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2017年はボクシングも熱い!井上vsロマゴン、村田の世界挑戦実現に期待

2017.01.09 Vol.682

年末恒例のボクシングの世界戦。2016年は30日には2つ、31日には5つの世界戦が行われた。

 なかでも大きなインパクトを残したのが30日に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を防衛した井上尚弥。井上は元世界ボクシング協会(WBA)王者の河野公平を挑戦者に迎え、6回1分1秒、TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。井上は1Rから河野を圧倒。6R、逆転を狙い前に出てきた河野にカウンターの左フックを決めダウンを奪う。打たれ強さに定評のある河野はなんとか立ち上がったが、井上は連打で畳み掛け、フィニッシュした。強打ゆえに拳を痛め、練習に打ち込みすぎるあまり腰痛を患うなど、2016年は不本意なファイトが続いた井上だったが、完璧なKOで締めくくった。2017年には、世界4階級制覇王者のローマン・ゴンザレスとの対戦が期待されている。

 同大会ではロンドン五輪金メダリストの村田諒太が「世界前哨戦」と位置付けられた一戦でブルーノ・サンドバルに3回2分53秒、KO勝ち。こちらはついに世界挑戦が現実のものとなりそうだ。

 31日には長く“大晦日の顔”ともいえる活躍を続けてきた前スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦でスーパー王者のジェスレル・コラレスと対戦。

 昨年4月に対戦し、プロ初黒星を喫した相手との再戦となったが、1?2の判定で敗れた。

 内山は判定については「妥当かな」と語り、敗戦には「これが僕の実力」と受け止めた。現在37歳で、同じ相手に2度続けて敗れたことから進退に注目が集まったが、「勝ち以外考えていなかったので、まだ決めていない。ゆっくり休みます」と明言しなかった。

1・8「WRESTLE-1」河野が2度目の防衛 イケメンは膝負傷で欠場へ

2017.01.09 Vol.682

 プロレスリング「WRESTLE-1」の2017年第1弾大会となる「WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE」が8日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メーンで行われた「WRESTLE-1チャンピオンシップ」は王者・河野真幸が征矢学を14分38秒、ランニングニーアタックからの片エビ固めで破り2回目の防衛を果たした。

 WRESTLE-1のリングで昨秋から巻き起こった世代間抗争だったが、地力の違いを見せる河野は稲葉大樹、黒潮“イケメン”二郎を破り、この日の挑戦者はベテラン軍に属する征矢。

 稲葉、イケメンは河野に対してスピード、テクニックで対抗したが、征矢はパワーで真っ向勝負に臨み、ヘビー級らしいド迫力の肉弾戦が繰り広げられた。
 タックル合戦からチョップ合戦。征矢は滞空時間の長いブレーンバスター、デスバレーボムといった得意技で河野を追い込むが、河野は随所でバリエーション豊富なヒザ蹴りを見せ、徐々にペースを握る。エプロンでの攻防でビッグブーツからニーリフト、そしてチョークスラムというフルコースをなんとかしのいだ征矢はセコンドについたGET WILDの大森隆男に「力借りるぜ!」と叫び大森の得意技であるアックスギロチンドライバーを放ち勝負をかけるが、ここでも河野がニーリフトで形勢を逆転。最後はダイビングニーからランニングニーアタックで征矢から3カウントを奪った。

 WRESTLE-1では昨年から旗揚げ時からの選手の離脱が続く。
 それを踏まえた河野は試合後のマイクで「WRESTLE-1、始まって、3年半経って、去年もいっぱい辞めて、旗揚げ当時のメンバー変わっちゃったけど、2017年、一発目のタイトルマッチで征矢、お前とできてよかったよ。ありがとう」と征矢にエールを送ると、征矢も「俺も河野さんとシングルマッチをやって肌で感じるものがあった。俺はWRESTLE-1の旗揚げに居たメンバーじゃないかもしれない。途中から来た一選手かもしれない。でもこうして、たくさんのWRESTLE-1に初期からいたメンバーがいなくなって、残された俺たちがどうにかしなきゃ始まんないでしょ」と応えた。
 そして河野は「辞めた奴らと離れてった奴らが、このリングが羨ましい、辞めなきゃ良かったと思わせるぐらいがんばります」と続けた。

猫たちとのバディ感、見て! 『ねこ男子』中川大志&廣瀬智紀

2017.01.09 Vol.682

 

 注目の若手俳優がねこたちと戯れる様子を収めたムック本『ねこ男子』が好評だ。ページを繰れば、ロシアンブルーやアメリカンショートヘアなどかわいい猫たちと戯れるイケメンたちの様子が次々に登場。“癒し”の時間を届けてくれる。

 キラキラした俳優11人が登場。大河ドラマ『真田丸』への出演も記憶に新しい中川大志、ミュージカルなどで活躍する廣瀬智紀も参加している。

「猫って思った以上に長い。抱っこしたら長くてキュンとしました」というのは、ペルシャと共演した廣瀬。実は猫アレルギーだが、それを押して撮影。「最後のほうに鼻水がタラーッときましたけど大丈夫でした」と、苦笑いだ。

 一方、中川はアメリカンショートヘアとのタッグ。猫との撮影は一筋縄ではいかなかったようで「撮影したスタジオが大学のグラウンドの裏で、猫が掛け声が気になってかカメラを見てくれないんですよ。猫じゃらしや、餌、マタタビで猫を惹きつけて撮影しました」と、話した。

 2人とも「猫とのバディ感」を意識しながらの撮影だったそう。廣瀬はそのために「距離感を意識」。ムック本の中には、肩に猫を載せたりこれ以上接近できないほど接近したショットも。中川も猫の気持ちに寄り添って撮影したそうだ。

『ねこ男子』のプロジェクトを経て、新しい企画の構想もムクムク。今年もやりたいことがいっぱいだ。

「昨年はいろいろチャレンジさせていただいた。それを突き詰めて新しい年に向かっていきたい。初めてやることも多いと思うので一生懸命吸収していきたい」と、廣瀬は前のめり。さらに「(自分は)インドア派の寝っ転がり男子なので、それを脱却したい」と付け加えた。

 中川も「今年公開される作品があるので、それを届けられるように頑張りたい。常に新しいことに挑戦したいですし、作品の幅も広げていきたい」と意気込んだ。

その鮮烈な才能に世界が注目! 映画監督ニコラス・レフン

2017.01.09 Vol.682

 ライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』では、究極の映像美を持つバイオレンス映画として絶賛され、カンヌ国際映画祭監督賞を獲得したニコラス・ウィンディング・レフン監督。その待望の最新作『ネオン・デーモン』がついに日本で公開。2つの顔を持つ男のスリリングな日常を描いた前作から一転、今回は16歳の少女を主人公に、美と欲望が渦巻くファッションモデルたちの世界を描く。

「どんな男の中にも16歳の少女が住んでると僕は思ってるんだ。僕の中の少女を思い描いたところ、こういう作品になった(笑)」

 主人公ジェシー役を演じるのは若手人気女優のエル・ファニング。ピュアで明るい印象の彼女が、己の美を自覚し、ダークサイドに目覚めていく様を演じ切っているのも見どころだ。

「優れた俳優が皆そうであるように、エルもまたダークサイドも持ち合わせている女優だ(笑)。これまではイノセントな役が多かったけど、今後はどんどん役幅を広げていくだろうね。彼女自身はすごくユニーク。人間の中に紛れ込んだエイリアンのような異質な存在だね(笑)」

 そんなジェシーの放つ“異質”な美が物語を狂わせていく。

「この作品は、美に対する批判を込めたものでは無いんだ。世間は、大事なのは内面だとか、美なんて大したものじゃないとか言うけれど、実際はそんなことないよね。僕自身、美へのこだわりはハンパなくあるし(笑)。創造には底なしの可能性があって、我々はなんとかそれをとらえようとし続ける。人はどうしても美しさを追求したくなるものなんだ。今の時代、なおのことそうじゃないかな。SNSなどによって自分のことが、人に裁かれ定義づけられてしまうんだから」

 知ってはいけない美しさに束の間、溺れてみるのも悪くない。

格闘家イケメンファイル Vol.64 壊しのベビーフェイス 武居由樹(たけい・よしき)

2017.01.09 Vol.682

 昨年の12月、後楽園ホールで行われたKrush.71で、見事初防衛を果たした武居由樹。リング上では鋭い目つきで相手を追い詰めるハードパンチャーだが、その素顔は今年20歳になったばかりの気持ちの優しい青年。格闘技を始めたきっかけは…。

「小学校の高学年から足立区の竹ノ塚に住んでいるんですけど、その頃ちょっと悪い子で(笑)。それで母親が、10歳の時、僕をキックボクシングジムに入れました。最初は全然好きじゃなくて…。もともと運動もそんなに好きじゃなかったんです。みんなでやる体育とかは好きでしたが、一人で黙々と走ったりとか、筋トレをやったりとかが面白くなくて。だからやる気も起きないし練習もサボってばかり。でもそのジムの会長さんが、家まで来て無理やり家から僕を引っ張り出した(笑)。それでなんとか続けてこられました」

 最初は嫌々通っていたジムだが、だんだんと格闘技にのめり込んでいく。

「中学生になってジュニアの大会に出るようになり、そこで優勝とかできるようになってから、好きになりました。その頃は“俺ってもしかして強いんじゃないか?”って勘違いが入っていましたね、今思うと(笑)」

 しかし、すぐに挫折を味わうことに。

「プロデビューした後、2連敗したんです。それでちょっと、もしかして向いてないんじゃないかと。去年の初め頃だったんですけど、負けた西京選手も佐野選手も1個下なんです。年下の選手だから余計へこんじゃって、もう1回やって負けたら本当に辞めちゃおうとまで考えていました。でも、階級を下げたら、どんどん勝てるようになり、いつの間にか辞めるのを忘れていました(笑)」

 そして、ついに初代Krush-53㎏王者になった。

「小学校4年生から始めて、10年目だったので、やっとチャンピオンになれたか…という思いでした。僕の通っていたジムは結構厳しくて、遊んじゃいけないとか制約も多く、しかも毎日練習があったので、ほんと“やっと”という感じですね。でもジュニアの頃から毎日練習してきたというのが自信につながり、それが強みになっていると思います」

 そして初防衛戦。相手は1度対戦し勝っている隆聖選手。しかし、1Rにダウンを奪われてしまう。

「周りの応援もすごくプレッシャーでしたし、防衛しなきゃというのも大きかった。もちろん、その試合でメインイベントを任されたという責任もありました。なんだかんだいろいろ重なり緊張していたのかも知れません。相手は、以前対戦し勝った選手だったので、普通にやれば勝てるだろうという甘さもあった。1Rでダウンを取られ、ずっとダメージがあり、インターバルでやっと抜けたという感じでした。2Rは最低でも相手からダウンを取らなきゃと内心焦っていましたが3Rは、開き直って夢中で倒しにいきました。相手は、しっかりトレーニングしてきたのが分かりましたし、何より気持ちが強いと感じた。でも3Rで何とか倒し、防衛することができて良かったです」

 試合後のマイクパフォーマンスでは、K-1参戦も直訴。

「やはり格闘技、キックボクシングをやっている以上、K-1は憧れの舞台です。実は1回、K-1のリングに立ったことがあるんですが、会場に飲み込まれちゃって…。そこで西京選手に負けてしまって、全然いい思い出がない。だからもう1回、あのリングに立って、今度はK-1の世界チャンピオンのベルトを取りたいと思っています。Krushのベルトはもちろんすごく大事なので2本持ちたい。そして誰も僕に勝てないんじゃないかって言われるような絶対王者になりたいんです」

 貪欲にベルトを取りに行くと語る武居。嫌々始めた格闘技でここまで来るとは想像もしていなかった。

「あの頃は本当に将来の夢とかまったくなくて、悪さばかりしていた。そういう意味では格闘技がなければ、自分はどうなっていたか…。心から格闘技に出会えて良かったと思っています。格闘技は努力次第で強くなれるし、上に行けるスポーツ。礼儀や言葉遣いも覚えられるので、反抗期の少年におススメです(笑)。僕は小柄なほうですが、どんな相手だろうと真っ向勝負で倒しに行くのが自分のスタイル。そういう試合をお見せしますので、ぜひ1度会場に来て下さい」

THL編集部オススメMOVIE『僕らのごはんは明日で待ってる』

2017.01.09 Vol.682

 無口でネガティブな亮太と太陽のように明るく超ポジティブな小春。性格は正反対ながらも運命の恋だった。ところが2人が大学生になったある日、小春は突然、亮太に別れを切り出す。実は小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。そして7年後…。

監督:市井昌秀 出演:中島裕翔、新木優子他/1時間49分/アスミック・エース配給/TOHOシネマズ新宿他にて公開中  http://bokugoha.com/

『サバイバルファミリー』試写会に15組30名 

2017.01.09 Vol.682

『ウォーターボーイズ』をはじめ独自の視点で観客の好奇心をくすぐるヒット作を生み出してきた矢口史靖監督、待望の最新作! これまで同様、矢口監督によるオリジナル脚本で、とある一家のサバイバルライフを描く! 普段は頼りないけれど電気消失の緊急事態のなか家族を率いる鈴木家のお父さん役に小日向文世。天然ながら主婦の知恵を発揮するお母さん役に深津絵里。無口な息子役に泉澤祐希、スマホがすべての娘役に葵わかなとフレッシュな顔ぶれ。

 東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は父、母、息子、娘のありふれた4人家族。ある朝、突然緊急事態が発生。テレビや冷蔵庫、スマホにパソコンといった電化製品ばかりか、電車、自動車、ガス、水道、乾電池にいたるまで電気を必要とするすべてのものが完全にストップしてしまったのだ。1週間経っても電気は戻らず、ついに父は“東京から脱出する”という大決断を下す。ときにぶつかり合いながらも必死で前へ進もうとする鈴木家に、次から次へと困難が降りかかる。

 2月11日より全国東宝系にて公開。

『ラ・ラ・ランド』試写会に15組30名 

2017.01.09 Vol.682

 昨年の賞レースをにぎわせた『セッション』のデイミアン・チャゼル監督の最新作。第74回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、早くも本年度の賞レースの本命馬として注目を集めている。ジャズピアニストのセバスチャン役に『きみに読む物語』『ドライヴ』のライアン・ゴズリング。女優志望の恋人・ミア役に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でも高く評価されたエマ・ストーン。

 夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは、女優を目指しているがオーディションに落ちてばかり。ある日、場末のバーでピアノを弾くセバスチャンと出会う。セバスチャンはいつか自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持っていた。やがて2人は恋に落ち。互いの夢を応援し合う。しかしセバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから、2人の心はすれ違い始め…。

 2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座他にて公開。

『愚行録』試写会に10組20名 

2017.01.09 Vol.682

 人気のミステリー作家・貫井徳郎による、直木賞候補にもなった同名小説を豪華キャストを揃えて映画化。主演に妻夫木聡をはじめ満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和ら実力派が集結。本作で監督デビューを果たした石川慶は、ロマン・ポランスキーなどを輩出した名門・ポーランド国立映画大学で演出を学んだ経歴を持つ、期待の新鋭。人間の“愚行”が複雑に絡み合う戦慄の群像劇にして、予想しえない展開に揺さぶられる衝撃のミステリーが誕生した。

 閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者の田向浩樹は大手企業のエリートサリーマン。その妻・友季恵は近所の評判もよい上品な美人。夫婦が娘と出かける姿は、まさに理想の家族だった。未解決のまま1年が過ぎたころ、週刊誌記者の田中は改めて真相を探ろうと、関係者の証言を追い始める。しかしそこから浮かび上がってきたのは田向夫妻の外見からは想像もできない噂の数々だった…。

 2月18日より全国公開。

REOLが結成後初のワンマンライブ開催

2017.01.08 Vol.682

 

 シンガーソングライターのれをる、サウンドクリエイターのギガ、映像クリエイターのお菊によるオールラウンドにクリエイティブな才能を見せるユニットとして2016年に結成されたREOL。そんな彼らのワンマンライブREOL ONEMAN LIVE「テンカイ ノ コウシキ」開催決定! 結成後初のワンマンライブとなる今回の公演は、東京、大阪、そして韓国・ソウルで行われる。何が飛び出すか予測不能な、個性と才能がぶつかり合うステージを見逃すな!

 

THL編集部オススメMOVIE『Bros.マックスマン』

2017.01.08 Vol.682

 海外赴任中の兄・谷口正義が務めるテレビ局の見習いADとなった英雄。ある日、正義の部屋で隕石のかけらを見つけ、超人的な能力に目覚めてしまう。正義がヒーロー・マックスマンだったことに気づいた英雄は“マックスマン2号”となるのだが…。

監督:増田哲英 出演:竜星涼、内田理央、千葉雄大、山本美月他/1時間10分/KATSU-do配給/新宿バルト9他にて公開中  http://www.bros-maxman.com/

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