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小池都知事「介護職の人材確保は社会全体のニーズ」 SOMPOケアが介護の仕事を描いた漫画を都内の小学校と図書館に寄贈

2024.12.19 Vol.Web Original
 小池百合子東京都知事が12月19日、介護職の人材確保について「社会全体のニーズ」などと語った。
 
 都知事はこの日、都庁で行われた「介護を学ぶ学習まんが『大研究! 笑顔をつなぐ!介護の仕事』贈呈式」に出席した。贈呈式では刊行元のSOMPOケア株式会社の鷲見隆充代表取締役CEOから都知事に同書が贈呈された。
 
 この漫画は主人公がおばあちゃんの骨折をきっかけに介護について知っていくストーリー。主人公は「介護とは何か」ということを始め、高齢による身体の変化や施設介護サービス、在宅介護サービスといった介護保険制度、そして介護現場に導入されているさまざまな最新テクノロジーなどを学んでいく。また介護の現場で働くさまざまな人にも出会い「どのような役割を担うのか」「どのような思いで働いているのか」といったことも知っていく。
 
 都知事は「今年6月にSONPOケアの研修所を視察させていただいた。2025年問題、いわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者になるという時代となる。それに伴い、介護に携わる人材もこれからますます必要になってくる。介護の人材の確保というのは社会全体のニーズだと思う。今回、都内の小学校1300校、そして380の図書館にこの漫画を頂戴するが、子どもたちが漫画を通じながら介護の必要性、そしてその人材が必要ということを学んでくれればと思う。これからますます安心で安全な社会づくりが必要とされている。子どもの頃から社会の仕組みや介護の大切さを楽しく学んでいくことが必要だと思う」などと挨拶した。

豊島区と同区を本拠地とするバスケット、サッカー、ストリートダンスの3チームが連携協定締結。今後はホームゲームの開催も

2024.12.12 Vol.Web Original

 豊島区が12月12日、豊島区本庁舎で、同区を本拠地とするスポーツチームであるIKEBUKURO DROPS(3人制バスケットボール)、エリース東京FC(サッカー)、SAPTENI RAPTURES(ストリートダンス)の3チームと「豊島区をホームタウンとするスポーツチームとの連携協定」の締結式を行った。

 この取り組みについては今月2日に行われた高際みゆき区長の会見で発表されている。

 締結式には高際区長、IKEBUKURO DROPSを運営する株式会社Blue Oceanの清水将成代表取締役、中村友也選手兼ヘッドコーチ、エリース東京FCを運営する株式会社エリース東京の平井聡代表取締役COO、キム・ソンミン選手、SEPTENI RAPTURESを運営するPERF株式会社の柳裕貴代表取締役、AYUMI選手が出席した。

 冒頭、高際区長は今回の協定について「この素晴らしい3チームとホームタウン協定を結べることとなった。これまでもこの3チームとはチーム豊島を通じて連携させていただいてきた。豊島区は今、特に子供たちに体を動かす楽しさ、運動神経のいい子も悪い子も、障害がある子もない子も、スポーツでどんどん幸せな気持ちになってほしい、自分の可能性の扉を開いてほしいと思っているので、今日のこの3チームとの連携は本当に心強く思っている。今日は子どもに関わる部署とスポーツの部署が来ているが、この協定は全ての部署で連携できるもの。例えば福祉の障がい者や高齢者の部署、街づくりをやっている部署とも連携できると思う。全ての部署が提案していこうということも共有している」などと子どもに限らず幅広い世代や分野においての連携を期待した。

豊島区、産学官で健康経営を考える 立教大生が「学生視点のWell-being企業」の姿を示す

2024.12.12 Vol.Web Original

 豊島区の産官学連携コンソーシアム「TEAMとしま」の有志企業が区内にキャンパスがある立教大学とタッグを組んで特別連携イベント『Well-being City 豊島区構想 -健康経営優良法人日本一の街へ-』を12月10日、立教大学で開催した。「学生視点のWell-being企業とは」として、同大学の経済学部で労働経済論をテーマとしている首藤ゼミナールの学生たちがWell-being企業のあるべき姿と行動を提言、イベントに参加した豊島区の高際みゆき区長や企業の代表者は、学生たちからの耳の痛い提案に熱心に耳を傾け、苦笑いしながらも、しっかりと受け止めた。

 就職活動を控える大学生ならではの視点。安定性を求めて大企業への就職を希望する学生が多い現状を示したうえで、3つのグループが、中小企業が抱える人手不足の観点から、それぞれ「福利厚生・休暇制度」「インターン」「認知度」に着目、さまざまなデータを分析して仮説を立て、豊島区役所や株式会社サンシャインシティ、TEAMとしまのマテックス株式会社などをヒアリングして現状の課題を明らかにし、それぞれの改善方法を示した。

訪日外国人観光客に突撃取材!「YOUはニッポンの喫煙ルールどう思う?」

2024.12.06 Vol.Web Original

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年9月の訪日外国人旅行者数(推計値)は約287万人で、2019年に比べ26.4%も増えている。1~9月の累計では2688万人となり、2019年に比べて10.1%の増加だ。コロナ禍を過ぎてインバウンドは完全に戻り、むしろ増える一方といえる。

 諸外国からやってくる彼らは、自国と日本の文化やルールの違いに、しばしば驚くことがあるという。そのうちの一つが、日本の喫煙についてのルールだ。海外旅行客の喫煙者は、日本の喫煙ルールをどう感じているのか。不便はあるのだろうか。渋谷スクランブル交差点の喫煙所で街頭インタビューを行い、生の声を聞いた。

小池都知事がティモンディと「やればできる!」“おウチの燃費”向上を呼びかけ

2024.11.28 Vol.Web Original

 お笑いコンビのティモンディが2025年4月に施行される新制度「建築物環境報告書制度」を普及啓発する「知って役立つ!おウチの燃費と快適性」のアンバサダーに就任、11月24日、都庁で行われた就任式に出席した。小池都知事から大きな名刺をを受け取ると「やれば、できる!」と大きな声でメッセージした。

 ティモンディはWEB動画篇に出演。動画は、生活のなかでできる少しの心がけによって自宅の燃費を向上させて快適に過ごすためのヒントを提案するもの。「夏は涼しく冬は暖かく」に限らず、“おウチの燃費”の向上によってもたらされるメリットを知らせる。

がんリスク検査や“ミニ肝臓”…東京都ベンチャー技術大賞 医療系テックに大注目

2024.11.28 Vol.web original

 東京都ベンチャー技術大賞の表彰式が21日、有明・東京ビッグサイト「産業交流展2024」にて行われ、都内の中小企業14社が各賞を受賞。今年はAIや医療の分野からも注目される画期的な技術が目を引いた。

 東京都ベンチャー技術大賞は、都内の中小企業がその技術力を活かして開発した、革新的で将来性のある製品や技術、サービスを表彰するもの。

 大賞と女性活躍推進知事特別賞をW受賞したのは、文京区・湯島に東京本社を構えるCraif株式会社。同社が開発した「マイシグナル・スキャン」は、食事制限のない尿検査で、今のがんリスクを調べるサービス。尿のマイクロRNAをAIで解析。肺がんや胃がん、大腸がん、すい臓がんなど7つのがんリスクを一度でがん種別に検査できる。価格は6万円台から。

 同社の水沼未雅COOは「我々はまず、エビデンス、学術的なデータを出すということを強く意識しています。先日発表した、すい臓に関する論文も慶応義塾大学をはじめ国立がんセンターなど、さまざまな大学病院さんに入っていただいて、共同臨床研究という形でさせていただいたもの。そのように私たちは全国30以上の医療機関さんやがんセンターの先生方と一緒にデータを集め、それをグローバルに発表するということをしてきました」と語る。

 医療機関との連携も特徴の1つ。同サービスは現在全国700以上の医療機関で導入されており、リスクが高かった場合も何科の病院でどんな追加検査を受けたらいいかを具体的に提案する。

「“がんリスクが高い”というだけで病院に行っても、どんな精密検査をすればいいか、お医者さん側も困ってしまうんですね。がんリスクが高いのはどこなのかまで解析することで、迅速な検査につなげることができるんです。そのフォローアップ体制も医療機関の先生がたに評価頂いている点だと思います」と水沼氏。

 そのカギとなるのが、今年の今年のノーベル生理学・医学賞でも注目を集めたマイクロRNA。

「マイクロRNAはがんの種類によって少しずつパターンが異なるんです。肺がんには肺がんの、すい臓がんにはすい臓がんのパターンがある。それを膨大なデータと合わせてAIに学習させ解析できるようにしています。尿からマイクロRNAを採取する際も、より正しいデータを取るため“ノイズ”が混じらないようにする技術も採用しており、高精度な結果を実現しています」。

 同時に“陽性的中率”の限界など、検査の解釈についてもユーザーの理解を高める取り組みを行っていると言い「健康診断の検便による大腸がん検査も、陽性的中率は2~4%ほどと言われています。リスク検査の精度が高ければ陽性的中率も高まるということではないんですね。そういった検査の解釈の仕方、正しい検査への知識などもパンフレットでお伝えしています。大事なのは、ハイリスクとされた後のネクストステップ。リスク検査だけで終わらない、実際のアクションにつながるコミュニケーションが大切だと思っています」。

 また、同社では水沼COOを筆頭に女性幹部、女性スタッフも多いといい、今回、女性活躍推進知事特別賞も受賞。水沼氏は「女性だから男性だからと分けることなく、結果的に、幹部にもスタッフにも女性がいることが当たり前という文化が自然と形成できていると思います。気づけば女性幹部比率も3割ありますね。技術部門でも女性スタッフが活躍しています」とのこと。

 一方、新薬開発の現場で注目を集めているのが、株式会社サイフューズが開発した世界初の機能性細胞デバイス「ヒト3Dミニ肝臓」。肝臓の代替機能を再現した“ミニ肝臓”をバイオ3Dプリンタで作成した3D細胞製品で、従来の研究用評価ツールに比べても扱いやすく、薬物投与の影響を高精度で予測できる画期的なもの。新薬開発の現場で、成功率向上や、動物実験の代替法としても評価されている。同社では技術を生かして再生医療の領域にも取り組んでおり、骨軟骨、血管、神経再生への展開も進めているとのこと。

 医療や介護の分野においても東京発ベンチャーの技術への期待が高まる。

株式会社サイフューズが開発した世界初の機能性細胞デバイス「ヒト3Dミニ肝臓」。カプセル中央の白い“点”がバイオ3Dプリンタで作った「ヒト3Dミニ肝臓」

豊島区で4年目の「SDGsフェスティバル」開催。高際区長「SDGsの考え、取り組みは止まることはない」

2024.11.22 Vol.Web Original

 豊島区が11月22日、同区内の豊島区立芸術文化劇場で「SDGsフェスティバル」を開催した。

 豊島区の区立の幼稚園や小・中学校では保護者・地域・企業・大学などと協働で、持続発展都市の担い手を目指す「SDGs達成の担い手育成事業」を実施しているのだが、この「SDGsフェスティバル」は同事業の一環として令和3年度から開催されているもの。

 この日のフェスでは区が推進するSDGsの取り組みを子どもたちに限らず、地域や保護者などが「自分ごと化」の意識醸成を図れるよう各学校が取り組んでいる内容について発信した。

 今年は午前と午後の2部制で開催。午前の部では南長崎幼稚園が「未来に続く『もったいない』」、清和小学校が「世界に誇る日本の伝統文化」、要小学校が「おおぞらはばたく!」、南池袋小学校が「雑司ヶ谷の魅力発見!」、巣鴨小学校が「大塚大好き豊島区大好きぼくら地域の一員だ!!」、池袋中学校が「パートナーシップで目標を達成しよう~誰とでも手を取り合うことのできる人になろう~『車椅子体験と、ブラインドウォーク』」というテーマで、自分たちの取り組みを持ち時間の10分をいっぱいに使い発信した。

東京都ベンチャー技術大賞はノーベル賞でも注目のマイクロRNAを生かした尿のがんリスク検査

2024.11.21 Vol.web original

 

 東京都ベンチャー技術大賞の表彰式が21日、有明・東京ビッグサイトにて開催中の「産業交流展2024」にて行われ、尿を利用したがんリスク検査を開発したCraif株式会社(文京区)が令和6年度の大賞と女性活躍推進知事特別賞をW受賞。小池百合子東京都知事も登壇し、東京発ベンチャーの開発力をたたえつつ、さらなる活躍に期待を寄せた。

 東京都ベンチャー技術大賞は、都内の中小企業がその技術力を活かして開発した、革新的で将来性のある製品や技術、サービスを表彰するもの。

 今年、大賞を受賞したのは、尿中のマイクロRNAをAIで解析し現在のがんリスクを調べる「マイシグナル・スキャン」を開発したCraif株式会社(代表取締役・小野瀨 隆一)。水沼未雅COOをはじめ女性幹部も多いテック企業として女性活躍推進知事特別賞とのW受賞となった。

 小池都知事は「技術の世界はますます日進月歩。1分1秒を争う厳しい国際競争を勝ち抜くためには、新たな価値を次々と創出しなければいけません。東京が時代をけん引するためにも中小企業やスタートアップの皆さんの力は不可欠」と企業をたたえつつ、受賞後の活躍にも期待。

 今年の大賞にも「今年のノーベル生理学・医学賞もマイクロRNA分子の発見に対して贈られたもの。時期にも合った素晴らしい製品。東京の企業の画期的な技術として注目されるものだと思います」と高く評価した。

 さらに小池都知事は「東京が、持続可能な都市を高い技術力で維持していくためにも、東京のポテンシャルを最大限に発揮できるエコシステムをさらに後押ししていきたい」と東京都としての支援にもさらなる意欲を語った。

 他、東京都ベンチャー技術奨励賞を受賞したのは、世界初の機能性細胞デバイス「ヒト3Dミニ肝臓」 を開発した株式会社サイフューズ、遠隔支援で熟練工の技術を作業現場に生かせる「コネクテッドワーカーソリューション」を開発したFairy Devices株式会社、3D スキャナー「AVATARIUM」を開発した株式会社PocketRD の3社。

 東京都ベンチャー技術優秀賞を受賞したのは、視覚障がい者向け歩行支援機器「あしらせ」を開発した株式会社Ashirase、 介護支援システム「ライブコネクト」を開発した株式会社Z-Works、日中放射冷却素材「SPACECOOL」を開発したSPACECOOL株式会社。

 また特別賞は、介護用洗身用具「switle BODY」を開発した株式会社シリウス、イヌの血液がん検査「Ark-Test」を開発した 株式会社メディカル・アークなど7社が受賞した。

『おはリナ!』メインキャスターの山本里菜「皆さんの朝がより充実したものになる手助けができる番組に」

2024.11.09 Vol.Web Original

 この秋の改編でTOKYO MXの朝の番組ががらりと変わった。これまではジャーナリストの堀潤氏が「モーニングCROSS」「堀潤モーニングFLAG」で約10年半にわたって同局の朝の顔を務めてきたのだが、9月30日からフリーアナウンサーの山本里菜がメインキャスターを務める「『おはよう』から始まるリズムナビゲート」をコンセプトとした情報番組『おはリナ!』がスタート。約1カ月が経った山本に話を聞いた。

「アニメ&まんが聖地 SUMMIT」開催。豊島区の高際区長が「豊島区におけるマンガ・アニメを活用した文化振興策」を講演

2024.11.08 Vol.Web Original

 日本のアニメと漫画の施設が豊島区に一同に介する「アニメ&まんが聖地 SUMMIT」が11月8日、東京・池袋のとしま区民センター「多目的ホール」で行われた。

 このSUMMITは日本のアニメや漫画のファンに向けてその地域の自然をはじめとした伝統・文化、食などの魅力を発信し、その上で各地域へ訪問する際の課題などを洗い出し、より楽しく、気軽に足を運んでもらえるためのツーリズムを模索しようというもの。

 アニメツーリズム協会セミナーでは豊島区の高際みゆき区長が「豊島区におけるマンガ・アニメを活用した文化振興策」のテーマで講演した。

 高際氏は「豊島区ではこれまでも文化を基軸としたまちづくりを意識して進めてきた。その中でも今、豊島区としてシティプロモーションに力を入れていこうと思っている。そのためには街自体がパワーを持って、そのパワーで国内外のたくさんの方々に来てもらおうと思っている。その目玉と考えているのが、マンガ・アニメにプラスしてコスプレ」と切り出し「マンガの聖地/アニメの原点 トキワ荘」と「マンガ・アニメを活用した取り組み」の2つについて語った。

 トキワ荘マンガミュージアムについては解体から再建に至る経緯を説明。再建にあたっては地元の区民の熱気や力が大きかったことを明かし、そういったことから街全体で自発的な盛り上がりや熱を生み出していること、そしてミュージアムばかりではなく街中にモニュメントや壁画を作っていることなどを紹介し「ミュージアムという点ではなく、エリア一帯を面として、全体でトキワ荘の街を作っていこうというのがここのエリアの皆さん、そして区の一番の願いであり、そうした取り組みをしている」と説明。

「TOSHIMA STREET FES.2024」が閉幕。豊島区の高際区長「来年も池袋にSTREET FESを見に来て」

2024.11.03 Vol.Web Original

 ストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES.2024」が11月2、3の両日に渡り、東京・豊島区で開催された。

 2日はあいにくの悪天候に見舞われ一部のプログラムの縮小や開催場所の変更という事態に見舞われたが、最終日の3日は好天に恵まれ、各会場に多くの観客が訪れた。

 3日はフリースタイルカルチャーの日本一決定戦「FREESTYLE SPACE 2024 -AKATSUKI-」、ブレイキンの2vs2 BATTLE「BREAK ST.」、10秒で最強のワンフローをメイクする、1on1のパルクールトーナメントバトル「ONE FLOW BATTLE」の3rd Round、高校対抗ダンスバトル「MAYBE」など本格的なバトルイベントが行われ、パフォーマーの一挙手一投足に大きな歓声が上がった。

 池袋西口公園グローバルリングで行われた「FREESTYLE SPACE 2024 -AKATSUKI-」はXll After Choral(勇太、YOH、TSUKKI、龍)、「BREAK ST.」はKOSE 8ROCKSのYU-KIとTaichiが優勝した。

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