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矢地祐介「僕は一歩も下がりません!」と不退転の決意。「完成形は見えてきている」と復活への手応えも【RIZIN.43】

2023.06.23 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、セミファイナルに出場する矢地祐介(フリー)が「僕は一歩も下がりません!」と不退転の決意を見せた。

 矢地はセミファイナルでザック・ゼイン(アメリカ/Maui Jiu Jitsu)と対戦する。

 矢地は「前で戦う。プレッシャーをかけて下がらずに戦っていく。これは俺のずっとのテーマ。皆さんご存じの通り、下がっちゃって、体勢が崩れるとよくないことばかり起きているので、そこですよね。作戦云々じゃなくて、僕の課題。しっかり前で戦う。自分でコントロールしていくというのが今回のテーマ」と自らのウイークポイントを口にしたうえでその克服をテーマに掲げた。

 ゼインの印象については「大味ですよね。打撃も組み技も全部。ただ体の強さはそれなりにあるのかなという感じ」、試合展開については「テーマは相手の心を折る、ボコボコにするというのがテーマ。攻めて試合を作っていくというところ」と語った。

 矢地は2016年のRIZINデビュー以来、5連勝と中心選手として活躍も、そこから3連敗を喫するなど一時はどん底に。その後も復活の兆しを見せたと思ったところで星を落としたりといまいち調子に乗り切れていない。昨年の12月に行われた「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」では木村“フィリップ”ミノルとミックスルールで対戦し、KO負けを喫している。

木村ミノルが「人としてシンプルに強いというところを見せる。反則を食らってでも勝つくらいの意識」と早くも闘争心全開【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、約6年9カ月ぶりの参戦を果たす前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)が「本当に過去で一番仕上がった。早く見せたい」と笑顔を見せた。

 木村はRIZIN キックボクシングルールの3分3R、73.0kg契約でロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)と対戦する。

 木村は2021年12月に行われたK-1大阪大会で和島大海を相手に防衛戦を行い敗戦。その後、ボクシング転向を表明し、昨年11月にはK-1との契約が円満に終了。昨年12月28日に行われた「INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国」でキックとMMAのミックスルールでRIZINファイターの矢地祐介と復帰戦を戦い、1RKO勝ちを収めた。今年3月にはKNOCK OUTに初参戦し、現KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者のクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)と対戦。前日計量で1.75kgオーバーという失態を犯したが、試合では1R32秒でKO勝ちを収めている。

 会見場に現れた時から笑顔の木村は「めちゃくちゃコンディションが良くて、早く試合がしたいというのが率直な感想」と仕上がりの良さをうかがわせた。

会場付近でのクマ目撃に鈴木千裕が来場者に注意を呼び掛け【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントに出場するKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が現在、会場のある真駒内公園で出没中のクマ対策として鈴などの持参をファンに呼びかけた。

 現在、真駒内公園では20日からクマの目撃証言が相次ぎ、公園は封鎖されている。RIZINでは22日に「真駒内セキスイハイムアイスアリーナ付近を規制」「禁止エリアを設け、フェンス/立ち入り禁止テープで封鎖し警備員を配置」といった対策を講じたうえでの大会開催を発表した。そして来場者に向けて「真駒内公園内の立入禁止エリアには入らないようにする」「真駒内公園内の駐車場はすべて使用できないことから、公共の交通機関を使用しての来場」「ゴミを放置せず、必ずゴミ箱へ捨てる」「クマの目撃情報が出たらすぐにスタッフに知らせる」といった協力のお願いを発表した。

 この発表がリリースされる前にインタビューに答えた鈴木は「殴るしかないですよね。同じ生き物なので、恐怖というか圧をかけたほうが強いと思うんで。逃げたりすると、のさのさ仕留めに来られると思うんで。“やんのか”というふうにいけば逃げると思う。あとは近くに選手がいたら、その人たちに任せれば問題ないですよね」とまずはいつもの“千裕節”でリップサービス。そして「あとはクマよけの鈴とかスプレーとかですよね」などと語った。

 クマと遭遇した際には「気づかれないように逃げる」「クマから目を離さずにゆっくり離れる」といった他に「自分を大きく見せ、大きな声と音をたてて威嚇する」といった対処法もあることから、鈴木の言わんとすることも当たらずとも遠からじといったものなのだが、まずは鈴や撃退用のスプレーの用意が妥当なところ。

 鈴木は今大会ではメインイベントでRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する。

クレベルが「パワーvs技術」論争に断。「疲れたら彼は何をする?」「言うのは簡単だがやるのは難しい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントで鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)を相手に初防衛戦に臨むRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「パワーvs技術」論争に断を下した。

 クレベルは昨年10月に牛久絢太郎を破り、悲願の王座を獲得。大晦日に行われたBellatorとの対抗戦ではBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、判定負けを喫し、今回が再起戦にして初防衛戦となる。

 クレベルは5月にタイでトレーニングを積んできたのだが「一番に言えるのはストライカーとしての自信。タイでは100%集中して練習することができた」と打撃面での成果を口にした。この「ストライカーとしての自信」がついたことから「自分が海外で練習する時は必ず上達するために行っている。レスリングも柔術もそう。ストライキングの部分でも。今まで自分の試合ではそういった殴り合いの面を見せたことがないと思うが、必要がなかったから。今回の試合ではそのような機会も出てくるかもしれない。そして必ず自分がノックアウトできると思っている」と鈴木で打撃で対抗することまで視野に入れているよう。

RIZINで2連続判定勝ちの大島沙緒里が身長差18センチのソルトを「三度目の正直で極めきりたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、DEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者である大島沙緒里(AACC)がRIZINでの初の一本勝ちに意欲を見せた。

 大島はRIZINでは浅倉カンナ、山本美憂を相手に2連勝。今回は昨年7月の山本戦以来の参戦となる。DEEPでは昨年11月に古瀬美月を相手に一本勝ちでミクロ級王座を初防衛。今年2月に韓国で行われた「BLACK COMBAT」と「DEEP」の5対5の対抗戦でもホン・イェリンに一本勝ちを収めている。

 大島はRIZIN初参戦となる地元・北海道出身のソルト(マルスジム)と対戦する。ソルトは2022年に修斗でプロデビューを果たし、12月にはパンクラスにも参戦。ここでノンタイトル戦で王者・KARENと対戦し、判定勝ちを収めると、今年4月にはKARENとタイトルを賭けて再戦。得意の打撃とケージ際での差し合いを制し、フルマークの判定勝利を収めプロデビューからわずか5戦目にしてチャンピオンに輝いている。

 大島はコンディションについては「準備はぎりぎりまでできたので、あとは試合で出すだけ。特に新しくは取り組んだことはないが、いつも通り、打撃だけだったりグラップリングだけだったりと細かいところまでしっかり練習はできたと思う」と語った。

青柳翔「オレに数々の女性をとりこにする役ができるのか」セフレ役・行平あい佳は「甘えに甘えた」

2023.06.22 Vol.web original

 

 映画『セフレの品格 初恋』編の披露イベントが22日、都内にて行われ、W主演を務めた行平あい佳と青柳翔らキャストと、城定秀夫監督が登壇。青柳らが大胆ラブシーンにも挑んだ行平の頼もしさを語った。

 女性読者を中心に絶大な人気を誇った湊よりこの同名レディースコミックシリーズを、連載12年を経て映画化した話題作。

 女手一つで娘を育てているバツ2のシングルマザー抄子を演じた行平は、オーディションで役が決まり「うれしいという気持ちとともに、湊先生の完成された作品をどう実写化するのかプレッシャーが沸いてきて。原作ファンの方を裏切らないようにということを自分の中で約束として演じました」。

 一方、抄子の初恋相手でセフレとなる一樹役の青柳は“数々の女性をとりこにする”という役どころに「まずその“数の女性をとりこにする”というのが一番難しくて。監督と、オレは数々の女性をとりこにできるのかという疑問点からお話して…」ととぼけ、城定監督から「しましたっけ?」とツッコミが入ると「してないです(笑)」。

 初共演で“セフレ”という難しい関係性を演じるにあたり、撮影しながら距離を縮めていったという行平と青柳。行平が「青柳さんがどんとこいという感じの方なので撮影中は甘えに甘えて」と言えば、青柳が「いや、僕が甘えてましたよ」と、すっかり息が合っている様子。

 抄子に夢中になる年下ボクサーを演じた石橋侑大も「濡れ場も抄子が引っ張ってくれて。姉貴肌というか兄貴肌というか(笑)」と行平の頼もしさに太鼓判。

 さらに「セフレとして、デートも記念日も無く、嫉妬もしないというルール」を設ける抄子と一樹にちなみ「恋愛をする際に譲れないルールは」と質問されたキャストたち。行平が「私は最初に、絶対にしたくないこととされたくないことのすり合わせをしたいです」と言い、されたくないこととして「突然大きい声を出されるのが苦手」と言うと、となりで青柳が小声で「ハイ」と返事。

 そんな青柳は「酔っぱらっているときはトイレを立ってしても怒らない人。酔ってないときはちゃんと座ってしますので…怒らないでね、という」と独特なルールをあげ、笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は行平あい佳、青柳翔、片山萌美、新納慎也、石橋侑大、城定秀夫監督。

『セフレの品格(プライド) 初恋』は7月21日より、『セフレの品格(プライド) 決意』は8月4日より2部作連続公開。

『セフレの品格』城定秀夫監督「こういう世の中なのでタイトルだけでもエッてなる人も」

2023.06.22 Vol.web original

 

 映画『セフレの品格 初恋』編の披露イベントが22日、都内にて行われ、W主演を務めた行平あい佳と青柳翔らキャストと、城定秀夫監督が登壇。城定監督が印象的なタイトルと作品テーマについて語った。

 女性読者を中心に絶大な人気を誇った湊よりこの同名レディースコミックシリーズを、連載12年を経て映画化した話題作。

 初共演でセフレを演じる行平と青柳にどんな演出をしたかと聞かれた城定監督は「やっぱりやってみないと分からなんじゃないかという話をして。あとはラブシーンなので、こちらの細かい指示をしてと言うより、ちょっと生っぽくやってほしい、みたいなそういう話をしました」。

 同窓会で再会したことをきっかけに、男女の関係となる抄子と一樹。抄子役の行平は「撮影に入る前に相談会をさせていただいて。抄子が一樹に対してどれくらいアグレッシブにしていいのか伺ったところ、監督から“抄子は困っていていいから”と聞いて、1個線路を引いていただいて作りやすくなりました」と笑顔を見せ、一樹役の青柳も行平との初共演に「撮影が進むにつれどんどん話しやすくなっていって。あそこはああすればよかったね、なんてことも多々ありましたね(笑)」。

 そんな刺激的なタイトルとテーマに城定監督は「今こういう世の中なので、タイトルだけでも“エッ”ってなっちゃう人もいそうだし、原作自体も少し前のものなので、今受けるセフレという言葉の響き自体も違ってたりすると思うんですけど、普遍的な関係だろうし、誰に肩入れするでもなくフラットに撮れればな、と。セフレがいいとか悪いとか、そういうことはあまり考えないように撮った感じです」と語っていた。

 この日の登壇者は行平あい佳、青柳翔、片山萌美、新納慎也、石橋侑大、城定秀夫監督。

『セフレの品格(プライド) 初恋』は7月21日より、『セフレの品格(プライド) 決意』は8月4日より2部作連続公開。

 

梅野源治が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」などと得意のヒジ打ちでのKOを予告した。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦で元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。この試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も無制限のルールで行われる。

 公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時はカーフキック一発で秒殺KOしているとあって梅野は「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見せられなかったので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。それがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番ですね」と腕をぶす。よって、試合のテーマも「ヒジでぶっ飛ばす」とシンプル。

 この間の練習については「普段の練習に加えて、今回は長期間にわたって、久保賢司にボクシングのトレーニングもずっと見てもらった。とっておきの技も用意した。試合を見て感じてもらえれば」と語る。この“とっておきの技”とは「倒せる技」とのことで、ヒジかこの技でのフィニッシュを狙っているよう。

 鈴木については「正統派のキックボクサー。パンチが強くて、ローキック、たまに三日月を蹴って圧力をかけてくる。一発の重い選手。でもテクニックというより、一発がヤバいのかなという印象」、試合展開については「多分、鈴木選手は距離を取ったら僕に勝てないのは分かっているので圧力をかけてくると思う。基本的には下にローで効かせるなかでパンチ一発で倒したいとか、ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打ってくるとか、ミドルキックを腕で受けてパンチを返す。そうやってパンチを振り回す中で、たまにヒジも当たればいいかなくらいの感じで打ってくる。想定できるものとしてはあとは三日月蹴りを蹴って来る。どのパターンで来てもいいように、しっかり倒せるように対策を練ってきた。どうきてもボコボコにできるんじゃないかと思う」などと公開練習時同様、鈴木の出方を惜しげもなく口にした。

王者クレベルに挑戦の鈴木千裕が「思い切り打ち合いに行く。どこが当たっても砕ける」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、メインイベントでRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が激勝でのタイトル奪取を誓った。

 鈴木は2021年にKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得しKNOCK OUTでは現在7連勝。キックとMMAの“二刀流”を掲げRIZINに参戦し、初戦こそ落としたものの、以降5連勝でトップ戦線に躍り出ている。

 鈴木は現在のメンタルについては「特にタイトルマッチだからといって変わっているわけでもなく、気負うこともない。普段通り。アグレッシブな試合を見せられるかと思う」と“いつも通り”を強調。

 試合のテーマとして「会場に雷を落とすこと。みんなが総立ちになるような試合をする」と激勝を誓った。

 クレベルについては「穴が少ない。打撃もそんなに評価されてないが、僕はできると思っている。寝技もずば抜けている。でも自分なりに穴は見つけてきた。向き合った時に出てくるのかなと思っている。作戦を考えても意味がないと思っているので」、試合展開については「まあ、圧倒的に倒すか、圧倒的に極められるかのどっちか。極端な試合になるかと思っている。俺は思い切り打ち合いに行って、クレベル選手は思い切り寝技に持ってくるのかなと思っている」などと語った。

ディズニー歴代ヒロインたちが“野獣”山崎育三郎と“アラジン”中村倫也とのエピソードを振り返る

2023.06.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『リトル・マーメイド』のイベントが22日、都内にて行われ、同作吹替版声優の豊原江理佳と、歴代作品で吹き替えを務めた昆夏美、木下晴香が登壇。昆と木下が当時のエピソードを振り返った。

『リトル・マーメイド』はディズニーの名作アニメを名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化した話題作。主人公の人魚姫アリエル役をクロイ&ハリー名義でグラミー賞に5回ノミネートされているアーティスト、ハリー・ベイリーが演じる。

 この日、アリエルの歌う劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」を生披露した豊原の歌声に、実写版『美女と野獣』(2017)ベル役の吹替声優・昆夏美と、実写版『アラジン』(2019)ジャスミン役の吹替声優・木下晴香も感激しきり。

 豊原が「今回、映画館だったりショッピングモールだったり、いろいろな場所で歌を披露させていただいて。本当にいい経験になりました」と振り返ると、昆と木下も吹き替え当時のエピソードを披露。
昆が「(野獣役の)山崎育三郎さんと『美女と野獣/Beauty and the Beast』をたくさんの音楽番組で歌わせていただいたのですが、舞踏会で歌う曲なのでワルツを2人で習って臨んだことがありまして。その中で山崎さんが私をリフトしてくれるんですが、それが回を重ねるごとにリフトする回数が増えていきまして。最後のほうは着地した後、ヨロってなるくらい回していただきました(笑)」と苦笑しつつ「ドレスのすそがきれいに見えるように教えていただいたり、歌って踊るだけでも、いろいろこだわって1年歌わせていただきました」と明かした。

 木下も「私もいろいろな番組で歌わせていただいたんですけど、一番緊張したのがミュージックステーションで。普段、舞台で歌わせていただくことが多いので。カメラがあって、後ろには他のアーティストさんがいて…。そのときは、アラジン役の中村倫也さんが魔法で現れてくださって(笑)。そういう特別なこともあって人生で一番緊張しました」と、それぞれ共演者とのエピソードを振り返っていた。

 

 

日本のアリエル、ベル、ジャスミンが集結「ディズニーのヒロインは自分で前に進んでいくから魅力的」

2023.06.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『リトル・マーメイド』のイベントが22日、都内にて行われ、吹替版声優の豊原江理佳、昆夏美、木下晴香が登壇。豊原が“先輩プリンセス”たちから絶賛され感激した。

『リトル・マーメイド』はディズニーの名作アニメを名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化した話題作。主人公の人魚姫アリエル役をクロイ&ハリー名義でグラミー賞に5回ノミネートされているアーティスト、ハリー・ベイリーが演じる。

 アリエル役のプレミアム吹替版声優を務めた豊原江理佳はアリエルの歌う劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」を熱唱。「こうして皆様の前で実際に歌わせていただくことで、皆様と一緒に泳いでいるような気持ちになれて感動しながら歌うことができました」と笑顔。

 続いて登場した実写版『美女と野獣』(2017)ベル役の吹替声優・昆夏美と、実写版『アラジン』(2019)ジャスミン役の吹替声優・木下晴香もその歌声を大絶賛。

 昆が「江理佳ちゃんの歌声は耳にスッと入ってくるのに頭と心と耳に残り続ける。アリエルのまんまだなと思いました」と言えば、木下も「ハリー・ベイリーさんの力強さに繊細な表現がプラスされている感じで心揺さぶられて涙しました」とべたぼめ。先輩プリンセスたちの称賛に豊原も「ちょっと調子に乗ってしまいそう(笑)」と照れ笑い。

 さらにディズニープリンセスを経験した3人ならではのトークを展開。アリエルと自身が吹き替えたプリンセスとの共通点や違いについて聞かれると、昆は「アリエルもベルも度胸がすごい(笑)。ハートが強いなと思います。ディズニーのヒロインって自分で前に進んでいくから魅力的」。

 木下も「アリエルは本当に自分の思いにまっすぐ。ジャスミンは立場的になかなかできないところをアラジンに引っ張られて変わっていく。心に持っている強さは一緒だけど、アリエルは自分で進んでいく強さを持った女性だなと思います」と魅力を語り、豊原も「私もアリエルの勢いみたいなところはすごく見習いたいなと思います」と語っていた。

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