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「ONE PIECE EMOTION」スペシャルサポーターに就任のマヂラブ野田クリスタルが「公式のお仕事をもらえる日が来るとは」と感激

2024.08.12 Vol.Web Original

 お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルと日向坂46の佐々木久美が8月12日、東京・新宿の新宿住友ビル 三角広場で行われた「TVアニメ放送25周年記念イベント『ONE PIECE EMOTION』オープニングセレモニー」にゲストとして出演した。

 2人はこの日は欠席となった「霜降り明星」のせいやとともにスペシャルサポーターに就任。せいやは動画のメッセージとクイズで会見に参加した。

 野田は「ONE PIECEの公式のお仕事をもらえる日が来るとは思いませんでした。ついにこうして認められたのがすごくうれしい。最近は道端で“野田さん、ONE PIECE読んでますよ”って言われるんですよ。尾田先生以外でそんなことを言われる人ってあんまりいないと思うんです。それくらいONE PIECE好きということが認知されて、こうしてお仕事をさせてもらえてうれしいです。YouTubeとかでは出てたりはしたんですが、公の場で初の公式。だって、霜降りとかかまいたちがどんどん俺のONE PIECEを奪っていくんで。ようやく僕がつかみ取ることができました」と念願の公式の仕事に感激の面持ち。

ケンドーコバヤシ「家に帰ったらあいつが待ってる」 有楽町で焼きそば愛を語る 

2024.08.07 Vol.Web Original

 ケンコバこと、お笑い芸人のケンドーコバヤシが8月7日、都内で行われたイベント、8月8日はマルちゃん焼そばの日「焼そばフェス」in 有楽町に出席、止まらない焼きそばへの愛と魅力を語った。

 常時30種類以上が用意されているというマルちゃん焼そばのラインアップ。コバヤシは何らかのマルちゃん焼そばを常備しているそうで、「家族とかペットやないですけど、家帰ったらあいつが待ってるって思えるもんの結構上位にあるのがマルちゃん焼そば。帰り道がちょっとワクワクしちゃう。そういうマルちゃん焼そばを家に常備しといていただければ」

 大の焼きそば好きで知られるコバヤシ。好きになったきっかけは子どもの頃の原体験だと言い「僕は大阪生まれ大阪育ち。大阪の子は多いと思うけど、土曜日の昼ってご飯は焼きそばなんですよ。学校が昼に終わって家に帰ったらおかんがホットプレートで焼いてるみたいな」。お弁当だった中学時代は3年間毎日、母親に頼んで、「焼きそばをパンパンに詰めた」弁当だったという。

ハライチ 岩井勇気が3冊目のエッセイ本「面白いんだよ!って発信していってくれよ」

2024.08.01 Vol.Web Original

  お笑いコンビ、ハライチの岩井勇気が3作目となる最新エッセイ『この平坦な道を僕はまっすぐ歩けない』(新潮社)を発売、8月1日、都内で刊行記念イベントを開催した。

 イベント前に取材に対応した岩井は「エッセイを読んでくれてる人って自分だけが面白いと思ってるみたいな感じの人が多いんで、アピールが足りないぞと伝えたい。もっと外にオープンに、このエッセイ面白いんだよ!って発信していってくれよって今日詰めようと思ってます」と意気込んだ。

 岩井が綴るのは、日々の生活のなかで遭遇したことや、なんてことない日常のひとコマから広がっていく文章。

 書き始めてからは6年ほどが経ち「文章はうまくなった」と言うが、エッセイの書き方については変化はなく「大したことは書いてない」と本人。「ネタを集めるために何かするとかはなくて、暮らしてる中でちょっとだけ引っかかったことを書いてる。大したことが起こってないですし大したことも書いてないんで、センスさえあれば誰でも書けるって思います」

 司会を務めた担当編集が「そのセンスが難しい」と差し込むと、「そうなってくるでしょうね」と本人。「こっちもエッセイストを6年やってますんで。そろそろエッセイストの肩書きを入れていいと思っている」と笑った。

一度でも芸能に足を踏み入れたら、「堂々と老害になって散る」。それが義務と責任、恩返しだ!【徳井健太の菩薩目線 第213回】

2024.07.30 Vol.Web Original


“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第213回目は、あの頃について、独自の梵鐘を鳴らす――。

青春時代に聴いていた曲を大人になって聞き返したとき、小恥ずかしくなるときがある。一方で、自分にとって大事な“成分”なんだなって思い知らされる。

音楽だけではなく、自分に影響を与えたものは、青い春のあの頃を源泉にしていることが多い。たとえば、僕がお笑いを目指したのは、あの頃、ダウンタウンに衝き動かされたから。今でもeastern youthが好きなのは、あの頃、刺さったから。

でも、その後には、ものすごく才能のある笑いや音楽が生まれているわけで、あの頃出会ったものが一番であり続けるわけがない。なのに、不動の地位から揺るがない。

10代の頃にドリフを見て大人になった人たちは、ドリフが一番面白い人たちだとぶれないだろうし、王・長嶋の野球を見ていた人たちは、どれだけ大谷翔平が活躍しても、王・長嶋がアイドルで居続ける。

麻雀番組でご一緒した雀士の方が、「どんなにおいしい食べ物よりも、あの頃、雀荘で食べたカップ焼きそばよりうまいものはない」と話していた。あの頃は、いろいろなことを思い出させる。

そういえば、僕もコンビニで売っていた100円の紙パックの飲み物をよく買っていた。うっすい果汁を感じる大容量の飲み物で渇きを潤す。売れないときは、こればっかり飲んでいたから、今でもときたま見かけたときは、売れなかったときの自分を思い出す。これ買ってシアターDに行っていたなって。それが必ずしもいい思い出かと言われれば、そういうわけでもない。あの頃は金もなければ、目標もない。あったのは、コンビ間のすれ違いくらい。

今、「ヨシモト∞ホール」でデカい紙パックの飲み物を持っている若手を見ると、「あの時代に戻りたくねー」って記憶がよみがえる。

僕らが出演していた『ピカルの定理』が、人によってはあの頃になっていて、永遠の一位になっている可能性だってある。僕らは、それくらいの影響力を持っている職業なんだなということをあらためて思う。自分が大それた存在になるかもしれないということを言いたいのではなく、そういうフィールドで生きていることをもっと自覚しなくちゃいけないということ。

今の時代は、YouTubeであの頃と再会できてしまう。ついついあの頃に逃げてしまうこともできる。

でも、どう考えたって今の時代の方が洗練されていて、レベルも高くなっているわけだから、逃げ込んだところで……とも思う。「やっぱりあの頃の曲が一番」「あのバラエティには勝てないよね」なんて言うのは、自分の脳が鈍くなっているだけ。いつまでも自分が好きだったあの頃が一番なわけがないんだから。あのときが最高だった――そう思うほど大人として終わっていくんだろうなと思う。

TikTokの何が面白いのかまったく分からないけど、そんな僕を見て、今の若い子たちは、「やっぱりこういう人たちって分からないんだ。終わってんな」って思うべきだし、思われていかなきゃいけない。

僕たちが10代の頃に見ていたお笑いは、「若くて感性のある奴だけが分かればいい」みたいな風潮があった。そういう人たちに憧れた。今、その人たちは50~60代になっている。僕は、第一線で活躍し続ける諸先輩たちを面白いと思っているけれど、冷静に考えれば、感覚としてものすごくねじれ現象が起きていると思うんです。だって、あの頃を信じているんだったら、50~60代のお笑いなんて面白いわけがない。「面白くない」って言ってないと、あの頃の自分に示しがつかないはずなのに。ちょっと切なさを感じるのはどうしてだろう。きちんと老いていっているのかなって心配になる。

あの頃体験したものは、救いになってしまっているから捨てることができない。聖書みたいな存在だ。

捨てられないなら、せめてもう少しポジティブに考えることはできないかなぁと思ったとき、「自分にとって初心に帰れるものがいくつもある」と思うことにした。

紙パックの水を飲んでいたとき、自分はどんな気持ちでシアターDへ向かっていただろう。あの頃は浸るものではなくて、自分の襟を正すものだと考えようと思う。

 

チョコプラ 松尾「最終的にソレに持っていく」神明のGMに就任!

2024.07.24 Vol.Web Original

 チョコプラこと、お笑いコンビのチョコレートプラネットの松尾駿が「魚べい」「元気寿司」を筆頭に米穀及び食品の仕入・販売などさまざまな事業を展開する株式会社神明ホールディングスのGM(ご飯マネージャー)を務めることになり、7月24日、都内で行われた新PRキャラクターの記者会見に出席した。会見には長田庄平も出席予定だったが体調不良のため欠席。お笑いコンビのミキが助っ人で登壇した。

 松尾はパリッとしたスーツ姿で登場すると、ファッションショーさながらのウォーキングをしてポーズを決めた。「この度、神明ホールディングスのご飯マネージャーに就任した……」と自己紹介をすると、ミキの昴生が「GMはジェネラルマネージャーではないのか」とチャチャを入れると、松尾ご飯マネージャーは名刺を出した。

 神明ホールディングスの藤尾益雄代表取締役社長は「みなさんたぶん、GMといったら、ご飯マネージャーを想像されたと思います。松尾さんの面白いイメージが……僕らは子どもたちに食べてもらいたいので」

Zeebra、呂布カルマらが『デッドプール&ウルヴァリン』お題にサイファー 会場はフェス状態

2024.07.23 Vol.web original

 

 映画『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日公開)のイベントが23日、都内にて行われ、ラッパーのZeebra、呂布カルマやお笑い芸人のダンディ坂野、カズレーザーがゲストとして登壇。マーベルファンのラッパーたちが異色のヒーローをお題にサイファーを繰り広げた。

 史上最高に破天荒なヒーロー・デッドプールと、『X-MEN』の人気ヒーロー・ウルヴァリンがタッグを組む注目作。

「ヒップホップの連中はマーベル好きな人が多い」と言うZeebraは「僕も完全マーベル教でございます(笑)」。

 この日は、そんなZeebraの呼びかけで超豪華ラッパーたちが集結。呂布カルマ、KEN THE 390、DOTAMA、#KTちゃんが一人ずつラップを披露し、会場はすっかりフェス状態に。

 さらに4人はデッドプール派とウルヴァリン派に分かれて、それぞれの魅力をアピール。

 デッドプール派の呂布カルマは「他のダークヒーローと違って性格的にヒーローじゃない。あとメタで僕らに映画の中から語り掛けてくるところも他とは違う」、#KTちゃんは「私はディズニー作品が大好きなんですけど、デッドプールさんはけっこうハチャメチャなキャラクター。だけど愛情深い一面とかもあってギャップ萌えできるとことも魅力」。

 一方、ウルヴァリン派のKEN THE 390は「真面目だけどすぐキレるし、キレたときの凶暴度がかなりアニマル。だけど義理堅かったり子供に優しかったり。強いんだけど守ってあげたくなるような気持ちで見ちゃう」。『X-MEN』シリーズ通してファンというDOTAMAは「『LOGAN/ローガン』で惜しくも死んでしまったんですけど、こうやってデッドプールとのコラボで。ついによみがえってくれた」と大興奮。

 さらに、この豪華ラッパー5人がデッドプールとウルヴァリンの魅力をサイファーでアピール。カズレーザーとダンディ坂野も応援で加わり会場は大盛り上がり。Zeebraは「ラッパーはコラボすると何倍もかっこよくなるので、この映画も何倍も面白いと思う」とデッドプールとウルヴァリンのコラボに期待を寄せていた。

 この日の登壇者はダンディ坂野、カズレーザー、Zeebra、呂布カルマ、KEN THE 390、DOTAMA、#KTちゃん、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY。

アンガールズ山根の新種昆虫発見に科博の研究者「人生に一度、あるかないかの珍事」

2024.07.13 Vol.web original

 

「昆虫MANIAC」のオープニングセレモニーが12日、会場の上野・国立科学博物館にて行われ、公式サポーターを務めるアンガールズ(山根良顕、田中卓志)が登壇。山根による新種発見のケースを研究者が「レア」と太鼓判を押した。

 国立科学博物館の研究者によるマニアックな視点や昆虫標本、最新の昆虫研究を通して、普段はなかなか注目することが少ない昆虫の世界を紹介する展覧会。

 展覧会のオリジナルグッズを身に着けて登場したアンガールズの2人。今回の公式サポーターのオファーは、山根が番組で新種の昆虫(モトナリヒメコバネナガハネカクシ)を発見したことがきっかけだったとのことで、相方の田中は「だからオレは山根のバーター」と自虐かと思いきや「バーターされるってこんなに楽しいんだと思いました。誰かのバーターって気が楽です」。

 この日は、国立科学博物館動物研究部の5名の監修者も登壇。新種を発見した山根に、コウチュウ類担当の野村周平氏は「研究者にとっては仕事なのでわりと日常茶飯事ですが、山根さんのようにタレントさんが見つけるというのは、人生に一度、あるかないかの珍事」と言い「「しかも新種発見の瞬間が映像に残っているのが貴重です。だいたい(虫を採る現場には)自分一人しかいないので」と語り、田中と山根もびっくり。

 そんな2人は、本展のマニアックでレアな展示や体験コーナーに大興奮。最後に、司会から「昆虫になり切って展覧会をアピールして」と頼まれると、虫のようなポーズになり「僕たちが国立科学博物館で待ってるよ!」と呼びかけてから「おかしいでしょ、僕たちが虫になりきるって…」とツッコミを入れていた。

 特別展「昆虫MANIAC」は7月13日から10月24日まで、東京・上野の国立科学博物館にて開催。

ロバート秋山の体モノマネTシャツに大谷翔平&山本由伸が登場 秋山は「本当にご理解していただけてるんだろうか」と心配

2024.07.10 Vol.Web Original

 お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次がプロデュースする、体モノマネTシャツ「BOTY(ボティー)」のラインアップに、米大リーグ(MLB)で活躍する大谷翔平と山本由伸のコラボ商品が加わる。

 今回のコラボレーションについて秋山は「とうとう、何があってか、大谷翔平選手、そして山本由伸選手の体モノマネTシャツがコラボレーションで販売できるということになりました。私が1番驚いています」と、恐縮。そのうえで、「収入面、パフォーマンスにおいて大谷翔平選手に近づけるのは皆さん、私含め人類ほんの一握りだと思います。体だけでも近づいてみてはどうでしょう? ぜひ、飲み会シーズン、ハロウィン、そして会社の宴会等でご使用いただければと思っております。」とアピールしている。

 7月17日にスタートする、HMV&BOOKS SHIBUYAでのポップアップストアで先行販売がスタート。公式通販サイト「ロバート秋山の体モノマネTシャツ公式通販」、HMV&BOOKS online、AWSON店内のLoppi端末などで受注販売も行う。

 大谷翔平、山本由伸、ともに、S・M・L・XLの4サイズで展開。各3980円。税込。

僕は新宿が好きです。だから、クリアソン新宿を応援します! にわかです、でも家族ぐるみで応援します!【徳井健太の菩薩目線 第211回】

2024.07.10 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第211回目は、東京都新宿区を本拠地とするサッカークラブ「クリアソン新宿」について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 これまで1つのスポーツチームを応援することとは無縁の人生を送ってきた。

 国際試合を除いて、野球やサッカー、ラグビーといったスポーツを観ていても、特定のチームを贔屓にすることはなかったから、どちらが勝っても喜びが爆発するようなことはなかった。

 どこかでスポーツを応援したいなという気持ちはあったんだと思う。あこがれに近いかもしれない。特定のチームを応援している人は、夢中になってそのチームの魅力を語るし、いやらしい話、それをきっかけに仕事につなだったりもする。だから、うらやましかったのかもしれない。

 でも、今更どこを応援するんだって話じゃないですか。見渡す限り、席は埋まっていて、今更ノコノコと「僕は〇〇ファンです」と公言したところで嫌われる。ビジネスファンだと後ろ指をさされるのも嫌なので、特定のスポーツチームを応援することはないんだろうなとあきらめていた。

 たびたび触れているように、僕は新宿が大好きで、気が付けば人生の大半をこの街で過ごしている。

 新宿の街を歩いていると、新宿区を本拠地とする「クリアソン新宿」というサッカーチームのポスターやフラックを見かけることがある。新宿マルイに行ったときは、クリアソン新宿の企画展示が開催されていて、街をあげてこの耳慣れないサッカーチームを応援しているんだなと思ったこともあった。

 調べてみると、クリアソン新宿はJFLに所属しているチームらしい。J3の一つ下。めちゃくちゃ弱いチームなんだろうな……なんて鼻で笑って、横目で見ていた。なのに、なんだか気になっていた。アジア屈指の歓楽街を有する新宿区。不夜城に構えるサッカークラブって、一体どんな存在なんだ。

 いよいよその思いは強くなり、僕はクリアソン新宿を実際に生観戦してみたいという焦燥に駆られた。試合日程を見ると、6月7日に行われるクリアソン新宿の試合が、「新宿の日」と題されて開催するという。新宿区は、昭和22年3月15日に、旧四谷・牛込・淀橋の3区が統合し新宿区として発足しているから、6月7日はまったく関係ない。昨年は、4月9日に「新宿の日」を開催しているから、何の基準をもって「新宿の日」なのかはさっぱり分からない。だけど、とにかくこの日は、試合以外にもイベントやパフォーマンスなどさまざまなことが行われ、試合を盛り上げるということらしかった。よく分からないけど、新宿の「熱」を感じたのだ。

 しかも――。試合会場は、あの国立競技場だという。僕は仕事のスケジュールがないことを確認すると、是が非でも「新宿の日」に行われるJFL 第11節「 vs FCティアモ枚方」戦を生観戦することを誓った。

 国立競技場へ行くこと自体、初めての体験だった。ゲートを潜って、スタジアムの中に入ると、ものすごい興奮を覚えた。これまでギャンブルによってたくさんの興奮を見てきたけど、それとはまた違うタイプの興奮。JFLの試合にもかかわらず、会場には15000人近い観客が押し寄せ、そのほとんどがクリアソン新宿を応援していた。圧倒されるとは、こういうことを言うんだろう。新宿の力が可視化されたというか。

 FCティアモ枚方は、上位に位置する強いチームだという。対して、クリアソン新宿は現在、16位中15位。力の差は歴然だった。試合は終盤まで4対0。ちらほらと観客も帰り始める。そんなどんよりとした空気を裂くように、終盤、クリアソン新宿が1点を返した。その瞬間の盛り上がりが、いまだに忘れることができない。大差で負けているのに、歓喜が破裂したようなすさまじい音圧。僕は、国立競技場が爆発したのかと思った。

 たった1点を返しただけで、こんなに盛り上がるのだとしたら、もし試合に勝ったらどうなるんだろう。もしJ3に昇格する試合に居合わせたら、僕はどうなってしまうんだろう。いつか、クリアソン新宿の選手が日本代表に選ばれたら――。想像は尽きない。そう思ったが最後。僕は魅了され、次節以降の駒沢競技場で行われる試合も観戦することも決めていた。分かっていたけど、スポーツってすごいんですよね。

 16位になると、地域リーグに自動降格してしまう。15位になると、JFL・地域リーグの入れ替え戦を行うという。僕は今、手に汗握りながら、クリアソン新宿の試合を追っている。会場にいけないときは、動画配信(YouTube)で試合を見ているけど、基本は固定のカメラのみで撮影してるからホークアイで見るしかない。J1やJ2の試合だったら、臨場感のある放送ができるだろうけど、 JFLではそれはかなわない。だけど、その泥臭いリアリティが気に入っている。

 新宿の飲食店を訪れると、あらためてクリアソン新宿が根付いていることに驚かされる。ときには、このサッカーチームが話のきっかけにもなったりする。ただご飯を食べて帰るだけだった関係が、6月7日以降、変わり始めていて、些細なことかもしれないけど、地元を共有できる幸せの心地よさを、今更、体感しています。

 可能な限り、僕はクリアソン新宿を応援していこうと思う。皆さんも騙されたと思って、もし地元にそうした応援できるスポーツチームがあるのであれば、一度足を運んでみてください。にわかです。でも、家族ぐるみで応援します。どうして夢中になるかが分かります。それこそサッカーには昇格・降格がある。ドラマを共有できるなんて、こんなに素晴らしいことはないじゃないですか。

ハナコ「売れる前から鶴瓶師匠にネタを見てもらっていた」新作『怪盗グルー』参加に感激

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)のイベントが2日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務める笑福亭鶴瓶ら豪華キャストが登場。宣伝アンバサダーを務めるお笑いトリオ・ハナコが鶴瓶との“共演”に感激した。

 大ヒットアニメーション『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010)から続く『怪盗グルー』シリーズの劇場最新作。

 待望の最新作に、14年にわたってグルーの声を務める鶴瓶も「いいものができてます。最後は本当に泣ける」と手ごたえ満々。グルーの妻ルーシー役の中島美嘉も「今回もルーシーが出ていてよかった」と続投に感激。グルーの超宿敵マキシム役の片岡愛之助や、大悪党を夢みる少女ポピー役の山田杏奈も人気シリーズへの初参加を喜んだ。

 一方“超宣伝”アンバサダーを務めるハナコだが、秋山寛貴が「我々がアンバサダーということが鶴瓶さんに伝わってなかったみたいで…なんでいるのと言われました(笑)」と苦笑。

 鶴瓶から「だって出てへんやろ」と言われると、3人は声優出演も果たしたと言い「窓ふきの人」「ひったくり犯」「ひったくられる人」と胸を張り、会場も大笑い。

 鶴瓶が「知らなかったから、なんでお前らおるねん、と(思った)」と言うと、岡部大が「もともと僕らは、売れる前から師匠にはネタを見ていただいていて、頑張れよと背中を押していただいていた」と明かし、鶴瓶も「よう頑張って来たよね」。3人も「一緒にこういう舞台に立てるなんて」と感激していた。

 この日の登壇者は笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、中島美嘉、山田杏奈、児玉すみれ、LiSA、ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)。

鶴瓶「お寺で火の玉作って人を脅かしてた」人気子役・児玉すみれに「お化けの前座」と説明

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)のイベントが2日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務める笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、中島美嘉ら豪華キャストが夏らしい浴衣姿で登場。一同が子供時代の夏の思い出を振り返った。

 大ヒットアニメーション『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010)から続く『怪盗グルー』シリーズの劇場最新作。

 シリーズ1作目から14年に渡り主役グルーを務める笑福亭鶴瓶は「(前作から)7年も経ったのでもう無いんかなと思ってた」と続投を喜びつつ「だんだん主役をミニオンに取られてって…」とボヤく一幕も。

 そんな鶴瓶は、グルーファミリー三姉妹の末っ子・新アグネス役の人気子役・児玉すみれにメロメロ。児玉は「鶴瓶さんと会うのは2回目で、1回目は恥ずかしくて言えなかったんですけど、今日はちょっとだけ遊んでほしいなって…」とおねだりし、鶴瓶と一緒にジャンケン。

 この日は本作が夏休み映画であることにちなみ一同が子供時代の夏の思い出を披露。
 
 鶴瓶は「お寺で火の球を作って遊んでて。ホンマに火の玉が出た、みたいにして怖がらせて。学校で一番強い人がえらい泣きじゃくってました」と明かしたが「お化けの…?」と首をかしげる児玉に「そう、お化けの前に出るやつ。お化けの前座や」と説明し、会場も大笑い。

 そんな児玉は「友達と海に行ったときにクラゲがいっぱいいて、危ないと思ったので、砂浜に池みたいなのを作って57匹くらい移して楽しかったです」。大人顔負けのトークで鶴瓶を感心させていた児玉だったが、天真爛漫なエピソードで会場をすっかりメロメロ。

 他にも中島美嘉は「自然に囲まれた家だったので、姉と屋根に上って星座の研究をした」、山田杏奈は「家の裏の竹で流しそうめんをした」、LiSAは「岐阜県民は一家に一台バーベキューセットがあるので、川でテント張ってバーベキューをするのが私の夏の過ごし方でした」とそれぞれ夏の思い出を振り返っていた。

 この日の登壇者は笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、中島美嘉、山田杏奈、児玉すみれ、LiSA、ハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)。

 

 

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