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6・25後楽園で海人vsサモ・ペティの「SB世界スーパーウェルター級王座決定戦」【SB】

2023.05.01 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.3」(6月25日、東京・後楽園ホール)で“SBの最高傑作”海人(TEAM F.O.D)とサモ・ペティ(スロベニア/Simson Gym)による「シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級王座決定戦」が行われることが4月30日に発表された。

 2人は昨年8月に大阪で行われた「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」で対戦。試合は序盤こそ海人が優勢に進めたものの、終盤、ペティが徐々に調子を上げ、本戦は1人が海人を支持も、2人がドローで延長に。延長ラウンドは海人が右カーフ、右フック、左ミドルを的確に当て、優位に試合を進め判定勝ちを収めた。試合後、海人も「今日の試合では偉そうなことは言えない」と語るなど課題を残した一戦だった。

大仁田厚がアジアタッグ王座V2も腹部大動脈瘤で非常事態「6月11日、全日本・郡山のリングに絶対に戻ってくる」【FMWE】

2023.04.30 Vol.Web Original

“邪道”大仁田厚率いるFMWEが4月29日、“聖地”神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で「FMWEホーム第8戦~THE DAWN~夜明け」を開催。アジアタッグ王者の大仁田、ヨシタツ組が全日本プロレスからの刺客である石川修司、佐藤光留組の挑戦を退け、2度目の防衛に成功。試合後、大仁田は腹部大動脈瘤のため手術を受けることを公表した。

 力道山、ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さんも巻いた“日本最古の王座”アジアタッグ選手権がFMWEのリング、鶴見爆破アリーナで開催されるのは史上初。大仁田と石川の対戦は「ジャイアント馬場没20年追善興行」(2019年2月19日、東京・両国国技館)での大仁田、ケンドー・カシン、鈴木秀樹、保坂秀樹vsグレート小鹿、長井満也、石川、光留戦以来、約4年ぶりとなった。

榊原CEOが朝倉未来vs平本蓮実現の可能性に含み。「クレベル渋滞」の行方は? 混沌のフェザー級戦線【RIZIN】

2023.04.30 Vol.Web Original

「自分の進退をかけてケラモフとやりたい」

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で大きな盛り上がりを見せるRIZINのフェザー級戦線の今後を占う3試合が行われた。

 当初はダブルメインイベントで行われた「牛久絢太郎(K-Clann)vs 朝倉未来(トライフォース赤坂)」と「斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 平本蓮(剛毅會)」の2試合が“今後”を占うカードといわれていたのだが、第2試合も大きなポイントに。山本空良(パワーオブドリームジム)を破った金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が試合後のマイクで「僕が思うフェザー級で一番強いケラモフとやらせてください」とRIZINで4戦3勝1敗のヴガール・ケラモフ戦をアピールした。

 試合後の会見でも「長くもできないから、最後に自分が追い求めていたMMAを、最後に今、自分が認める一番強い選手とやりたいと思った。今日のように空良くんみたいな若い子とやることもすごくいいとは思うが、見てもらって分かるように実力差があった。このカードが自分にとってなんの意味があったのかとちょっと思うところもあった。そんなカードもう一回やるくらいだったら、自分の進退をかけてケラモフとやりたい」などと改めてケラモフ戦をアピール。

浅倉カンナがV.V Meiに判定勝ちで「先が見えない」どん底から復活。まずは「ハンバーガーにかぶりつきたい」【RIZIN】

2023.04.30 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で約9カ月ぶりの再起戦となる浅倉カンナ(パラエストラ松戸)とRIZIN初参戦となるV.V Mei(フリー)が対戦し、浅倉が3-0の判定で勝利を収めた。

 浅倉は昨年行われた「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の1回戦(7月31日)でパク・シウに敗れ「格闘技に対してネガティブになることが多かった。“先が見えないな”と思った」というどん底まで落ちた。対戦するMeiは昨年までONE Championshipを主戦場とし、アンジェラ・リーと2度、ONE世界女子アトム級王座をかけて戦うなど、キャリアも実力も折り紙付きの強豪だった。

 1R、サウスポーの浅倉、オーソドックスのMei。センターを取るのは浅倉。互いの前手で距離を測る。浅倉は左ストレートを飛ばすとMeiも右。組み合いになり、ケージ際でポジションの奪い合い。Meiが押し付けパンチをこつこつ。浅倉が首投げでテイクダウン。下になったMeiはハーフガードからガードに入れる。体勢を入れ替えるMei。しかし浅倉はバックを取ったままスタンドに。Meiはアームロックを狙うが、浅倉は首投げでテイクダウン。ガードに入れるMei。Meiは浅倉の左腕を取りに行く。回転して脱出の浅倉はリフトしてテイクダウン。バックを取ってスリーパーを狙う。

朝倉未来が戦いたい相手にクレベル、鈴木千裕の名。平本蓮戦は「メリットがない」とファイトマネー次第【RIZIN】

2023.04.30 Vol.Web Original

前王者の牛久絢太郎に判定勝ち

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)のダブルメインイベント第2試合で牛久絢太郎(K-Clann)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が対戦し、朝倉が3-0の判定で勝利を収めた。

 そして試合後の会見で戦いたい相手としてRIZINフェザー級王者・クレベル・コイケ、そして条件付きで鈴木千裕や平本蓮との対戦についても言及した。

 1R、ともにサウスポー。センターを取ったのは朝倉。回る牛久。牛久は左ロー。右インロー。浅倉は右ミドル。両者のパンチ交錯。圧をかける浅倉。朝倉がパンチで前に出る。組み止めた牛久。体勢を入れ替えた牛久は引き込むも、浅倉はすかさずケージに牛久を押し付けるポジションに移動。牛久はケージに押し付けられて、仕掛けることができない。膠着しブレイク。スタンドに。圧をかける朝倉。徐々に距離を詰めて左ミドル。左に回る牛久。朝倉の左ストレートに牛久はバックエルボー、そのまま組み合い、ケージに牛久が押し込んだままゴング。

斎藤裕が平本蓮に2-1の判定勝ち。約1年10カ月ぶりの勝利に試合後のマイクで2度も絶句【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)のダブルメインイベント第1試合で斎藤裕(パラエストラ小岩)と平本蓮(剛毅會)が対戦し斎藤2-1の判定で勝利を収めた。

 斎藤は昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座から陥落して以来、約1年ぶりの試合で、勝利に至っては2021年6月のヴガール・ケラモフ戦以来、約1年10カ月ぶり。試合後のマイクでは2度も絶句し、ファンに感謝の言葉を述べた。

 1R、圧をかける斎藤。平本はパンチを見せてから左インロー。平本のストレートに斎藤はカウンターでタックルを決め、ケージに押し込む。斎藤はクラッチして投げ気味にテイクダウン。しかしケージを使いすぐに立ち上がる平本。斎藤は内掛けも平本はしのぐ。斎藤はヒザ蹴りこつこつ。斎藤は外掛けで崩し、バックに乗りかける、平本は腕を持ってしのぐ。斎藤は正対し右を差し、ヒザ。斎藤はケージに押し込みヒザをこつこつ。

太田忍が秒殺KO勝ち「勝てない、何もできないという前評判がめちゃくちゃ悔しかった」【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)と太田忍(パラエストラ柏)のレスリングエリート同士の一戦が行われ、太田がわずか27秒でKO勝ちを収めた。

 倉本は全日本レスリング選手権大会男子グレコローマン59kg級・60級で2012年から3連覇を達成したものの、2016年のリオ五輪は前年の全日本レスリング選手権大会で敗れたため出場はできず。東京五輪を目指すことなく総合格闘技に転向し、2018年に修斗でプロデビューした。ここまでのプロ戦績は12戦9勝3敗。

 太田は2016年のリオ五輪ではグレコローマンスタイル59kg級で2000年シドニー五輪の永田克彦以来の銀メダル獲得という快挙を成し遂げた。東京五輪は階級を上げ67kg級で代表を狙うも、全日本選手権で初戦で敗れ出場権獲得はならず。2020年大晦日に総合格闘技デビューした。ここまでのプロ戦績は4戦2勝2敗。

RENAが初めてのタップ。ロペスのヒザ十字固めに無念の一本負け【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)でRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が約9カ月ぶりの復帰戦でクレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)と対戦したが、ヒザ十字固めで無念の一本負けを喫した。

 RENAはこれまでMMAでは2017年大晦日の浅倉カンナ戦、2019年6月の「Bellator222」でのリンジー・ヴァンザント戦と2度一本負けを喫しているのだが、いずれもリアネイキッド・チョークで締め落とされての失神一本負け。今回は初めて自らタップして敗れた。

 RENAは昨年7月に行われた「スーパーアトム級トーナメント」1回戦で勝利を収めたものの、9月の準決勝をケガのため欠場していた。

金原正徳が山本空良を完封。「自分の強さの答え合わせをしたい」とケラモフ戦をアピール【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で元UFCファイターで、元SRCフェザー級王者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と前Fighting Nexusフェザー級王者の山本空良(パワーオブドリームジム)が対戦し、金原が3-0の判定で勝利を収めた。

 金原が40歳、山本が22歳と“世代交代マッチ”の意味合いもあった一戦だったが、金原が3R完全に支配。判定ではあったが完勝だった。

 金原は試合後のマイクで「20年間、MMAという競技に対して強さだけを求めて20年間一生懸命頑張ってきました。そこで自分の強さの答え合わせをしたいなと思って。榊原さん、次、僕が思うフェザー級で一番強いケラモフとやらせてください」とRIZINで4戦3勝1敗のヴガール・ケラモフ戦をアピールした。

古宮晴が前王者・瓦田脩二に判定勝ちの大金星。岩尾力が交通事故から復帰後2連続KO勝ち【Krush】

2023.04.29 Vol.Web Original

「Krush.148」(4月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前Krushライト級王者の瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)が再起戦に臨むも、古宮晴(昇龍會)に敗れ4連敗となった。「格闘代理戦争」でブレイクし「K-1甲子園2021」でも−65kg王者となった古宮はこれで5連勝となった。

 1R、左ミドルを蹴り合う両者。瓦田の右フックに古宮はワンツーを返す。瓦田の左ミドルがローブローで中断。古宮が圧をかけてワンツーから右ハイ。瓦田は左ローからパンチにつなげるが、古宮のカウンターの右ストレートにバランスを崩す。瓦田の左ローに古宮が右のボディーストレート。古宮がカウンターを着実に当てていく。

稲垣柊が全戦KO勝ちで王座獲得も「K-1のレベルじゃない」と反省【Krush】

2023.04.28 Vol.Web Original

第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント

「Krush.148」(4月28日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の準決勝2試合と決勝が行われ、稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)が決勝で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を破り、王座を獲得した。

 同トーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴って行われたもので「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で1回戦4試合を開催。寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、稲垣、小嶋瑠久(ARROWS GYM)、塚本の4選手がこの日の準決勝に駒を進めていた。

 準決勝第1試合では塚本と小嶋が対戦し、3Rを通じ激しい打撃戦を展開したうえで小嶋が3-0の判定で勝利を収めたのだが、ダメージが大きくドクターストップがかかり、決勝を無念の欠場。本来であればリザーブマッチで勝利を収めた佑悟が決勝進出のところ、こちらもダメージが大きく出場不可能だったため、塚本が決勝に出場することとなった。

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