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火野裕士が20周年記念試合を自らの勝利で飾る「20年、あっという間。30周年もやろうよって」【DDT】

2023.05.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスとKO-D無差別級王者・火野裕士率いるONLY WEが5月14日、TKPガーデンシティ千葉でコラボ興行「ONLY WE×DDTスペシャル!〜火野裕士20周年記念興行〜」を開催した。火野が拠点とする千葉で20周年記念試合に臨み、自らの勝利で飾った。

 火野は2003年11月にK-DOJOでデビュー。2007年には悪のユニットΩに加入し、同団体マットを席巻。K-DOJO退団後はZERO1でファイトし、2020年12月からDDTマットにレギュラー参戦。今年1月29日、後楽園ホールでは樋口和貞を破り、10年7カ月ぶりにKO-D無差別級王座に返り咲いた。

 記念試合とあって、火野はユニットの枠を飛び越えて、秋山準、坂口征夫と悪の軍団を結成。遠藤哲哉、HARASHIMA、岡林裕二(大日本プロレス)組と対戦した。火野は何かと縁があった岡林と壮絶なショルダータックル合戦、チョップの打ち合いを展開しヒートアップ。HARASHIMAはジャンピング・ハイ、ファルコンアローで火野を追い込む。さらに遠藤組が火野にトレイン攻撃、HARASHIMAがスワン式ボディープレスを敢行もカット。HARASHIMAが見舞った蒼魔刀をキャッチした火野はフロント・スープレックス。火野はラリアットをHARASHIMAに叩き込むもカット。入ってきた岡林をラリアットでなぎ倒した火野はHARASHIMAにフロッグスプラッシュ、Fuckin’BOMBとたたみかけて3カウントを奪った。

ハリマオの樋口&中津&石田がKO-D6人タッグ王座初戴冠「ハリマオで獲れたのがメチャメチャうれしい」【DDT】

2023.05.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月14日、TKPガーデンシティ千葉で「ONLY WE×DDTスペシャル!〜火野裕士20周年記念興行〜」を開催した。ハリマオの樋口和貞、中津良太、石田有輝組が、KO-D6人タッグ王者組の青木真也、上野勇希、スーパー・ササダンゴ・マシン組を破り、同王座初戴冠を果たした。

 序盤、石田が青木に果敢にエルボー連打を叩き込むも、グラウンド地獄に引きずり込まれる。ササダンゴは重い体を利して、押さえ込み連発でジワジワと石田を追い込む。「KING OF DDT 2023」準決勝(5月21日、東京・後楽園ホール)で対戦する樋口と上野はバチバチの激しい攻防。上野が樋口にフランケンシュタイナーからトップロープ超えトペ・コンヒーロを見舞う。リング上ではササダンゴが石田にラリアット、垂直落下式リーマンショックを繰り出すもカウントは2。ササダンゴはもう1発狙うも、石田がなんとか踏ん張る。樋口がササダンゴにラリアットを叩き込み、石田が丸め込むもカット。ここで樋口が石田に気合を入れると、石田はササダンゴにぶちかましもカウント2で返された。ならばと石田は左手で渾身の炎掌を叩き込んで3カウントを奪取した。

吉成名高がヒザ一発で戦慄の1RKO勝ち。ラジャダムナン2階級王者へ視界良好【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.15 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)のメインイベントでラジャダムナン&ルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)がペットナコン・ソー・ペッタワン(タイ)に1RでKO勝ちを収めた。これで吉成は連勝記録を「22」に伸ばした。

 吉成は7月9日の「BOM」でラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチが決定しており、今回の試合はその前哨戦という位置づけ。「WORLD CUP 国際戦ムエタイ 7,9ラジャダムナンスタジアムフライ級タイトルマッチ前哨戦」として行われたのだが、タイトル戦に向け順調な滑り出しとなった。

現役女子高生ファイターMARIAがピーター・アーツの長女に判定勝ち。高校生のうちに王座獲得が目標【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.15 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)で現役女子高生ファイター、17歳のMARIA(PCK大崎TeamRing)がピーター・アーツの長女モンタナ・アーツ(オランダ/ピーター・アーツDNA)に3-0の判定勝ちを収めた。

 MARIAは16歳でプロデビューし、ここまで6戦4勝1敗1分の戦績。4連勝後、今年1月の韓国での試合でプロ初黒星。前戦となった3月の試合ではミネルヴァ スーパーバンタム級王者の浅井春香に挑戦するも0-1のドローで王座奪取はならず。しかし1人が28-30でMARIAに1票入れていた。現在ミネルヴァではスーパーバンタム級の1位にランキングされている。

 1R、いきなりMARIAが圧をかけて左ハイからパンチを連打。MARIAはミドルからパンチを連打していく。MARIAの右ストレートにアーツのアゴが上がる。前に出るMARIAにアーツが左ストレート。MARIAは前蹴りから右ストレートをヒット。

「LEGEND DNA FIGHT」で武蔵の愛弟子・泰良拓也が2度のダウンを奪い判定勝ち【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.14 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)で行われた「LEGEND DNA FIGHT」で武蔵の愛弟子である泰良拓也と麻原将平(ともに武蔵DNA/PFP)が明暗を分けた。

「LEGEND DNA FIGHT」はアーネスト・ホースト、ピーター・アーツ、武蔵といった往年のK-1レジェンドファイターの弟子たちが国内外の強豪ファイターに挑む試合。

 第11試合では泰良がジンフー(中国)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。泰良の右ローにジンフーも右ロー。泰良は左ジャブ、前蹴り。泰良の左ボディーにジンフーが左フック。ジンフーは右ロー。泰良の左ボディーにジンフーも左フックを合わせる。泰良の右ボディーストレートにジンフーが右ストレートをヒット。泰良は左ジャブをガードのすき間から打ち込むが、ジンフーの左フックでぐらり。ジンフーはパンチの連打も泰良はガード。じっくりと攻め込みパンチを放っていくジンフー。持ちこたえた泰良は右ローを連発。

FANTASTICSが三代目 JSB 小林直已と”鬼ヶ島”でアツアツな対決  フィジカルと心理戦

2023.05.14 Vol.Web Original

 

 ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSが、LDHのデジタルコミュニケーションサービス「CL」で、「『PANORAMA JET』発売記念 FANTASTICS CASINO presentsスズノネ#3」を配信、小林直己(三代目 J SOUL BROTHERS)と対決している。

 最新曲『PANORAMA JET』の発売を記念したコンテンツで、FANTASTICSメンバーが体を張って様々な企画にチャレンジする人気番組「FANTASTICS CASINO」内の企画、“スズノネ”を復活させたもの。

5・21後楽園での「KING OF DDT 2023」準決勝進出の樋口、上野、秋山、クリスが火花【DDT】

2023.05.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月13日、東京・新宿髙島屋1階JR口特設会場で開催した「Dramatic Dream Takashimaya Vol.1」で、シングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」準決勝(5月21日、東京・後楽園ホール)に進出した樋口和貞、上野勇希、秋山準、クリス・ブルックスの4強が公開記者会見で意気込みを述べ、火花を散らした。

 同トーナメント準決勝の組み合わせは樋口vs上野、秋山vsクリスで、勝者同士により、同大会で決勝戦を行う。

 上野は「僕はDDTで東京ドーム大会をしたいし、もっともっといろんな人が見て。どの大会も毎回、後楽園を超満員にしたいと思ってます。これはほかの誰かがやるんじゃなくて、僕がやりたいと思ってます。そのためにもトーナメント優勝したいと思います」とキッパリ。

 樋口は「自分は去年、トーナメント優勝して、ベルトを腰に巻きました。今年は丸腰。またDDTの頂点に上り詰めるために、一番一番集中。気合入れて準決勝、まずは上野勇希戦に臨みたいと思います」とコメント。

 クリスは「私、KING OF DDTのトップ4は初めて。すごいプレッシャーあります。アキヤマさんとの試合、プレッシャー。初めて日本のプロレス見たのは、プロレスリング・ノアの2005年の東京ドーム。アキヤマさん、コバシ(小橋建太)さん、マルフジ(丸藤正道)さん、スズキ(鈴木みのる)さんの試合を見た。自分の家にアキヤマさんのアクションフィギュアあります。すごいレジェンドでプレッシャー。だけどKING OF DDT 2023、自分のデスティニー、絶対優勝します」と優勝宣言。

 秋山は「このなかでひと際年はいってますけど、まだまだ動けるし。横にいるクリスが昔の話をしましたけど。昔と若干変わってますけど、勝って若いヤツらにはまだまだ負けないと。中高年の星になるよう頑張ります」と意欲。

“ゆるキャラ抗争”のちぃたん☆とポコたんが電撃和解し、7・23両国で夢のタッグを結成【DDT】

2023.05.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月13日、東京・新宿髙島屋1階JR口特設会場で「Dramatic Dream Takashimaya Vol.1」を開催した。仁義なき“ゆるキャラ抗争”に発展した、カワウソの妖精で秋葉原観光推進協会公式キャラクターのちぃたん☆と、DDT公式マスコットキャラクターのポコたんが電撃和解。7月23日、東京・両国国技館でのドリームタッグ結成が決まった。

 5月3日、神奈川・横浜武道館でのちぃたん☆デビュー戦で、ポコたんがちぃたん☆の救出に現れたものの、試合後、乱闘に発展し遺恨が勃発して、今大会での決着戦が組まれた。ちぃたん☆は彰人と組み、ポコたん、平田一喜組と対戦。試合前、ポコたんが握手を求めるも、ちぃたん☆は足で蹴り飛ばした。

 ちぃたん☆とポコたんはまさかのロックアップで開戦。両軍、一進一退の攻防が続くなか、ちぃたん☆が平田にスイングDDT。彰人を手刀で倒した平田が「今日の俺の目的はちぃたん☆のクビをかっ切って、SNSでバズることだ」と宣言すると「それはやりすぎ」とばかりにポコたんが制止に入る。平田が手刀でちぃたん☆を倒すと、ポコたんも手刀で平田を攻撃。平田が踊り出すと、なぜかちぃたん☆とポコたんも一緒にダンス。その後、ちぃたん☆とポコたんが平田に合体式フェースバスター、彰人がニークラッシャー、そしてちぃたん☆とポコたんがちぃ☆ポコトリガー(合体式ヒザ蹴り)を叩き込んで、ちぃたん☆が平田をカバーし3カウントを奪取した。

 試合後、ちぃたん☆とポコたんはガッチリ握手を交わし、彰人の通訳によると、ともにタッグ結成を熱望。彰人が副社長権限で「今日よりもっと人が多いところで組もうじゃないか」として、7・23両国で夢のゆるキャラタッグを組むことを決めた。

DDTが新宿髙島屋で史上初の“百貨店プロレス”を開催し、大盛況で幕【DDT】

2023.05.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月13日、東京・新宿髙島屋1階JR口特設会場で“老舗百貨店”新宿髙島屋とのコラボイベント「Dramatic Dream Takashimaya Vol.1」を開催した。百貨店でプロレスが行われるのは史上初の出来事だった。

 DDTを運営するCyberFightの本社が新宿にある縁もあって実現した今回のイベントは入場無料の3部制で実施され、試合(3試合)のほか、同店をふだん愛用しているという高木三四郎と赤井沙希のトークショー、ファン参加型のリング体験、グッズ販売、サイン会&撮影会などが行われた。

 オープニングではサウナカミーナのMAO、上野勇希、小嶋斗偉とともに増井大輔店長が登場し「経緯としましては、うちの女性社員のなかに一人、プロレスファンがいて、ぜひやってみたいと提案してくれました。それを今回みんなの力で形にしてみようということで。DDTさんの笑い、元気、感動とかを与えていただきながら、新宿の街をもっと元気にしていく場を提供していきたいという一心で実現しました。そういった形で盛り上がっていただければありがたいなと思います」とあいさつ。

佐竹雅昭が「勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せてほしい」と選手たちに檄【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.13 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が5月13日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会 KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」が主催。実行委員会の会長代行を務める日本人ヘビー級ファイターのパイオニアともいえる存在の佐竹雅昭氏が計量後の挨拶で「覚悟」「克己心」という言葉を用いて「勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せてほしい」と選手たちに檄を飛ばした。

 佐竹氏は「私は試合に行く前日、そして当日は必ず部屋を綺麗にしていった。二度と帰って来るかもしれないという気持ちで戦っていた。現に4回くらいICUの集中治療室に入っている。それくらい格闘技というのは僕らの時代は危険なことだった。でもそういう世界だからこそ、自分の道を切り拓いてやろう、これで一丁名を挙げてやろう、そういう気持ちを常に持って戦ってきた」と自らの現役時代を振り返ったうえで「一番、選手に言いたいのは“覚悟”という言葉。私は引退してきてから武士道というものを研究してきた。一番肝心なのは、自分に負けない“克己心”。克己心という言葉は己の心を克服すると書く。相手に勝つ負けるではなく、自分に負けない気持ち。その中で覚悟というものを口で言うのは簡単だが、それを実践するのは難しい。『葉隠』の中の“武士道とは死ぬことと見つけたり”という言葉は、ただ単に自分自身が死にに行くことではない。死ぬ気で戦わないと活路は見いだせないということ。“中途半端で戦ったら負けてしまう。いったん自分自身を殺して戦いなさい。そうすると活路は見いだせる”。こういう言葉なんです。今回は第一回目、まだ赤ん坊のような状態の大会。だけど“ここから自分で自分の道を切り拓いてやる。いつでも俺はスターになってやるんだ”というそれくらいハングリーな気持ちを持って戦ってほしい。そのためにはどうすればいいか。お客さんに感動を与える選手になること。勝ち負けではなく戦い方でお客さんをつかんでもらいたい。メジャースポーツと違ってキックボクシングはまだまだこれから。だから、ただ強いだけの選手だけではダメ。多くの人の心を動かすような選手に出てきてもらいたい。勝ち負けにこだわることはない。とにかく生きざまを見せるような試合を見せて下さい。ファンになってやろう、応援してやろう。そう思わせるような選手が必要。ただ単にパンパンやっているような試合ではダメ。パンチ一発、蹴り一発に魂を込めて、見ている人たちに“ああ、こんな素晴らしい世界があるんだ。よし俺もこの世界で戦ってやろう”。これからどんどんそういう選手が来るような場所を運営側は作っていきたいと思っている。だから皆さん、いくら名前があろうがなかろうが関係ない。この世界、かっこいい、熱い戦い方をするような選手が必要。明日はとにかく勝ち負けにこだわらず、生きざまを見せるような、背中を見せて“ついて来い!”。男も女も関係ない。人間としてスターになれるような選手が明日は出てきてほしいと思っています。とにかく明日は頑張ってください。それ以上、言うことはありません。押忍」と4月26日に行われた開催発表会見同様、選手たちに熱い思いを伝えた。

吉成名高「ムエタイの魅力が存分に詰まった面白い試合をする。最終的にはフィニッシュしたい」【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.13 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が5月13日、都内で開催された。

 メインイベントに出場するムエタイで7つのタイトルを獲得する日本のムエタイ最強戦士・吉成名高(日本/エイワスポーツジム)は52.1kg、対戦相手のペットナコン・ソー・ペッタワン(タイ)は49.35kgで計量をクリアした。

 吉成は7月9日の「BOM」ではラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチが決定しており、今回の試合はその前哨戦という位置づけで「WORLD CUP 国際戦ムエタイ 7,9ラジャダムナンスタジアムフライ級タイトルマッチ前哨戦」として行われる。

 吉成は計量後の会見では「今回、こういう大きな大会でメインイベントで戦えてうれしく思っています。相手のペットナコン選手はわざわざ日本に来ていただいて試合をしてくれるので、リスペクトを持って全力で戦いたいと思います。そして自分にしか見せられないスタイルの試合を見せて、見ている方に楽しんでいただけるような試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」と挨拶。そして「ムエタイルールなのでムエタイの魅力が存分に詰まったような面白い試合をして、最終的にはフィニッシュしたいと思っています」と参戦発表会見でも目標として口にしていた「ムエタイの認知拡大」につながるような試合に意欲を見せた。

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