SearchSearch

“初代虎”佐山サトルが4代目虎の来年7月での引退に「こんな惜しいことはない」とねぎらい「僕が8月にカムバックする」と宣言【SSPW】

2025.07.11 Vol. Web Original

 初代タイガーマスクの佐山サトルが7月10日、自身が主宰を務めるストロングスタイルプロレスの新宿FACE大会で挨拶に立ち、来年8月の復帰を宣言した。

 佐山は花道で車いすを降り自らの足でリングに上がるとリングを一周。そして周囲の心配をよそに、立ったまま「私はこの通り随分元気になりました。去年の12月から2月、3月まで死ぬ思いをしていましたが、適切な治療のお陰で大変元気になれました」と挨拶。

 そして「8月23日の神田明神で、いよいよタイガーマスクの真実を語る講演をやりたいと思っています。新日本プロレスで育ったタイガーマスクがメキシコ、イギリス、そして世界を飛んでニューヨークまで行った。そのタイガーマスクの時代と今のプロレスがどう違うのか。実力的には変わりはありません。スタイルが違うだけです。そのスタイルを亡くなった新間さんと直したいなと。もっと面白いプロレスを皆さんに提供したいなというのが私の夢です。プロレスは変わります。変えてみせます。よりエキサイティングなスタイルになるように皆さんにお約束して、新間さんの遺言をしっかりと果たしていきたいと思っています」と4月に亡くなった“過激な仕掛人”新間寿氏と共有していた夢を明かした。

レジェンド王者・船木誠勝がストロングスタイルなファイトを展開。ハイキックで将軍岡本から貫録の勝利【SSPW】

2025.07.11 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務めるストロングスタイルプロレスの「新宿FACE 20th  Anniversary 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.35“第2回リムファインスピリッツ 虎の祭典”」が7月10日、東京・新宿FACEで行われた。

 現レジェンド王者の船木誠勝(フリー)が6人タッグマッチに出場。将軍岡本(フリー)からハイキックで3カウントを奪い、王者の貫禄を示した。

 船木は6月大会で新崎人生を相手に初防衛戦に臨むと、新崎の拝み渡りを徹底的に阻止し、最後は腕固めで勝利を収めるという、まさにストロングスタイルなファイトを貫いた。

 この日、船木は間下隼人(ストロングスタイルプロレス)、関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)と組んで、村上和成(フリー)、真霜拳號(2AWプロレスリング)、岡本組と対戦。

祭りに火をつける「喧嘩三番勝負」で大雅と栗秋祥梧がMMAで対戦。栗秋の「倉本選手よりは楽な相手」に大雅が「泣かしてやるよ」【超RIZIN.4】

2025.07.10 Vol.Web Original

 RIZINが7月9日、オンラインで「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」の追加対戦カード発表記者会見を開催し「喧嘩三番勝負」と銘打たれた3試合を発表した。

 会見の冒頭、榊原信行CEOが「喧嘩をするための3番勝負。この祭りに火をつけてくれる3試合」とこのマッチメイクの意図を説明した。

 RISEスーパーフェザー級とK-1 WORLD GPスーパーフェザー級の元王者・大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム)とKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・栗秋祥梧(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)が−62kg契約のRIZIN MMAルールで対戦する。

 大雅は昨年大晦日の「RIZIN.49」で梅野源治を相手にMMAデビュー戦に臨むも判定負けを喫し、今回が2戦目。

 栗秋は今回がMMAデビュー戦ではあるが、KNOCK OUT-UNLIMITEDルールでは3戦して1勝(1KO)2敗。このUNLIMITEDルールはオープンフィンガーグローブを使用し、投げあり、立った状態はもちろん、お互いが寝た状態、片方が立っていて片方が寝ている状態など全ての状況において打撃が認められる、いわばMMAから関節技と絞め技を除いたルール。6月22日のKNOCK OUTの代々木大会でRIZINファイターの倉本一真と初代王座決定戦で戦い、判定で敗れている。

8月の後楽園大会はビッグマッチ仕様。UNLIMITED、REDルール中心でゴンナパー、軍司泰斗も出場【KNOCK OUT】

2025.07.09 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが7月9日、都内で「KNOCK OUT.56」(8月29日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 今大会は代々木大会で行うようなビッグマッチのスケール感で開催。北側のひな壇席をつぶしてステージにし、LED照明を3面入れて花道を作成。そしてリングではなく福島のKNOCK OUTアリーナ常葉に設置してあるような八角形のリングを使用する。

 山口元気代表は「後楽園大会の中でもビッグマッチに位置付ける大会になる。それにふさわしいカードを調整中。楽しみにしていてほしい」と胸を張った。

 この日発表された決定カードはUNLIMITEDルールでの高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)vs 石田協(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とREDフェザー級の祐輝(OU-BU GYM)vs 勇成(フォームドジム)の2試合。

 石田は「KNOCK OUT REBELS SIRIES.4」(7月5日、福島・KNOCK OUTアリーナ常葉)で行われた「UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント」の優勝者。高塩はUNLIMITEDルールでは2連敗も6月の代々木大会での木下カラテとの激闘は記憶に新しい。

久井大夢がスーパーフェザー級の2王座を返上しライト級のベルト獲りへ本腰。さらなる階級アップで山口代表は将来的な鈴木千裕との対戦も視野に【KNOCK OUT】

2025.07.09 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのBLACKとREDのスーパーフェザー級2冠王者である久井大夢(TEAM TAIMU)が7月9日、この2本のベルトを返上した。久井は「KNOCK OUT.55」(7月20日、東京・後楽園ホール)でREDライト級でロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)と対戦することが発表されている。

 久井は6月の代々木大会で龍聖を相手にBLACK王座を防衛。試合後にはライト級に階級を上げて、BLACKライト級王者の大沢文也(ザウルスプロモーション)とREDライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の持つ王座を狙う意思を表明していた。

 この日の会見で久井は「ライト級でも僕はヒジありでもなしでもどっちでも王者になれると思っているので、まずはタイトルに挑戦できる位置まで進んでいきたい」と改めてライト級の2本のベルト獲りを誓った。

 7月大会で対戦するロムイーサンとは昨年11月に福島・KNOCK OUTアリーナ常葉のこけら落とし大会で対戦し、延長の末、判定で敗れている。

 久井は「1回負けているので、絶対倒してリベンジしたい。自分のレベルも上がっていると思うので、楽しみにしてほしい」と自信を見せた。

EXTREME王座戦の試合形式は「約24時間!!お小遣い1万円!!プロレス遠足デス・マッチ♡」に。前哨戦は挑戦者・佐藤光留がTo-yにギブアップ勝ち【DDT】

2025.07.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月8日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「闘うビアガーデン2025 in UENO」を開催した。15日の新宿FACEで行われるDDT EXTREME選手権試合(王者=To-yvs挑戦者=佐藤光留)の試合形式が「約24時間!!お小遣い1万円!!プロレス遠足デス・マッチ♡」に決定。前哨戦では光留がTo-yに勝利した。
 
 今大会の開始前、同王座戦の公開調印式が実施され、To-yは王者の権利で「1時間!!お小遣い1万円!!プロレス遠足デス・マッチ♡」を提案。To-yはこの1時間でお小遣いを使って、凶器を買いに行ったり、味方になる選手を雇ったりして、遠足のように戦う試合だと説明。ところが、光留が「そんなことやってたら1時間では短い。おカネを増やしてもいいなら、10時間でいい」と主張。To-yは「朝一でボートレースやってることもあるし、10時間やるなら、もう少し延ばしたい」と言い出す。すると、光留は「だったら、思い切って24時間くらいにして、前日の19時くらいから始めたら」と提示。To-yは「それなら夜のボートレースもできて、朝のボートレースもできて、めっちゃ得ですね。24時間ならおカネいっぱいできる」と同意。結局、試合前日の19時から試合がスタートすることになった。
 
 試合自体はエニウェアフォール形式で3カウントフォール、ギブアップを奪った選手が勝利。両者には資金として1万円が与えられ、凶器の購入、味方となる選手を雇う等、試合を優位に進める手段に利用可能。資金はギャンブル等で増やすことも自由。15日の試合前に決着がついた場合、大会内で勝ち名乗りのみを行うことになった。

カメラマンの長尾迪氏が「MMAフォトライブラリー」を開設。ヒクソン、桜庭らレジェンドから朝倉未来、那須川天心ら現役ファイターの写真が満載

2025.07.07 Vol.Web Original

 株式会社イングラムがUFCやPRIDEのオフィシャルカメラマンを長く務めた写真家の長尾迪氏のデジタルフォトライブラリーを開設したことを発表した。

 名称は「長尾迪MMAフォトライブラリー」で総合格闘技創設期のヒクソン・グレイシーや桜庭和志、山本“KID”徳郁といったレジェンドファイターから、現在、RIZINで活躍している朝倉未来、平本蓮、萩原京平、そしてキックボクシングからボクシングに転向した那須川天心などの現役選手が活躍する写真が満載。

 団体は総合格闘技の原点といわれる「修斗」、総合格闘技を世界に広めるきっかけとなった「PRIDE」「UFC」、そして「RIZIN」「K-1」「RISE」など、総合格闘技からキックボクシング(一部ボクシング興行を含む)まで網羅している。なお修斗、UFC、K-1、RIZINについては長尾氏はオフィシャル・フォトグラファーとしてシャッターを切り続けている。

 これらの写真についてはテレビ、新聞、雑誌、web等のメディアに向けてオンラインで購入できるストックフォトシステムになっているのが特徴で、メディアでの商用利用を原則としており、1点1万円~で使用することが可能。また条件が合えば一般の人も利用可能とのこと。

佐々木&岡谷&イルシオンがクリス&本多&正田を破り、KO-D6人タッグV3「次の挑戦者、誰も来なかったな。俺たちがフォーエバー・チャンプだ!」【DDT】

2025.07.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヨコハマ・ナイトスプラッシュ」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&イルシオンがシャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックス&アントーニオ本多&正田壮史の挑戦を退け、KO-D6人タッグ王座の3度目の防衛に成功し、永久保持を宣言した。

 佐々木組は本多の「創作昔話ごんぎつね」を非情の阻止。クリスのゴムパッチンも阻むと、佐々木がシャーデンフロイデのマスコット・ブンブンを投げ捨て、さらに電動バトンに吊り下げる暴挙。正田がイルシオンにミドルキックを連打すれば、岡谷はクレイモアで返す。佐々木がクリスをクロス・フェースロックで締め上げると、脱出したクリスがラリアットも、佐々木がスピアー。本多が2度目のごんぎつねにトライすると、今度は成功。シャーデンフロイデの3人はトリプルのバイオニックエルボーを狙うも、ダムネーションT.Aは急所蹴りで回避。シャーデンフロイデがイルシオンにトレイン攻撃。クリスの張り手は相次いで味方に誤爆。

HARASHIMAがKO-D無差別級王者・樋口和貞との最初で最後の前哨戦で絶好調ぶりアピール【DDT】

2025.07.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヨコハマ・ナイトスプラッシュ」を開催した。13日の後楽園ホールで、KO-D無差別級王者・樋口和貞に挑戦するHARASHIMAが絶好調ぶりをアピールした。

 大会開始前に同王座戦の公開調印式が行われ、両者が調印書にサインした後、意気込みを語った。挑戦者のHARASHIMAは「強さへのこだわりは持ち続けていて、一番強いチャンピオン樋口和貞に挑戦できることをうれしく思います。7月27日、地元・青梅では凱旋大会もあるんで、そこで一番強いベルトを持って入場したいと思います」とキッパリ。

 王者・樋口は「ちょうど10年前、DNAでデビューして半年で、KO-Dに挑戦しました。札幌テイセンホール。そこで自分は当時のチャンピオンHARASHIMAさんに完膚なきまで叩きのめされました。それこそ強さを見せられた。そんな感じがありました。その後もKO-D戦、もう1回、後楽園でやりましたが負け。自分はKO-D無差別級戦でHARASHIMAさんに勝ったことがないんです。その後は何回か勝ったことがありますけど、このベルトをかけたとき、最後に勝ち名乗りを受けたのはHARASHIMAさんでした。自分としてはリベンジだと思ってます。全力で行かしていただきます」とチャレンジャーの姿勢で臨む意向を示した。

秋山準&佐藤大地がKO-Dタッグ王座前哨戦で勝利。EXTREME王座戦控えたTo-yと佐藤光留はエクストリームな戦いに発展【DDT】

2025.07.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヨコハマ・ナイトスプラッシュ」を開催した。7・27青梅でのKO-Dタッグ王座戦(王者=飯野雄貴&納谷幸男vs挑戦者=秋山準&佐藤大地)、7・15新宿でのDDT EXTREME王座戦(王者=To-y vs挑戦者=佐藤光留)のダブル前哨戦が行われ、秋山&大地が前哨戦で勝利。EXTREME王座戦の前哨戦はとんだエクストリームな戦いとなった。

 大会のオープニングに登場した光留は「エクストリームな前哨戦をしたい。1時間後ぐらいに始まる試合に向けて、下剤で下準備したい」と提案。これにTo-yも同意し、両者は下剤を飲んだ。

 そして、それから約1時間後の第4試合で飯野、To-y、松永智充組が秋山、光留、大地組と対戦。To-yと光留が先発し、レスリングの攻防になるも、明らかにトイレに行きたいのを我慢している様子。続いて、飯野と大地がショルダータックル合戦。秋山がTo-yの腹部を攻めて、かなりヤバい状況に。飯野が大地にチョップを叩き込めば、大地はエルボー、ミドルキックで応戦。飯野がチョップ連打、大地はブレーンバスターで返す。最後は秋山がニーリフトからエクスプロイダーで松永から3カウントを奪った。試合後も飯野と大地が場外で激しくやり合うが、ゴングが鳴ると同時にTo-yと光留は走ってバックステージへ。飯野と大地は額をぶつけ合って、対抗心を露わに。全選手が退場すると、To-yと光留がトイレに行ってスッキリしたようで、戻ってきて握手を交わした。

荒井優希が前哨戦でプリプリ王者・瑞希から直接勝利を挙げ、王座奪取宣言「ベルトを持つ景色が鮮明になったので、この勢いで獲りたい」【TJPW】

2025.07.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「SUMMER SUN PRINCESS ’25まで待てない!」を開催した。夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)で同団体の最高峰プリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む荒井優希が前哨戦で王者・瑞希から直接勝利を挙げ、ベルト獲りを力強く宣言した。
 
 今大会のメインイベントでは7・21大田区で行われる3大タイトルマッチ(プリプリ王座戦&プリンセスタッグ王座戦&インターナショナル・プリンセス王座戦)のトリプル前哨戦として、王者チームの瑞希&中島翔子&ハイパーミサヲ&鈴芽が挑戦者チームの荒井&辰巳リカ&渡辺未詩&宮本もかと8人タッグマッチで激突。白昼夢(辰巳&渡辺)の2人は、この日もさすまたを手に登場した。
 
 開始早々、辰巳が中島の首を絞めると、ミサヲがスプレー噴射で反撃。中島がトペを狙うと、渡辺が場外でさすまたで威嚇して阻止。中島と辰巳がさすまたを手にするとチャンバラに発展。荒井がビッグブーツ狙いも、ミサヲがスプレーで阻止。鈴芽が宮本に低空リング・ア・ベルも、宮本が切り返す。荒井が瑞希にビッグブーツを連打すれば、瑞希はフットスタンプ、クロスボディーで逆襲。中島が渡辺にトペを発射すると、リング上は瑞希と荒井の2人に。荒井はトップロープから強引に瑞希にフルネルソンバスター一閃。Finally(カカト落とし)が阻止されると、ショートレンジの新人賞。再度のFinallyもかわした瑞希は、荒井の体を駆け上がるような形でフットスタンプ。宮本の鴻臚館(こうろかん)狙いをかわした瑞希だったが、一瞬のすきを突いた荒井がFinallyをズバリと叩き込んで、瑞希からピンフォールを奪った。

Copyrighted Image