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片岡鶴太郎“ボクサーあるある”を披露「ボクシングやっていた人は何かあるとよくやっちゃう」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。片岡がシャドーボクシングをしながら“ボクサーあるある”を披露した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 佐藤が演じる仁一の昔のボクシング仲間を演じた片岡。「僕もボクサーの知り合いは多いですが、みんな世界チャンプを目指すけど、なれるのは本当に一握り。でもボクシング以外に魂をたぎらせるものを見いだせなくてどこか世捨て人のようになっている人は現実にも多い」と語りつつ「もう一度ボクシングに情熱をたぎらせることができる幸せな男だった」と自身が演じた役を振り返った。

 鬼塚勝也や畑山隆則のセコンドとして世界戦をともに戦った経験を持つ片岡。この日は、1990年にマイク・タイソンが後楽園ホールでまさかの敗北を喫した試合をモチーフにしたTシャツを着用。

 片岡は「鬼塚チャンプが描いたイラストをTシャツにしたんです。TOKYO SHOCKって。衝撃的なシーンでしたね。あの鉄人タイソンが倒れてマウスピースを拾ったんですよ」と振り返り「その後、耳かんじゃうんですけどね」と、タイソンの“耳噛み事件”をイジり笑いをさそった。

 そんな片岡は、劇中でシャドーボクシングするシーンが印象的だったと言われると、もともと台本にはなく瀬々敬久監督から現場で言われたと明かし「ジムでのトレーニングを監督が見ていてくださったので、どこかで使おうと思っていたんでしょうね。僕も30代にボクシングをやっていましたから。だいたいボクシングをやっている人って、何かあったとき、うれしい時とかお酒飲んで機嫌がいい時とか、悲しい時とか、こうして、やったりするんです」とシャドーボクシングをしつつ“ボクサーあるある”を披露。横浜らボクシングに没頭した共演陣も共感の表情を見せていた。

“ボクサー”横浜流星のステップは「素人ではできない」元チャンプ絶賛に苦労明かす「空手が足を引っ張った」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。映画を見たボクシング関係者からの感想に横浜が感激した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 ボクシングのシーンでは、対戦相手役の坂東や窪田正孝らと、アドリブで動くこともあったという横浜。佐藤が「2人はヘッドギアつけてるから本当に当てていくんですよね」と舌を巻くと、坂東も「本当に目が怖いんですよ。入る瞬間、流星くん、目がキラッと…」と苦笑。そんな坂東に横浜は「ボクシング経験のある坂東くんだから当ててできた。信頼関係で成り立つものだなと思います」。

 練習を重ねて互いの仕上がりを確認していたという2人。横浜が「とくに坂東くんはどんどん変わっていきましたね」と言うと、坂東は「流星くんは初めて会ったときからバキバキだったんです。常に流星くんはバキバキなんでしょうね(笑)」と笑いをさそった。

 ボクシング実況も務める司会の赤平大アナウンサーは、ボクシング関係者に映画の感想や質問を聞いたと言い「関係者からも、横浜さんのレベルが本当に高い、と。特に足の運び、ステップ、ディフェンスの際のサイドステップ、コンビネーションを打つときの足の動き、これが素人ではできない、と。これは元東洋・太平洋チャンプからです」と紹介。

 横浜は「東洋・太平洋チャンプに少し認めてもらえたような。本当にうれしいですね、その言葉は」と感激しつつ「僕はずっと空手ベースだったので。格闘技を知らない人はほとんど一緒なんじゃないと思うかもしれないけど、逆に空手が足を引っ張ることしかなかったんですよ」と空手経験者だったからこその苦労を明かし「本当に松浦さんに親身に指導していただいて修正していきました」。

「空手のほうが(スタンスは)狭いかな。あとあまりフットワークを使わないですね。素手だし。フットワークはあまりいらない」と比較しつつ「最初の練習とか、僕、足が筋肉痛になりましたもんね」。松浦氏も「下半身の動きを見れば大体分かる。上半身だけでごまかしているとか。今回は足の動きも大丈夫なので(画を)引いても大丈夫」。

 そんな松浦氏が横浜のパンチについて「僕でもめちゃくちゃ痛い。浩市さんは大変だったと思います」と言うと、佐藤も「痛かったですよ、重たいし。でもそこを加減したら画が死んじゃうので。それは僕も流星も分かってるから」と本気のスパーリングを振り返っていた。

THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERがバンコクで熱狂ステージ 《バンコク日本博2023》 

2023.09.05 Vol.Web Original

 

 Jr.EXILE世代のグループ、THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERの3組が2日、タイで開催された日本 ASEAN友好協力50周年事業『バンコク日本博2023』(9月1~3日)でスペシャルなステージを繰り広げた。本記事はそのオフィシャルリポート。

 『バンコク日本博2023』の会場に設けられた特設ステージにLDH所属の各グループの映像が流れ始めると、THE RAMPAGE、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERのメンバー全員がステージに登場。まずは「PERFORMER BATTLE」と題して、各グループのメンバー一人ひとりによるストリートダンスバトルさながらのダンスパフォーマンスが行われた。会場に響き渡るビートに合わせ、最初にTHE RAMPAGEの浦川翔平が力強いダンスを披露すると、続けてPSYCHIC FEVERの剣が長い手足を活かしたダイナミックなダンスを見せ、BALLISTIK BOYZの深堀未来が体幹を活かした軽やかでクールなパフォーマンスを披露。その後もLIKIYA・山本彰吾・鈴木昂秀(THE RAMPAGE)、中西椋雅、WEESA(PSYCHIC FEVER)、松井利樹、砂田将宏、海沼流星(BALLISTIK BOYZ)らが各々の思い描くダンスを披露し、ステージの幕開けを鮮やかに彩っていく。

猪木語録からヒントを得たチャーシュー丼「チャー州コノヤロー!!」ら4商品が9月5日から発売

2023.09.05 Vol.Web Original

 昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さんの生誕80周年を記念して、猪木さんのライセンスの管理・運営をしている株式会社猪木元気工場と株式会社ベルクがコラボした4つの商品が9月5日、発売された。

 ベルクは埼玉・群馬を中心に関東で展開する地域密着型のスーパーマーケット。今回は「闘魂注入」をコンセプトに猪木語録などからヒントを得た「チャー州コノヤロー!!」「マヨわず喰えよ!焼鯖明太高菜巻」「ボンバイエ!タコスサラダ」「怒(いか)りの鉄拳制裁~七味&タバスコ」の4商品がラインアップされた。

 この日は「闘魂注入試食会」と銘打ち、元WWE戦士で現BEYOND THE SEA SINGLE王者のSareeeと猪木さんのモノマネでおなじみのタレントのアントニオ小猪木とアントキの猪木がこの4商品に舌鼓を打った。

バイきんぐ「なんて日だ!」本田望結や商品キャラと亀裂も「新キャラはバイきんぐに入ってもいい」

2023.09.05 Vol.Web Original

 

 俳優の本田望結とお笑いコンビのバイきんぐが5日、都内で行われた「山芳製菓 70周年記念発表会」に登壇した。「わさビーフ」ブランドを展開する同社が創業70周年を祝うために登場したバイきんぐだったが、「なんて日だ!」と叫ばずにはいられない雰囲気となって……。

 発表会は、山芳製菓が創業70周年を迎えるにあたって看板商品である「わさビーフ」をリニューアルしたこと、さらにロゴの刷新、商品の新キャラクターの登場させるなどして盛り上げを図っていることをアピールするために開かれたもので、それを祝うために本田とバイきんぐが登壇した

 亀裂の発端は本田が「(自分自身とわさビーフは)関わりがあるみたいなので、後程たくさんお話したい」とあいさつしたこと。小峠が今じゃだめなのかといったツッコミを入れると、本田は「バイきんぐさんの一員になれた!」と喜んだが、小峠は西村の制止を振り切って「そんな簡単じゃない!」とピシャリ。

常々「ドアは開けておけ」と言っていたアントニオ猪木さんのために用意されていた“会長室”を公開

2023.09.05 Vol.Web Original

 昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さんのライセンスの管理・運営をしている株式会社猪木元気工場が9月5日、新オフィスの内覧会を行った。

 エントランスにはもともと「アントニオ猪木酒場」で置かれていた猪木さんのモニュメントとIGFの道場に掲げていた「アントニオ猪木道場」の看板を展示。オフィス内には猪木さんに関する雑誌や書籍、モハメド・アリ戦をはじめとした激闘の数々を物語る品々、数々の猪木グッズ、そして日本プロレスや力道山関連のポスターといった貴重なものまで展示されている。

 また猪木さんのために用意された会長室も公開された。「会長室」といっても猪木さん自身が「囲われたり、ドアを閉めるのが嫌いで“常にドアはオープンにしておけ”というタイプの方でしたので、オープンスペースでこのような形にしていただいた。我々もオフィスで仕事をするにあたり、こちらにアントニオ猪木を意識しながら仕事をするという意味も込めて、こちらのほうにセットさせていただいた」(猪木元気工場の宇田川氏)ということで、壁で仕切ることはせず、オフィスのスペースの一角に猪木さん用のイスやテーブルが用意されたもの。

「らんまん」より先!『ゴジラ-1.0』神木隆之介と浜辺美波は「令和の山口百恵、三浦友和コンビ」

2023.09.04 Vol.weboriginal

 映画『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)完成報告会見が4日、都内にて行われ、主演・神木隆之介とヒロイン役の浜辺美波、山崎貴監督、市川南プロデューサーが登壇。神木と浜辺の“ゴジラコンビ”が最新作の臨場感を語った。

 1954年に誕生したゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。第二次世界大戦直後の日本を舞台にゴジラ襲来を描く。

『屍人荘の殺人』(2019年)に続き、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも共演中の神木と浜辺。山﨑監督は「我々のほうが先です!」と笑いをさそうと、神木も「あれ、この組み合わせ見たことあるなと思う人もいるかもしれないですけど、ゴジラの撮影が前ですから」。

 浜辺が「ゴジラの撮影をしている前後くらいに朝ドラの話が確定したので(神木に)長い間お世話になりますね、と改めてご挨拶しました」と振り返ると、神木も「こちらこそお世話になってます(笑)」。

 そんな2人に、山﨑監督が「朝ドラのほうが先に放送され“朝ドラコンビ”と思うかもしれないけど、我々が先です」、市川プロデューサーも「山口百恵さんと三浦友和さんのコンビが映画作ったように、令和の名コンビが誕生したなと思います」と“『ゴジラ』コンビ”に胸を張った。

 すでに作品を見たという神木が「そこにいましたね、ゴジラが目の前に。恐ろしかったです。他人事ではなく、やばい、いる!と自分まで息をひそめてしまうような臨場感がありました」と感嘆すると、浜辺も「恐怖もあるんですけど、テンションも上がるというか。日本の大怪獣、ゴジラを見ると心拍数が上がるのは遺伝子に刻まれているのかなと思う体験ができました」と目を輝かせた。

 神木、浜辺以外にも、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木龍之介といったキャスティングも発表。山崎監督は「本当にゴジラがそこにいると信じ込ませていただくお芝居をしてもらわないといけない。皆さん凄腕の人たちばかり」と太鼓判を押していた。

斎藤佑樹、アスリートへのコメントに「遠くの人の言葉をあまり耳に入れる必要はない」

2023.09.04 Vol.Web Original

「SEALY SPORTS 新商品メディア発表会」が4日、都内で行われ、元プロ野球選手の斎藤佑樹氏、7人制ラグビー日本代表の丸尾崇真選手が登壇した。

土井成樹が9・9大田区でアイアンマン王座陥落危機。EXTREMEとのWタイトル戦は平田一喜に超有利なルールに【DDT】

2023.09.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月3日、神奈川・横浜技能会館で「DDT YOKOHAMA Unlimited EX」を開催した。9日の東京・大田区総合体育館でのビッグマッチで、アイアンマンヘビーメタル級王者として、DDT EXTREME王者・平田一喜とのダブルタイトル戦に臨む土井成樹が平田の策略で王座陥落危機に瀕した。
 
 今大会のオープニングで両王座戦の公開調印式が行われた。EXTREME選手権では王者がルールを指定できるが、平田は「人類みな平等!平田一喜デスマッチ」と発表。その詳細なルールについて、平田は「通常のプロレスルールで決着つきます。そこに平田一喜みたいな感じを。深く考えなくていいと思います。普通に3カウント、ギブアップでって感じなので。ちょっと平田な面を入れてもらえれば」と、かなりあいまいに説明。ワケが分かっていない土井はほとんど通常ルールと勘違いしたか「人類みな平等と言いましたけど、リングでは先輩後輩関係ない。普通に試合したらいいんやな」として調印書にサインしてしまい「いつも通りやったらいいだけなんで。ルールを期待してたお客さん、すみませんね。2冠のチャンスがあるんで、普通にやらせてもらいます」と笑み。

入江茂弘が最後の前哨戦でクリス・ブルックスをエルボーで葬りKO-D無差別級王座獲りに自信【DDT】

2023.09.04 Vol.Web Original

「そのベルトをもらって、世界中でベルトを見せびらかせてやる」

 DDTプロレスが9月3日、神奈川・横浜技能会館で「DDT YOKOHAMA Unlimited EX」を開催した。9日の東京・大田区総合体育館でのビッグマッチで、KO-D無差別級王座をかけて戦う王者のクリス・ブルックスと、挑戦者の入江茂弘が最後の前哨戦を行い、入江がクリスを直接制した。
 
 オープニングではタイトル戦の公開調印式が行われた。クリスが「この間の(8・27)後楽園ホール、プレイングマンティスボムで勝ちました。また、イリエに勝つ。イリエはベルトと一緒にドイツに行きたいと。でも、させないよ。9月9日の後もKO-D無差別級王者は僕だ」と王座死守を誓う。入江は「前回の後楽園でクリスに直接負けてしまいましたけど、自分は誰より自分を信じているレスラーなんで。大田区では自分自身を信じ抜いて、必ず僕がチャンピオンになります。ストロングなハートで、ベルトを奪って、世界に持って行きます」とキッパリ言い切った。

「ムシラセ」保坂萌の新作『眩く眩む』は集団創作におけるパワハラ問題を題材とした作品

2023.09.04 Vol.Web Original

 演出家・劇作家・舞台写真家の保坂萌が主宰する演劇ユニット「ムシラセ」の新作『眩く眩む』(まばゆくくらむ)が9月6日から東京・中野の劇場MOMOで上演される。

 ムシラセは保坂の創作する演劇を上演するためのユニットで、2008年に設立。年に1~2回の主催公演と招聘公演等に参加している。

 保坂の作品は自分以外の誰かの目にはそれが絶望に写っても、自分自身にとっては愛すべき人生で、その逆もまた然り。人間と人間とのやりとりを笑いを交えて描き、エンターテインメントでありながらも社会を斜めから切り取るといったもの。

 今回の新作は昨今、にわかに明るみになることが多くなってきたエンターテインメント業界や集団創作の場における「パワハラ問題」を題材にしたもの。

 このパワハラやセクハラから派生する出来事はしばしばメディアを騒がせる。そういったニュースを目にする中で保坂自身「今、このテーマと向き合っておかねばならない」と考え、今回の作品の制作に取り掛かったという。

 作品自体は「ハラスメントが起きてしまうことは人間が2人以上いればどこにでもあり、それを解決する姿勢をみせないことは絶対悪である」というテーマを持ちつつも、正義vs悪という二項対立や解決策を提示するものではなく、どちらかというと被害者や加害者周辺の人間たちの行動を描く中で、それぞれの立場から見ている世界をぶつけあうようなものになっている。

 この周辺の人たちの行動というのは自己保身に走る加害者側の姿であったり、全く別のハラスメント被害者側の人たちが別のハラスメント被害が起こった際に「そら見たことか」といった具合に見ず知らずの新たな被害者を祭り上げておきながら、時間が経つと何事もなかったかのごとく忘れ去っていってしまうような行動のこと。

 エンタメ業界におけるパワハラやセクハラ問題は今に始まったことではなく、これまでにも多くあり表面化しなかっただけといわれている。集団創作である以上はどの局面においても常に起こりうることで、どういった対策を取れば問題が起こらない、または解決するかという答えを持っている人は多分、誰もいないという現状。その中であえてこの題材を扱うのは相当な覚悟がいる。なぜなら大半の人がうなずいても一部の声の大きいしたり顔の人たちや自覚のない人たちに正論がかき消されかねない問題だから。いや、今使った「正論」という言葉もその人の立ち位置によってさまざまなものがあるからだ。
 
 ちなみにムシラセの前回公演はこれまでの作品の中で特に支持が大きかった『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』の2本立ての公演で、コミカルとちょっと泣かせるような2作品を並べた。保坂は今作については「絶望の果てに希望のある物語になる」と言うが、前回公演とはやや異なったトーンのものになりそう。そのなかでどんな絶望と希望を見せてくれるのか。

 公演は9月10日まで。

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