松本「松とナレーションをできて幸せ」 映画『ライフ』完成披露試写会

2011.07.06 Vol.516
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 9月に公開予定のネイチャードキュメンタリー映画「ライフ-いのちをつなぐ物語」の特別完成披露試写会が7月5日、都内で開催された。会場には、共同監督のマイケル・ガントン、マーサ・ホームズ、ライフ案内人の松本幸四郎、松たか子が登場し、映画への熱い思いを語った。


 ガントン監督は、「全ての生き物は生誕を迎え、命をつないでいく。そのつながりを見ていて感じられるような作品になればと思っています」と映画への思いを語った。マーサ監督は、「生誕から死に至るまでの間に、いかに子に引き継いでいくかがテーマにありますから、家族を見せるのはベストだと思います。今回、父と娘がナビゲータを引き受けていただいて、パーフェクトではないかと思います」と松本、松の2人を絶賛した。
 松は、「評価していただけたことは光栄に思います」と挨拶し、松本は、「こういう情勢の中で、みなさんと一緒に試写会を迎え、ナレーションを務められたことは本当にありがたいことです。ナレーションは物言わぬ動物たちの魂の声で、主になるのは映画を作り上げた両監督です」と監督への感謝を述べた。


 そして松は、「ライフというタイトルなのですが、原題はワンライフなんです。このワンライフの意味は深いのではないかと思い、両監督の話を聞いていました。与えられた特性を生かし切って生きる動物たちばかり出てきますので、私たち人間は生ききれているだろうかと考えさせられる作品になっています。見た方と一緒にいろんな話をしていただければいいなと思っています。
松本は、「歌舞伎には襲名があります。親から子に引き継がれていきます。襲名の名の字は、名前の字を書きますが、本当は命の“メイ”です。動物は命をかけて次の世代に命をつなげていきます。この命を渡す作業は、人間を含めて全ての動物にとって崇高な作業であることを教えてくれます。自分の命を手渡した松たか子と、このナレーションをできて幸せでした」とまとめた。


 ガントン監督は震災直後の来日について、「迷いはありませんでした。作品を見ていただいて、被災された方に何か幸せなっていただける瞬間でも与えることができればと思っています」としながら、東北地方応援プロジェクト「ワンライフプロジェクト」が立ち上がることが紹介された。上映館などで販売される、映画に登場する動物たちをあしらったオフィシャルTシャツを1枚購入するごとに、ノート1冊が東北地方の子どもたちに届けられる。


 最後に、スペシャルサポーターとして、動物たちの衣装をまとった17カ国の子どもたちと一緒に、猫ひろしが登場。猫ひろしは「次回作に出演することを直談判することも込みなのですが、映画を見て感動したので、両監督にお礼を言いに来ました」と盛り上げた。来年は「動物たちの生きる大切さを学んだので、一生懸命走って、走ることでみなさんに何かを伝えられたらと思っています」とカンボジア人としてオリンピックへ出場することへの抱負を語った。


  映画『ライフ −いのちをつなぐ物語−』は、9月1日(木)からTOHOシネマズ日劇ほかで全国公開される。

(c)BBC Worldwide Limited 2011



『サンザシの樹の下で』

2011.07.04 Vol.516


『初恋のきた道』のチャン・イーモウが実話をもとに描く純愛物語!



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© 2010, Beijing New Picture Film Co., Ltd and Film Partner (2010) International, Inc. All Rights Reserved.




 巨匠チャン・イーモウ監督が、中国系アメリカ人作家・エイミーの同名小説を原作に、文化大革命に散った究極の純愛を描く感動作。中国では過去10年の文芸映画で最高の興行収入を記録した話題作だ。



 文化大革命の嵐に揺れる中国。迫害される両親を持つ都会の女子高生・ジンチュウと、農村のエリート青年・スン。2人の許されぬ恋を、美しい風景と抒情的な描写で紡ぐ本作は『初恋のきた道』ファンなら必見の1本。『初恋―』でチャン・ツィイーをブレイクさせたチャン・イーモウ監督が、今回ヒロインのジンチュウ役に抜擢した新人、チョウ・ドンユィのピュアな魅力にも注目だ。現在すでに新たな作品が待機中で、今後の活躍が期待される。



 そんなドンユィの純愛を包み込む農村の風景にも、心が洗われる。素朴ながらも美しい映像が話題となり、劇中の撮影に使われたサンザシの樹がある湖北省の遠安県は、映画の効果で観光客も急増したとか。




STORY:文化大革命下の中国。都会の女子高生・ジンチュウは、<再教育>のために送られた農村でエリートの青年・スンに出会う。身分違いの許されぬ愛と知りながらも引かれ合う2人。人目を忍んで互いを思い合う彼らに、運命はさらに過酷な試練を課す―。



監督:チャン・イーモウ 出演:チョウ・ドンユィ、ショーン・ドウ他/1時間54分/ギャガ配給/7月9日より新宿ピカデリー他にて公開 http://sanzashi.gaga.ne.jp/




ショートショート フィルムフェスティバル & アジア SSFF & ASIA 2011グランプリ決定!

2011.06.27 Vol.515

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2011」の授賞式が26日、都内で行われ、出品作のスタッフやキャスト、審査員ら豪華ゲストが登場し、レッドカーペットをにぎわせた。
13回目を迎える今年、オフィシャルコンペティションのグランプリを受賞したのは、インターナショナル部門で優秀賞を受賞した『ヘルムートの誕生日』。同賞受賞作は、次年度の米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。スイス出身のシュタイナー監督は「この賞は今後の製作に大きな影響を与えてくれる」と大きな喜びを表した。
同映画祭の代表を務める俳優の別所哲也は閉会の挨拶で、3月11日に起きた東日本大震災の影響により、一時開催が危ぶまれていたことを明らかにした。「それでも、ジョージ・ルーカス監督をはじめ、世界中から寄せられた映画祭を応援する声に励まされ開催することができた。また、海外から参加してくれた監督たちも日本に勇気を与えてくれた」と語った。

 【受賞結果】
■オフィシャルコンペティション(審査員:犬童一心、小澤征悦、菊川怜、鳥越俊太郎、ジョージナ・ポープ)
グランプリ:『ヘルムートの誕生日』(ニコラス・シュタイナー監督)
インターナショナル部門優秀賞:『ヘルムートの誕生日』
アジア インターナショナル部門優秀賞:『パープルマン』(キム・タクフン、ユ・ジニョン、リュ・ジノ、パク・ソンホ監督)
ジャパン部門優秀賞:『中国野菜』(河村勇樹監督)
■ストップ! 温暖化部門(審査員:石原良純、江守正多、黒谷友香)
優秀賞:『シロクマ』(片岡翔監督。J-WAVEアワードとのW授賞)
■旅シヨーット! プロジェクト(審査員:セイン・カミュ、菊川怜、中島信也)
優秀賞:『TOURISM HOKKAIDO「街」』(山口洋介監督)。
■3D部門(特別審査員:押井守)
優秀賞:『ウユユイ』(サンチアゴ・カイセド監督)。

SSFF & ASIA 2011公式サイト
http://www.shortshorts.org/2011/

 

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア SSFF & ASIA 2011グランプリ決定!

2011.06.27 Vol.515
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 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2011」の授賞式が26日、都内で行われ、出品作のスタッフやキャスト、審査員ら豪華ゲストが登場し、レッドカーペットをにぎわせた。
 13回目を迎える今年、オフィシャルコンペティションのグランプリを受賞したのは、インターナショナル部門で優秀賞を受賞した『ヘルムートの誕生日』。同賞受賞作は、次年度の米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。スイス出身のシュタイナー監督は「この賞は今後の製作に大きな影響を与えてくれる」と大きな喜びを表した。
 同映画祭の代表を務める俳優の別所哲也は閉会の挨拶で、3月11日に起きた東日本大震災の影響により、一時開催が危ぶまれていたことを明らかにした。「それでも、ジョージ・ルーカス監督をはじめ、世界中から寄せられた映画祭を応援する声に励まされ開催することができた。また、海外から参加してくれた監督たちも日本に勇気を与えてくれた」と語った。


 【受賞結果】
■オフィシャルコンペティション(審査員:犬童一心、小澤征悦、菊川怜、鳥越俊太郎、ジョージナ・ポープ)
グランプリ:『ヘルムートの誕生日』(ニコラス・シュタイナー監督)
インターナショナル部門優秀賞:『ヘルムートの誕生日』
アジア インターナショナル部門優秀賞:『パープルマン』(キム・タクフン、ユ・ジニョン、リュ・ジノ、パク・ソンホ監督)
ジャパン部門優秀賞:『中国野菜』(河村勇樹監督)
■ストップ! 温暖化部門(審査員:石原良純、江守正多、黒谷友香)
優秀賞:『シロクマ』(片岡翔監督。J-WAVEアワードとのW授賞)
■旅シヨーット! プロジェクト(審査員:セイン・カミュ、菊川怜、中島信也)
優秀賞:『TOURISM HOKKAIDO「街」』(山口洋介監督)。
■3D部門(特別審査員:押井守)
優秀賞:『ウユユイ』(サンチアゴ・カイセド監督)。


SSFF & ASIA 2011公式サイト
http://www.shortshorts.org/2011/



『小川の辺』

2011.06.27 Vol.515


豪華キャスト&スタッフで贈る藤沢周平作品の最高峰



『武士の一分』や『蝉しぐれ』など、これまで多くの藤沢作品が映画化されてきたが、そのなかでも名作として愛される物語が待望の映画化。監督・篠原哲雄、主演・東山紀之というタッグが『山桜』に続いて再び藤沢周平の世界を描く。本作で東山が演じるのは、妹の夫を討つという藩命を負った主人公・戌井朔之助。苦悩を秘めて運命に向き合う姿、そして研ぎ澄まされた肉体からまさに武士の品格が漂う。国内外の作品で活躍する菊地凛子が夫を守るため兄・朔之助に剣を向ける妹・田鶴役で、時代劇に初挑戦。田鶴への思いを胸に秘め朔之助への忠義を全うしようとする新蔵役に、幅広いジャンルでの活躍がめざましい勝地涼。朔之助の親友にして田鶴の夫・佐久間役に歌舞伎界を担う片岡愛之助。発端となる海坂藩から江戸まで、朔之助と新蔵の旅路が主に描かれる本作は、これまでの藤沢原作とは一味違うロードムービー的な要素も楽しめる作品。




STORY:海坂藩士・戌井朔之助は、民のために藩政を批判して脱藩した親友・佐久間森衛を討てと命じられる。しかし佐久間は妹・田鶴の夫。複雑な思いを抱えながらも朔之助は2人を追って江戸へ向かう。



監督:篠原哲雄 出演:東山紀之、菊地凛子、勝地涼、片岡愛之助他/1時間43分/東映配給/7月2日より全国公開 http://www.ogawa-no-hotori.com




『SUPER 8/スーパーエイト』

2011.06.20 Vol.514

J.J.エイブラムスが仕掛ける新たな謎、そして感動!


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©2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.



 ハリウッド有数のヒットメーカー同士が初タッグ! 脚本・監督は「LOST」で新たなエンターテインメントのスタイルを生み出した“メディアの天才”J.J.エイブラムス。製作には『E.T.』や『未知との遭遇』など、傑作SF映画の数々を手掛けた巨匠スティーブン・スピルバーグが参加。J.J.とスピルバーグのタッグならではの、謎、衝撃、そして感動に満ちたSF超大作が誕生した。


 偶然、列車事故を目撃した少年たちがアメリカ軍の極秘情報を8ミリカメラで撮影してしまい“未知”との出会いを経験するという物語。禁断の秘密とは、そして“未知”とは何なのか。J.J.の秘密主義は相変わらずで、その情報のほとんどが明かされていないが、J.J.いわく「70〜80年代の名作スピルバーグ映画へのオマージュを込めた作品」だとか。LA Timesも「『スタンド・バイ・ミー』と『E.T.』を倍増させたような映画だ」と評しており、世代を超えて楽しめる新たな傑作として、話題を集めそう。



STORY:1979年、夏。14歳の少年・ジョーは、親友・チャールズの8ミリ映画を手伝うため、仲間とともに夜中の駅へ。ところが目の前で列車の大事故が発生。彼らの8ミリカメラは軍の極秘情報を撮影してしまう。


監督:J.J.エイブラムス 出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング他/1時間51分/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開 http://www.super8-movie.jp/



ショートフィルムの撮影現場を直撃取材!

2011.06.20 Vol.514

東京発


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(写真上) 多彩な作品で活躍する濱田龍臣くん。今は将棋にハマっているのだとか。 (写真下) 撮影現場は和気あいあい。(左から)田口トモロヲ、常盤監督、南沢奈央。



 世界中から選りすぐりのショートフィルム(短編映画)が集結する「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2011」が開催中。この映画祭で上映されるショートフィルムはいずれも長編映画にひけをとらないハイレベルな作品。そんなショートフィルムの製作現場を訪ねてみた。今回取材したのは、SSFF & ASIA 2011・ミュージックShort部門特別製作作品『皆既日食の午後に』の撮影現場。メガホンを振るうのは、昨年SSFF & ASIA 2010・ミュージックShortクリエイティブ部門で最優秀賞と監督賞をダブル受賞した常盤司郎監督だ。4人の登場人物が、とある“奇跡”によって交錯する様子を描く。出演俳優は濱田龍臣、新井浩文、南沢奈央、田口トモロヲという豪華な面々。


 この日は“骨折した少年”役の濱田龍臣くんの撮影日。上映時間は約15分だが、俳優・スタッフの仕事に、長編・短編の違いはない。濱田くんのシーンだけでも撮影はほぼ1日かかり、終了したのは夜9時近くだった。濱田くんにショートフィルム初出演の感想を訪ねると「楽しかったけど、1日だけで撮影が終わってしまうのが、ちょっとさみしいです」と頼もしいコメント。そんな濱田くんを常盤監督も「本番になると完璧に仕上げてくる。さすがプロの俳優だと思いましたね」と絶賛。「今回、他にも豪華な俳優・制作陣が快く参加してくれていて。上映時間は約15分ですが、贅沢だなと(笑)。この凝縮した感じがショートフィルムの醍醐味でもあると思うんですよね。15分で群像劇ってチャレンジングですけど、仕上がったらすごく面白くなりそうだと思ったんです。Superflyの曲と化学反応を起こしたら、また面白くなるだろうなという予感があります」。本作を含めた「ジャパンミュージックShortプログラム」は東京会場・ラフォーレミュージアム原宿(6月22日19時50分〜)、横浜会場・ブリリア ショートショート シアター(25日10時45分〜)にて上映。『皆既日食の午後に』特設サイトでは各出演者のコメントもチェック!



片岡愛之助

2011.06.20 Vol.514

人間同士の愛が結ぶ"絆"を強く感じる作品です。


年代を問わず愛されている藤沢周平作品の中でも映像化の要望が多かった『小川の辺』が公開される。美しい自然の中、山形県庄内地方をイメージした海坂藩から江戸へ向かう武士の姿を追ったロードムービーでもあり、義と情に揺れる人間の心を丹念に描いた作品だ。過酷な運命に翻弄される、主人公の義弟であり友を演じる片岡愛之助に作品の魅力を聞く。


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撮影:蔦野裕



 東山紀之演じる戌井朔之助の義弟で、脱藩した元藩士・佐久間森衛を演じるのが、上方歌舞伎のプリンスと呼ばれ、その端正なマスクと演技力で人気を誇る歌舞伎役者・片岡愛之助。新橋演舞場での歌舞伎の昼夜公演の合間を縫って、完成披露記者会見、そして取材をこなすという多忙なスケジュールの中話を聞いた。


「今回の映画は、朔之助と森衛の殺陣のシーンが見所のひとつですが、殺陣の稽古の時は、『花の武将 前田慶次』という舞台をやっていた時期で、舞台と殺陣の稽古場を行ったり来たりして、すごく大変でした。でも歌舞伎とはまた違う動きを一から教えていただいて、勉強になりましたね。その舞台が終わった次の日に山形のロケ地に行きましたが、その日からいきなり土砂降りの中、決壊した堤防を土嚢でせき止めるという、ハードなシーンで泣きそうになりました(笑)」


 緊迫した殺陣のシーンだが、そこに流れる時間は静寂さすら感じさせる。


「そうなんです。この作品は、全体を通して台詞が意外と少ないんです。それだけに雰囲気とか、視線とか、表情で会話をしている感じですよね。説明的な言葉はなく、殺陣のシーンなんかは、刀を一手一手交えるごとに、朔之助と心で会話をしている気持ちになりました」


 藤沢周平原作の作品は、映画や舞台、そしてテレビなどで、多く作品化されている。舞台では『蝉しぐれ』に出演し、2度目となる藤沢作品だが、世代を超えて愛される理由は何なのか。


「藤沢先生の作品は、ものの見方が面白いですよね。弱い者の味方っていうか、上下関係があるとしたら、下のほうから見ているというか...。普通の人の生活を描き、市井の人の心を丁寧に描いている。そういうところがすごく見ている人に共感の持てるところで、演じていても、無理なく演じることができるんです。今回の作品も、人間関係とか心情がすごく複雑ですけど、僕が演じた森衛自身は、単純な人なんです。すごく真面目一徹で正義感にあふれているっていう、ほんと純粋な人。正義感が強すぎて、大変なことになりますが、逆に言えば、理想ですよね。正義をつらぬく真っ直ぐな気持ちって素晴らしいって思うので、僕自身は演じるにあたって悩むことなく役に入れたし、見ている人も自然と共感できるのではないでしょうか。また、この映画は、藤沢先生の独特の世界観と、日本の原風景のような美しい景色、そして人間同士の"絆"を感じさせてくれる作品でもあります。恋人同士の愛、兄妹、親子、夫婦の愛、友情。いろんな愛の形が描かれていますが、その愛が結ぶ絆が丁寧に描かれています。今、一番必要なものだと思うし、東北の方たちにも見ていただいて、人との"絆"を感じていただければうれしいですね」


 東山さんとは初共演?


「東山さんだけではなく、キャストの皆さんとは、すべて初共演です。東山さんは、現代劇から時代劇までこなすので、共演させていただくことが楽しみでした。撮影中は役に入り込んでいるので、お互いそんなに喋りませんでしたが、終わってからは仲良くなりました。すごく明るくて、冗談ばっかり言っていますよ(笑)。でも、後輩をたくさん持っているからなのか、人に対する思いやりとか優しさはすごいです。それに武士みたいに真面目でストイック。毎日腹筋を15分で1000回やるんですから。意味分からないでしょ?(笑)。ある意味アスリート。でもそのぐらい自分に厳しい方だから逆に他の人に優しくできるんでしょうね。まさに現代の侍ですね」


 この日も歌舞伎の舞台を務め、5月まではテレビの連続ドラマ、そして7月は歌舞伎、8月は歌舞伎以外の舞台とさまざまなフィールドで活躍し多忙を極める日々を送っているが、歌舞伎役者として、実現したい夢があるという。


「歌舞伎をもっと知っていただきたいです。歌舞伎って好きな方はずっと見て下さりますが、若いお客様は、敷居が高いと思っている方が多くて、裾野が広がっていない気がして。こちらも勉強して育っていかなきゃいけないので、歌舞伎を体験したことがないお客様と一緒に育っていきたいですね。そして僕は上方歌舞伎の人間なので、将来は、京阪神のほうで、1年12カ月歌舞伎の舞台が行われるようになればいいなと思っています。TOKYO HEADLINEの読者の方、一度だまされたと思って、ぜひ歌舞伎も見に来て下さい(笑)」


 最後に...歌舞伎界では"ラブリン"の愛称で親しまれていますが...。


「ええ、大歓迎です。親しんでいただいていると思って受け入れています(笑)」


(本紙・水野陽子)







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『小川の辺』


監督:篠原哲雄 出演:東山紀之、菊地凛子、勝地涼、片岡愛之助、尾野真千子、松原智恵子、笹野高史、西岡徳馬、藤竜也/7月2日(土)全国公開 www.ogawa-no-hotori.com
原作/藤沢周平
©2011「小川の辺」製作委員会



帰還1周年! 竹内結子&高嶋政宏 が“はやぶさ”ケーキで祝福

2011.06.13 Vol.513
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実話にちなんだ“はやぶさケーキ”で帰還1周年をお祝い!



 13日、東京国際フォーラムにて小惑星探査機・はやぶさの帰還1周年記念イベントが行われ、その実話をもとに製作された映画『はやぶさ/HAYABUSA』に出演する竹内結子、高嶋政宏、JAXA(宇宙航空研究開発機構)名誉教授・技術参与の的川泰宣氏が登場した。
 ちょうど1年前のこの日、はやぶさは7年の旅を終えオーストラリアのウーメラ砂漠にカプセルを投下し使命を全う。幾度もの困難を乗り越え見事、小惑星のサンプルを持ち帰るという世界初の快挙を達成。的場氏は「震災以降、はやぶさの意義が変わったと感じる。(サンプルを)採って帰ってきた無人の探査機というところから、日本人のシンボルのようになってきた。この映画で、さらに“はやぶさ”熱が高まって、日本の力になってくれれば」と語った。
 はやぶさプロジェクトに参加する研究生役の竹内は「専門用語がたくさんあって、セリフが大変でした。よく分からない用語をネットで調べると、さらに難解な用語でいっぱいの説明が出てきて…宇宙って広いんだなと思いました(笑)」。チームを総括する坂上研究員を演じた高島は「僕はもともとセリフ覚えの良いほうなんですが、実は震災以降セリフが覚えられない時期がありまして」と、それぞれ“研究者役”ならではの苦労を明かした。
 実際のカプセルと同じ重さのレプリカを手にした竹内と高嶋は「重い! お米5.8キロくらい?」とビックリ。こちらのレプリカは、東京国際フォーラム1Fに10月10日までの期間限定でオープンする「はやぶさi」に展示される。映画は10月1日より全国公開。



東京に、厳選フランス映画がやってくる!

2011.06.13 Vol.513





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『アーサー3(仮)』実写とアニメの融合が楽しい、リュック・ベッソン監督“アーサー”シリーズ第3弾配給:角川映画
©2010 EUROPACORP ©TF1 FILMS PRODUCTION ©APIPOULAI PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS Images et Effets 3D ©BUF



 毎年、多くの映画ファンが訪れるフランス映画の祭典が今年で19回目を迎える。「フランス映画祭2011」が23日より有楽町朝日ホールと、TOHOシネマズ日劇にて開催。毎年、フランス映画界を代表する大御所が務める映画祭団長に、今年は世界的ヒットメイカー、リュック・ベッソン監督が就任。他にも、オタール・イオセリアーニ監督、ジャン=ポール・ジョー監督、俳優のジュール・ペリシエらが来日決定。23日には、ベッソン監督の記者会見と全ゲストによるオープニングセレモニーが予定されている。


 今年上映されるのは全12プログラム(長篇11本、短篇集6本1プログラム)。ベッソン監督の最新作『アーサー3(仮)』をはじめ、イオセリアーニ監督待望の新作『Chantrapas(原題)』、92年の地球サミットで伝説のスピーチを行った少女、セヴァン・スズキが日本とフランスで傷ついた地球と向き合い続ける人々の姿を追ったドキュメンタリー『セヴァンの地球のなおし方』など、今年も話題作がそろっている。



「フランス映画祭2011」
6月23日(木)〜6月26日(日) ※全4日間
会場:有楽町朝日ホール(メイン会場)、TOHOシネマズ 日劇(レイトショー会場)
【問い合わせ】ハローダイヤル 050-5541-8600(8〜22時) 【URL】http://unifrance.jp/festival/2011/



『127時間』

2011.06.13 Vol.513


“生きたい”―その思いは絶望を超えた。ダニー・ボイル監督 話題の最新作!



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©2010 TWENTIETH CENTURY FOX




 過酷なストーリーでありながらラストには熱い感動と爽やかな高揚感に包まれる、と世界中で絶賛されている話題作が、ついに日本でも公開。監督はイギリスの鬼才ダニー・ボイル。アカデミー賞8部門に輝いた『スラムドッグ$ミリオネア』に続く傑作誕生と、今年の賞レースでも大きな話題となった作品だ。物語の元となっているのは、無人の荒野で崖に腕を挟まれ動けなくなり“究極の決断”を下した青年の実話。狭い谷底、主要登場人物は1人という限定的な設定ながら、冒頭からラストまで退屈な瞬間は一切無し。リアルに広がる心理描写と、スケール感あふれる大自然の描写を組み合わせ、ドラマチックでスケール感満点の映画に仕上げた監督の腕前はさすがだ。見る者を疑似体験に引き込む主演・ジェームズ・フランコの演技にも拍手。ラストに響く力強い生命の鼓動に、想像以上の感動と高揚を感じるはずだ。




STORY:金曜の夜、ロッククライミングを楽しむため、1人ブルー・ジョン・キャニオンに向かったアーロン。ところが落石に右腕を挟まれ、谷底から身動きできなくなってしまう。どうあがいても抜け出せないと悟った時、生き延びるためにアーロンが下した決断とは…。



監督:ダニー・ボイル 出演:ジェームズ・フランコ他/1時間35分/20世紀フォックス映画、ギャガ配給/6月18日よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 http://127movie.jp/




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