「日本に帰ってきた」山下智久と新木優子の浴衣姿にイ・ジェハン監督「韓国に買って帰りたい」

 

 映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の初日舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の山下智久、新木優子、深水元基とイ・ジェハン監督が登壇。七夕にちなみキャスト陣が浴衣姿で会場を魅了した。

 次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、それを支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。

 この日は七夕にちなみキャスト陣が浴衣で登壇。山下は、先週まで本作プロモーションのため韓国、香港、台湾を回っていたと振り返り「こうして浴衣を着付けしてもらうと改めて日本に帰ってきたなという気持ちがして。僕自身なかなか着る機会がないので」とうれしそう。

 新木も「あまり着る機会が無かったのでこういうイベントで、しかも特別な七夕の日に浴衣を着て舞台挨拶できるなんて。忘れられられない1日になりそうです」と笑顔を見せ、深水は「普段プライベートで着ることは本当に無くて、時代劇とか任侠ものでしか着たことない」と会場の笑いをさそった。

 そんな俳優陣の浴衣姿に、イ・ジェハン監督も「私も着てみたいと思いました。日本の伝統衣装を見れば見るほど感じることは、本当に美しいということ。韓国に帰る前に1着、買って帰りたいです」。

 そんなイ・ジェハン監督との仕事を振り返っていた山下。「僕が初めて監督とお会いしたときに監督は、この作品が最後になるかもしれないし、一番素晴らしいものにしたいと情熱を教えていただいた。僕もその教えていただいた情熱を注ぎ込むことができたと思います」と胸を張り「本当に大切なものは目に見えず聞こえないものなのではないかと思います。皆さんも心をすまして感じていただければ」と作品への思いを語っていた。

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』はPrime Videoで独占配信中。7月7日よりよりディレクターズ版劇場公開。

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