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Girls²とiScream、初のコラボ楽曲「Rock Steady」をリリース MVのヴォーグダンスも話題

2023.09.06 Vol.Web Original


 新世代ガールズグループのGirls²(ガールズガールズ)とiScream(アイスクリーム)がコラボレーションしたシングル「Rock Steady」が6日発売された。

 同曲は、制作にT.Kura、Chaki Zulu、Mayu Wakisakaという豪華クリエイターが参加し、“どんなときも揺るがない”女の子の友情と強い絆を表現した楽曲。ミュージックビデオのヴォーグダンスも注目されており、YouTubeで360万回再生を突破している。ダンスは、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」に所属する、Benefit one MONOLIZ(ベネフィットワンモノリス)のディレクター、HAが手がけている。

 カップリング曲「The Finest」ミュージックビデオも完成し、近日公開だ。

 23日には、FANY Online TicketおよびLeminoにて無料生配信される音楽番組「MUSiC KAMMER」に2組揃って出演が決定している。

NARROWORLDが新曲を配信リリース  ミュージックビデオのプレミア公開も

2023.09.06 Vol.Web Original

 

 マルチプロデューサーのmaeshima soshiとシンガーでトップライナーのOHTORA、絵師のDai/NEW JACKによるユニット、NARROWORLDが新曲「キャパオーバー feat. claquepot」を6日配信リリースした。

  新曲は、夏にぴったりなchillでtropical popsなビートに、メロウなフレーズが恋焦がれる気持ちと報われない恋の切なさを最大限に表した楽曲。

  音楽×動物のアニメーション作品を届けるこの企画で、リリースごとに様々な客演アーティストがキャラクター化し登場する。第6弾となる本作には、注目を集めている男性ソロシンガーソングライターのclaquepotがクマに扮して参加している。
 
 同曲のミュージックビデオも同日19時にYouTubeの公式チャンネルでプレミア公開される。

内村航平さんの“真顔ジョーク”に石川佳純さんが「いやいやいや(笑)」

2023.09.06 Vol.Web Original

 元体操日本代表の内村航平さんと元卓球日本代表の石川佳純さんが9月6日、「エアウィーヴ パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会 選手村提供マットレス国内初披露発表会」に出席した。

 来年7月26日から8月11日までパリで開催される夏季オリンピックとパラリンピックでは2021年に開催された東京オリンピックとパラリンピックに続き、株式会社エアウィーヴがオフィシャル寝具サポーターとして選手村に寝具を提供する。

 2人は東京五輪での体験から「今回は東京と違って時差がある。着いてからの時差調整には睡眠が大事になる。そこで慣れ親しんだマットレスでしっかりと睡眠をとって、試合までの時間で最高のコンディションを作って、大会では大暴れしてほしいと思う」(石川)、「結果とかメダルとかいろいろなものを期待されていると思うが、僕はただただ自分の納得のいくパフォーマンスをやってほしい、ただそれだけかなと思う。いろいろな環境の違いはあると思うが、ナショナルトレーニングセンターでの合宿から現地と睡眠の環境が同じというのは日本選手にとってはアドバンテージが高いと思うので、それを有利に保って、全力でやってほしい」とエールを送った。

真木よう子、銭湯壁画になった自身の姿に感激「富士山ともつながっててすごい」

2023.09.06 Vol.web original

 

 映画『アンダーカレント』(10月6日公開)のイベントが6日、台東区の銭湯・寿湯にて行われ、主演・真木よう子と銭湯ペンキ絵師・田中みずき氏が登壇。自身の姿が描かれたペンキ絵に真木が感激した。

 豊田徹也による伝説的同名漫画を今泉力哉監督が映画化した話題作。

 突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを演じた真木よう子は「ボイラー室はすごく暑かったです(笑)」と暑さに苦労した撮影を振り返りつつ、水中に沈んでいく印象的なシーンの撮影について聞かれると「スキューバの練習などでも使う深めのプールに入ってやったんですが、自信があったので、まあ、できるだろうと思っていて。で、すごく上手にできたんですよ」とにっこり。

 ところが「調子に乗って何回もやっていたら、鼻に塩素が入っちゃって。何日も何の味もしなくなってしまって。聞いてない!と思いました(笑)」と苦笑した。

 もともとマンが好きで、原作も20代くらいの時に読み「映画化できそうだなと思っていた」という真木。「漫画好きな人なら分かってくださる方もいると思うんですけど、好きな漫画が実写化されるって実は嫌なんですよね(笑)」と苦笑しつつ「かなえ役は真木よう子じゃなかったね、と言われないように、現場でも原作漫画を見直したりして、かなえちゃんの研究をしていました」と明かした。

 この日は、日本で3人しかいないとされる銭湯ペンキ絵師・田中みずき氏も登場。寿湯の壁にコラボ壁画を描いた田中氏も映画を絶賛し「真木さんが水の中でうっすら目を開けている表情を描かせていただきたいと思った」と解説。

 真木も「はじめ、どう描かれるか分からなくて、恥ずかしいと思っちゃったんですけど、かなえちゃんを描いていただいたという感じがするので。しかも富士山ともつながっていて、素晴らしい絵だと感じました」と感動していた。

THE RAMPAGE 浦川翔平、ご当地ビールで旅の楽しさが倍増!人気のビールな旅の楽しさを沖縄で検証しようと思ったけど…〈BUZZらないとイヤー! 第58回〉

2023.09.05 Vol.Web Original

THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。今回のBUZZはクラフトビールを巡る旅。ビールのおいしさがマシマシになる季節にあわせて、日本各地のさまざまなブルワリーを巡る旅が注目を集めています。7月末にMA55IVE THE RAMPAGEのイベント出演で沖縄を訪れた翔平さん。チャンス到来!と手をもみながら沖縄でそのBUZZを検証しようと企んでいたBUZZらないとイヤー!チームだったのですが……。沖縄での模様、そしてタイ出発直前に聞いたお話でお届けします!(撮影・蔦野裕)

 
 7月中旬、沖縄アリーナでのイベント出演を控えて、MA55IVEの5人は東京でチェックをすすめていました。その作業もまもなく終わりとなったところで「オリオンビール!」と翔平さん。セルフでご褒美をぶら下げたようでした。

 それならば、最高の一杯で20時間にも満たない沖縄滞在を楽しんでもらおうと、向かったのは、沖縄でも人気エリアの北谷町の美浜地区。イベントが行われた沖縄アリーナからは車で約10分、那覇空港からは車で40分といったところです。

「わあ、風が強い! 」と翔平さん。この日は台風が接近中。雨は降っていないものの、海からは強めの風が吹きつけます。空を覆う厚めの雲で海の色も沈みがちですが、沖縄らしいきれいなブルーも見られます。

片岡鶴太郎“ボクサーあるある”を披露「ボクシングやっていた人は何かあるとよくやっちゃう」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。片岡がシャドーボクシングをしながら“ボクサーあるある”を披露した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 佐藤が演じる仁一の昔のボクシング仲間を演じた片岡。「僕もボクサーの知り合いは多いですが、みんな世界チャンプを目指すけど、なれるのは本当に一握り。でもボクシング以外に魂をたぎらせるものを見いだせなくてどこか世捨て人のようになっている人は現実にも多い」と語りつつ「もう一度ボクシングに情熱をたぎらせることができる幸せな男だった」と自身が演じた役を振り返った。

 鬼塚勝也や畑山隆則のセコンドとして世界戦をともに戦った経験を持つ片岡。この日は、1990年にマイク・タイソンが後楽園ホールでまさかの敗北を喫した試合をモチーフにしたTシャツを着用。

 片岡は「鬼塚チャンプが描いたイラストをTシャツにしたんです。TOKYO SHOCKって。衝撃的なシーンでしたね。あの鉄人タイソンが倒れてマウスピースを拾ったんですよ」と振り返り「その後、耳かんじゃうんですけどね」と、タイソンの“耳噛み事件”をイジり笑いをさそった。

 そんな片岡は、劇中でシャドーボクシングするシーンが印象的だったと言われると、もともと台本にはなく瀬々敬久監督から現場で言われたと明かし「ジムでのトレーニングを監督が見ていてくださったので、どこかで使おうと思っていたんでしょうね。僕も30代にボクシングをやっていましたから。だいたいボクシングをやっている人って、何かあったとき、うれしい時とかお酒飲んで機嫌がいい時とか、悲しい時とか、こうして、やったりするんです」とシャドーボクシングをしつつ“ボクサーあるある”を披露。横浜らボクシングに没頭した共演陣も共感の表情を見せていた。

“ボクサー”横浜流星のステップは「素人ではできない」元チャンプ絶賛に苦労明かす「空手が足を引っ張った」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。映画を見たボクシング関係者からの感想に横浜が感激した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 ボクシングのシーンでは、対戦相手役の坂東や窪田正孝らと、アドリブで動くこともあったという横浜。佐藤が「2人はヘッドギアつけてるから本当に当てていくんですよね」と舌を巻くと、坂東も「本当に目が怖いんですよ。入る瞬間、流星くん、目がキラッと…」と苦笑。そんな坂東に横浜は「ボクシング経験のある坂東くんだから当ててできた。信頼関係で成り立つものだなと思います」。

 練習を重ねて互いの仕上がりを確認していたという2人。横浜が「とくに坂東くんはどんどん変わっていきましたね」と言うと、坂東は「流星くんは初めて会ったときからバキバキだったんです。常に流星くんはバキバキなんでしょうね(笑)」と笑いをさそった。

 ボクシング実況も務める司会の赤平大アナウンサーは、ボクシング関係者に映画の感想や質問を聞いたと言い「関係者からも、横浜さんのレベルが本当に高い、と。特に足の運び、ステップ、ディフェンスの際のサイドステップ、コンビネーションを打つときの足の動き、これが素人ではできない、と。これは元東洋・太平洋チャンプからです」と紹介。

 横浜は「東洋・太平洋チャンプに少し認めてもらえたような。本当にうれしいですね、その言葉は」と感激しつつ「僕はずっと空手ベースだったので。格闘技を知らない人はほとんど一緒なんじゃないと思うかもしれないけど、逆に空手が足を引っ張ることしかなかったんですよ」と空手経験者だったからこその苦労を明かし「本当に松浦さんに親身に指導していただいて修正していきました」。

「空手のほうが(スタンスは)狭いかな。あとあまりフットワークを使わないですね。素手だし。フットワークはあまりいらない」と比較しつつ「最初の練習とか、僕、足が筋肉痛になりましたもんね」。松浦氏も「下半身の動きを見れば大体分かる。上半身だけでごまかしているとか。今回は足の動きも大丈夫なので(画を)引いても大丈夫」。

 そんな松浦氏が横浜のパンチについて「僕でもめちゃくちゃ痛い。浩市さんは大変だったと思います」と言うと、佐藤も「痛かったですよ、重たいし。でもそこを加減したら画が死んじゃうので。それは僕も流星も分かってるから」と本気のスパーリングを振り返っていた。

THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERがバンコクで熱狂ステージ 《バンコク日本博2023》 

2023.09.05 Vol.Web Original

 

 Jr.EXILE世代のグループ、THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERの3組が2日、タイで開催された日本 ASEAN友好協力50周年事業『バンコク日本博2023』(9月1~3日)でスペシャルなステージを繰り広げた。本記事はそのオフィシャルリポート。

 『バンコク日本博2023』の会場に設けられた特設ステージにLDH所属の各グループの映像が流れ始めると、THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERのメンバー全員がステージに登場。まずは「PERFORMER BATTLE」と題して、各グループのメンバー一人ひとりによるストリートダンスバトルさながらのダンスパフォーマンスが行われた。会場に響き渡るビートに合わせ、最初にTHE RAMPAGEの浦川翔平が力強いダンスを披露すると、続けてPSYCHIC FEVERの剣が長い手足を活かしたダイナミックなダンスを見せ、BALLISTIK BOYZの深堀未来が体幹を活かした軽やかでクールなパフォーマンスを披露。その後もLIKIYA・山本彰吾・鈴木昂秀(THE RAMPAGE)、中西椋雅、WEESA(PSYCHIC FEVER)、松井利樹、砂田将宏、海沼流星(BALLISTIK BOYZ)らが各々の思い描くダンスを披露し、ステージの幕開けを鮮やかに彩っていく。

バイきんぐ「なんて日だ!」本田望結や商品キャラと亀裂も「新キャラはバイきんぐに入ってもいい」

2023.09.05 Vol.Web Original

 

 俳優の本田望結とお笑いコンビのバイきんぐが5日、都内で行われた「山芳製菓 70周年記念発表会」に登壇した。「わさビーフ」ブランドを展開する同社が創業70周年を祝うために登場したバイきんぐだったが、「なんて日だ!」と叫ばずにはいられない雰囲気となって……。

 発表会は、山芳製菓が創業70周年を迎えるにあたって看板商品である「わさビーフ」をリニューアルしたこと、さらにロゴの刷新、商品の新キャラクターの登場させるなどして盛り上げを図っていることをアピールするために開かれたもので、それを祝うために本田とバイきんぐが登壇した

 亀裂の発端は本田が「(自分自身とわさビーフは)関わりがあるみたいなので、後程たくさんお話したい」とあいさつしたこと。小峠が今じゃだめなのかといったツッコミを入れると、本田は「バイきんぐさんの一員になれた!」と喜んだが、小峠は西村の制止を振り切って「そんな簡単じゃない!」とピシャリ。

「らんまん」より先!『ゴジラ-1.0』神木隆之介と浜辺美波は「令和の山口百恵、三浦友和コンビ」

2023.09.04 Vol.weboriginal

 映画『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)完成報告会見が4日、都内にて行われ、主演・神木隆之介とヒロイン役の浜辺美波、山崎貴監督、市川南プロデューサーが登壇。神木と浜辺の“ゴジラコンビ”が最新作の臨場感を語った。

 1954年に誕生したゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。第二次世界大戦直後の日本を舞台にゴジラ襲来を描く。

『屍人荘の殺人』(2019年)に続き、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも共演中の神木と浜辺。山﨑監督は「我々のほうが先です!」と笑いをさそうと、神木も「あれ、この組み合わせ見たことあるなと思う人もいるかもしれないですけど、ゴジラの撮影が前ですから」。

 浜辺が「ゴジラの撮影をしている前後くらいに朝ドラの話が確定したので(神木に)長い間お世話になりますね、と改めてご挨拶しました」と振り返ると、神木も「こちらこそお世話になってます(笑)」。

 そんな2人に、山﨑監督が「朝ドラのほうが先に放送され“朝ドラコンビ”と思うかもしれないけど、我々が先です」、市川プロデューサーも「山口百恵さんと三浦友和さんのコンビが映画作ったように、令和の名コンビが誕生したなと思います」と“『ゴジラ』コンビ”に胸を張った。

 すでに作品を見たという神木が「そこにいましたね、ゴジラが目の前に。恐ろしかったです。他人事ではなく、やばい、いる!と自分まで息をひそめてしまうような臨場感がありました」と感嘆すると、浜辺も「恐怖もあるんですけど、テンションも上がるというか。日本の大怪獣、ゴジラを見ると心拍数が上がるのは遺伝子に刻まれているのかなと思う体験ができました」と目を輝かせた。

 神木、浜辺以外にも、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木龍之介といったキャスティングも発表。山崎監督は「本当にゴジラがそこにいると信じ込ませていただくお芝居をしてもらわないといけない。皆さん凄腕の人たちばかり」と太鼓判を押していた。

「ムシラセ」保坂萌の新作『眩く眩む』は集団創作におけるパワハラ問題を題材とした作品

2023.09.04 Vol.Web Original

 演出家・劇作家・舞台写真家の保坂萌が主宰する演劇ユニット「ムシラセ」の新作『眩く眩む』(まばゆくくらむ)が9月6日から東京・中野の劇場MOMOで上演される。

 ムシラセは保坂の創作する演劇を上演するためのユニットで、2008年に設立。年に1~2回の主催公演と招聘公演等に参加している。

 保坂の作品は自分以外の誰かの目にはそれが絶望に写っても、自分自身にとっては愛すべき人生で、その逆もまた然り。人間と人間とのやりとりを笑いを交えて描き、エンターテインメントでありながらも社会を斜めから切り取るといったもの。

 今回の新作は昨今、にわかに明るみになることが多くなってきたエンターテインメント業界や集団創作の場における「パワハラ問題」を題材にしたもの。

 このパワハラやセクハラから派生する出来事はしばしばメディアを騒がせる。そういったニュースを目にする中で保坂自身「今、このテーマと向き合っておかねばならない」と考え、今回の作品の制作に取り掛かったという。

 作品自体は「ハラスメントが起きてしまうことは人間が2人以上いればどこにでもあり、それを解決する姿勢をみせないことは絶対悪である」というテーマを持ちつつも、正義vs悪という二項対立や解決策を提示するものではなく、どちらかというと被害者や加害者周辺の人間たちの行動を描く中で、それぞれの立場から見ている世界をぶつけあうようなものになっている。

 この周辺の人たちの行動というのは自己保身に走る加害者側の姿であったり、全く別のハラスメント被害者側の人たちが別のハラスメント被害が起こった際に「そら見たことか」といった具合に見ず知らずの新たな被害者を祭り上げておきながら、時間が経つと何事もなかったかのごとく忘れ去っていってしまうような行動のこと。

 エンタメ業界におけるパワハラやセクハラ問題は今に始まったことではなく、これまでにも多くあり表面化しなかっただけといわれている。集団創作である以上はどの局面においても常に起こりうることで、どういった対策を取れば問題が起こらない、または解決するかという答えを持っている人は多分、誰もいないという現状。その中であえてこの題材を扱うのは相当な覚悟がいる。なぜなら大半の人がうなずいても一部の声の大きいしたり顔の人たちや自覚のない人たちに正論がかき消されかねない問題だから。いや、今使った「正論」という言葉もその人の立ち位置によってさまざまなものがあるからだ。
 
 ちなみにムシラセの前回公演はこれまでの作品の中で特に支持が大きかった『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』の2本立ての公演で、コミカルとちょっと泣かせるような2作品を並べた。保坂は今作については「絶望の果てに希望のある物語になる」と言うが、前回公演とはやや異なったトーンのものになりそう。そのなかでどんな絶望と希望を見せてくれるのか。

 公演は9月10日まで。

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