SearchSearch

小池都知事「事態はより切迫」4回目の緊急事態宣言発出に3つの柱で臨む

2021.07.09 Vol.Web Original

 

 小池百合子都知事は9日の定例記者会見で、改めて感染拡大防止対策への協力を求めた。政府が8日、東京都に対して、4度目の緊急事態宣言(7月12日から8月22日)の発出することを決定し、発表。都も都内全域を対象に特措法に基づいて緊急事態措置を決め、8日深夜の記者会見で知らせた。

 都知事は8日のモニタリング会議での、感染再拡大していること、若年中年層の入院患者が増えており重症患者が特に50代で増えていること、また繁華街の夜間の人流の増加、感染力の強いデルタ株が増えているといった報告から「事態はより切迫している」とした。

 その対策として、都は、①飲食店対策の強化②50代問題への重点的な対応③ワクチン接種の推進の3つの柱で臨む。

 飲食もしくはカラオケの提供を伴う飲食店には休業、それ以外の飲食店には5~20時までの時短での営業を要請する。 

 入院患者・重症患者における50代の割合が最も高いことを「50代問題」とし、テレワークの活用などを訴えるとともに、できるだけ積極的なワクチン接種を促した。 

 ワクチン接種は進んでおり、医療従事者の接種はほぼ完了し、高齢者は希望する人すべての接種が7月中には完了する予定で、今後は若者や中高年の接種が本格的になる。ワクチン接種においても、50代に対しての接種を集中的に進めていく。若年層に向けてはワクチンの正しい知識の普及を行っていく。

 ワクチン接種についてはさらにスピードをあげていく。すでに稼働しているワクチン接種センターに加え大規模接種センターの設置も進める。歯科医師への研修も始まり、このままいけば8月下旬には1回目の接種率が約4割に達する見込み。

 小池都知事は「ワクチンが行き渡るまでこの間をどのようにしのいでいくか、ワクチンの接種のスピードを上げていくか、この両方で行くしかない。なんとしてでもこれを最後の緊急事態宣言にしていく、そのためにもみなさんひとりひとりの行動がカギになって未来を作っていく」とした。

王者・里村明衣子が野心に燃えるアメールとの王座戦に自信「リスペクトを教えてやる」【WWE NXT UK】

2021.07.09 Vol.Web Original

 WWE「NXT UK」(日本時間7月9日配信)でNXT UK女子王者の里村明衣子が野心に燃える挑戦者アメールとの王座戦について「リスペクトを教えてやる」と自信を見せた。

 NXT UKに映像で登場した里村は「ケイ・リーは真のチャンピオンだった。私はその支配を終わらせなければならなかった」とケイ・リー・レイとの王座戦を振り返った。そして返す刀で先週、王座挑戦を表明したアメールには「私は彼女と対戦したい。彼女にはリスペクトを教えてやる。王座防衛できるかって? その質問は必要ない」と王者の貫禄を示した。一方のアメールは「私は人生でずっと見落とされてきたが、何としても私にふさわしいものを手に入れる。私の能力を披露して世界は私の価値に気づくことになるだろう」と挑戦者としての野心を垣間見せた。

滝藤賢一、植物が好きすぎて「自分で化石を作りたいと思ったが…」

2021.07.09 Vol.web original

 特別「植物 地球を支える仲間たち」取材会が9日、上野・国立科学博物館にて行われ、音声ガイドを務める俳優の滝藤賢一が登場。展示されている“植物の化石”に「手に入るなら家に欲しい」と感激していた。

 標本や模型、映像、インスタレーション展示などを活用し植物を総合的に紹介する大規模な展覧会。

 大の植物好きとして知られる滝藤は「僕も自分の音声ガイドを聞きながら見たかった。それくらい奥深い展覧会になっています」と、初心者からマニアまで楽しめると太鼓判。

 さらに滝藤は「ここ2~3年、植物のことでいろいろメディアに出させていただきましたが、このお仕事を頂いたときに、やっててよかったと思いました」と大喜び。植物の魅力を問われると「生命力ですね。もうダメかもしれないと思ったところから力を発揮する。最近育てているケープバルブという植物は冬になってググっと出てきて、ああ生きてたんだと思う。あれを経験してしまうと(植物の魅力から)逃れられないと思います」と熱く語り「子株の植え替えがとても楽しい。すべてを忘れられる。別に芝居のことを忘れたいわけじゃないんですけど(笑)」と笑顔。

「植物をこれから始めたいという人も、ずっと好きで愛でている方も楽しめる展示」と絶賛した滝藤。展示品の中で気に入ったものはと聞かれると「植物の化石はあまり見た経験が無かったので感動しました。自分でやりたいな、と思って、土に自分の好きな植物を貼って30年後に掘り返したらどうなるか先生に質問したところ“1万年かかります”と。だからやりませんが、手に入るなら家に欲しいですね。とくに絶滅した植物の化石はどうしても欲しい」と大興奮。

 また、初挑戦となった音声ガイドで共演した声優・鬼頭明里についても「声優さんと並んでお仕事させていただくのは初めてだったのですが、声色だけで変幻自在にやっていてすごいなと。僕は一人で汗だくになっていました。彼女との掛け合いも楽しんでいただけたら」と振り返った。

 特別「植物 地球を支える仲間たち」は7月10日から9月20日まで上野・国立科学博物館にて開催(緊急事態宣言などの状況により変更の場合あり)。

LDHの新ガールズユニットのiScream、初のオンラインライブ開催決定で「うれしくて胸がいっぱい」

2021.07.09 Vol.Web Original

 

 LDHの新ガールズユニット、iScream(アイスクリーム)のデビューを記念した生配信ライブ「iScream Debut Online LIVE Show Case」が8月11日に開催される。ユニットとしては、初の生パフォーマンスとなり、iScream official YouTubeチャンネルとLDH所属アーティスト、タレントに特化した動画配信サービス「CL」で同時配信される。

 配信ライブは、デビュー作『Mabe…YES EP』に収録の4曲を中心に構成、アカペラや初披露楽曲もパフォーマンスする予定でiScreamを存分に感じられる構成となっている。

 メンバーは、オンラインライブの開催が決定し、「本当にうれしくて胸がいっぱいです。私たちは今、どうすれば皆さんの心に響くiScreamを届けられるのか、メンバー三人でたくさん話し合いながら、ライブ本番に向けて一生懸命頑張っています」と、意気込む。

 また「私たちと皆さんのエネルギーがつながるような、そんな時間が過ごせたらうれしいです。デビューして初めてのライブなので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。皆さんと一緒にライブ当日を迎えられることを楽しみにしています!」と、話している。

 iScream は、LDHが2018年に開催した「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」でグランプリを獲得したRUI、ファイナリストに選出されたYUNA、HINATAの3人で2019年に結成された次世代ユニット。6月23日に『Maybe…YES EP』をリリースし、デビューした。

 現在、iScreamの公式YouTubeチャンネルでは、ユニットのドキュメント映像を配信している。

PKCZの「GLAMOROUS REMIX三部作」の第2弾配信スタート

2021.07.09 Vol.Web Original

 

 クリエイティブユニットのPKCZが9日、「GLAMOROUS (PKCZ Sound Goes Around REMIX) 」の配信をスタートした。ユニットの代表曲である「GLAMOROUS」をメンバー自らがリミックスする「GLAMOROUS REMIX三部作」の第2弾。

 メンバーのEXILE MAKIDAIが旧知の間柄であるDJ KIRAと組んでいるプロデューサーユニット「Sound Goes Around」でリミックスしたもので、メロディアスかつ疾走感あふれる作品となっている。

 配信リリースに合わせて、今年3月に開催されたバーチャルイベント『Music Vket2』で初公開されたバーチャルパーティクルライブ「PKCZ VR CHAMBERZ」が、VRChat内に再オープン。また、PKCZのYouTube 公式アカウントでは「PKCZ VR CHAMBERZ」”GLAMOROUS” ライブパフォーマンスを360度映像で初公開する。

 三部作最後となる「GLAMOROUS (PKCZR Flamingo Dance REMIX)」は7月23日に配信。メンバーのDJ DARUMA盟友であるJOMMYと人気プロデューサー のChaki Zuluと共に仕上げた。

日米で170勝挙げた松坂大輔が今季限りで引退 巨人・菅野は五輪辞退

2021.07.09 Vol.743

 

 プロ野球の西武ライオンズが7月7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退することを発表した。昨年7月に頸椎の手術を受け、今季、復活を目指していた。

 松坂は神奈川・横浜高のエースとして甲子園で春夏連覇を成し遂げ、1999年にドラフト1位で西武に入団。高卒ルーキーながら1年目に16勝を挙げ新人王に輝いた。エースとして西武の2度のリーグ優勝と1度の日本シリーズ優勝に貢献。2006年オフにポスティングシステムを行使し、レッドソックスと6年契約を結んだ。メジャーでも1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズでは日本人初の勝利投手にもなり優勝に貢献した。翌2008年シーズンも18勝を挙げた。

 2009年には3月に行われたWBCに日本代表として出場。日本を優勝に導きMVPに輝いた。しかしシーズンでは4勝に終わったのだが、シーズンオフにWBCの前から股関節を痛めていたことが明かされた。以降、低迷が続き、2013年には一時、インディアンスとマイナー契約。同年8月にはメッツとメジャー契約を結んだが復活はならず、2016年から日本球界へ復帰。ソフトバンク、中日を経て、2020年シーズンから古巣の西武に復帰。復活を期していた。日本で114勝、メジャーで56勝の170勝を挙げた。

「組織的な不正認めざるを得ない」

2021.07.09 Vol.743

【NEWS HEADLINE 2021.6.11~7.8 PHOTO OF THE MONTH】

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

井上尚弥 4団体統一へ王手のはずが…WBCとWBO王座統一戦がまさかの消滅

2021.07.09 Vol.743

 世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級統一王者の井上尚弥(28=大橋)が 6月19日にボクシングの聖地、米ネバダ州ラスベガスで行われた防衛戦でマイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)に3R2分45秒でTKO勝ちを収めた。

 目標とする4団体統一へ王手をかけた…と思われたが、そうは簡単に事は進まなかった。

 ボクシングにはWBA、IBFの他に、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)の主要4団体があり、それぞれがチャンピオンを認定している。その全てのベルトを併せ持つ統一王者は過去6人しかいない。強さが必要なのはもちろん、統一戦を望んでも興行面も含めてさまざまな思惑が絡んでくるからだ。

 今回、井上がダスマリナスを倒した6月19日にWBC王者のノニト・ドネア(38)とWBO王者のジョンリール・カシメロ(31)=ともにフィリピン=が、8月14日に統一戦を行うと発表された。井上としては、その勝者との一戦を制すれば4団体統一となる。プロモート契約を結ぶ米興行大手トップランク社のボブ・アラム氏も「(ドネア−カシメロ戦の勝者と)来年の早い時期に日本でビッグファイトを行う」と明言し、4団体統一への道が一気に開けたかに思えた。

 ところが6月29日、ドネアがドーピング検査に対するカシメロ陣営の消極的な対応などを理由に、2団体統一戦の中止を自身のツイッターで表明。2団体統一王者同士が対戦して雌雄を決する戦略は、修正を迫られることになった。

 それでも井上はツイッターに「(チャンピオンベルトを)一本ずつ取りに行くか」と記し、ドネア、カシメロと1人ずつ戦い、あくまで4団体統一を目指す意志を示している。

 トップランク社は7月6日にはインスタグラムで井上の次戦について「誰がいい?」とフォロワーに呼び掛けた。果たして井上の望むカードは実現するのだろうか。

大谷翔平が史上初の二刀流でオールスター出場

2021.07.09 Vol.743

 米大リーグ機構(MLB)は東部時間7月1日午後9時(日本時間2日午前10時)からオールスター戦(13日・デンバー)の先発出場野手を決めるファン投票の最終投票結果を発表。エンゼルスの大谷翔平(26)がア・リーグ指名打者(DH)部門で1位となり、メジャー4年目で初選出された。日本選手ではイチロー(マリナーズ)、松井秀喜(ヤンキース)、福留孝介(カブス)に続き4人目、DHは初。

 また4日(同5日)には残る出場選手も発表されたのだが、大谷は選手間投票では投手として選ばれ、史上初の二刀流での選出となった。大谷の他に日本人ではパドレスのダルビッシュ有、マリナーズの菊池雄星の両投手が選出された。日本人選手が3人選出されるのは2003年(イチロー、松井秀喜、長谷川滋利)、2007年(イチロー、斎藤隆、岡島秀樹)、2014年(ダルビッシュ、田中将大、上原浩治)以来、4度目で史上最多タイとなる。

 今季の大谷は“二刀流”に磨きがかかり、打者としては7月7日(現地時間)のレッドソックス戦で今季32本目の本塁打を放ち、日本人最多本塁打記録を塗り替えた。これまでの記録は2004年の松井秀喜(当時ヤンキース)の31本。

 またア・リーグの本塁打王争いでもつばぜり合いを演じていたブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を突き放し単独トップに立つなどここに来て本塁打を量産。どこまで記録を更新するのかにも注目が集まっている。

 投手としてはほぼ中6日で先発し、6日の試合で今シーズン4勝目(1敗)を挙げた。この勝利は日米通算50勝目(日本42勝、米8勝)だった。

五輪聖火リレーが東京都でスタート。第一走者の松岡修造「アスリートはこの1年、本当に苦しんだ」

2021.07.09 Vol.Web original

 オリンピック聖火が9日、東京都に到着し、駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場でお披露目式が行われた。新型コロナウイルス感染症による混乱の中、開催都市・東京で聖火リレーが始まった。

 今年3月25日に福島県Jヴィレッジでスタートした聖火リレーは、約3カ月間、46 道府県を巡った後、東京都に到着。9日の世田谷区を皮切りに、23日の新宿区まで、計15日間をかけて都内すべての区市町村を巡る。感染拡大防止のため、島しょ地域を除いて公道走行は見合わせ、セレブレーション会場で点火セレモニーを実施する。

 お披露目式の会場となったのは、1964 年の東京大会の試合会場、駒沢オリンピック公園総合運動場。同じく 1964 年大会をきっかけに設立された東京都交響楽団のトランペット五重奏により、聖火が迎えられた。

 会には、小池百合子都知事が出席。「無事に聖火を迎えることができたのも、全国の皆様のお力によるもの」と感謝した上で、「ランナーの皆さんは、年齢、性別、職業、障害のあるなし、国籍、実にさまざま。それぞれの思いを聖火に込めて、オリンピックスタジアムにしっかりと繋げていきたい」と挨拶した。

 会場の外では、五輪開催反対を訴える人たちによるシュプレヒコールが上がっていたが、第一走者を務める松岡修造は、そうした中、アスリートの複雑な心境を代弁した。

「この聖火は、アスリートたちの揺らぐ心のよう。アスリートはこの1年、本当に苦しんでいました。どうやって前に進んで行けばいいのか、もがいていました。でも消えなかった。応援してくれる周りの支えによって、ここまで辿り着くことができました。それは、日本だけではない。僕はこの状況下で来る全アスリートに対して、本気で応援したいと思っています。その思いを、この聖火に託します」と挨拶。ネット上には、「修造さんの言葉は心に届く」「東京の第一走者に相応しい人は松岡さんしかいない」など、賞賛のコメントが届いていた。

蘋果日報が最後の朝刊発行

2021.07.09 Vol.743

【NEWS HEADLINE 2021.6.11~7.8 PHOTO OF THE MONTH】

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

Copyrighted Image