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Snow Man宮舘涼太の怪演に水上恒司「何度も笑いそうに」山下美月「すごい変でしたよ」と絶賛

2025.10.04 Vol.web original

 

 公開中の映画『火喰鳥を、喰う』の舞台挨拶が4日、都内にて行われ、俳優の水上恒司、山下美月、宮舘涼太(Snow Man)らキャスト陣と本木克英監督が登壇。宮舘が水上、山下からの絶賛に苦笑した。

 第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩の同名小説を映画化したミステリー。

 主人公・雄司役の水上は「見終わって開口一番、面白かったですと言えた作品」と完成作に自信満々。妻・夕里子役の山下は「火喰鳥の鳴き声があんな声だとは…」と目を丸くし笑いを誘った。
  
 うさんくさい超常現象専門家・北斗を演じた宮舘が個性的なキャラクターについて語っていると、水上が「本当に何度も笑いそうになる瞬間があった」と振り返り、宮舘は「どこで?」と困惑。さらに山下も、宮舘の“怪演”シーンに目を輝かせて「すごい変でしたよ」。

 宮舘は「変って言わないでくれる」とぶぜんとしたが、山下は笑顔で「素晴らしい変さ、というか。良い変さ」と言い直し、宮舘は「ほめてるのかな、それは」。

 この日は、一同が劇中のお気に入りシーンを紹介。雄司と北斗の対決シーンをお気に入りに上げた山下は「夕里子のために雄司と北斗が争ってる…(笑)」となぜかうれしげ。スクリーンに投影された場面写真に「この大きさで白米を食べられそう(笑)」と笑いを誘いつつ「成人男性2人が1人のためにここまで争えるなんて。人間て改めて怖いものなんだなとハッとさせられたシーンでしたね」。

 一方、水上から「“舘さん”もアーティストとして体がキレキレだから…」とアクションシーンをほめられると、宮舘は「その言葉で白米食べられますよね」と感激。

 そんな宮舘が、雄司と夕里子夫婦がお茶漬けを食べているシーンを上げると、本木監督が「若いけど、お茶漬け食べることなんてあるんですか?」と尋ね、宮舘は「もちろんですよ。梅派です」と断言し、笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は水上恒司、山下美月、宮舘涼太(Snow Man)、麻生祐未、豊田裕大、本木克英監督。

韓国・釜山国際映画祭はなぜ“アジア最大の映画祭”なのか 映画監督が熱気をリポート

2025.10.04 Vol.web original

世界の話題作が集結!『国宝』『8番出口』はチケット争奪戦

 アジア最大の映画祭であり、朝鮮半島の南部に位置する韓国第二の都市、釡山で開催される釡山国際映画祭に今年も参加してきた。第30回を迎えた今年の釡山映画祭は、例年の10月よりも1カ月早い9月開催ということで、まだ残暑が残る中、連日多くの映画ファンが会場に駆けつけた。

 今年のラインナップも例年通り豪華で、韓国が誇る巨匠パク・チャヌク監督の最新作『No Other Choices』(原題)がオープニングを飾り、ギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』、キャスリン・ビグロー監督の『ハウス・オブ・ダイナマイト』、ヨルゴス・ランティモス監督の『Bugonia』(原題)、ジム・ジャームッシュ監督の『Father Mother Sister Brother』(原題)、ノア・バームバック監督の『ジェイ・ケリー』、コゴナダ監督の『A Big Bold Beautiful Journey(原題)』、そしてカンヌでパルムドールに輝いた『It Was Just An Accident』(原題)や、同じくカンヌでグランプリに輝いた『Sentimental Value』、日本からは『国宝』や『8番出口』など多くの話題作が上映され、チケットは争奪戦に。最新TVシリーズのワールドプレミア上映もこの映画祭の軸となっており、ロウンとシン・イェウン主演の「濁流」やチョン・ソニとイ・ユミ主演の「あなたが殺した」、スー・チーとリー・シンジエ主演の台湾の「レザレクション:復讐の棘」、日韓合作の「匿名の恋人たち」といった作品の最初の2話がそれぞれお披露目され注目を集めた。今年は例年以上に、Netflixの作品が特に目立っていた印象が強い(これが国際映画祭として正しいのかどうかという話はここではあえて触れないでおく)。

 釡山映画祭の特徴だが、まず韓国や日本などアジアのスターや有名監督を中心にゲストの数が非常に多い。今年のゲストの名前を一部挙げると、パク・チャヌク、ポン・ジュノ、イ・ビョンホン、ソ・イェジ、ロウン、ハン・ヒョジュ、キム・ダミ、シン・イェウン、ペ・スジ、シュー・グァンハン、スー・チー、アンジェラ・ユン、ギレルモ・デル・トロ、ショーン・ベイカー、コゴナダなど。映画祭での作品上映後のQ&Aはみっちり40分間行われ、観客は積極的に挙手し鋭い質問を投げかける。映画への熱い情熱を感じる瞬間だ。さらに、大スターを除き、Q&A終了後にはゲストのサイン会が即席で実施される。このゲストとの距離の近さもこの映画祭の魅力の一つだ。映画祭で上映される大作や話題作を中心にした野外での入場無料のトークイベントにもスターたちが大勢姿を現し、連日数多くのお客さんが詰めかけていた(『国宝』の野外イベントの列で先頭に並んでいたのは日本人女性だった)。

市原隼人「呼んでいただければどこにでも」80回の舞台挨拶を宣言

2025.10.03 Vol.web original

 

 映画『おいしい給食 炎の修学旅行』(10月24日公開)の完成披露舞台挨拶が3日、都内にて行われ、俳優の市原隼人、武田玲奈、田澤泰粋らキャストと綾部真弥監督が登壇。座長・市原が破格の宣伝活動を宣言した。

 80年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男と給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く人気シリーズの劇場版第4弾。

 冒頭、主人公・甘利田役の市原が1人で登壇したかと思うと、台本を広げて“本読み”を生披露。「私は給食が好きだ」というおなじみの台詞どころか、続けてメロンパンやせんべい汁を食べるシーンなど、およそ約2分半にわたり甘利田先生の独白を生で熱演した市原に、観客も拍手喝さい。市原も「楽しんでいただけてよかった(笑)」。

 最新作公開を喜ぶ観客の大声援に、市原も「このシリーズを6年続けさせていただいているのは、何度でも言わせてください、本作を好いてくださるお客様の気持ちのたまものです」と感謝。

 今回、全国80回の舞台挨拶を予定しているという市原。その理由を聞かれると「我々が、泥水に手を突っ込んででも夢をつかむんだと、そうやってつかみ上げたのがこの『おいしい給食』なんです。この作品はどこまでもお客様本位でありたい。呼んでいただければ時間の許す限りどこまでも行きます。感謝の気持ちを伝えたいです」。

 そんな熱い座長・市原に、シリーズ1作目のヒロイン役で今回6年ぶりにカムバックした武田玲奈も「甘利田先生がこんなにパワーアップしてるなんて。私もパワーをもらいました」。校長役の小堺一機は「寒い時期の撮影だったんですけど、寒いと思ったことがない。座長が熱すぎて」と言い「今日も直前まで台本を集中して読んでいて、でも話しかけるとちゃんと聞いてる。“360度サラウンド座長”。こんな完璧な人なかなかいません」と感嘆。

 シリーズ続行を望む観客の声が飛び交う中、綾部監督が「次は南のほうへ?」と言うと、市原は「毎回、食べる度に意識が飛ぶんですけど…。ケガだらけなんですけど…」と苦笑。冒頭の生熱演にも「息が上がっちゃって、やっと治ってきた」と照れ笑いしつつ「本作で言う“こんなもんですか”というセリフが好きで。私自身も“こんなもんですか”と問い続けたい」と熱い思いを観客と分かち合っていた。

 この日の登壇者は市原隼人、武田玲奈、田澤泰粋、栄信、いとうまい子、六平直政、小堺一機、綾部真弥監督。

渡部篤郎が舞台挨拶で男泣き 盟友・佐藤二朗もオロオロ

2025.10.02 Vol.web original

 

 映画『爆弾』(10月31日公開)のジャパンプレミアが2日、都内にて行われ、俳優の山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太らキャスト陣と永井聡監督が登壇。渡部篤郎が「長い付き合い」という佐藤二朗との共演に感激の涙を流した。

 呉勝浩による同名ベストセラー小説を映画化。爆弾の存在を“予知”した謎の男と、爆弾の行方を追う警察の攻防を描く。

 豪華キャストたちのファンサービスでレッドカーペットは大盛り上がり。その後、舞台挨拶に登壇したキャストたちは作品の完成度や互いの演技を絶賛。

 取調室の中で次々と刑事たちを翻弄する謎の中年男「スズキタゴサク」を演じる佐藤は「最初は染谷将太くん、次に渡部さん、寛一郎くんもいて、最後に山田くん。いずれも超一流の俳優たち。その人たちとセッションできるのが楽しくて。しかもその人たちの芝居を特等席で見れる」と感動の面持ち。

 そんな佐藤と「付き合いが長い」という渡部。作品について語っていたかと思うと、突然言葉に詰まり、佐藤が「なんですの、渡部さん。なに涙ぐんでるの。やめてください、もらい泣きしそうになる」とオロオロ。

 佐藤が「渡部さんが主演で僕が脇役をやることが多かったんですけど、今回うれしそうに電話してきて。“お前の脇を支える役で出れてうれしい”って言ってくださった」と明かすと、渡部も「二朗の大切な作品に出させてもらうということで感慨深いものがありましたね」とハンカチで涙をぬぐい、会場もそんな2人に拍手を送っていた。

 この日の登壇者は山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督。

山田裕貴の“ほめ待ち顔”に伊藤沙莉大笑い 寛一郎は「膀胱が…」と“爆破予告”! 映画『爆弾』爆笑プレミア

2025.10.02 Vol.web original

 

 映画『爆弾』(10月31日公開)のジャパンプレミアが2日、都内にて行われ、俳優の山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太らキャスト陣と永井聡監督が登壇。寛一郎による思わぬ“爆弾予告”に一同が爆笑トークを繰り広げた。

 呉勝浩による同名ベストセラー小説を映画化。爆弾の存在を“予知”した謎の男と、爆弾の行方を追う警察の攻防を描く。

 レッドカーペットイベントに駆け付けた200人以上のファンの熱気にキャストたちも大感激。

 鋭い推理力で犯人が仕掛ける謎解きに挑む主人公の刑事・類家を演じる山田は「率直に面白いものができた。自信を持ってお届けできる」と胸を張り、伊藤も「今日も取材で“面白いに尽きる”という言葉が飛び交っていて。出ている人間がこんなに面白いと言えるのも幸せなこと」。その中で、寛一郎は豪華なプレミアイベントに「こんなに長いレッドカーペットだと思わなくて…僕の膀胱が“爆発”しそうです」と明かし会場の笑いを誘った。

 山田が演じるキレ者の刑事と佐藤二朗演じる謎の容疑者が取調室で繰り広げる攻防と、伊藤と坂東龍汰が演じる警察コンビが爆弾を探し東京中を奔走するシーンが、リアルタイムで描かれていく緊迫感も見どころ。

 山田と佐藤が伊藤と坂東のバディ感をたたえた後、今度は山田と佐藤の攻防戦について聞かれた伊藤が「本当に目が離せない…」と話し始めたが突然、吹き出して「山田さんが自分のこと言ってもらえるのか緊張している顔している…(笑)」と大爆笑。“ほめ言葉待ち”の表情をしていた山田に佐藤が「顔に出過ぎなのよ」とツッコみ、山田は「言われたらうれしいんで…」。

 話を続けようとして笑いが止まらない伊藤。佐藤が「寛一郎くんの膀胱が…」とせかし、寛一郎は「まだもうちょっと大丈夫です」。話題がそれたまま次のトークに映りそうな展開に、しびれを切らした山田が「ちょっと待って、ほめる時間は…?」と催促し、会場はさらなる笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督。

芳根京子、キンプリ髙橋海人の渾身演技に「なんだこのヒロインは!」15年間入れ替わり役で初共演

2025.10.01 Vol.web original

 

 映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開)のジャパンプレミアが1日、都内にて行われ、俳優の芳根京子、髙橋海人らキャスト陣と坂下雄一郎監督が登壇。互いに入れ替わった役を演じた芳根と髙橋が難しい役どころを振り返った。

 君嶋彼方による同名小説を映画化。“15年も入れ替わったまま”の男女の物語。

 高校時代に入れ替わり、そのまま大人になった2人・坂平陸と水村まなみを演じる芳根京子と髙橋海人。

「入れ替わったまま15年」という独特な役どころ。脚本を読んだ感想を聞かれた芳根が「そう来たか、と。入れ替わりものというと戻ることがゴールだと思っていたけど…。うわー難しそう、やります!と言いました(笑)」と明かすと、髙橋も「自分にとってチャレンジングな作品になるだろうな、と。生半可な気持ちで挑んだら痛い目に遭うなと思って臨みました」。

 最初は芳根のYouTubeを見て役作りをしようとしたと髙橋が明かすと、芳根は「それ絶対間違ってる(笑)」。最終的に“入れ替わり”を意識せず“人物を生きる”ことで役をつかんだと語った2人。

 劇中では結婚や出産シーンも演じた芳根。まなみの姿で結婚相手と過ごす陸に、髙橋は「あのシーンを見たとき“まなみ”としては嫉妬しました。もう、男女の形として仕上がってるじゃん!と。なにくそ、と思いました」とぼやいて笑いを誘うと、一方の芳根も、髙橋がまなみとしての思いを3分もの長回しで独白するシーンに「すごく胸を締め付けられて…なんだこのヒロインは!と思いました」と脱帽していた。

 この日の登壇者は芳根京子、髙橋海人、西川愛莉、武市尚士、中沢元紀、坂下雄一郎監督。

キンプリ髙橋海人、共演俳優からのあこがれのまなざしに「今日はファンミじゃないよね?」

2025.10.01 Vol.web original

 

 映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開)のジャパンプレミアが1日、都内にて行われ、俳優の芳根京子、髙橋海人らキャスト陣と坂下雄一郎監督が登壇。髙橋が、少年期を演じた若手俳優からの熱視線に照れる一幕があった。

 君嶋彼方による同名小説を映画化。“15年も入れ替わったまま”の男女の物語。

 高校時代に入れ替わり、そのまま大人になった2人・坂平陸と水村まなみを演じる芳根京子と髙橋海人。難しい役どころを振り返っていたが、終始和気あいあいと話す姿に、15歳の陸とまなみを演じた西川愛莉、武市尚士も尊敬のまなざし。

 役が決まったときの喜びを振り返る武市に、髙橋が「武市くんはKing & Princeも好きでいてくれて…」と語ろうとすると、武市は恥ずかしそうに耳をふさぐしぐさをし、会場もほっこり。すると今度は武市が髙橋から演技のアドバイスをもらったエピソードをあかし、髙橋が「今度は僕が恥ずかしい(笑)」。髙橋の言葉一つひとつに目を輝かせて「ハイ!」と返事する武市に、髙橋は「今日、ここファンミーティングじゃないよね?(笑)」。

 この日は、物語にちなみ「誰と、どれくらいの期間入れ替わりたいか」という質問。武市は「10秒。皆さん、分かっちゃったかもしれないんですけど…髙橋海人さん。髙橋さんが普段見ている景色を見てみたい」。

 髙橋も「今、めちゃくちゃ一緒(のステージの景色)だよ」と喜ばせつつ「ライブとか? 自分もライブをやってて、他の人に見せてあげたいと思うことある」と共感。そんな髙橋は「AIと1時間くらい入れ替わってみたい」と珍回答で芳根から「バイトみたいだね」とツッコまれていた。

 この日の登壇者は芳根京子、髙橋海人、西川愛莉、武市尚士、中沢元紀、坂下雄一郎監督。

岩田剛典主演“ブラック校則”コメディーと“俳優”河瀨直美出演作! TIFFコンペ日本映画に大注目

2025.10.01 Vol.web original

 第38回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が1日、都内にて行われ、フェスティバル・ナビゲーターを務める俳優の瀧内公美と、コンペティション部門に出品する坂下雄一郎監督、中川龍太郎監督らが登壇。意気込みを語った。

 毎年、東京で秋に開催される映画の祭典。グランプリを競うコンペティション部門には今年、2本の日本映画が選出。

 坂下監督作『金髪』は、岩田剛典演じる中学教師が巻き込まれる騒動をコメディータッチで描いた作品。坂下監督は「“ブラック校則”というものがメディアで取り上げられていて興味を持った」と語り、「中学校の生徒たちが校則に抗議するためにみんなで金髪にするのですが、訴える生徒側ではなく、それに対応する教師が主人公。右往左往する姿とともに、校則という現代のルールから少しずれてしまっている部分を描いています。基本は娯楽映画なので笑っていただきつつ、社会のそういった部分についても考えていただけたら」。

 中川龍太郎監督の『恒星の向こう側』は母と娘、夫婦の思いと葛藤を描く、中川監督三部作の最終章。中川監督は「『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』』でも少し描いた母娘のエピソードを掘り下げた物語」と語り、母親役を映画監督の河瀨直美が演じることについて聞かれると「よく聞いてくださいました(笑)」。

 この母親役に実力俳優も興味を示したというが「自分の中では河瀨直美監督一択でした」と中川監督。「厳しさや、ややこしいところや攻撃的なパワーが必要で、河瀨監督はそのパワーのかたまりのような方」。

 撮影裏話を聞かれると中川監督は「言えないことばかりですよ(笑)」と苦笑しつつ「曇ってしまったとき、河瀨さんが“晴れるよ”と言ったら本当に晴れた。前世は卑弥呼だったんじゃないかな、と」。

 娘役には福地桃子、その夫役に寛一郎。「河瀨さんがいるだけで共演の俳優さんたちもビビる。その迫力に若い2人がおびえながら演技するところを撮りたかった。でも僕のほうが恐怖していたかもしれません(笑)」と笑いを誘っていた。どちらもオリジナル作品という2本に市山尚三プログラミング・ディレクターも期待を寄せた。

 コンペティション部門の国際審査委員長にはイタリアの作家・プログラマーのカルロ・シャトリアン。国際審査委員には俳優のグイ・ルンメイ、齊藤工ら。

 オープニング作品は阪本順治監督、吉永小百合主演作『てっぺんの向こうにあなたがいる』、クロージング作品は今年、黒澤明賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の最新作『ハムネット』。またセンターピース作品は、山田洋次監督作、倍賞千恵子、木村拓哉共演の『TOKYOタクシー』。

 また、映画界に多大な貢献を果たしさらなる貢献を期待される監督が選ばれる「黒澤明賞」には、大ヒット中の映画『国宝』の李相日監督と、クロージング作品『ハムネット』のクロエ・ジャオ監督。

 海外ゲストとしては、ジャオ監督やフランスの俳優、映画監督のジュリエット・ビノシュ、アジアの人気俳優ファン・ビンビン、日本でも人気のアリ・アスター監督らが参加を予定している。

 第38回東京国際映画祭は10月27日から11月5日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。コンテンツマーケット「TIFFCOM2025」は10月29日から31日まで開催。

GENERATIONS、グループ初のドキュメンタリー映画が東京国際映画祭に公式出品

2025.10.01 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSのグループ初となるドキュメンタリー映画『GENERATIONS:The Documentary』(松永大司監督、11月21日公開)が、第38回東京国際映画祭(TIFF)に公式出品されることが発表された。

 映画は、2024年に6人の新体制となったGENERATIONSが、不安や葛藤を抱えながらも新たなスタートを切る瞬間や、昨年行われたアリーナツアー『GENERATIONS LIVE TOUR GENERATIONS 2.0』で公演数を重ねていくなかで心境が変化していく様子も捉えており、今まで誰も見ることのなかった彼らのリアルな表情を収めている。

アドレナリンと涙がドバドバ!リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクション映画『ドライブ・クレイジー:タイペイ・ミッション』を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.10.01 Vol.web original

 もう10月?とちょっとびっくりしている今日この頃。涼しくなってきたといってもまだ暑いし、油断してたらすぐ冬になりそうで怖いです。
 とはいえ、しばらくゆっくりすると決めたので、そのように日々暮らします。
 では始めましょうか。

島崎和歌子「大江千里さん、元気かな」35年前の主演ラブコメ相手役・大江の「いい人」エピソード明かす

2025.09.30 Vol.weboriginal

 

 島崎和歌子が30日、千代田区・神保町シアターにて行われた特集上映「東宝90年代ラブコメ★パラダイス」トークイベントに登壇。35年前の主演作 『スキ!』の舞台裏を振り返った。

 90年代のラブコメヒット作4タイトル『スキ!』『香港パラダイス』『山田ババアに花束を』『咬みつきたい』の初Blu-ray&DVD化を記念し、神保町シアターでは特集上映「東宝90年代ラブコメ★パラダイス」を開催中。

 『スキ!』(1990年公開)のソフト化に大感激の島崎と渡邊孝好監督。渡邊の厳しい演出ぶりを冗談めかしつつぼやいた島崎は「(相手役の)大江千里さんが本当にいい人で。あの時、ツアー中とかでお疲れだったと思うけど、そういうところ全然見せなくて」。

「オレと違って人間的にできている人なんで」と言う渡邊監督に島崎は「本当ですよ! あんなに忙しいのに、打ち上げで大江さん、歌ってくれたんですよ」と言い「精神的にものすごく助けられた記憶がある」と大江に感謝。

 さらに「いい人すぎて後々、私が1人暮らしすることになったとき物件探してくれましたもん」と明かし会場も大笑い。

 現在、ニューヨークを拠点にジャズピアニストとして活躍する大江に2人は「それまでのキャリアを捨てて夢に挑戦するという姿が、役とリンクする」としみじみ振り返っていた。

 

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