DDTプロレスが10月30日、都内最大級のバーベキュー施設を併設した複合レジャーリゾートのキラナガーデン豊洲で「大人のリゾートプロレス in キラナガーデン豊洲」を初開催した。11月4日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われるKO-D無差別級選手権(王者=青木真也vs挑戦者=クリス・ブルックス)の最初で最後の前哨戦が実施され、王者の青木が王座戦に自信をみなぎらせた。
今大会開始前、同王座戦の公開調印式が行われ、青木は「無機質に全力で叩き潰します。スタイルどうこうじゃなくて、自分のプロレス、自分の戦いをするだけ。明確に差があると思います。(DDTへの)気持ちとか愛とかを1回抜いても明確に差があると思うから、歴然たる差を見せつけたい」とキッパリ。
格闘技カテゴリーの記事一覧
アニマル浜口ジム出身の高鹿佑也が勝俣瞬馬を破る殊勲の星挙げ、遠藤哲哉とのコンビでKO-Dタッグ王座に初挑戦【DDT】
DDTプロレスが10月30日、都内最大級のバーベキュー施設を併設した複合レジャーリゾートのキラナガーデン豊洲で「大人のリゾートプロレス in キラナガーデン豊洲」を初開催した。アニマル浜口ジム出身の高鹿佑也がKO-Dタッグ王者の勝俣瞬馬から殊勲の星を挙げ、11月23日、後楽園ホールで、バーニングのリーダー遠藤哲哉とのコンビで同王座(王者はMAO&勝俣)に挑むことが決定した。
ここ最近、原点に立ち帰ったという高鹿は遠藤とのタッグで、上野勇希&勝俣と対戦。恩師の教え通り、気合満点の高鹿はアームロックで勝俣を攻めていく。勝俣は高鹿を狙った、ととのえスプラッシュが自爆するも、バズソーキックを叩き込む。だが、一瞬のすきを突いた高鹿は勝俣を十字架固めで丸め込んで3カウントを奪取した。
約2年ぶりの復帰戦の浜崎朱加が山本美憂さんとボクシングスパー。美憂さんが浜崎の打撃の向上と根性に太鼓判【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)に出場する初代・第3代RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)が10月30日、都内で公開練習を行った。
浜崎は2022年9月の「RIZIN.38」でパク・シウに判定負けした際に試合中に左腕を骨折。ケガの治療もあり試合から遠ざかり、今年2月の佐賀大会での復帰が発表されたが、練習中に左尺骨骨幹部骨折のケガを負い全治5カ月の診断が下され欠場となっていた。今回は2年2カ月ぶりの復帰戦でシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦する。ユリは元ROAD FC女子アトム級王者で今年3月の「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」でRIZINに初参戦。RENAと対戦し判定で敗れたものの、右ストレートでRENAの左目じりをカットし出血させるなど追い込む場面もあった。
山本美憂さんが現役復帰に意欲!? 「またやりたくなったのでは?」に意味深返答
昨年大晦日に引退した格闘家の山本美憂さんが10月30日、現役復帰について意味深なコメントを口にした。
美憂さんはこの日、「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)に出場する浜崎朱加(AACC)の公開練習でボクシングスパーのパートナーを務め、現役時代と変わらぬ動きを見せた。
練習後の会見には揃って臨んだのだが、10月に入ってから浜崎の希望で一緒にボクシングの練習をするようになったという。
芦澤竜誠が猫ナマズ殺法で昇侍の組みをかわしてからのKO勝ちを予告。MMAの練習は瞑想でばっちり【RIZIN】
山本聖悟はヤマニハに勝利を収めての継続参戦に意欲
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)に出場する芦澤竜誠(フリー)と山本聖悟(フリー)が10月29日、都内で揃って公開練習を行った。
芦澤は昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)と、山本はアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)とそれぞれMMAルールで戦う。
公開練習ではともに3分のミット打ちを披露。その後の会見で芦澤は上機嫌で昇侍KOを宣言、山本もヤマニハに勝利を収めての継続参戦を目標に掲げた。
芦澤は開口一番「楽勝だぜい!」と笑顔を見せる。そして「過去一強い。相手はどうでもいい。俺の戦いをすれば絶対に勝てる。余裕」と絶好調宣言。
そして「侍。昇侍選手も言っていたでしょ。侍同士の戦いだよね。斬り合いだよ。それ分かってるのかな? 模擬刀でしょ? あの人いつも持ってくるやつ。俺、本物の日本刀振り回したことあるよ。家にあったよ。鑑定書ついてるから問題ないでしょ。あれ家にあって瞑想してたからね。模擬刀じゃん。侍ごっこじゃんって感じ。俺は本当に侍だから」と今回の試合のテーマを掲げた。
林佑哉が心直にKO勝ちしバンタム級王座挑戦をアピール。闘病中の母にもパワーを!【Krush】
「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)で前KNOCK OUT-REDス-パーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)と林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦し、林が3RでKO勝ちを収めた。
この試合はバンタム級の次期挑戦者決定戦の意味合いもあるカードで、林は試合後のマイクでタイトル挑戦をアピールした。林は7月大会からスタートした「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場も準決勝で黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にKO負けを喫していた。
1R、サウスポーの心直とオーソドックスの林。いきなり右ローの林に心直も左ハイ。心直は左ミドル、左ハイ。林は右ハイ。林の右インローに左ミドルを合わせる心直。林が圧をかけてパンチ。心直はかわしロー。なおも林が圧をかける。組み止めた心直。林が組んでからのヒザをはなってしまい中断。注意が出る。圧をかける心直に林は回ってロー。心直は左ミドル、左ストレート。林は右インロー、左カーフ。心直は左ハイ、左ストレート。距離が詰まり組み合う展開が増え、両者に注意。心直は左ハイを連打。
復帰戦の朝久泰央が龍華に僅差の判定勝ち「俺様に盾突く奴は全員ぶちのめす」【Krush】
前K-1ライト級王者の朝久泰央(朝久道場)が「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)で約1年7カ月ぶりの復帰戦で龍華(ザウルスプロモーション)と対戦した。試合は激闘の末、2-0で朝久が判定勝ちを収め復活を果たした。
朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破りK-1王座を獲得。しかし次戦で現王者の与座優貴に判定負けを喫し、王座をかけてダイレクトリマッチに臨むもここでも判定負けを喫し王座陥落。その後、ケガの治療のため欠場していた。なお朝久がKrushで試合をするのは2019年11月以来、約5年ぶり。
龍華は今年3月に行われたRISEとの対抗戦に抜擢され、RISEのリングで陽勇と対戦も判定負け。再起戦となった6月の歩夢戦ではダウンを奪った上での判定勝ちを収めている。
黒川瑛斗が白幡裕星から判定勝ちで王座獲得も「こんな王者じゃダメ。出直してくる」と反省【Krush】
「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)で行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦で黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦した。試合は最終ラウンドにダウンを奪った黒川が3-0の判定で勝利を収め、王座を獲得した。
7月大会で行われた準決勝で黒川は林佑哉にKO勝ち、白幡は対戦相手の峯大樹がドクターストップで欠場となり不戦勝で、それぞれ決勝に進出した。
黒川はプロ戦績8戦6勝(2KO)1敗。この1敗は昨年10月に大久保琉唯に喫したもの。白幡は2023年にK-1グループに戦場を移す前はMuayThaiOpenスーパーフライ級、REBELS-REDスーパーフライ級王座を獲得。K-1グループの初戦では元Krushバンタム級王者の吉岡ビギンに勝利を収めている。
シナ・カリミアンとニコラス・ペタスが宮田氏に詰め寄り無差別級トーナメント参戦を要求。宮田氏はトーナメント出場は完全否定【K-1】
前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とニコラス・ペタス氏が「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)の第7試合が始まる前に突如姿を現し、宮田充Krushプロデューサーに詰め寄る騒動を起こした。
2人は第6試合後の休憩が終わるころにリングサイドに現れると本部席の宮田氏に詰め寄り、カリミアンのスポークスマン的な立場となっているペタス氏がなにやらまくしたてる。
カリミアンは10月5日のK-1大阪大会で「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」でクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)と対戦。クリンチの離れ際にイストラテの後頭部へのパンチを受けたカリミアンがリングに倒れ込み、そのまま続行不可能となり試合終了。当日はこのイストラテのパンチをどう判断するかについては持ち越され「結果保留」という前代未聞の事態となった。その後の協議の結果、この試合についてはノーコンテストに。そして試合がストップされた時点までの攻防を検証した結果、イストラテが優勢と判断し、12月14日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」にはイストラテが出場することとなった。
井上尚弥が「冴えない」発言のグッドマンに異例の呼びかけ「塩試合に徹しないで熱い試合を!」
WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が12月24日に3度目の防衛戦を行うことが10月24日に正式発表された。井上はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と指名試合で対戦する。
井上は昨年12月に4団体統一王座を獲得すると今年5月にルイス・ネリ、9月にTJ・ドヘニーを破り、2度の防衛に成功。今回は3度目の防衛戦でIBF、WBOで1位にランキングされるサム・グッドマン(オーストラリア)と指名試合で対戦する。グッドマンは19戦19勝(8KO)の無敗のファイター。
この日は都内で会見が行われ井上は会場で、グッドマンはリモートで参加した。
武居由樹が那須川天心に「早くやろうぜ」とアピールも「4団体統一を目指したほうがさらに上に行けるんじゃないか」と揺れる胸中を明かす
WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が10月24日、実現が期待されている那須川天心(帝拳)との試合についての複雑な胸中を明かした。
武居はこの日、12月24日に2度目の防衛戦を行うことが発表された。対戦相手は後日発表で、WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)vs サム・グッドマン(オーストラリア)のタイトル戦とのダブル世界タイトルマッチとなる。
武居は会見で那須川との試合について「自分自身はいつでもやりたいという気持ち。何かの記事で彼が“もう少し待っていてくれ”と言っていたんですが“早くやろうぜ”という感じですね」と語った。
しかしその後の囲み取材では「“早くやろうぜ”という気持ちもありつつ、この前、拓真さんが負けてしまってベルトが動いたので、いつまでも天心君を待っているより、自分も上を目指したほうが自分のためにもなるし、価値も上がるんじゃないかなとふと思ったり。まずは今回の防衛戦をクリアしないと何とも言えないんですけど」と揺れる胸中を明かした。
バンタム級はこれまで同門の井上拓真がWBA王者だったのだが、10月13日の試合で堤聖也に敗れ、王座陥落。これまで同門ということで統一については現実味の薄い話だったのだが、武居の中で微妙に意識の変化があったよう。

