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カンヌ受賞の啓示だった!? 樹木希林「カンヌへ向かう飛行機に雷が…」

2018.05.21 Vol.Web Original

 第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が日本時間5月20日(現地時間5月19日夜)に行われ、コンペティション部門に正式出品していた是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞にあたるパルムドールを受賞した。

 日本時間5月14日に行われた公式上映では、約9分に渡るスタンディングオベーションが起こるなど海外メディアからも絶賛が相次いでいた本作。授賞式の檀上で是枝監督は「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです。そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます。今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います。ありがとうございます」と感激を語った。

【インタビュー】野村訓市が語るウェス・アンダーソンから日本への贈り物

2018.05.21 Vol.706

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督が、架空の日本を舞台に描くストップモーションアニメが誕生! 本作の原案からキャスティング、声優の録音まで(!)に携わった本作のキーマン野村訓市を直撃。アンダーソン作品ならではのチャーミングさと、イマジネーション豊かに描かれるジャパンテイストが生み出す、新たなアンダーソンワールドの舞台裏を聞いた。

『女と男の観覧車』試写会に10組20名

2018.05.21 Vol.706

『ミッドナイト・イン・パリ』では1920年代黄金時代のパリへ。『カフェ・ソサエティ』では1930年代のハリウッドへと観客をタイムトリップさせたウディ・アレン監督。最新作の舞台は1950年代のNY・コニーアイランド! どこか懐かしい風景を舞台に、ハリウッドのトップ女優ケイト・ウィンスレットを主演に迎え、めぐり続ける男と女の恋と欲望、嘘と裏切りを描く。安定を願いながらも刺激を求め、真実の恋にあこがれながら刹那の恋に溺れる女性ジニーを演じたケイトは、アレン監督との初タッグとなる本作で新境地を見せている。共演には同じくアレン作品初出演となるジャスティン・ティンバーレイク。

 6月23日より丸の内ピカデリー他にて公開。

【読プレ】さらば、全員悪人『アウトレイジ 最終章』

2018.05.21 Vol.706

 裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント映画『アウトレイジ 最終章』のBlu-ray&DVDがリリースされた。「アウトレイジ」シリーズは、北野武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開。シリーズ累計興収22億円超を記録し、大ヒットを収めた。そんな大人気シリーズの最終章にして、最大のヒットを記録した同作品は、第74回ベネチア国際映画祭でクロージング上映を飾ったことでも話題に。悪人だらけの全面戦争の行方は!? リリースを記念し、非売品のスタッフジャンパーを読者3名にプレゼント(係名:「アウトレイジ」)。

<プレゼントの応募について>
【応募の〆切】2018年6月10日(日)
以下のリンクのフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=3251

【発売・販売元】バンダイナムコ アーツ

360°シアターで味わう、誰も見たことがない物語『メタルマクベス』disc2

2018.05.20 Vol.706

ONWARD presents 新感線☆RS
『メタルマクベス』disc2 Produced by TBS

 劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んで挑んだシェイクスピア作品、『メタルマクベス』。本人気作が12年の時を経て、“disc1”“disc2”“disc3”と題し、客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京で復活する。

 シェイクスピアの『マクベス』の世界観をそのままに、2206年の退廃した近未来とバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えて展開するストーリー。ハードロックとヘヴィメタルの生演奏が加わった前代未聞の音楽劇だ。今回の公演にあたって、宮藤が自ら脚本を書き直したほか、“disc”ごとにキャストを変え、演出にもアレンジを加えて上演されるという。

“disc2”でマクベス夫妻を演じるのは、人気歌舞伎俳優の尾上松也と多くの舞台で活躍する歌手の大原櫻子という、新感線初参加コンビ。尾上は「マクベスは一言で言えば悪役ですが、ただの悪じゃないので、こういう役どころは大好きです」、大原は「ふだんの自分にはない要素を持つ、未経験の役柄になると思うので楽しみ」と、2人とも意気込んでいる。

 回転する客席を360°舞台が取り囲む劇場で上演される、初の音楽劇。生バンドによるヘヴィメタルが轟き、豪華キャストが暴れまくる。

“disc2”のチケットは6月23日発売。“disc”ごとに異なるキャストがどう表現するか、その違いも見どころの一つ。この2人がどのような特色を出してくるのか、見逃せない!

【インタビュー】キーレン・パン監督に聞く、香港の女性も敏感になる「29」という数字! 

2018.05.20 Vol.706

 30歳へのカウントダウンが始まったとたん人生の大問題が一気に降りかかってきた!? 本作は、香港を代表する女性演劇人の一人キーレン・パンが作、演出、主演(2役)を手掛けるロングラン舞台劇『29+1』を、自ら脚色し初監督した作品。

「この物語が生まれたのは私が28歳のときです。それまでは舞台女優としてお給料をもらって生きてきたんですが、いつか舞台で自分の書いた脚本で自分で演じてみたいと思ったんです」と、作品誕生のきっかけを語るキーレン・パン監督。

「ではどんな物語を書こうかと周囲を見渡してみると、同年代の女性たちが皆“もうすぐ30歳だ!”とみんな騒いでいて(笑)」

 物語の舞台は2005年の香港。30歳を目前に控えたクリスティは一見、仕事ともプライベートも順風満帆。しかし実は仕事のプレッシャーはキツく彼氏ともすれ違いばかり、実家の父には認知症の症状が…。さらにはある日突然、住み慣れたアパートから退出する羽目に。どん底の中、パリ旅行中の女性の部屋を借りることができたクリスティは、部屋の主ティンロが自分と同じ29歳ということを知り、彼女の明るく前向きな生き方に引かれていく…。

「映画では別々の女優が演じていますがもとは私が一人二役で演じていました。どちらの生き方が正しいとか間違っているとか、そんなことは誰も言えないと思うんです。映画では物語の軸を人間と人間の縁という点にシフトして出会いの中で人生におけるいくつもの選択肢や転機を見つけられるかも、ということを伝えられたら、と思いました」

“29歳”でなくとも人生の岐路でふと立ち止まることは誰にもある。

「立ち止まることも迷うこともない人生なんて、あり得ない。私はそう思います」

【インタビュー】リアルすぎる“モフモフ”は完全CG! 映画『ピーターラビット』ウィル・グラック監督

2018.05.19 Vol.web original

「実は東京に、しばらく住んでいたことがあるんだよ。ちょっと見に行ったら、前に住んでいた家はもう無くなってた」と笑うウィル・グラック監督。そんな監督が懐かしの日本に携えてきてくれた最新作はベアトリクス・ポターの名作を映画化した『ピーターラビット』。

「日本は猫が人気だよね(笑)。昨日も、ハチ公のところにかわいい猫が2匹乗せられて、それをみんなが写真撮っているという不思議な光景を見たよ(笑)。ウサギもネコに負けないくらいかわいいけど、飼うのはネコより大変かもしれない。かなり繊細な面もあるし、意外とスペースを必要とするんだ。ずっと小さなケージに閉じ込めたままでは本当はかわいそうなんだよね。ポターが住み、この物語を生み出したイギリスの湖水地方でも撮影をしたんだけど、ウサギがそこら中を走り回っていたよ。だから、この映画を見て安易に“ウサギってかわいい、飼いたい!”と思ってもらいたいわけじゃないんだ。撮影前には俳優たちにも、生身のウサギと触れ合ってもらった。なでたり抱っこしたりしてウサギのリアルな感触を確かめてもらい、しっかり観察してもらったんだ。その時、ぬいぐるみのピーターをはさんで2匹のウサギが何だこいつ、という感じで見ているという、すごく素敵な写真が撮れたよ(笑)。僕も、かなりウサギを観察した。本来、ウサギの目は顔の両横に付いているので一見、感情が読みにくい。それを映画では、目を少しずつ内側に寄せてキャラクターをデザインしているので、すごく豊かな表情を持たせることができた。だから本物のウサギがピーターのぬいぐるみを見ておかしなヤツ、と思ったんだろうね(笑)」

エロメンを自在に操る男・鄭光誠インタビュー

2018.05.18 Vol.Web Original

 女性向けアダルトコンテンツで活躍する「エロメン」を中心に結成された劇団Rexyの第6回公演『風呂ダンサーズⅡ 今度は人助け!』の上演が5月24日から中野のテアトルBONBONで始まる。同作は昨年12月に上演された『風呂ダンサーズ』の続編。続けて作・演出を担当する鄭光誠(チョン・ガンソン)に話を聞いた。

渡辺麻友主演『アメリ』開幕! キスシーンは「幕が開いてのお楽しみ」

2018.05.18 Vol.Web Original



 渡辺麻友が主演するミュージカル『アメリ』が18日、天王洲銀河劇場で開幕、初日公演の前に、渡辺、共演の太田基裕、演出の児玉明子が会見した。

 渡辺は昨年AKB48を卒業。毎年は今頃が総選挙だったがと聞かれ、「それとは別の緊張感ですが、同じぐらいの緊張感を持って」本作に臨んでいるという。「舞台は生ものですし、自分自身が楽しむことも大事だと思うのでその気持ちを忘れずに精一杯挑みたいと思います」と、意気込んだ。

戸田恵梨香「甘えたい」宣言 ファンデPRイベントで矛盾トーク

2018.05.18 Vol.Web Original



 戸田恵梨香が18日、都内で行われた「ランコム ファンデーション新製品発表会」に出席した。先日、日本のランコムミューズに就任し、この発表会が初の公の場での仕事。この日のために制作されたというレースを使った真っ白なドレスで登壇した。
 
 新商品のウルトラファンデこと「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」は、美しさが18時間持続するラスティング力やカバー力があるのに呼吸するような心地よさもある、ファンデーションの矛盾を解決する商品。

 発表会では商品の特徴にちなみ、「かわいい」か「きれい」か、仕事か結婚か、仕事に一生懸命になってしまって女性らしくあることを忘れがちなど、女性の身の回りの永遠の矛盾についてトーク。

「自立したいけど、甘えたい」も話題になった矛盾のひとつ。

「私は……甘えたいです」と、戸田。「私はなかなか甘え下手なんですけど、母と一緒にいると子どもでいたいなと思う瞬間があるんです。時にはそうやって甘えるのもいいのかなと、最近は素直に甘えさせてもらっています。現代の女性は仕事をされている方も多いし、自立した女性のほうが圧倒的に多いんじゃないかなと思います。時には力を抜くことができて、リラックスした状態でいられたら」と、話した。

【明日は何を観る?】『のみとり侍』『ピーターラビット』『ランペイジ 巨獣大乱闘』

2018.05.18 Vol.706

『のみとり侍』
 越後長岡藩藩士の小林寛之進は藩主・牧野備前守忠精が主宰する和歌の会に出席。しかし運悪く忠精の機嫌を損ね江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。途方に暮れた寛之進は長屋で暮らすのみとりの親分夫妻の元で働くことになるが…。

監督:鶴橋康夫 出演:阿部寛、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工他/1時間50分/東宝配給/5月18日(金)より全国東宝系にて公開 http://nomitori.jp/ R15+

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