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前WBAミドル級王者の村田が現役続行へ

2018.12.07 Vol.713

 世界ボクシング協会(WBA)前ミドル級王者の村田諒太(32)が12月4日、記者会見し、現役続行を表明した。

 村田は10月に米ラスベガスで行われた2度目の防衛戦でロブ・ブラントに大差の判定負け。試合直後は引退も考えたが、試合を見返し「いいところがなかった。あの試合を自分の集大成にして終わりたくなかった」と現役続行に至った思いを語った。しかし「もう一度、世界の舞台に立てるボクサーになりたい」と意欲を語る一方で、「前回以上のパフォーマンスを出せないのであれば意味がない。これからの練習で伸びしろを見極めていかないといけない」とも述べた。

報酬の過少記載で逮捕のゴーン容疑者 現在のところ総額は計8年間で約90億円

2018.12.07 Vol.713

 日産自動車のカルロス・ゴーン代表取締役会長(64)が自身の役員報酬を計約50億円過少に記載した有価証券報告書を提出したとして、東京地検特捜部は11月19日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で、ゴーン容疑者と、同社代表取締役のグレゴリー・ケリー容疑者(62)を逮捕した。

 逮捕容疑は平成22年6月〜27年6月、22〜26年度の5年間にゴーン容疑者が受け取った報酬が計約99億9800万円だったのに、計約49億8700万円と過少に記載した「有価証券報告書を巻頭財務局に提出したというもの。

 20日には特捜部と同社の法務部門の幹部を務める外国人執行役員らとの間で司法取引が成立していたことが明らかとなった。制度は今年6月に導入され、適用は2例目と見られる。

 金融商品取引法では虚偽の記載をした場合、個人に加え法人の刑事責任も問う「両罰規定」があり、日産が邦人として刑事責任を問われる可能性がある。今回は司法取引が行われたのだが、特捜部と合意したのは日産の外国人執行役員ら2人で、法人は含まれていない。

 英紙フィナンシャルタイムズは20日、ゴーン容疑者が計画したルノー、日産の経営統合に日産の経営陣が反発したと伝え、社内対立が逮捕劇の背景にあったことを示唆している。

 その後の調べでゴーン容疑者が過少に記載した金額は慰労金などの名目で退任後に受け取る契約になっていたことが24日分かった。金商法では将来の受け取り分でも金額が確定した年度に開示義務がある。

 これについてはゴーン容疑者も報酬の一部を退任後に受け取る計画だったことを認めており、目的については高額報酬への批判を避けるためと話す一方で、「報酬の受け取りは確定しておらず、有価証券報告書への記載は必要ない」と容疑は否認しているという。

 特捜部は各年度に将来の受領額は確定していたとみており、この受領額が各年度に確定していたかが焦点となるのだが、28日にはゴーン容疑者が退任後に過少記載分の報酬を受け取ることを記した覚書にサインしていたことが分かった。特捜部はこの覚書を入手しており、ゴーン容疑者が過少記載分を報酬と認識していたことを示す重要な証拠と見ているもよう。

 一方、ゴーン容疑者は覚書の存在を認めたうえで「サインはしておらず、退任後の報酬受け取りは正式に確定していなかった。報酬額は確定したいないので、報告書への記載義務はない」と容疑を否認しているという。

 これまでの調べで、逮捕容疑の平成22〜26年度分の約50億円とは別に、27〜29年度の直近3年分でも報酬を約40億円過少に記載した疑いがあり、過少記載の総額は計8年間で約90億円に上る見通しとなっている。

JC制覇のアーモンドアイ 来年は凱旋門賞挑戦か

2018.12.07 Vol.713

 競馬の「第38回ジャパンカップ(GⅠ)」(11月25日、東京競馬場11R、芝2400メートル)でアーモンドアイ(牝3歳、クリストフ・ルメール騎乗)が2分20秒6の日本レコードで優勝した。

 アーモンドアイは今年の3歳牝馬3冠馬でこれがGⅠ4勝目。3歳牝馬による優勝は2012年のジェンティルドンナ以来、2頭目。

 管理する国枝栄調教師がレース後「外国に出てレースをしたい」と言うように4歳になる来年は春に開催されるドバイターフ、もしくはクラシック、そして秋には日本競馬界の悲願でもある凱旋門賞といった海外でのビッグレースへの挑戦が期待される。

大谷が帰国会見で2020東京五輪出場否定せず

2018.12.07 Vol.713

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が11月12日、ア・リーグの新人賞に選出された。日本人では2001年のイチロー以来17年ぶり4人目の快挙となった。

 大谷は大リーグ専門局のインタビューに「すごくうれしい。応援してくれた方にとってもうれしいと思うので良かった」と喜びを語った。

 今季は投手としては4勝2敗、防御率3.31、打者では打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁をマーク。

 ライバル視されていたヤンキースの内野手アンドゥハーは打率.297、27本塁打で大谷は数字の面では劣ったが、同一シーズンでの「10試合登板、20本塁打、10盗塁」はメジャー史上初。約100年前のベーブ・ルースを想起させる活躍に、全米30球団の本拠地から選ばれた30人の記者のうち25人が大谷に1位票を投じた。

 大谷は帰国翌日の22日、東京都千代田区の日本記者クラブで会見を行い「充実して楽しい、良いシーズンだった」などと1年を振り返った。

 今年10月に右ヒジの靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたが、「術後は順調。やって良かったと思っている」と説明。来季は打者に専念することになるが、二刀流については「今の段階で(断念)は全くない」と話した。今後の目標としては「ポストシーズンへ行きたい思いはより強くなっている」とした。

 また2020年の東京五輪については「出場してみたいという気持ちがあるのは普通なこと」と話した。

BMXフリースタイル・パーク 中村輪夢『孤独』 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2018.12.07 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

ヤンチャン学園音楽部、sherbetらアイドル出演の「DREAM CREW」スペシャルライブ開催

2018.12.06 Vol.Web Original

恵比寿のアクトスクエアで入場無料。総勢12組
 仮想通貨を使ったクラウドファンディングに参加するアイドルたちがパフォーマンスをする「DREAM CREW」スペシャルライブが12月10日恵比寿のアクトスクエアで開催される。

 このライブは仮想通貨SAKURA BLOOM(SKB)を使用した全世界参加型クラウドファンディング「DREAM CREW」のサービス開始を記念して入場料無料で行われ、アイドルやタレントたちの未来を新たに開拓することを目的としているイベントだ。出演が決定したのはヤングチャンピオンから発掘されたアイドルユニットのヤンチャン学園音楽部、グラビアアイドル×超本格派ダンスで魅せるアイドルユニットのSherbet、女子4人組ストリート系ダンスボーカルユニットのKIS、タレントとしてライブ、モデル、女優と幅広く活躍する中学生のナナエ、5人編成のスガモッシュパンクバンドのイギリス人ら総勢12組のユニットやソロが出場。そのスペシャルライブの模様はYouTube Live、VR配信も行われ、会場に参加できない人でも視聴することが可能となっている。

流行語大賞に「そだねー」

2018.12.06 Vol.713

 今年話題となった言葉を選ぶ「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が12月3日発表され、2月の平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子の選手たちが使っていた「そだねー」が選ばれた。
 このほかNHKのクイズバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」の人気かやらクターの決め台詞「ボーっと生きてんじゃねーよ!」などがトップ10に入った。

大阪万博決まったはいいものの…

2018.12.06 Vol.713

 2025年国債博覧会(万博)の開催地を決める博覧会国際事務局(BIE)の総会が11月23日、パリで開かれ、大阪誘致を掲げた日本がロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)を破り開催地に選ばれた。なお大阪の松井一郎知事は27日には関係省庁の連絡会議で「風呂敷を広げすぎるぐらい広げたので、日本の総力を挙げていただかなければ実現不可能」と発言している。

ゲノム編集で双子女児が誕生?

2018.12.06 Vol.713

 中国の広東省深センにある南方科技大の賀建奎(が・けんけい)副教授が11月26日、不妊治療中の夫婦に受精卵にエイズウイルス(HIV)感染を防止するための遺伝子変革を実施し、今月に双子の女児が生まれたと発表した。事実とすれば遺伝子を人為的に改変した人間が生まれた最初のケースとなる。賀氏は28日に香港で開かれたゲノム編集技術の倫理問題を話し合う国際会議で研究成果を報告した。

仏全土で抗議デモに13.5万人

2018.12.06 Vol.713

 フランスで続く燃料税引き上げへの抗議デモは12月1日、急拡大し、パリでは暴徒化したデモ隊が放火や投石を繰り返し、100人以上が負傷した。仏内務省は全国で630人を身柄拘束したと発表。1日のパリのデモ参加者は同省発表で約8000〜1万人、全国では約13万6000人に上った。これを受けフィリップ首相は4日、来年1月に予定していた燃料税引き上げを6カ月間棚上げすると発表した。

紫雷イオがシェイナに強烈アッパー炸裂【12・6 WWE NXT】

2018.12.06 Vol.Web Original

MMAフォー・ホースウィメンからダコタを救出
 WWE「NXT」(日本時間12月6日配信)で紫雷イオが盟友ダコタ・カイの救出に登場し、王者シェイナ・ベイズラーが率いるMMAフォー・ホースウィメンを蹴散らした。

 イオは前回のNXTでセイン・カイリ、ダコタとともに共闘してMMAフォー・ホースウィメンに対抗していくことを表明していた。

 この日はシェイナ対ダコタのノンタイトル戦が行われた。シェイナがダコタの左腕関節を決めて優勢となるも、ダコタは右手一本で反撃。串刺しスライディングキック2発を叩き込んで意地を見せるがシェイナは再び左腕を捻り上げると、最後はキリフダクラッチ。レフェリーが試合を止め、シェイナがダコタを退けた。

 シェイナが試合後もマリナ・シェファー、ジェサミン・ デュークとともに3対1でダコタに暴行を加え続けるとイオが救出に駆け付け、マリナとジェサミンにダブルキック、シェイナには強烈なアッパーを叩き込んで3人を蹴散らした。

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