SearchSearch

10kgの減量乗り越えたプリフティが王座獲得。敗れたKANAは「この先はちょっとまだ分からない」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がアントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)を相手に4度目の防衛戦に臨むも、僅差の判定で敗れ、王座から陥落した。

 プリフティはWKUの-57.5kg世界と-55kgギリシャの王者。通常は57~58kgで試合をしており、今回は約10kgの減量を自らに課しての試合だった。

 KANAは今年は3月にフンダ・アルカイエス、7月にマッケンナ・ウェイドにいずれもKO勝ち。2022年にケガから復帰後の連勝が「5」で、連続KO勝ちも「4」でストップした。

 1R、KANAが左ジャブで飛び込む。プリフティはワンツー、右ロー。KANAも飛び込んでワンツー。プリフティは蹴りからパンチにつなげる。プリフティは右フック、左フック。カナは左ジャブが鋭い。プリフティは左フック、左ミドル、そしてヒザ。プリフティが入るところにKANAが右フック。プリフティはヒザからパンチ。プリフティはワンツーからハイキックもKANAはバックステップでぎりぎり交わす。プリフティが前に出てパンチ。KANAはパンチの連打からロー。これでプリフティがスリップダウン。再開後もKANAがパンチを連打。

今年を4連勝で終えた菅原美優 2024年はK-1全5戦に出る覚悟「女子を引っ張っていける存在に」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が初参戦となるルシール・デッドマン(オーストラリア/Taylormade Muay Thai)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 試合後の会見では2024年に国内で5戦が予定されているK-1の全大会に出場し、K-1の女子を引っ張っていく覚悟を見せた。

 デッドマンはWBCムエタイ豪州ミニフライ級王者でプロ戦績は9戦9勝(1KO)の強豪。右ロー、ムエタイ仕込みの左ミドルに定評があったが、菅原は得意の前蹴りとパンチのコンビネーションでデッドマンを封じ込んだ。

 菅原はこの勝利で2023年はすべて国際戦で4連勝。2022年8月からの連勝を「5」に伸ばした。

 1R、ともにオーソドックスの構え。デッドマンのローに菅原はワンツーで対抗。デッドマンのパンチが菅原の顔面をとらえるが、菅原は構わず前に出てワンツー。菅原はパンチから左ミドル。デッドマンは右カーフ。菅原はパンチの連打から左ミドル、右ローからパンチの連打。デッドマンもハイからパンチにつなげる。デッドマンのパンチをステップでかわす菅原。菅原のワンツーにいデッドマンは右ロー。

黒田斗真が難敵・石井一成を返り討ちで初防衛に成功「もう日本人とやる必要はない」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)が石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は昨年の大阪大会で行われた「初代K-1バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、延長にもつれ込む激戦の末、黒田が勝利を収めており、石井にとってはリベンジマッチ。黒田が返り討ちにした。

 1R、黒田はサウスポー、石井はオーソドックス。前手で牽制し合う。黒田は左ハイ、石井は右ミドル。圧をかけるのは石井。黒田は右ジャブから左ストレート。石井は右インロー、右ミドル。黒田はワンツー。石井が右ミドル。黒田は右ボディー、左ストレート。石井は圧をかけ飛びヒザ。石井は右ミドルから右ストレート。石井が圧をかけてコーナーに詰めると黒田は右ジャブを飛ばし脱出。石井は圧をかけ、左フック、右ストレート。黒田も返すが石井はバックステップ。

鈴木勇人が「NARIAGARI」の豊樹にKO勝ちで「このリングは甘くない」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が「NARIAGARI」から参戦してきた豊樹と対戦し、3RでKO勝ちを収めた。

 今大会でPR大使ならぬ「PRおじさん」を務めることとなったNARIAGARIの皇治CEOがNARIAGARIファイターの参戦をアピール。これを受け豊樹とプレリミナリーファイトに元太郎が出場した。

 カード発表会見では鈴木が「真剣にやってそれなら辞めたほうがいい」「思い出作り」などと豊樹をばっさり。この参戦についてはその後も賛否が飛び交い、前日会見では豊樹が「誹謗中傷がびっくりするくらい来た」などと明かしていた。

 1R、サウスポーの鈴木とオーソドックスの豊樹。鈴木が圧をかける。右ジャブを飛ばす鈴木に豊樹は前蹴りで牽制。鈴木はは左ミドル、左ハイ。豊樹は前蹴り、右ミドル。じりじりと圧をかける鈴木。豊樹は終了間際に右ハイを飛ばすが鈴木はかわす。

金子晃大が判定勝ちで鈴木真彦戦への「流れ」は大きくできず。「来年はその流れを半端ない流れにしたい」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs ラン・シャンテン(中国/深圳盛力人和/CFP)に3-0の判定で勝利を収めた。

 金子は前日会見でこの試合を「自分にとっての流れをつかむ大事な試合」と位置付けた。この「流れ」というのは「THE MATCH 2022」で敗れたRISEバンタム級王者・鈴木真彦()へのリベンジマッチ実現までの道のりのこと。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。シャンテンがローを蹴ると金子もローを返し、右フック。シャンテンが右ハイを出すが、金子は早々に見切り当てさせない。金子は右ローからパンチに。シャンテンはパンチに切り替えるも金子はパンチも見切り当てさせない。金子は左ジャブ、右ロー。蹴りを出すシャンテンに左ボディー。そしてワンツーの右ストレート。さらに左ボディー。

 2R、金子は左インロー、左ミドル、左ボディー。なおも右ハイ、左ミドル。シャンテンもパンチを返すが金子はガード。詰めて右フックの金子、シャンテンの左フックは当てさせない。金子は左ミドル、左ボディー。シャンテンは飛びヒザを出し始める。金子もヒザをボディーに打ち込む。シャンテンのパンチが当たり始めるが、金子は左ジャブ、そしてシャンテンのパンチをかわして左ボディー。右カーフも放っていく。

3週間前に骨折の松倉信太郎の勝利の陰に武尊の言葉「まっつん! 逆にこれは開き直れるチャンスだよ」【K-1】

2023.12.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で松倉信太郎(team VASILEUS)がK-1 WORLD GPミドル級王者のハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)に挑戦し、延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収め、悲願のK-1王座を獲得した。

 2人は今年6月に行われた「初代ミドル級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、トイが1R42秒でKO勝ちを収めている。

 1R、ともにオーソドックスの構え。トイが前蹴り、松倉は右ロー。トイは踏み込んで左フック、そしてヒザ蹴り。トイは高い前蹴りと左フックで松倉を下がらせる。そして左ハイ、右ローを的確に打ち込んでいく。松倉は右ロー。トイはスイッチして左ストレート。トイの強烈な左ボディー。松倉は手が出ない。トイはスイッチして右ロー。トイの右ローに松倉がカウンターでワンツー。松倉は奥足へのロー、右ロー。トイがスイッチすると右インロー。

杉咲花、女優オーラを消して主演作のティーチインに観客として参加「私に目もくれず監督のサインに並ぶ姿に感動」

2023.12.09 Vol.web original

 

 公開中の映画『市子』の舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の杉咲花、若葉竜也と戸田彬弘監督が登壇。杉咲が主演作のティーチインに観客として参加していたことを明かした。

 監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterによる舞台「川辺市⼦のために」を自ら映画化。恋人からのプロポーズの翌日に姿を消した女性・市子の謎と、次第に明かされる壮絶な過去を描く。

 本作が単独初主演となった杉咲は、昨日の公開初日に「監督のティーチイン上映があって空席を見つけたので行きまして、上映後にたくさんの方がパンフレットを買って監督のサインをもらうために列をなしているのを見たときに言葉にできない幸福に包まれました」と明かした。

 戸田監督も「パンフレットにサインを書き終わったら(杉咲だと)気づきました。たぶん並んでいた方も気づいてないと思うんですよね。すごい、存在を消してましたね」と主演女優の存在感を消しきった杉咲に脱帽。

 杉咲も「(観客から)手が上がらなかったら、私が手を上げて、皆さんにありがとうと言いたい気持ちでいっぱいだったんですけど、ぐっとこらえて。自分には目もくれず監督のサインをもらおうとする姿にうれしくて」と、目の当たりにした観客の反応に大感激。

 一方、恋人役の若葉は、撮影時のエピソードで、セミが指から離れなかったという話題になると「撮影中はずっと鳴いていたのに、あのシーンを撮影するときに全滅していて。各部署が虫取り網を持って探し回ったんですけど、あの1匹しか見つからなくて。その1匹を大切に、大御所俳優のように扱いながら撮影していました」と明かし、会場の笑いをさそっていた。

 

杉咲花「誰かハンカチくださーい!」主演作舞台挨拶で監督からの仰天謝罪に泣き笑い

2023.12.09 Vol.web original

 

 公開中の映画『市子』の舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の杉咲花、若葉竜也と戸田彬弘監督が登壇。杉咲が主演作への思いを涙ながらに語った。

 監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterによる舞台「川辺市⼦のために」を自ら映画化。恋人からのプロポーズの翌日に姿を消した女性・市子の謎と、次第に明かされる壮絶な過去を描く。

 過酷な家庭環境で育ちながらも生き抜くことを諦めなかった川辺市子を演じ、絶賛の声が相次ぐことに、杉咲は「見てくださった方が、市子を実在の存在のようにとらえていただいていることがうれしい」と笑顔。

 恋人役の若葉も「僕の周りの映画関係者からも“杉咲花が本当にヤバい”という声をたくさん頂いています」と明かし、戸田監督も「やっぱり杉咲さんへの感想をよく見るんですけど俳優陣皆さん素晴らしいという声も増えている」と手ごたえ。

 この日は、戸田監督から若葉にサプライズの手紙が。オファー時に杉咲だけが熱烈な手紙をもらったことを「根に持っていた」という若葉は「この映画で監督人生を終えてもいいと思っていましたが、こんなに素敵な俳優さんがいるならまだまだ映画を続けたいと思った」という監督の言葉に感激の面持ち。「助演男優賞でも受賞したのかと思った(笑)」と笑いをさそいつつ「もらいました!」とほこらしげに手紙をかかげた。

 ところが、戸田監督が杉咲にもサプライズの手紙を用意したと明かし、杉咲は早くも「無理無理!」と涙目に。杉咲とまた差が付いた若葉は「(合計で)オレ1通また足りなくなるよ」とぼうぜん。

 涙を浮かべながら監督の言葉を聞き入っていた杉咲だったが、戸田監督が突然「杉咲さんに謝らなければならないことがあります。実はオファー時の手紙は自分が書いたものではありません…と言うか、字のきれいな知人に代筆してもらいました」と告白し、会場も爆笑。

「杉咲さんに市子を託して本当に良かったです」という監督の言葉に、涙が止まらない杉咲は「誰かハンカチくださーい」。

 涙をぬぐいつつ「最初にお手紙を頂いたとき、本当に達筆な方だと思ったんですけど、まさか他の方の代筆とは…」と泣き笑い。今度は正真正銘の直筆手紙をうれしそうに受け取った。

 最後に杉咲は「またいつかと簡単には願えないくらい、すぐには生まれない作品」と本作への特別な思いを語り「『市子』に関わるすべての時間が楽しすぎて、そのすべてを愛しているので、この舞台挨拶が終わるのもさみしいんですけど」とまた涙声に。

 さらに「“市子が分かったと思ったら最後につきはなされた”という感想を聞いて、人の複雑さを演じきることができたんだと安どしました。自分のすべてを人に分かってもらうことはできない。分からないということを受け入れることが、人と関わるよすがなのではと今は思います」と振り返っていた。

FANTASTICSの八木勇征が“刻む” WEB CM

2023.12.08 Vol.Web Original

 

 FANTASTICSの八木勇征が出演するハワイアンジュエリーブランド「IRIEBEACH(アイリービーチ)」のWEB CMが配信中だ。

 WEB CMはブランド初。一つひとつの出来事や出会いが循環していく中で訪れる、これからの未来を『刻む』というコンセプトで表現している。

 WEB CMの配信開始に合わせて特設サイトも公開。サイト内では「アイリービーチ」を着用した八木の様々なカットが見られる。

役所広司、7歳主役の舞台挨拶スピーチに脱帽「アカデミー賞の授賞式みたい」

2023.12.08 Vol.web original

 

 映画『窓ぎわのトットちゃん』の初日舞台挨拶が8日、都内にて行われ、声優を務めた子役・大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン、役所広司と八鍬新之介監督が登壇。大野の大人顔負けのスピーチに“カンヌ受賞俳優”の役所が舌を巻いた。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。
 
 主演・大野の7歳とは思えないほどしっかりした冒頭あいさつに、役所は「りりあなちゃんの素晴らしいスピーチに大人たちはタジタジです(笑)」と苦笑しつつ、小林先生役に「家内の母親が小林先生を非常に尊敬していて話を聞いていましたので。僕もこんな先生がいたら子どもたちも学校に行くのが楽しみになるのにな、と。僕もどちらかというと学校に行くのがあまり好きではなかったので」と照れ笑い。

 そんな役所に、大野は「アニメだと小林先生が頭をなでて“君は、本当はいい子なんだよ”と言ってくれたので、役所さんに本当にやってもらえたらいいなと思います」と、役所におねだり。役所も微笑んで大野の頭をなで、大野は「夢が叶いました!」と満面の笑顔。

 一方で、黒柳からの手紙に涙をぬぐいながら「徹子さんのような、世界を変えられる女優さんになりたいです」と夢を語った大野。

 最後の締めの挨拶では、共演者からスタッフ、事務所のマネジャー、家族や学校の先生、観客にまで感謝をささげた大野に、役所も「アカデミー賞の授賞式のような(笑)」と笑いをさそいつつ「ニュースで子どもたちが傷つけられている映像を見ると本当に胸が痛くなります。本作がここに公開されたということは何か運命的な、徹子さんの思いが伝わっているような気がします」と平和への思いを重ねていた。

 映画『窓ぎわのトットちゃん』は公開中。

静かに闘志を燃やす挑戦者の松倉信太郎に王者ハッサン・トイは「今回も同じ結果になる」【K-1】

2023.12.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日会見が12月8日、大阪市内で行われた。

 K-1 WORLD GPミドル級王者のハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)に挑戦する松倉信太郎(team VASILEUS)が「あとは試合をするだけ」と静かに闘志を燃やした。トイは今回が初防衛戦となる。

 2人は今年6月に行われた「初代ミドル級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し、トイが1R42秒でKO勝ちを収めている。

 会見で松倉は「ハッサン選手の強さは分かっている。ハッサン選手だからこそ、今日ここに立てていると思う。その思いが支えてくれたんで、今回、試合を受けてくれたこともすべて感謝している。あとは試合だけ。結局いろいろ言っても、試合を見た人がどう感じるかだと思うんで、明日はしっかり試合で自分の気持ちを見せたいと思っている」と語った。

 迎え撃つトイは「今回の試合に向けて厳しいトレーニングを積んできた。前回のトーナメントよりさらに厳しいトレーニングをしてきたと思っている。前回も時間をかけずに彼を倒したが今回も同じ結果になると思う」とこちらも闘志を内に秘め、淡々と語る。

 今回は秒殺KOした相手とのダイレクトリマッチとなるのだが「彼でなくても自分は試合を受けるつもりでいたし、彼にとっては前回の雪辱を果たす機会と思っていると思うが、決して思っているような結果にはならない」とここでも自らの勝利に自信を見せた。

Copyrighted Image