『君の名前で僕を呼んで』
1983年夏。北イタリアの避暑地で家族と過ごす17歳のエリオ。大学教授である父の助手、24歳の大学院生オリヴァーも夏の間、エリオたち一家と暮らすことになるが、自信に満ちたオリヴァーにエリオは反発。ところがいつしか2人は互いに引かれあう。
『君の名前で僕を呼んで』
1983年夏。北イタリアの避暑地で家族と過ごす17歳のエリオ。大学教授である父の助手、24歳の大学院生オリヴァーも夏の間、エリオたち一家と暮らすことになるが、自信に満ちたオリヴァーにエリオは反発。ところがいつしか2人は互いに引かれあう。
【使用可能館】ユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマ札幌、ユナイテッド・シネマ前橋、ユナイテッド・シネマ春日部ほか
【有効期限】2018年6月30日
【応募方法】応募方法は下記の2ステップ。
<応募条件>
ステップ1:TOKYO HEADLINEのTwitterアカウントをフォロー
ステップ2:対象ツイートをリツイート
【締め切り】4月27日(金)16時。当選者の方々にはTwitterのダイレクトメッセージでご連絡します。
https://twitter.com/TOKYO_HEADLINE
『いぬやしき』
定年を間近に控え疎外された日々を送る冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎。ある日、末期ガンで余命宣告を受けたその晩、謎の事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わり超人的な力を手に入れる。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓はその力を己の思うがままに行使していく。
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が今年は6月4日から24日まで開催する。映画祭を盛り上げるフェスティバルナビゲーターには日本を代表するダンス&ボーカルグループ・三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが就任。映画祭公式テーマソングにも彼らの新曲『FUTURE』が採用されており、三代目JSBが映画祭を盛り上げてくれそうだ。
マーベルのヒーローが集結する人気シリーズ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のスペシャルファンミーティングが16日、都内にて行われ。来日したスパイダーマン役のトム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督が登壇した。
フッテージ映像の上映後、登壇したトムは「信じられないくらい良かったでしょ?」と客席の熱狂ぶりに満面の笑み。監督は念願だったという初来日の喜びに加え「かなりの特ダネになるんですが、実は本作の次の作品では、日本がかなりフィーチャーされます。楽しみにしていてください!」と、突然のサプライズ発表。これには会場のファンも大興奮。本作への期待もさらに高まった様子。
巨匠リドリー・スコットが1973年にローマで発生した世界一有名な誘拐事件を映画化! 題材となっているのは、フォーチュン誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。彼の孫が誘拐され、当時、史上最高額とされる身代金を要求されながら、その支払いを拒否したという実話。我が子を誘拐されながらも気丈に立ち向かう主人公ゲイル役は『マリリン 7日間の恋』のミシェル・ウィリアムズ。元CIAの交渉人チェイス役にマーク・ウォールバーグ。ジャン・ポール・ゲティをアカデミー賞俳優、クリストフ ァー・プラマーが演じる。
5月25日(金)より全国公開。
ネオナチによるテロで家族を失った女性の苦悩を圧倒的なリアリティーで描く、名称ファティ・アキン監督最新作映画『女は二度決断する』で新境地を切り開き、第70回カンヌ国際映画祭で見事、主演女優賞を受賞したダイアン・クルーガー。題材となった実際の悲劇とどう向き合い、壮絶な役どころを演じ切ったのかを語る。
『さよなら、僕のマンハッタン』
大学卒業を機に親元を離れ一人暮らしを始めたトーマスは風変わりなアパートの隣人W.F.ジェラルドから人生のアドバイスを受ける。ある日ナイトクラブで父と愛人の密会を目撃したトーマスはW.F.の助言を受けながら2人を引き離そうと画策するが…。
異次元から次々と現れる襲撃者・KAIJUに対抗すべく巨大な人型兵器イェーガーを作り上げた人類は、死闘の末にKAIJUを撃破。異次元の亀裂を封印し、平穏を手に入れた。あれから10年。進化を遂げたKAIJUたちが再び出現。世界を絶望の淵へと突き落とす…!
今年のアカデミー賞で見事オスカーを手にしたことも記憶に新しい鬼才ギレルモ・デル・トロから続編を引き継ぎ、今回メガホンをとるのは、自身も日本の特撮怪獣映画の大ファンというスティーヴン・S・デナイト監督。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』フィン役でブレイク中のジョン・ボイエガを主演に、KAIJUオタクのニュートン博士役のチャーリー・デイ、ゴットリーブ博士役のバーン・ゴーマン、そして森マコ役の菊地凛子ら前作キャストも集結。さらに、新人パイロット役で新田真剣佑も出演。
本作では、デル・トロ監督が前作に注ぎ込んだ巨大ロボ愛、怪獣愛がさらに倍増。クライマックスのバトルシーンでは、富士山を彼方に臨む東京で、巨大なKAIJUとイェーガーたちが前作を超える死闘を繰り広げることに。東京の街を容赦なく破壊しつくすシーンからはむしろ監督の日本愛、特撮愛を感じるはず。
監督:スティーヴン・S・デナイト 出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン、ケイリー・スピーニー、菊地凛子、新田真剣佑他/東宝東和配給/4月13日(金)より全国公開 http://pacificrim.jp/
『キャロル』『エデンより彼方に』の名匠トッド・ヘインズ監督が最新作『ワンダーストラック』の公開に合わせ来日。日本を訪れるのは実は20年ぶりのこと。
「あのときは『ベルベット・ゴールドマイン』での来日だったからロック雑誌のインタビューをたくさん受けたね。T・レックスの大ファンだというミュージシャンに会ったのを覚えているよ(笑)。日本にもグラムロックカルチャーがあって、あの作品とクロスオーバーしている感じが面白かったな。あとほら日本の漫画で、きれいな男の子たち同士の…なんて言ったっけ。“ヤオイ”ね、ああいうカルチャーも面白いと思ったよ」
僕だけじゃないよ、ジョン・キャメロン・ミッチェルもヤオイファンだと言ってたもん、とお茶目な笑顔。
そんな彼が今回手掛けたのは『ヒューゴの不思議な発明』の原作者ブライアン・セルズニックによる児童文学の映画化。
「あのときは『ベルベット・ゴールドマイン』での来日だったからロック雑誌のインタビューをたくさん受けたね。日本にもグラムロックカルチャーがあって、あの作品とクロスオーバーしている感じが面白かったよ。今回手掛けたのは『ヒューゴの不思議な発明』の原作者ブライアン・セルズニックの児童文学の映画化。「今回はすばらしい原作があったからね。ブライアンは用事がなくても毎日のように現場に足を運んでくれた。『ヒューゴ』のときはそんなことはなかったみたいだけど(笑)。編集中の作品なども見て感想を言ってくれたり、最初から最後までこの作品を見守ってくれていた。彼の夫と一緒に完成作を見てくれたんだけど2人して涙を流していたね。実は1920年代のシーンに、カメオで出演もしてくれているよ。彼は心からこの映画を愛してくれたんだ」
セルズニックも監督のまなざしに深く共感したに違いない。
「僕は描きたいのは、自分は何者なのかという葛藤や、世界が生きやすい場所ではないと感じている人の物語。それは逃避主義ということではなく、それが人生のリアルだと思うから。と同時に、新しいことに挑戦するのも好きだね。今回でいえば、子供が主人公であることや、直球のミステリーであること、これはどちらも僕にとって初めての挑戦だったんだ。まだまだやったことのないことは多いから、今後何をやるのか自分でも楽しみだよ(笑)。ただ『ワンダーストラック』は特別な作品だと思う。原作は児童文学で、ミステリーでもあり、2つの時代の物語が交差しながら語られていく。こんな構造の作品はあまり見たことが無いね」
高級マンションに暮らす上流の一家。しかし夫婦は離婚を控え、12歳になる息子アレクセイの親権を押し付け合っていた。そんなある日アレクセイが突然姿を消す。しかし夫婦には息子がいなくなった時間も、行きそうな場所の心当たりも無かった…。『父、帰る』『裁かれるは善人のみ』で世界的に評価を得るロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督の最新作『ラブレス』は、愛を失った家族の姿を美しくも冷たい映像美で描く珠玉のドラマ。
「本作に対していろんな意見がありました。この夫婦は堕落した人間で、もはやモンスターだとか、こんな生き方が良くないことは誰だって知ってるとか、こんな人間は実在しないなんて言う人もいました。あなたが映画を見てほしいと思っている人たちは、絶対にあなたの映画を見に足を運ぶことはないなんてこともよく言われるんですけど、僕が描いているのは、まさにそんなことを言っている人たちなんだと思います。つまり自分が写る鏡から目を背けている。あの夫婦は自分たちであるという解釈を許さない人たちはいるのです」
やがて事態の深刻さに気付いた夫婦は警察に相談するも当てにならず、民間の捜索隊に協力を求めるよう言われてしまう。
監督はロシアに実在する捜索ボランティア団体リーザ・アラートを取材し現場のリアルさを反映させた。
「実際のエピソードや捜索の具体的なことについての話を聞かせてもらい参考にしました。団体の代表者に完成作を見てもらったんですが、彼が言うには、この映画の警官はとてもいい人だ、と。なぜなら、警官は大抵ボランティア捜索隊を拒否するけれど、この警官は相談に来た母親にボランティア団体にも協力を求めなさいと教え、最大限の可能性を彼女に与えたからだ、と言うのです。実際にロシアでも彼らの存在を知らなかった人は多く、本作を見た人たちから捜索隊に参加したいという人からの連絡や、海外に住むロシア人資産家から高価なGPS発信機の寄贈もあったそうです」
人間の負の面から目を背ける人もいれば、自分自身を省みて行動に出る人もいる。
「僕は自分の映画を通して、自分のおぞましさに気づいて正しい道に戻れと言いたいわけでも、倫理的な視点を人々にもたらしたいわけでもないんです。ただ僕は自分自身を含め人間そのものを観察し、そこで知ったことを描いているだけ。人間とは惰性に基づいて動いていること。大抵の人は変化に対する準備ができていないということ。そして、幸せは遠い地平線にあると思いがちだけれど実際にはそうではないということ。幸せになるか不幸になるかは自分次第なんです」
高給の職を得、不自由なく暮らし、それぞれ恋人との時間を自由に楽しみ…幸せを求めれば求めるほど夫婦の人生は冷え切っていくよう。
「僕の映画は決してエンターテインメントでもアトラクションでもない。僕にはこういった映画しか作ることができないし、他のジャンルの映画を撮ることもないと思う。観客に考えるよう求めることはできないけれど、それを願うことくらいはできると思っています。オーディションで会った女優が話していたことなのですが、彼女は本作のシナリオを読み終わるや子供部屋に駆け込んで娘を泣きながら抱きしめ“ごめんなさい”と繰り返したそうです。この映画を見て結果的に、親しい人々と互いにもっと関心を持ち合おうとか、心を通わせようという思ってもらえたら、素晴らしいことだと思います」
本作を見た誰もが、愛を見失った家族の行きつく先に思いをはせるはず。