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黒川瑛斗が白幡裕星から判定勝ちで王座獲得も「こんな王者じゃダメ。出直してくる」と反省【Krush】

2024.10.26 Vol.Web Original

「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)で行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦で黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦した。試合は最終ラウンドにダウンを奪った黒川が3-0の判定で勝利を収め、王座を獲得した。

 7月大会で行われた準決勝で黒川は林佑哉にKO勝ち、白幡は対戦相手の峯大樹がドクターストップで欠場となり不戦勝で、それぞれ決勝に進出した。

 黒川はプロ戦績8戦6勝(2KO)1敗。この1敗は昨年10月に大久保琉唯に喫したもの。白幡は2023年にK-1グループに戦場を移す前はMuayThaiOpenスーパーフライ級、REBELS-REDスーパーフライ級王座を獲得。K-1グループの初戦では元Krushバンタム級王者の吉岡ビギンに勝利を収めている。

シナ・カリミアンとニコラス・ペタスが宮田氏に詰め寄り無差別級トーナメント参戦を要求。宮田氏はトーナメント出場は完全否定【K-1】

2024.10.26 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とニコラス・ペタス氏が「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)の第7試合が始まる前に突如姿を現し、宮田充Krushプロデューサーに詰め寄る騒動を起こした。

 2人は第6試合後の休憩が終わるころにリングサイドに現れると本部席の宮田氏に詰め寄り、カリミアンのスポークスマン的な立場となっているペタス氏がなにやらまくしたてる。

 カリミアンは10月5日のK-1大阪大会で「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」でクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)と対戦。クリンチの離れ際にイストラテの後頭部へのパンチを受けたカリミアンがリングに倒れ込み、そのまま続行不可能となり試合終了。当日はこのイストラテのパンチをどう判断するかについては持ち越され「結果保留」という前代未聞の事態となった。その後の協議の結果、この試合についてはノーコンテストに。そして試合がストップされた時点までの攻防を検証した結果、イストラテが優勢と判断し、12月14日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」にはイストラテが出場することとなった。

井上尚弥が「冴えない」発言のグッドマンに異例の呼びかけ「塩試合に徹しないで熱い試合を!」

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が12月24日に3度目の防衛戦を行うことが10月24日に正式発表された。井上はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と指名試合で対戦する。

 井上は昨年12月に4団体統一王座を獲得すると今年5月にルイス・ネリ、9月にTJ・ドヘニーを破り、2度の防衛に成功。今回は3度目の防衛戦でIBF、WBOで1位にランキングされるサム・グッドマン(オーストラリア)と指名試合で対戦する。グッドマンは19戦19勝(8KO)の無敗のファイター。

 この日は都内で会見が行われ井上は会場で、グッドマンはリモートで参加した。

武居由樹が那須川天心に「早くやろうぜ」とアピールも「4団体統一を目指したほうがさらに上に行けるんじゃないか」と揺れる胸中を明かす

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が10月24日、実現が期待されている那須川天心(帝拳)との試合についての複雑な胸中を明かした。

 武居はこの日、12月24日に2度目の防衛戦を行うことが発表された。対戦相手は後日発表で、WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)vs サム・グッドマン(オーストラリア)のタイトル戦とのダブル世界タイトルマッチとなる。

 武居は会見で那須川との試合について「自分自身はいつでもやりたいという気持ち。何かの記事で彼が“もう少し待っていてくれ”と言っていたんですが“早くやろうぜ”という感じですね」と語った。

 しかしその後の囲み取材では「“早くやろうぜ”という気持ちもありつつ、この前、拓真さんが負けてしまってベルトが動いたので、いつまでも天心君を待っているより、自分も上を目指したほうが自分のためにもなるし、価値も上がるんじゃないかなとふと思ったり。まずは今回の防衛戦をクリアしないと何とも言えないんですけど」と揺れる胸中を明かした。

 バンタム級はこれまで同門の井上拓真がWBA王者だったのだが、10月13日の試合で堤聖也に敗れ、王座陥落。これまで同門ということで統一については現実味の薄い話だったのだが、武居の中で微妙に意識の変化があったよう。

12月24日に井上尚弥と武居由樹がダブル世界戦。井上はサム・グッドマンと3度目の防衛戦。武居の相手は後日発表

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月24日に東京・有明アリーナでダブル世界タイトルマッチを開催することが10月24日に正式発表された。

 井上はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦する。この試合は当初、9月に行われる予定だったが日程を変更し、今回の対戦となった。武居の相手は後日発表の予定となっている。

 この日、2人は都内で行われた会見に揃って出席した。

 グッドマンについては以前から対戦相手として名前が挙がっていたのだが井上は「東京ドームでの戦いが終わったあたりから意識をしている。意識する点、警戒する点は非常にまとまった選手で、そのなかで無敗というレコードを持っている。無敗というのは必ず何かしらの強さを持っているということだと思うので、そういった点に気を付けながら戦いたい」と評した。

完全アウェーでのクンクメールとの対抗戦出場の5選手発表。重森陽太「応援が10-0。そういうのが大好き」【KNOCK OUT】

2024.10.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが10月23日、都内で会見を開き、カンボジアのクンクメールとの対抗戦「Kun Khmer x KNOCK OUT」(11月15日、カンボジア)に出場する選手を発表した。

 KNOCK OUTとクンクメールは昨年末から交流が深まり、4月の後楽園大会にはクンクメールからの刺客ペッカデイ・クンクメールが参戦し柴田真吾(フリー)に3R終了直前にKO勝ち、また4月25日には久井大夢(TEAM TAIMU)、新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)がカンボジアに乗り込み、久井は敗れたものの新田はKO勝ちを収めている。8月の後楽園大会では3対3の対抗戦が行われ、KNOCK OUT軍は1勝2敗と負け越したものの、大将戦で久井がチョット・サレイヴァントン(カンボジア)に胴回し回転蹴りで会心のKO勝ちを収めている。

 今回、試合が行われるのはプノンペンのKambuolという会場。そこでは当日、カンボジア最大のお祭りが行われ2万人以上の観客が訪れることが予想されることから、超完全アウェーの中での5対5の対抗戦となる。

 KNOCK OUT軍は重森陽太(クロスポイント吉祥寺)、古村匡平(FURUMURA-GYM)、下地奏人(RIOTGYM)、新田、篠原賢(クロスポイント吉祥寺)の5選手。この日の会見には下地を除く4人が出席した。

フェザー級GPの組み合わせ発表。白鳥大珠は1回戦でペッチと対戦。原口健飛は決勝でのペッチ戦を狙い反対側のブロックを選択【RISE】

2024.10.22 Vol.Web Original

 RISEが「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL」(12月21日、千葉・幕張メッセイベントホール)で行われる「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」の組み合わせを10月22日、発表した。

 組み合わせについては8人の選手がリモートで参加する抽選会で決定した。

 抽選方法はGLORYとRISEのBOXを用意し、BOX内に選手の名前が入ったボールを入れてRISEの伊藤隆代表が抽選。名前の出た選手は好きな箇所を選択するという形式。

 抽選により一人目の選択権はペットパノムルン・キャットムーカオに決定。ペットパノムルンはG1を選択。続いて選ばれたのはペットパノムルンとの対戦を嘱望していた白鳥大珠。白鳥は少し悩んだもののペットパノムルンの隣を選択。これにより1stラウンド.1の試合は白鳥 vs ペットパノムルンに決定した。

 3人目のベルジャン・ペポシはG2を選択し、4人目の原口健飛は決勝でペットパノムルン戦へ挑むために R4(ペッチと反対の山)を選択、続く5人目のエイブラハム・ヴィダレスはG3を選択した。

 6人目のチャド・コリンズはヴィダレスが待つR3を選択し、ここでコリンズ vs ヴィダレスが決定し自動的にすべてのカードが決定した。

 7人目のミゲール・トリンダーデは原口と、8人目のイ・ソンヒョンはペポシとの対戦が決定した。

11・4ひがしんアリーナでのポコたん&トウチ君vsおしなりくん&ひがぴょんのマスコットキャラクター対決が決定【DDT】

2024.10.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月21日、東京・墨田区の押上天祖神社で「すみだドラマティック・ドリーム!~全席無料プロレス大会~」(11月4日、東京・ひがしんアリーナ=墨田区総合体育館)に向けて記者会見を開き、ポコたん&トウチ君vsおしなりくん&ひがぴょんによる史上初のマスコットキャラクター4体によるタッグマッチを行うことが決定した。

 10月3日の新宿FACE大会で自衛隊東京地方協力本部のマスコットキャラクターであるトウチ君が11・4ひがしんアリーナでプロレスデビューすることがアナウンスされ、DDTのマスコットキャラクター・ポコたんがライバル心を燃やし対戦を要求。ところがトウチ君が懸命にプロレスの練習に取り組む姿を動画で見て心を打たれたポコたんが前言を撤回し、タッグ結成を希望し、対戦相手は未定となっていた。

青木真也がHARASHIMA、勝俣瞬馬を連続で破りKO-D無差別級王座V3。11・4ひがしんアリーナでクリス・ブルックスが挑戦【DDT】

2024.10.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月20日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2024」を開催した。KO-D無差別級王者の青木真也がHARASHIMA、「いつでもどこでも挑戦権」を行使した勝俣瞬馬を連続で撃破し王座V3に成功。11月4日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)でクリス・ブルックスの挑戦を受けることが決定した。

 青木とHARASHIMAは過去に3回シングルマッチで戦って、青木の2勝1敗。2020年3月11日、さいたまスーパーアリーナでのDDT EXTREME王座戦以来、4年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤はレスリングの攻防、押さえ込みの応酬。青木が卍固めを繰り出せば、HARASHIMAはリバース・フランケンシュタイナー、場外でのボディースラム。青木がトペを発射すれば、HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。青木はスリーパーで絞め上げ、HARASHIMAが脱出すると、エルボー合戦。青木がパイルドライバー、顔面への蹴りでダウン。HARASHIMAが張ると、青木は飛びつき腕十字狙い。抜け出したHARASHIMAは胸、頭部への蹴りから、助走なしの蒼魔刀を叩き込む。一瞬のすきを突いた青木はフルネルソンから強引に両肩をマットにつけて3カウントを奪い、2度目の防衛に成功。

“肉体派俳優”桜庭大翔がプロレスデビュー前に悪党軍団ダムネーションT.Aに衝撃の加入【DDT】

2024.10.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月20日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2024」を開催した。12月28日の東京・両国国技館でのプロレスデビューが決まった“肉体派俳優”桜庭大翔が悪党軍団ダムネーションT.Aに衝撃の加入を果たした。

 この日、第3試合終了後、リングに上がった桜庭は「この度、DDTよりプロレスデビューさせていただくことになりました。僕はもともとドウェイン・ジョンソン、ザ・ロック様が好きで、彼をきっかけにプロレスを見始め、そしてまさか自分がリングの上に立つ日が来るとは本当に思っていなかったです。大好きなロック様を目指して、お芝居でもプロレスラーとしても、スーパースターになってやりたいと思います。日本のロック様になりますので、応援のほどよろしくお願いいたします」とあいさつ。

参戦2年でついにタイトル挑戦の安本晴翔がフルラウンドの激闘制し悲願の王座獲得「門口選手の分も強くなって、世界に通用する選手になる」【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦し、判定勝ちを収め悲願の王座獲得を成し遂げた。

 安本は2022年7月からRISEに参戦し、約2年3カ月。この間、シュートボクシング(SB)との対抗戦で川上叶に、ランカー同士の対戦で魁斗に敗れるなど、ここぞというところで星を落とし、今回が初のRISE王座への挑戦だった。

 1R、オーソドックスの構えの両者。ともにローで機をうかがう。門口はスイッチを繰り返しながら機をうかがう。安本もそれに合わせスイッチ。ロー、ミドル、ジャブの攻防。パンチの打ち合い。そして門口が前に出たところに安本がカウンターで右フック。一瞬腰が落ちる門口。安本がパンチの連打で追撃。門口はガードを固める。安本は深追いはせず。門口は逆に圧をかけ左ボディー、右フック、ヒザ蹴り。互いにローを蹴る。安本は前蹴り。そして門口の蹴りをキャッチし、左フック。

 オープンスコアはジャッジ3人とも9-10で安本。

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