダ探せるな、と思って」と笑いを誘いつつ、新たにカラダ探しに挑む高校生役の5人に「みんな瑞々しくて。自分が年上の立場になるなんて…」と感慨深げ。

 その一人が、本作で映画初出演を果たしたフィギュアスケーターの本田真凜。「自分がこんな(舞台)挨拶をしているのが不思議」と語っていた本田。

 人気作への参加について聞かれた鈴木福が「妹が原作からファンだった」と明かすと、本田が「私も前作を妹(本田望結)と見に行っていて。妹の幼なじみが福くんなんです。妹と同じ事務所で、妹のレッスンに私も着いて行ってたんです。その福くんと同級生で、恋人いくかいかないかという役が来るとは思ってなかったです」と照れ笑い。

 さらに本田は「個人的に橋本環奈さんがすごく好きで写真集も買ってるんです。でも今日初めまして、で。目も合わせられず、環奈さんが後ろを向いているときに“耳の形まできれいだな”と思いながら見てました」と橋本との対面に感激。

 橋本は「どうしよう、耳の形を見られてたんですね」と苦笑しつつ「私もメイクさんと“真凜ちゃん、めちゃくちゃ肌白くてかわいいね”と話してたんです。でも、話しかけても固まってらっしゃるので…うれしいです(笑)」。

 映画初参加について聞かれると本田は「一番緊張したのが撮影に入る前の、初めて皆で集まっての“本読み”。フルで台本を覚えて、こういう動きをしようとかまで考えていたんですけど、当日は皆に合わせて、あまり感情を入れないふりをしていました(笑)」。

 この日は、タイトルにちなみ一同に「今探しているもの」という質問。本田は「夢の続き配信サービス。自分が見た夢の続きを配信してくれるサービスがあったらいいな、と。昨日も、アフリカ象になるオーディションを受けてて、続きが見たくて…」と独特な回答で一同を笑わせていた。

 この日の登壇者は橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督。

福山雅治、代役使わずマジック演技 有村架純「間近で見ていた私も気づかないくらい」

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。一流マジシャン役でマジック練習に挑んだ福山の上達ぶりに田中監督が脱帽した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 会見前、舞台上で2枚のボードがすれ違ったかと思うと、数秒前までいなかった福山が出現するというマジックで登場した福山。今日初めて挑戦したと言い「できますよね、という空気だった。今日一番、緊張してるところだったので成功してよかった(笑)」とほっとした表情。

 ダークヒーロー的な主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山。実は福山と東野氏との会話から生まれた作品だと言い、福山は「長く『ガリレオ』シリーズで湯川を演じさせていただいている中で、もし湯川がダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうというのがあった」と、東野氏原作の『ガリレオ』シリーズで主人公の物理学者・湯川学を演じる中で「湯川のダークヒーローっぽい一面がよりくっきり描かれたものがあったらいいですよね…なんて、遠くを見ながら言わせていただいた(笑)」と、いきさつを明かした。

 撮影の数か月前からマジックの特訓をこなし、劇中のマジック演出はすべて自ら演じたという福山。口から免許証を出すというマジックのシーンについて、田中監督が「もとは“手から免許証を出す”というシーンだったんですが福山さんがすぐできてしまい…」と、より難しいマジックになったと明かし「うれしい誤算。努力の人ですからね」とニンマリ。有村も「間近で見ていた私も気づかないくらいでした」と感嘆した。

 福山は「台本に書かれていないマジックが現場で発生したりして、だんだん監督やマジック監修の方も“こういうの考えているんですけどできますよね?”と増えていって…で、今日の(会見冒頭の)ことに至るんです」と苦笑しつつ「結果として、本当にフィジカルにやっているマジックがあることで、作品の説得力が生まれたので提案してもらってよかった」と笑顔を見せていた。

有村架純、初共演の福山雅治は「圧倒的存在でした」“叔父と姪”役で互いに絶賛

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。有村が実は初共演という福山との芝居を振り返った。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 完成した作品に、主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山が「ズバリ面白かったです。隙の無い仕上がり」と胸を張ると、神尾とバディを組む姪・真世役の有村も「迫力もテンポも音楽も…ピースがかちっとハマっている作品」と自信。

 本作で、父が殺された悲嘆から神尾とのテンポの良い掛け合いまで、幅広い表現力が求められる難しい役どころを演じた有村。役作りでは「(父親役の)仲村トオルさんの写真を携帯の待ち受けにさせていただいて。携帯は毎日見るものなので、そこにトオルさんのお顔があると“父”と刷り込まれていく感覚があって。助けられました」。

 福山も「有村さんは本当に実力がある方。有村さんの真世が神尾にリアリティーを持たせてくれ、自由度を高めてくれた」と絶賛。

 実は初共演という2人。有村は共演実現に感激しつつ「実際に現場で見た福山さんは、それまで歩まれてきた歴史を感じさせるというか。あれもこれもと、ご自身の武器をお芝居にされていく。圧倒的な存在でした。それはしっかり映像にも残っています」と感嘆。

 お互いにたたえ合い「恐縮です」と照れ合う2人に、田中監督も「見事だったと思います。叔父と姪という、東野さんの発明の1つだと思いますが、こういう関係性のバディもあまり見たことがない」。

 有村が「最初からお互いを信頼する空気感があって。福山さんが心をどんと開いて待っていてくださったので、私はそこに潜り込んでいくだけというか」と感謝すると、福山も「親族ですからね(笑)」と笑顔を見せていた。

福原遥、映画『あの花』続編決定に感激!伊藤健太郎「オレら出れるのかな?」

2025.08.08 Vol.web original

 

 大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のシネマ・コンサート&トークショーが8日、都内にて行われ、俳優の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人と原作者・汐見夏衛が登壇。続編映画化の発表に歓声が上がった。

 汐見夏衛による同名ベストセラー小説を実写映像化した大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の名シーンをオーケストラの生演奏とともに鑑賞できるシネマ・コンサート。

 主演の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人、そして原作者・汐見夏衛が1年半ぶりに再集結する「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショー。

 開催発表初日から応募が殺到したという一夜限りの特別イベント。撮影から1年半経っての催しに一同も「この作品がどれほど愛されているかを実感します」と感激。

 この作品は自分にとってどんな存在となったかという質問に、主人公で、現代の女子高生・加納百合役を演じた福原遥は「自分にとってかけがえのない、一生大切に残る作品になりました」。

 百合がタイムスリップした戦時中の日本で出会う特攻隊員・石丸役の伊藤健太郎は「戦争をテーマにした作品はこれが初めてで。それまでも日常で戦争について意識を向けたことはあったんですけど、これを経験して自分の中で考え方が改まったところもあるので今後、生きていく上でも重要な存在になってくれていると思います」。

 同じく特攻隊員・加藤役の小野塚勇人も「僕たちの同世代やもっと若い人がこの映画を見てくれて。僕の姪っ子からも、この映画を見て戦争のことを考えたと言われ役者としてそういう作品を残せたことがうれしかった」と語った。

 福原とW主演を務めた佐久間彰役の水上恒司と、特攻隊員・寺岡役の上川周作からもビデオメッセージが到着。水上は「今年は終戦から80年。大切な人や未来の子どもたちのために何ができるか、この映画が考えるきっかけとなったら」。

 さらにこの日は同作の続編映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の製作決定も発表(2026年公開)。原作者の汐見氏は「『あの花』を書いた翌日から、これでは終われないと書き始めた作品。読者の皆さんからも映画化を期待されていたので喜んでいただけるのでは」と期待。

 伊藤と小野塚は「オレたち出られるのかな」と首をかしげ笑いを誘っていた。

菅野美穂「大谷翔平、肉!みたいな」ホラー映画の怪演役作りに赤楚衛二「合ってます」

2025.08.08 Vol.web original

 

 映画『近畿地方のある場所について』の初日舞台挨拶が8日、都内にて行われ、俳優の菅野美穂、赤楚衛二と白石晃士監督が登壇。菅野と赤楚が「これまでにない一面」と互いに評価する怪演を振り返った。

 SNSで話題拡散、単行本化されるや大ヒットを果たした、背筋による同名小説を映画化。

 劇中では恐ろしいほどの怪演を見せた菅野。司会から「見終わった方からすると菅野さんの笑顔も怖いのでは」と言われると菅野は「あらそう?」とケロッとした表情で、突然「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!」と『学園天国』のコール&レスポンス。ノリノリで返す観客をみて「大丈夫です」と一安心。

「骨付き肉を生でも食べるような女性という境地で演じました」と語っていた菅野はホラー演技について「躊躇はカメラに映ると思うので、フルスイングで。大谷翔平、肉!みたいな…いや、違うかな?」と例え、赤楚が「合ってます」と太鼓判。

 その赤楚も、劇中で呪われるシーンの動きの不気味さが話題になると、再現しながら「実際に自分で動きました。呪われてたんだと思います」。

 白石監督も、菅野に「私が何も言わなくてもあそこまでされていたので素晴らしい」、赤楚に「ご自分のイメージのことも考えず、ここまでやっていただけるんだと、うれしい限りでした」と感嘆。

 2人は、一番怖かったシーンをネタバレしないようジェスチャーで再現したり、笑えるオチの“怖い話”を披露。爆笑の舞台挨拶となった。

角田夏実から柔道着を贈られたハリウッド女優、街で着る気満々「ジーンズと合わせて着たことは?」

2025.08.07 Vol.web original

 映画『バレリーナ:The World of John Wick』(8月22日公開)のジャパンプレミアが7日、都内にて行われ、来日した主演俳優のアナ・デ・アルマスとレン・ワイズマン監督が登壇。ゲストのパリ五輪金メダリストの角田夏実がアクション映画への出演に「興味あります」と明かした。

 キアヌ・リーブスの大人気アクション『ジョン・ウィック』シリーズの最新作。

 主人公イヴを演じたアナは「早く日本の皆さんに見ていただきたかったのでワクワクしてます。皆さんがシリーズの大ファンであることは知ってますが絶対にがっかりはさせません」と胸を張り「10年来の知り合いでもあるキアヌと撮影できたことも本当にうれしかったです」。

 7年ぶりの来日というアナ。「日本は毎回楽しめる場所。しばらく来れなくて恋しく思いました。今回はジブリ美術館に行くことができましたし、史上最高の食事も楽しみました!」と笑顔。

 さらにこの日は、パリ五輪・柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した柔道家・角田夏実がゲストとして登壇。以前から「ジョン・ウィック」シリーズのファンという角田は「アクションで投げるシーンが出たときうれしかったり、私自身強くなったような気持ちで見てました」。

 小柄なアナが大きな男たちを倒していくアクションシーンにも目を輝かせアナに「キレがすごかった。どれくらいのトレーニングをしたらあんなことができるのか」と感嘆。アクション映画出演への興味は?と司会から聞かれると、角田は「関節技が得意なので…ちょっと興味あったりします(笑)」。

 すると監督も「素晴らしいアイデアだと思います。でもカメラが回ってないところでは友達でいてほしいな」と言い、アナも「私の味方役でキャスティングしてください。恐れてるんじゃなくて尊敬してるんですよ」と“対戦”を避け、会場の笑いをさそった。

 そんな2人は角田から名前入りの柔道着を贈られ大喜び。さっそく羽織ったアナは「競技のときに着てらっしゃるのと同じ色ですか? ジーンズと合わせたりして街で着たこととかあります?」と興味津々。角田はややタジタジとなりつつ「私はやったことないですけどアナさんなら着こなしそう」と答え、アナは「やってみるかも!」と柔道ファッションにノリノリだった。

柴咲コウ、自身の“不器用さ”語る「愛を伝えられてない。家族会議をしたいと思います」

2025.08.07 Vol.web original

 

 映画『兄を持ち運べるサイズに』(11月28日公開)の完成披露イベントが7日、都内にて行われ、俳優の柴咲コウ、満島ひかりらキャストと中野量太監督が登壇。柴咲が家族への思いを語った。

 村井理子が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」を映画化。

 オダギリジョーが演じる“ダメな兄”に振り回されてきた主人公・理子を演じた柴咲。「撮影していた昨年は、ちょうど自分の撮影スタイルや取り組み方を再構築しているときで。それこそひかりちゃんにも、いっぱい相談したし」と満島と顔を見合わせて照れ笑いしつつ「自分の家族へのプライベートな思いと織り交ざって。まだ家族の在り方とか、直視できてなかったんだな、と。家族にもこの映画を見てもらってから家族会議したいなと思ってます(笑)」。

 そんな柴咲は「家族や大切な人に伝えられていないことは?」という質問に「やっぱり近ければ近いほど、愛をどうやって伝えようかと考えてしまう。当然、愛しているはずなのにちゃんと伝えられてない」と語り「この映画で、自分の不器用さというか口下手なところが目に付くようになって。だからと言って、いきなり自分の性格は変えられないし…いきなり“愛してるよ”とか気持ち悪いじゃないですか」と苦笑。

 兄の元妻を演じた満島も「私も同じ。肉体が存在する間に、伝えられることがあるかな、と考えます」と言い、柴咲は「こんな話をしているとウルウルしちゃう…」。

 登場人物たちが抱える家族への複雑な思いに共感しつつ涙と笑いがあふれる一本。最後は、キャストの4人がオダギリの等身大パネルを横抱えでフォトセッション。シュールな光景に観客も笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は柴咲コウ、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大、中野量太監督。

八木勇征、ステージから降りて客席の福本莉子を迎えに…「バクバクしました」

2025.08.06 Vol.web original

 

 映画『隣のステラ』(8月22日公開)のイベントが6日、都内にて行われ、W主演を務めた福本莉子、八木勇征らキャストと松本花奈監督が登壇。

八木が客席に潜んでいた福本を迎えに行くというサプライズ演出で会場を沸かせた。

 餡蜜による連載中の大人気同名コミックの映画化。幼なじみでありながらも“芸能人と一般人”というもどかしい関係となってしまった2人の王道ラブストーリー。

 冒頭、キャスト、スタッフが登壇したものの、そこに福本の姿がなく、ふいに八木が「ちぃ!」と福本の役名を呼んだかと思うと客席へと駆け出し、観客は騒然。

 八木は客席に座っていた福本に手を差し伸べ、エスコートしながら再びステージへ。八木が演じる昴と福本が演じる千明さながらのサプライズ演出に会場も大興奮。

 舞台に上がった福本が「客席でバクバクしてました(笑)」と観客へのサプライズに緊張していたことを明かすと、八木も「同じくバクバクしてました。サプライズが成功してよかった」と笑顔。

 劇中でも胸キュンシーンが満載。2人が海で写真を撮り合うシーンでは、演技のために最小限のスタッフで撮影。福本が撮った写真は実際に劇中で使用されているといい、八木が「エンディングにカメラのクレジットに、サードカメラマンとして書いてあるかいないか…知らないんですけど、あったらいいなという気持ちで見てみてください」と笑いを誘うと、福本が「それくらいの気持ちで撮っていました」と胸を張り、八木も「素敵に撮っていただいて」と笑顔で感謝していた。

 この日の登壇者は福本莉子、八木勇征、倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花、松本花奈監督。

FANTASTICS八木勇征、EXILE HIROへの尊敬を語る「あれだけの人数を動かしてなきゃいけないにもかかわらず…」

2025.08.06 Vol.web original

 

 映画『隣のステラ』(8月22日公開)のイベントが6日、都内にて行われ、W主演を務めた福本莉子、八木勇征らキャストと松本花奈監督が登壇。人気ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのメンバーとしても活動する八木が、事務所の代表を務めるEXILE HIROへの尊敬を語った。

 餡蜜による連載中の大人気同名コミックの映画化。幼なじみでありながらも“芸能人と一般人”というもどかしい関係となってしまった2人の王道ラブストーリー。

 この日は、八木が客席に潜んでいた福本を迎えに行くというサプライズ演出を皮切りに、映画にちなんだトークで盛り上がった一同。

 タイトルにある“ステラ(星)”にちなみ「自身にとってスターのような存在は?」と質問されると、西垣匠は「『ONE PIECE』のサンジ。女性に優しくて嘘も許す。サンジのような紳士になりたい」、横田真悠は「ギャル曾根さん。あんなに無邪気で素直な大人は見たことがない」など個性的な回答が続出。

 福本は「長澤まさみさん。同じ事務所の先輩なんですけど。ずっと“素敵”を更新し続ける方」と目を輝かせた。

 八木は「HIROさんです」と、所属事務所LDH JAPANの代表のEXILE HIROの名を上げ「僕たちのボスでもありながら、お父さんのような存在。あれだけの人数を動かしてなきゃいけないにもかかわらず、一人ひとり、その家族にも愛を持って行動してくれる。そんなHIROさんをとてもリスペクトしています」と語っていた。

 この日の登壇者は福本莉子、八木勇征、倉悠貴、横田真悠、西垣匠、田鍋梨々花、松本花奈監督。

 

「西島秀俊さんは例えるなら大きな木」夫婦演じた台湾のトップ女優とほめ合い照れる

2025.08.05 Vol.web original

 

 映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(9月12日公開)の完成報告会見が5日、銀座・丸の内TOEIにて行われ、俳優の西島秀俊、グイ・ルンメイ、真利子哲也監督が登壇。西島が台湾俳優のグイと夫婦役を振り返った。

 ニューヨークで暮らすアジア人夫婦が、息⼦の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく姿を描いたヒューマンサスペンス。

 ほぼ9割が英語セリフ、オールNYロケというハードな役どころながら、西島は「真利子監督のファンで、テーマにも引かれぜひ参加したいと思いました」。

 一方、真利子監督は初タッグとなる西島へのオファー理由を聞かれると「ボロボロになるのが似合う俳優だなと思っていて」と明かしつつ「英語セリフが多いので言語を超えて表現してくれる方を、と思った」と語り、難役を演じきった西島に感謝。

 初共演で夫婦役を演じた西島とグイ。西島がグイの演技力や集中力をたたえ「僕自身、どういう俳優が理想だったのかを思い起こしました」と語ると、グイは日本語で「ありがと~」と大感激し、西島も「本当のことだから」と照れた笑顔。

 一方のグイは「西島さんのファンで、どの作品も好きでした」と明かしつつ「今回ご一緒していて、西島さんは見た目は落ち着いていて冷静なんですけど、心の中には無尽のエネルギーを持っている人なんじゃないかと。西島さんは例えるなら大きな木。私はその木陰で思う存分、遊園地のように遊ぶことができる。西島さんのエネルギーを受けながら自由に演じていけばよかった」と、西島との芝居に感謝した。

 西島も英語セリフに「ネイティブに話す必要はない役だったこともあるんですが、目の前にルンメイさんがいてくれたことが大きな支えでした」。

 多国籍なキャスト・スタッフでのオールNYロケに、西島は「インディペンデント映画ということで自分が撮影前に持っていた不安は、すぐに無くなりました。映画を撮るという共通言語は世界中変わらない。真利子監督が好きで集まったキャスト・スタッフが同じ方向を向いていたので」とチームへの信頼を振り返っていた。

西島秀俊、銀座の“廃墟”で会見「ボロボロになるのが似合う俳優」真利子監督オファー理由に苦笑

2025.08.05 Vol.web original

 

 映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(9月12日公開)の完成報告会見が5日、銀座・丸の内TOEIにて行われ、俳優の西島秀俊、グイ・ルンメイ、真利子哲也監督が登壇。西島がNYを舞台にほぼ英語セリフに挑んだ難役を振り返った。

 ニューヨークで暮らすアジア人夫婦が、息⼦の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり、崩壊していく姿を描いたヒューマンサスペンス。

 ほぼ9割が英語セリフ、オールNYロケというハードな役どころながら、西島は「真利子監督のファンで、テーマにも引かれ、ぜひ参加したいと思いました」。

 一方、真利子監督は西島へのオファー理由を聞かれると「ボロボロになるのが似合う俳優だなと思っていて」と明かし西島も苦笑。

 同時に真利子監督は「英語セリフが多いので言語を超えて表現してくれる方を、と思った」と語り、ほぼ9割が英語セリフの難役を演じきった西島に感謝。

 西島とは「初対面のときに、見てきた映画の話で盛り上がった」と信頼関係を語っていた監督だが、司会から「西島さんをボロボロにしようと?」と聞かれると「英語の脚本なので初めから追い込んでいる自覚はありました」と告白し、西島も思わず笑顔に。

「NYの片隅で毎日を懸命に生きるアジア人家族の物語。廃墟や古い地域など、失われていくだろう場所で撮影できたのは印象深い思い出」と振り返った西島は最後に「過去にとらわれて抜け出せない人、自分がやりたいことが周りから理解されない人…懸命に生きている人にぜひ見ていただきたい作品」。

 この日の会見場所は、再開発のため7月27日に閉館し、65年の歴史に幕を閉じた劇場「丸の内TOEI」。館内はすでに取り壊し工事が進んでおり、本作の重要なキーワードである“廃墟”そのものでの会見となった。

Copyrighted Image