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【明日何観る?】『身代わり忠臣蔵』

2024.02.08 Vol.757

 映画『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』といった大ヒットコメディー時代劇を生み出した脚本・土橋章宏による同名小説が映画化。ムロツヨシが吉良上野介と、そのそっくりな弟の一人二役に挑む。共演には永山瑛太、川口春奈、林遣都、北村一輝、柄本明ら豪華キャストが集結。あの“忠臣蔵”を新たな視点で楽しめる、笑い満載の痛快エンターテインメント。

竹内涼真、舞台挨拶に乱入“ゴーレム”取り押さえ会場から拍手喝さい

2024.02.07 Vol.web original

 

 公開中の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の竹内涼真、菅田将暉と菅原伸太郎監督が登壇。竹内が、劇中で演じる主人公・響さながら、舞台挨拶に乱入した“ゴーレム”を取り押さえ会場を盛り上げた。

 ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンに渡り人気を博してきた通称『きみセカ』シリーズの完結編となる劇場版。

 シーズン1以来の参加となった菅田は、竹内との舞台挨拶は「『帝一の國』から7年ぶりくらい?」と言い、竹内も「こうしてまた菅田くんとこういう形で舞台に立てるなんて」と感慨深げ。

 もともと親交のある2人。本作のクライマックスの対決シーンも息ピッタリだったようで、竹内が「めっちゃ楽しかった。ああいうアクションは、2人の絶妙な力加減やあうんの呼吸がないと作れない。でも全部を打ち合わせしてしまうと作り物感が出てしまう。少ない言葉数でつながった感じがしてうれしかった。久々(の共演)とか関係ないなって」と喜ぶと、菅田も「分かる分かる。僕も危うく、弟役の板垣(瑞樹)くんよりこっち(竹内)に気持ちがいきそうになったから」と苦笑。

 この日はSNSや観客からの質問に一同が回答していたが、最後に竹内が「手を上げてないんだけど彼に聞きたい」と、菅田が主演した『ミステリと言う勿れ』のぬいぐるみを持った少年を指名。「あんなにボコボコにされて痛くなかったですか」とアクションシーンについて聞かれると、菅田は「僕はあの撮影の時に体を絞っていて、逆に涼真はデカくしていたから、けっこう吹っ飛ばされて痛かった」とぼやき、竹内は苦笑いしつつ「痛いんだけど、お互いの信頼関係っがあるので。裏には優しさもあって、痛いんですけど痛いだけじゃない。だから僕らのアクションではケガしてないんです…でもちょっとは痛いよ?」。

 終始和気あいあいとした雰囲気だったが、最後に突如“ゴーレム”2体が乱入し、あまりの迫力に観客も悲鳴。すると竹内が颯爽とゴーレムを抑え込み瞬く間に退治。劇中キャラそのままの頼もしさに会場も拍手喝さいを贈っていた。

竹内涼真『きみセカ』菅田将暉の出演に「ビックリしたでしょ?」7年ぶりの2ショット舞台挨拶でネタバレトーク

2024.02.07 Vol.web original

 

 公開中の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の竹内涼真、菅田将暉と菅原伸太郎監督が登壇。和気あいあいとネタバレトークを繰り広げた。

 ゴーレムウィルスという、嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンに渡り人気を博してきた通称『きみセカ』シリーズの完結編となる劇場版。

 映画が公開されるまで、出演が秘められていた菅田。竹内が「皆さんもビックリしたんじゃないですか」と言うと観客も賛同の拍手。

 菅田が「一緒に舞台に立ったのは『帝一の國』から7年ぶりくらい?」と振り返り「どれだけCGを使っても特殊効果を使っても、結局は現場でどれだけ緊張感を持ち続けられるか。それを涼真はこの4年間、絶やしていないところがすごい」と竹内をたたえた。

 本作では主題歌も担当した菅田。監督が「1回、作り直してもらった」と言うほどこだわった楽曲に、竹内が「毎回、シーズンが始まるごとにすぐに響の役に入れるのか不安がある。今回もいろいろな不安があるなかで、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いたときに、最後、映画でもう1回頑張れるかもと前向きな気持ちになれた」と言い「あの歌を最後に聞いた瞬間に、僕の映画が完結した気持ちになりました」と感謝。

 この日は一同が次々とネタバレ満載のトークを展開。竹内も「もう、最後に僕がゴーレムになるのも映像で出てますしね」と言い、主人公・響の衝撃結末をはじめ次々ネタバレが飛び出した。

 クライマックスで竹内が演じる主人公と対峙する役どころの菅田は、竹内と久しぶりに再会するも、菅田は特殊メイクで「ちょっと誰だか分からない」状態だったと言い、竹内が「久々に会えるというのですごくうれしかったんだけど何とも言えない空気になった」と苦笑。菅田も「撮影所に置いてある『GANTZ』の球の中の人とほとんど同じだったからね、オレ」と笑いをさそった。

 さらにファンから「ラストで20年後にゴーレムになった響が出てくるが、鉄の棒が刺さっている理由は…」という質問が出ると、監督から「おっしゃる通り、響が自分で動けないように鉄の棒を刺し、さらに自分で頭を地面に打ち付けて死のうとしたんだけど…という設定のメイクです」と明かし、ファンも貴重な裏話に感激していた。

「どうやって実写化しているのか早く見てほしい」“実写化不可能”ドラマ『十角館の殺人』奥 智哉&青木崇高らキャスト解禁

2024.02.07 Vol.web original

 ドラマ「十角館の殺人」(3月22日よりHuluにて配信)より、奥 智哉と青木崇高をはじめとした豪華出演陣が解禁された。

 映像化不可能と言われ続けた、現代本格ミステリーの第一人者・綾辻行人による「館」シリーズの第1作目をドラマ化。十角形の奇妙な外観を持つ“十角館”を有する角島(つのじま)をめぐる殺人事件の謎が描かれる。

 ある日“死者からの手紙”が届いたことで、半年前に亡くなった天才建築家・中村青司の死の真相について調査し始める元ミステリ研究会メンバー・江南孝明(かわみなみ たかあき)役には「仮面ライダー」シリーズやNHKドラマ「大奥」で注目を集める奥 智哉。江南とともに事件の謎に迫る島田 潔役に幅広い作品で活躍する青木崇高。

 解禁に合わせて、奥は「原作ファンの方々には“どうやって実写化しているのか”を早く見ていただきたいですし、はじめての方には衝撃の結末を早く味わっていただきたいです」と手ごたえ満点のコメント。

 内片 輝監督とはさまざまな現場で一緒に作品に取り組んできたという青木も「ある現場の立ち話で“映像化不可能と言いながらどんどん映像化される中、本当に映像化不可能な作品は果たしてあるのか?”という内容で盛り上がったとき、監督が挙げたのがこの『十角館の殺人』でした」と振り返り、実写化を聞いたときの驚きを明かしつつ「原作を未読の方も既読の方も“あのシーン”にはシビれるはず!」。内片監督も「この2人、コンビ感が素晴らしい!」とコメントを寄せている。

 他、江南のアパートの大家・松本邦子を濱田マリ島田 潔の実の兄・島田 修を池田鉄洋、悲惨な事件が起きた青屋敷の元・庭師で、現在は行方不明となっている吉川誠一を前川泰之。中村青司の妻であり青屋敷で謎の死を遂げた中村和枝を河井青葉。行方不明となっている吉川誠一の帰りを本土で待つ、妻・吉川政子を草刈民代。そして、中村青司の実の弟であり、島田の友人である中村紅次郎を角田晃広。そして、青屋敷と十角館を設計した天才建築家であり、青屋敷で死亡したとされる中村青司を仲村トオルと、豪華な個性派俳優が脇を固める。

 合わせて、今回解禁となったキャスト陣が演じる登場人物たちをとらえた特報映像も解禁。江南宛に届いた1通の手紙。「お前たちが殺した千織は、私の娘だった」という一文のみが記されたそれは、“死者からの手紙”だった…。さらに映し出される、意味深なアイテムの数々。果たして事件とはどんな関係があるのか。そして、江南と島田がたどり着いた先に待つ事件の真相とは…。謎が謎を呼ぶミステリの世界にいざなわれること必至の特報映像となっている。

 Huluオリジナル「十角館の殺人」は3月22日よりHuluオにて独占配信。

 

【特報映像】

https://youtu.be/UKon-o4nvGY

 

 

 

⾼⽥⽂夫「志らくはダイコン」ナイツ塙「今期のドラマの三大“棒”は…」棒読み演技芸人イジる

2024.02.06 Vol.web original

 

 映画『漫才協会 THE MOVIE 〜舞台の上の懲りない⾯々〜』(3月1日公開) の完成披露舞台挨拶が6日、都内にて行われ、監督を手がけたナイツの塙宣之と、ナレーション担当の⼟屋伸之、“題字・お目付け役”の⾼⽥⽂夫が登壇。3人がボケツッコミを入れ替えながら爆笑トークを繰り広げた。

 7代目・漫才協会会長に就任したナイツ・塙宣之が漫才協会の改⾰に奔⾛しながら初めて監督を務めたドキュメンタリー映画。

 冒頭、完成した映画に胸を張っていた一同。塙と土屋が「できればナレーションをしてくれた小泉今日子さんにも来ていただきたかった」と言うと、高田が「志らくが来そうだから嫌だってさ」と、バラエティーをめぐる小泉の発言について立川志らくが言及し波紋を広げた話題を引き合いにし、会場も大笑い。

 高田はさらに勢いに乗り「志らくはドラマ出てるけどダイコンなんだよ」と言い出し、塙が「今期のドラマは、志らく師匠、見取り図の盛山(晋太郎)、あとカミナリのまなぶ。これが“棒”」と悪ノリし、高田は「三大“棒”。三棒だね」。

 ところが高田は、今度は「最初に塙くんのお芝居を見た次の日、“すごかったね昨日のドラマ。流れるような棒読み”って言ったの」とお気に入りのフレーズで塙の棒読み演技をチクリ。塙は「今回、僕は監督なんですけど、オープニングでちょっとだけ演技するところがあって。それを見た関係者から、それだけで棒だったと言われた」と苦笑。

 その後も3人でボケツッコミを入れ替えながら爆笑トークを繰り広げた一同。この日は、サプライズゲストとして松本明⼦が登場し「ある人からの手紙を預かりました」。

「漫才協会もずいぶん若返った。会長も塙に託した。みんな頑張れるだろう。大阪に負けてはいけない!」と書かれた手紙が読み上げられ、締めの「ゲロゲ~ロ」で、先代会長を務めた青空球児からの手紙だと分かった一同。

 塙たちが感激していると、高田は「球児さん死んじゃったの?」とボケ、ナイツの2人も「遺書じゃないから!」。さらに塙が「球児師匠にも映画を喜んでもらいたい」と言うと、高田は「病気で弱っていても分かってるんだよな。大阪に負けるなって」としみじみ言ったかと思うと「吉本が弱ってるの知ってるんだね」と続け、ナイツの2人も「そういうこと言っちゃいけない」と大慌てで制し、会場は更なる爆笑に包まれていた。

⾼⽥⽂夫、漫才協会のドキュメンタリーを監督したナイツ塙に「日本のマイケル・ムーア」

2024.02.06 Vol.web original

 

 映画『漫才協会 THE MOVIE 〜舞台の上の懲りない⾯々〜』(3月1日公開) の完成披露舞台挨拶が6日、都内にて行われ、監督を手がけたナイツの塙宣之と、ナレーション担当の⼟屋伸之、題字を手がけた⾼⽥⽂夫が登壇。漫才協会7代目会長を務める塙が本作の監督を手がけた思いを語った。

 7代目・漫才協会会長に就任したナイツ・塙宣之が漫才協会の改⾰に奔⾛しながら初めて監督を務めたドキュメンタリー映画。

「2年くらい前にこの映画の企画が持ち上がり、2年かけて素晴らしい作品ができた」と胸を張ると、“お目付け役”の⾼⽥⽂夫も「彼は常にドキュメントの目を持っていますから。私は心のなかで日本のマイケル・ムーアと呼んでますから」と持ち上げた。

 個性豊かな漫才師の面々が登場する本作。高田は「こっからこっち側(舞台)のとんでもない人間がいっぱい出てくる。大衆芸能研究家としてはとてもうれしい」と満面の笑み。

 土屋が「普段、舞台にすら出てこない師匠とかも出てくるのがすごい」というと、高田も「何十年と出てこない伝説の漫才師がいるんだよな」。塙が「会費は払っているんだけど漫才協会の舞台に1回も立ったことがないという漫才師がいて。本当に生息しているのかどうかも含めて、私が会いに行っているんです」と、マイケル・ムーアさながら、幻の漫才師への突撃取材を振り返り、高田も「全部が貴重映像」と太鼓判。

「漫才教会のPR動画にもなっているが、普段見ることができない師匠たちの裏での姿も描いているのと、一番、描きたかったのは、漫才協会の舞台って、僕らはそんなに生活していけるほどもらってないんですよ。でもなぜその舞台に立ち続けているのかを見てもらいたい」と語った塙。

 最後に「漫才師が浅草の劇場に出続けるのは浅草が芸人たちのパワースポットにもなっているから。芸人も舞台に立ち続けることで元気になるとこの映画を撮っていて分かりました。皆さんもぜひ足を運んでいただければ」と映画と舞台をアピールしていた。

 この日は松本明⼦もサプライズゲストとして登場。松本が預かったという先代協会長の青空球児からの手紙が代読された。

THE RAMPAGE 鈴木昂秀の初主演映画13日に都内で完成披露舞台挨拶!MA55IVEメンバーも登壇 

2024.02.05 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEの鈴木昂秀が初主演する映画『ただ、あなたを理解したい』(2月23日公開、碓井将大監督)の完成披露舞台挨拶に主題歌を担当するヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)が登壇することが発表された。舞台挨拶は2月13日、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われる。

 当日は、鈴木を筆頭に、野村康太、新谷ゆづみ、森高愛、伊藤千由李、比嘉秀海、碓井監督が登壇。MA55IVEは、浦川翔平を除く4名が登壇する。

 MA55IVEはパフォーマー5人によるヒップホップユニットで、本昨のために主題歌「ガーベラ」をメンバー全員で書き下ろした。主演の鈴木はMA55IVEのメンバーで、作詞作曲に全面的に関わっている。 

堺雅人「ハードコンタクトレンズの人は保存液をたくさん持って行って」旅先トラブル明かす

2024.02.05 Vol.web original

 

 映画『FLY!/フライ!』(3月5日公開)日本語吹替版キャスト報告会が5日、都内にて行われ、声優を務めた俳優の堺雅人、麻生久美子らキャスト陣が登壇。堺と麻生が旅先でのトラブルエピソードを明かした。

 アニメーションスタジオ・イルミネーションが『SING/シング』以来7年ぶりとなる完全オリジナルストーリーの最新作。住み慣れた小さな池から飛び出すカモ一家の大冒険を描く。

 渡りをせずに暮らしていたカモ一家の父親役を演じた堺。自身も「現状維持が抱負。なるべく新しいことはしたくない」と言いつつ「毎回、新しい作品でいろいろなところへ連れて行ってもらい、成長させていただいている」。

 物語にちなみ、旅の思い出を聞かれると、堺は「旅では大抵ひどい目に遭ってますからね」とぼやき「去年、モンゴルで撮影したんですけどトイレが、ひどいことになっていて。水洗が無くて、乾燥地帯なので水洗より“そちら”のほうが清潔とかで…」と苦笑。

 さらに「ハードコンタクトレンズなんですけど、保存液が日本以外ほとんど売っていないんですね。往復16時間という場所に着いてから、保存液が無いことに気づいて、マネージャーに往復してもらいました。ハードコンタクトレンズというのはすごい技術なんですね。海外旅行に行かれる方はぜひ保存液をたくさん持って行ってください」と明かし、共演者を驚かせた。

 さらに、母ガモ役の麻生は「旅先だと具合が悪くなることがけっこう多い」と振り返り「若い時に、道後温泉に友達と行って、夜にトランプで盛り上がったんですが、おそらく勝ってうれしかったんでしょうね、タタミにこう、手を着いたら親指の爪が全部剝がれたんです」と衝撃のエピソードを明かし、一同も仰天。

 堺も「爪が剝がれるってそうそうない」と身震いすると麻生は「ちゃんと生えて来てよかった(笑)」と照れ笑いしていた。

 この日の登壇者は堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一。

堺雅人、7歳子役と90歳レジェンド声優の珍妙トークを“通訳”

2024.02.05 Vol.web original

 

 映画『FLY!/フライ!』(3月5日公開)日本語吹替版キャスト報告会が5日、都内にて行われ、声優を務めた俳優の堺雅人、麻生久美子らキャスト陣が登壇。堺が7歳から90歳まで個性豊かな共演者をまとめ上げる家長ぶりを見せた。

 アニメーションスタジオ・イルミネーションが『SING/シング』以来7年ぶりとなる完全オリジナルストーリーの最新作。住み慣れた小さな池から飛び出すカモ一家の大冒険を描く。

 カモ一家の父親という役どころを演じた堺はオファーを受けた理由を聞かれ「カモだからやりました」と断言。実際、声を演じた感想を聞かれると「分からないね、カモは」と首をかしげて笑いをさそいつつ「実際、なぜ渡りをするのかも解明されていないそうで」とうんちくを披露し共演陣も「へえ~!」とびっくり。

 カモ役ということで「収録中はカモを食べないようにしようと思ったんですが、意識すればするほど目に入って、結局4回くらい食べてしまいました」と告白したが、母ガモ役の麻生は「私は全然気にしなかったです。カモ南蛮とか大好きで(笑)」とあっけらかんと明かし、一同大笑い。

 カモ一家の末娘グウェン役の池村碧彩は7歳、トラブルメーカーなダンおじさん役のレジェンド声優・羽佐間道夫は90歳。

 羽佐間が自身が手掛けた名作ネタを引き合いに笑いを取りつつ、役作りについて「相手と呼吸や脈拍を合わせる」という手法を明かして共演者を驚かせれば、一方の池村は「それってどういう意味?」と天真爛漫。

 83歳差の2人のほのぼのながら珍妙なやり取りに、堺が“通訳”を引き受ける一幕も。

 今年の抱負を聞かれ「まず91歳まで生きたい」という羽佐間に、堺は「この一家もこれからまだ旅するかもしれませんから」と続編に期待。個性豊かな一家の面々を終始、和やかにフォローしていた堺。

 最後はバレンタインに合わせキャストたちへチョコレートケーキのプレゼント。池村から「これまで一番多くもらったチョコの数は?」と聞かれた堺は「3個!」と回答。池村から「すごーい!モテモテー!」と言われ満面の笑みを見せていた。

 この日の登壇者は堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一。

映画「沖縄狂想曲」舞台挨拶で鳩山由紀夫元総理が原発と沖縄の基地問題の共通点を解説「バックにアメリカがいる」

2024.02.03 Vol.Web Original

 沖縄における諸問題を取り上げた映画「沖縄狂想曲」が2月3日から公開され、東京・新宿のK’s cinemaで初日舞台挨拶が行われた。

 同作は辺野古基地問題をはじめとする沖縄で起こる数々の問題を取材し、有識者による解説を加えたうえで、多くの日本人が知らない現実をさらけ出す問題作。舞台挨拶には太田隆文監督と作品中で「最低でも県外」と発言した真意を激白している元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏が登壇した。

 太田監督は「鳩山さんに的外れな批判をする人がたくさんいた。悔しかった。テレビも新聞も鳩山さんが“最低でも県外”と言ったことをしっかり伝えない。なにか誤解した空気ができてしまって、今回それを伝えたいし、どういう思いで話をされたかということを多くの人に伝えたい、分かってほしいという思いで取材をお願いした」と鳩山氏が出演に至った経緯を明かした。

 これに鳩山氏は「太田監督は原発の映画も作っていただいている。ある意味でタブー。それに挑戦してくださっている監督の強さに感激した。取材もしていただいてありがとうございます」と感謝の言葉。

鳩山由紀夫元首相が映画「沖縄狂想曲」をPR「どのくらいの方に見ていただけるかに、日本の自立がかかっている」

2024.02.03 Vol.Web Original

太田隆文監督とともに初日舞台挨拶に登壇

 鳩山由紀夫元内閣総理大臣が2月3日、沖縄問題を取り上げた映画「沖縄狂想曲」の初日舞台挨拶に登壇し「この映画が果たしてどのくらいの方に見ていただけるかに、日本の自立がかかっていると思っている」などと語った。

 同作は太田隆文監督による作品で、辺野古基地問題をはじめとする沖縄で起こる数々の問題を取材し、有識者による解説を加えたうえで、多くの日本人が知らない現実をさらけ出す問題作。作品中では鳩山氏が「最低でも県外」と発言した真意を激白している。

 舞台挨拶では鳩山氏と太田監督がトークを展開。鳩山氏は冒頭「この映画を沖縄以外の方々すべてに見てもらえれば日本の安全保障は変わるだろうなという思いがあり、いろいろなお話をさせていただいた。本当にいい作品を作っていただいた」と挨拶した。

 映画については「取材していただいて感謝している。批判的な取材が圧倒的に多かったし、沖縄の問題で真実をなかなか言えない部分、あるいは言っても伝わらない部分が多かったので、映画にしてもらったのは私の人生においてもありがたいこと」と語った。

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