アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016』(SSFF & ASIA)が、今年も盛況のうちに閉幕。13日に行われたアワードセレモニーでは、気になるオフィシャルコンペティションなどが発表。はたして今年、米国アカデミー賞を目指すのは!?
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クドカンが描く地獄絵図は爆笑青春ストーリー?『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
映画『謝罪の王様』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などヒット作の脚本を手掛けてきた宮藤官九郎。待望の最新作は、監督&脚本を務めた完全オリジナル作品。その舞台となるのは“地獄”。これまで、その世界観をモチーフに数々の作品が生み出されてきたが、鬼才クドカンが仕掛けるのは、誰も見たことが無い爆笑と感動の地獄めぐり!
17歳でこの世を去り、大好きなクラスメイトにキスしたい一心で現世によみがえるため奮闘する主人公・大助役には『るろうに剣心』シリーズの神木隆之介。大助をサポートする地獄の赤鬼キラーK役は、ドラマ『ムコ殿』以来、15年ぶりに神木と共演する長瀬智也。一目見たら忘れられない赤鬼メイクで、これまでにない怪演を披露している。キラーKが率いる地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)が演奏する、映画オリジナル曲や、神木が披露する歌とギターの腕前にも注目を。他、尾野真千子、森川葵、宮沢りえらの超豪華キャストに加え、驚きの実力派ミュージシャンも多数出演。
豪華な顔ぶれ、一筋縄ではいかないキャラクター、そしてバカバカしくも中毒性のあるギャグ満載と、クドカンワールドが炸裂する一本。
STORY:ごく普通の高校生・大助は、修学旅行の最中に不慮の事故に遭う。ふと目を覚ますとそこは、空が深紅に染まり人々が責苦を受けるホンモノの地獄だった。大好きな同級生・ひろ美ちゃんとキスもしたことがないのに…とショックを受ける大助の前に現れたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図を率いる赤鬼のキラーK。キラーKから現世に転生するチャンスがあると聞いた大助は彼の特訓のもと地獄めぐりをすることに…!
監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太他/2時間5分/アスミック・エース、東宝配給/全国公開中 http://tooyoungtodie.jp/
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『10 クローバーフィールド・レーン』『帰ってきたヒトラー』
『10 クローバーフィールド・レーン』
突然の衝突事故に見舞われたミシェルはシェルターの中で目を覚ます。シェルターにいた男から、外は何者かによって攻撃されたと聞かされるが疑心暗鬼になったミシェルは脱出を試みる。しかしドア越しに見た外の世界は…。
監督:ダン・トラクテンバーグ 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド他/1時間44分/東和ピクチャーズ配給/6月17日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて公開 http://10cloverfieldlane.jp/
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『ノック・ノック』『二ツ星の料理人』
『ノック・ノック』
理想的な家庭を持つエヴァン。家族でビーチへ行く予定が仕事の都合で一人、留守番をすることに。ところがその夜、道に迷ったという美女2人が現れエヴァンは家に招き入れてしまう。それは恐ろしい破滅の始まりだった…。
監督:イーライ・ロス 出演:キアヌ・リーヴス、ロレンツァ・イッツォ他/1時間39分/東京テアトル配給/ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開中 http://knockknock-movie.jp/
ショートフィルムの祭典、グランプリ決定&EXILE HIRO参加の新企画も発表!
アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016』(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーが13日、都内にて行われ、オフィシャルコンペティションなど各部門の優秀賞が発表された。オフィシャルコンペティション審査員は加藤雅也、黒木瞳、テリー伊藤、秋元梢ら豪華な顔ぶれが務めた。インターナショナル部門優秀賞に選ばれたのは、ハンガリーのクリストフ・デアーク監督による『合唱』。アジア インターナショナル部門 優秀賞は韓国のゴン・キム監督による『キープ・ゴーイング』、ジャパン部門 優秀賞は八代健志監督の『眠れない夜の月』が獲得。その中から最も優れた作品に贈られるグランプリは『合唱』に贈られた。グランプリ受賞作は第88回米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる。
また、この日は翌年の映画祭に向けた新プロジェクト『CINEMA FIGHTERS(シネマファイターズ)』の概要も発表。EXILE HIROがプロデュース、同映画祭代表の別所哲也がクリエイティブディレクターを担当し、注目監督らが人気作詞家・小竹正人が作詞を手掛けた楽曲の世界観を映像化するもので、キャストにはEXILE TRIBEのメンバーを起用する。作品は全6作を予定しており、その中の1作品を今年のカンヌ国際映画祭短編部門の審査委員長を務めた映画監督・河瀬直美が手掛ける。作品は来年6月の映画祭でプレミア上映される予定。
『SSFF & ASIA 2016』は26日まで各会場にて開催中。
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『64-ロクヨン-後編 』『白鳥麗子でございます! THE MOVIE』
『64-ロクヨン-後編 』
昭和最後の年、昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件は未解決のまま14年が過ぎ時効が迫っていた。当時、捜査に当たっていた三上義信は異動で広報官となる。そんなある日、かの事件をなぞるような誘拐事件が発生する。
監督:瀬々敬久 出演:佐藤浩市他/1時間59分/東宝配給/全国東宝系にて公開中 http://64-movie.jp/
ジャックされた人気番組で生放送される衝撃の真実とは!?『マネーモンスター』
全米高視聴率財テク番組〈マネーモンスター〉がジャックされた。緊迫の攻防戦、仕組まれた罠、事件の裏に潜む衝撃の真実…すべてが視聴者の前にさらけ出される!
主演ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、監督ジョディ・フォスターという超豪華スターが競演する話題作がいよいよ日本公開。『リトルマン・テイト』、『ホーム・フォー・ザ・ホリデイ』、『それでも、愛してる』と、監督としても確かな手腕を発揮してきたフォスター監督。4作目となる本作は、犯罪事件の生中継の行方を追うスリリングなサスペンスにして、鋭い視点で社会の裏側をあぶりだす骨太なドラマ。観客が“視聴者”として事件を見守る緊迫感、どう転ぶか分からない展開、現代社会の問題点を浮き彫りにする鋭い視点と、見事な監督力を見せつけたフォスター。今年ついに、ハリウッドのウォークオブフェイムに、念願だった“監督として”星を刻むこととなった。そんなフォスター監督が信頼するキャストも豪華。TVパーソナリティーのゲイツ役にジョージ・クルーニー。番組ディレクターのパティ役にジュリア・ロバーツ。
史上空前の犯罪事件の生放送。エンターテインメントと知的興奮が見事に融合した、見ごたえ満点の一本だ。
『ターザン:REBORN』試写会に20組40名
あの“ジャングルの王”の物語が新たに生まれ変わる! アニメ映画『ターザン』の、その後を描いたかのような完全オリジナルストーリーを壮大なスケールで描いたアクションエンターテインメント。
ワイルドさとスマートな魅力を併せ持つニュータイプのヒーロー、ターザン役には194cmの恵まれた肢体を持つ北欧美男、アレクサンダー・スカルスガルド。ターザンの妻ジェーン役は話題作『スーサイド・スクワッド』が控えるマーゴット・ロビー。他、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツ、『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソンが脇を固める。監督は『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたデイヴィッド・イエーツ。密林の冷気すら感じ取れるような圧巻の映像美、最先端CGで描かれる野生動物たちの迫力。まさにジャングルを体感するアドベンチャーだ。
大都会ロンドンで、美しい妻と裕福な暮らしを送る英国貴族・ターザン。実は彼は生まれて間もなく海難事故に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられた男。スマートでワイルドな魅力を持つターザンは政府の要人としても一目置かれていた。ある日、任務により外交のため妻とともに故郷へ戻ったターザンだが、故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うためターザンはふたたびジャングルへと戻る…!
7月30日より丸ノ内ピカデリー他にて全国公開。
『ニュースの真相』試写会に15組30名
ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた2004年。ブッシュの軍歴詐称疑惑を放送した番組が、アメリカを揺るがす大騒動へと発展した。はたして、その現場で一体何が起こっていたのか。そのスクープを放送したプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝をもとに、騒動の波紋と一部始終を実名で完全映画化。オスカー女優ケイト・ブランシェットと、名優ロバート・レッドフォードの共演で描く問題作。
アメリカ・CBSニュースのベテランプロデューサー、メアリー・メイプスは、伝説的ジャーナリスト、ダン・ラザーがアンカーマンを務める番組で、ブッシュの軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送し、センセーションを巻き起こした。しかし番組で取り上げた“新証拠”を保守派のブロガーが偽造と断じたことで、CBSは激しい非難を浴び、内部調査委員会が立ち上がる。メアリーたちはジャーナリストとしての信念を示すべく、出来レースのような調査委員会に立ち向かっていく。8月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開。
『ミモザの島に消えた母』試写会に5組10名
第23回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞をW受賞した映画『サラの鍵』の原作者タチアナ・ド・ロネのベストセラー小説を『クリムゾン・リバー』のローラン・ラフィットや『人生はビギナーズ』のメラニー・ロランらフランスの実力派俳優を揃えて映画化。
30年前。ミモザの島と呼ばれる風光明媚な避暑地で、美しい女性が謎の溺死を遂げた。母への喪失感を抱き続ける息子・アントワンは、その真相を突き止めようとするも家族は頑なに口を閉ざす。ミモザの島を訪れたアントワンは、自分が知らなかった母のもう一つの顔、そして母の死の背景に渦巻く禁断の真実にたどり着く…。7月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開。
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『シークレット・アイズ』『シチズンフォー スノーデンの暴露』
『シークレット・アイズ』
FBI捜査官レイはテロ対策犯のパートナーで親友でもあるジェスの娘を殺害した容疑者に迫りながらも、真相を解明できず事件は迷宮入りしてしまう。13年後、レイはついに容疑者逮捕につながる手がかりを得るが…。
監督:ビリー・レイ 出演:キウェテル・イジョフォー、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマン他/1時間51分/キノフィルムズ配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中 http://www.secret-eyes.jp/