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中学3年の久保建英がJリーグ最年少出場記録更新

2016.11.12 Vol.678

 サッカーJリーグFC東京のユースに所属する中学3年、久保建英が5日、J3のAC長野パルセイロ戦(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)にJリーグ最年少の15歳5カ月1日で出場した。

 これまでの記録は当時J1だった東京ヴェルディの森本貴幸(川崎フロンターレ)の15歳10カ月6日。

 久保はU-16日本代表として「AFC U-16選手権インド2016」(9月15日?10月2日)に参加。大会得点ランキング2位となる4得点をあげるなど、日本の2大会ぶり8回目の「2017 FIFA U-17ワールドカップ(W杯)」出場へ大きく貢献したばかり。

 そのJデビュー戦とあって、J3では異例の7653人の観客が訪れた。

 しかし久保は0?2の後半開始からピッチに立つも、スピードとパワーに押され、1本もシュートを打てずに1?2で敗れた。

 試合後、久保は「100点満点で言ったら20か15点」と自己採点。「パスが早くてあたふたした」「高いレベルと自分にどれだけ差があるか知る機会になった」などと、冷静に振り返ったが、スルーパスや鋭いドリブルからのクロスなど、才能の片鱗を見せるたびに拍手と歓声がわき起こった。

 バルセロナ(スペイン)の下部組織を経験。この試合限定の「マッチ・スポンサー」が付くなどスター性十分だが、あまりのフィーバーぶりに「今は、まだ、あまり注目してほしくない」とちらりと本音をのぞかせる場面もあった。

レディ・ガガ 自叙伝的な最新作『ジョアン』は「深くて、よりパーソナルな作品」

2016.11.12 Vol.678

 世界各地で人気を集める米アーティストのレディー・ガガ。作品、コンサート、そしてさまざまなゴシップと常に話題を発表し続けている彼女は先日、最新アルバム『ジョアン』をリリース。本国はもちろん、日本を初めとした世界各地でチャートを駆け上がっている。

「これまでに発表してきた作品もそれぞれ自叙伝的な側面を持っています。なかでも学生時代にいじめにあった経験が反映された『ボーン・ディス・ウェイ』は特にそう。ただ『ジョアン』は、自分の歴史を掘り下げ、より私的な作品です」

 本作では「家族」について書いた。

「プロデューサーのマーク・ロンソンが、本当に書きたいことは何って聞いてくれたことで、私はまだ家族ついて書いていなかったということに気づきました」

 タイトル『ジョアン』は、家族にとって女神のような存在という叔母の名前で、ガガ自身のミドルネームでもある。

「父の姉ジョアンは難病のために19歳で他界しました。父はまだ15歳でした。叔母の死という悲劇は家族に大きな影響を与えています。もし叔母が生きていたら父はどうなっていたんだろうと想像することもあるくらいです」

 楽曲だけでなく、ビジュアルにも思いを込めた。今回はピンク。そしてハット。

「家の中でしか自由じゃない私が、どうやってたくさんの人に共感してもらえる音楽を作れるんだろうって孤独を感じていた時があったんです。湯上がりにピンクのハットをかぶってみたら、すごく気分が良くなったんです。どんなに最悪の日だって、ピンクのハットで、多少は良くなる。それに気づきました。それと、ピンクは女性的なカラーだけど、楽器を弾きバンドをやってっていうような強い女性だって着ていい、ハイヒールだって履いていいんだってこと。叔母のジョアンもそんな女性だったみたいだから」

「次の10年、音楽を作るのに加えて、家族を作ることにも挑戦したい」と、ガガ。30歳を迎え、彼女のチャレンジャー精神がカバーするフィールドは広がっている。

“後ろめたいこと”がある人は要注意!? 話題のサスペンススリラー。『ミュージアム』

2016.11.12 Vol.678

「ヤングマガジン」に連載され、その刺激的でダークな展開で話題を呼んだ巴亮介のコミックを、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が豪華キャストを揃えて映画化した話題作。自らを“アーティスト”と名乗り、次々と猟奇的な殺人を繰り返していくカエルマスクの男と、それを追う刑事の、壮絶な攻防を描くサスペンススリラー。

 社会派からサスペンス、アクションまで見ごたえのあるエンターテインメント作品を生み出してきた大友監督。本作では、雨の日に現れるカエルマスクの殺人者と、それを追う刑事との壮絶な攻防を描きながら、見る者に倫理観や善悪の観念が揺らぐ危険な感覚を体感させていく。
 物語の象徴となるのが悪魔的な犯人“カエル男”。カエルのマスク姿という人を食ったような風貌もさることながら、「ドッグフードの刑」「母の痛みを知りましょうの刑」「均等の愛の刑」などターゲットの後ろめたい部分を“テーマ”にする犯行スタイルは、恐怖や嫌悪だけではなく、奇妙な引力を秘めている。正義の遂行者であるはずの主人公の刑事もまた、自らの“後ろめたさ”を利用され、翻弄されていく。そんな姿を見るうちに、鑑賞者の中でも正義と悪の境界線が揺らいでいくかも…。

 主人公・沢村刑事役に小栗旬。妻夫木聡が、素顔を覆い隠すカエルマスクに加え、特殊メイクでカエル男に扮する。小栗対妻夫木の心理戦および肉弾戦も見ごたえあり。

『こころに剣士を』試写会に10組20名

2016.11.11 Vol.678

 第73回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネート、第88回アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表作品。ナチスとスターリンによって引き裂かれたエストニアを舞台に、伝説のフェンシング選手と子供たちの奇跡の実話を描く感動作。監督は、フィンランドの代表的映画監督クラウス・ハロ。

 1950年初頭、エストニア。ソ連の秘密警察に追われる元フェンシング選手のエンデルは、小学校の教師として田舎町ハープサルに身を隠す。生徒たちの多くは、ソ連の圧政によって親を奪われていた。やがてエンデルは課外授業としてフェンシングを教えることになる。実は彼は子供が苦手だったが、学ぶことに喜びを見出す子供たちの姿が、しだいに彼を変えていく。ある時、エンデルは、レニングラードで開かれる全国大会に出たいと子供たちからせがまれる。捕まることを恐れるエンデルだったが、子供たちの夢を叶えようと決意。そんな彼らを、予想もしない出来事が待ち受けていた…! 12月24日より全国公開。

K-1ガールズオーディション開催

2016.11.11 Vol.678

 2017年のリングを華やかに彩るラウンドガールを選考する「第3回K-1ガールズオーディション」が10日、都内の会場で行われた。

 この日、書類選考で選ばれた約50人の水着美女が集合。宮田充プロデューサーら審査員の前で、自己PR、質疑応答、リング上でのウオーキングを行った。自己PRでは、Twitterやインスタグラムのフォロワー数や、SNSの利用法などをアピールする者も多くいた。応募者はモデルやレースクイーン、グラビアアイドルなどのほか、お笑い出身者、元渋谷のギャルサーの代表で、現在は介護の仕事にかかわっている者、ベリーダンサーなど、さまざま。また、前回も書類選考を通過しながら選考されなかった者や、現在Krushのラウンドガールとして活躍している者も。それぞれがあこがれのK-1の舞台を目指しこのチャンスにかけていた。オーディション後審査員らが別室で審査し、結果は後日発表される。

K-1甲子園2016決勝戦 日本最強高校生決定!

2016.11.11 Vol.678

 プロ選手の登竜門ともいえるK-1甲子園の決勝戦も同日開催。-55㎏、-60㎏、-65㎏の3階級で勝ち進んできた6名が出場した。

 -55㎏は、昨年も決勝に進んだが惜しくも準優勝だった椿原龍矢と、その椿原に昨年敗退している軍司泰斗の一戦。高校生最後のK-1甲子園ということもあり、リベンジに燃える軍司が判定で勝利を納め、1年越しの夢を叶えた。

 -60㎏では西京佑馬が、そしてー65㎏では近藤拳成がそれぞれ判定で勝ち最強高校生の名を手にした。

大波乱のスーパーファイト 絶対に負けられない戦いだったが…「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」

2016.11.11 Vol.678

「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~」が11月3日(木・祝)、東京・代々木競技場第二体育館で開催。新生K-1のカリスマ武尊がフェザー級(-57.5㎏)の初代王者に輝いた。

武尊、2階級制覇で初代フェザー級王者に!「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」

2016.11.11 Vol.678

「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~」が11月3日(木・祝)、東京・代々木競技場第二体育館で開催。新生K-1のカリスマ武尊がフェザー級(-57.5㎏)の初代王者に輝いた。

井上尚弥4度目の防衛戦

2016.11.11 Vol.678

 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が12月30日に東京・有明コロシアムで前世界ボクシング協会(WBA)同級王者の河野公平(ワタナベ)と対戦する。井上は4度目の防衛戦となる。

 井上は「一方的に自分のボクシングをしてKOで勝ちたい。みんなが納得する試合をして来年につなげる」と話した。

ドラ1同士でトレード

2016.11.11 Vol.678

 日本ハムの吉川光夫投手(28)、石川慎吾外野手(23)と、巨人の大田泰示外野手(26)、公文克彦投手(24)の2対2の交換トレードが成立し、2日、両球団が発表した。

 吉川は、高校生ドラフト1巡目で2007年に広島・広陵高から日本ハムへ入団。12年には14勝を挙げてチームの優勝に貢献し、最優秀選手(MVP)にも選ばれた。

 大田はドラフト1位で09年に神奈川・東海大相模高から巨人へ入団。将来の4番候補と期待されてきたが、今季も62試合の出場で打率.202、4本塁打と伸び悩んでいた。通算成績は225試合で打率.229、40打点、9本塁打。

ZSTの伊藤が壮絶一本勝ちでRIZIN出場引き寄せる

2016.11.11 Vol.678

 総合格闘技ZSTのフライ級王者・伊藤盛一郎が「GRANDSLAM 5」(11月3日、東京・ディファ有明)のメーンで、修斗世界バンタム級2位の内藤頌貴と対戦。2R4分59秒、ニンジャチョークで一本勝ちを収めた。

 かねてから年末の格闘技イベント「RIZIN」への出場を希望していた伊藤にとっては“査定マッチ”ともいえる試合。ケージサイドに榊原信行RIZIN実行委員長が陣取るというプレッシャーのかかる中で、修斗の世界ランカーから一本を取り切ってみせた。

 試合は1R開始早々に内藤のパンチを被弾しフラッシュダウンするという、ヒヤリとする場面がいきなりやってくるが、試合後に「マットが滑ってのものでダメージはなかった」と言うように徐々にペースを握ると、2Rには壮絶な打撃戦を展開したうえで、最後に師匠の勝村周一朗譲りのニンジャチョークを決め、内藤を失神させ、TKO勝ちした。

 試合後、改めてRIZIN参戦を直訴すると、榊原氏も「大晦日に待ってます」と応えた。

 伊藤は11月27日に開催される旗揚げ14周年記念大会「ZST.54」(ディファ有明)にも連続参戦。グラップリングルールで上田貴央と戦う。

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