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山田虎矢太がONEで1RKO勝ちの強豪・森岡悠樹を相手に再起戦。森岡の要望で急きょ初のオープンフィンガーブローブマッチに【SB】

2024.05.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.3」(6月15日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が5月14日、都内で開催された。

 SB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)が再起戦でスック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者の森岡悠樹(北流会君津ジム)と対戦することが発表された。

 山田は3月に「RISE ELDORADO 2024」に参戦し、大森隆之介(EX ARES)に1Rでまさかの失神KO負けでプロ初黒星を喫し、今回が再起戦。森岡は現在、KNOCK OUTを主戦場に戦っており、山田彪太朗vs栗秋祥梧、龍聖vs川上叶に続き、KNOCK OUTとの対抗戦となった。また森岡は5月10日に行われた「ONE Friday Fights 62」ではペイマン・ゾルファガリ(イラン)に1RKO勝ちを収めており、山田にとっては再起戦にして一筋縄ではいかない強豪との対戦となる。

 山田は「前回は他団体に乗り込んだにもかかわらず、不甲斐ない結果になり申し訳ないと思っている。すぐに復帰戦というチャンスをいただき、ありがとうございます。今回、復帰戦で森岡選手と対戦させていただく。先日、ONEの大会でも逆転KOですごい試合をしたのが記憶に新しい。森岡選手にしっかりKOで勝って、また自分の価値を高めていけるように、また皆さんに期待していただけるように、次の試合で魅せていきたい」と再起戦への意欲を語った。

樋口和貞が石川修司とのド迫力対決を制し「KING OF DDT」準決勝進出。MAOはサウナカミーナの後輩To-yを退ける【DDT】

2024.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。2022年覇者の樋口和貞が石川修司(フリー)とのヘビー級対決を制してベスト4進出を決め、To-yを下したMAOと準決勝(5月26日、後楽園ホール)で激突する。

 1回戦で納谷幸男を破った樋口は、2回戦もまた石川とのヘビー級対決となった。樋口が強烈なチョップを叩き込めば、石川はエルボーで応戦。石川は雪崩式かんぬきスープレックス、バックドロップと怒涛の攻めも樋口は返す。樋口のチョップと石川のエルボーの応酬からラリアットの相打ちが6度。さらにロープに走って再びラリアット相打ちが2度。意地をぶつけ合う両者はヘッドバットの打ち合いに。石川はランニング・ニーリフトを繰り出すもカウントは2。樋口は投げ捨てジャーマンから、ぶちかまし3連発で石川を仕留めた。

クリス・ブルックスが手負いの遠藤哲哉を破り「KING OF DDT」2連覇宣言。佐々木大輔は高木三四郎を退け6年ぶりの優勝を視野に【DDT】

2024.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。前年度覇者のクリス・ブルックスが手負いの遠藤哲哉を破り、トーナメント2連覇を宣言。佐々木大輔は高木三四郎を退け、準決勝(5月26日、後楽園ホール)でクリスと対戦する。

 遠藤は5・5後楽園での男色ディーノとの1回戦で勝利したものの左足のカカトを負傷し、6日の「ALL TOGETHER」を欠場。この日は強行出場となったが、クリスの容赦ない左足攻めで悶絶。反撃にいこうとするも、左足の踏ん張りがなかなか利かず。それでも遠藤はカナディアン・デストロイヤー、旋回式トーチャーラックボムと攻めていくが、バーニングスター・プレスが無念の自爆。クリスは後頭部への蒼魔刀、ツームストーン・パイルドライバー、そして左足をヒールフックで締め上げた。耐えた遠藤だが危険とみなしたレフェリーが試合を止めて、クリスがベスト4入りを決めた。

KO-D無差別級王者・上野勇希が改めて高木三四郎とのタイトル戦を熱望「今やりたいのは、高木さんとのタイトルマッチ」【DDT】

2024.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。KO-D無差別級王者の上野勇希が改めて、高木三四郎とのタイトル戦を希望した。

 5・5後楽園ホールでの同トーナメント1回戦で高木に敗れた上野は「僕に勝ったなら、絶対このベルト獲りに来ないと。逃げっ放しはダメ。俺は高木さんのこと、チャンピオンとしてぶっ潰すから。絶対挑戦してきてよ」と発言していた。この日、上野は勝俣瞬馬と組み、納谷幸男、中村圭吾組と対戦。上野は納谷の顔面に打点の高いドロップキックを見舞うなど、1回戦敗退のショックを払拭した様子に見えた。試合は勝俣がととのえスプラッシュで中村を押さえて勝利。

 トーナメント2回戦で高木が佐々木大輔に敗れ去るのを見届けた上野は「ALL TOGETHERがあって、どうやったらプロレスの力が伝わるのか。僕が気付いたのはプロレスは心だということ。武道館でメインに立たせてもらっても、僕はまだまだ顔じゃない。飛び級して(KONOSUKE)TAKESHITAにもなれない。僕は自分の信じてることを積み上げていくしかない。僕がこのベルトを見る度に、心にあるのは、高木さんの休養が迫ってます。トーナメント、高木さんも負けちゃった。僕は高木さんに負けた悔しさもある。僕がこのベルトを持って今やりたいのは、高木さんとタイトルマッチがやりたい。休養前にできるのか、休養明けてからになるのか、僕が心を伝えないと」と高木とのタイトル戦を熱望した。

5・17上野での勝俣vs本多のEXTREME王座戦のルールは「歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦」【DDT】

2024.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。17日の東京・上野恩賜公園野外ステージ大会で行われる、王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=アントーニオ本多のDDT EXTREME王座戦のルールが「歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦」に決まった。

 この日の第3試合終了後、公開調印式が実施され、勝俣が王者の権利で試合形式を発表した。これは両者が持ち寄った3つルールでの3本勝負で、先に2本先取したほうの勝ち。各ルールの詳細、ルールの決定方法については当日発表となる。

 勝俣が「僕はギャンブルが大好きなんですよ。だから本多さんが得意なルールも出てしまうかもしれない。でも、そのドキドキもプロレスの一つだと思ってるんで」と言えば、本多は「3本だろうが、30本だろうが、3万本だろうが、オマエとだったら地獄の果てまで付き合ってやるよ」と応じていた。

元フェザー級王者・森坂陸の引退試合は世代交代マッチに。「期待の新人でも誰でもいいのでXとかで返事ください」【Krush】

2024.05.10 Vol.Web Original

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が5月10日、都内で行われ、元Krushフェザー級王者の森坂陸(エスジム)が引退試合に臨むことが発表された。

 森坂は昨年3月に玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)を破り、プロ31戦目にしてKrush王座を獲得。10月に篠塚辰樹を挑戦者に迎え初防衛戦に臨むも判定負けを喫し、王座から陥落。試合前から「負けたら引退」と口にし、試合後にはSNSで引退を発表。その際には「引退試合という形でラスト1試合はやりたい」とも記していた。

 会見で森坂は「僕はベルトを防衛できなかったら辞めると決めていて、前回、全力で戦った結果、負けてしまった。本当はその場でリングを降りようと思っていたが、応援してくださる皆さんが“もうちょっと見たい”と言ってくれる人がほとんどで、新しいファンの方もついたりした。そこで悩んで、最終的に出した結論がこの形。ラスト1試合、公式試合をして、全力で戦う僕の姿を見せて、けじめをつけて綺麗にリングを降りようかなと決意してこの形になった。ラスト1試合は誰とやりたいとかは僕の中ではなくて、全力で自分を出せて盛り上がる試合ができれば誰でもいい。なので、戦いたい人がいたら名乗りを挙げてくれればうれしい」と語った。

龍華と児玉兼慎がともに1RKOを予告。舌戦の末「1RKOできなかったら高級中華おごりマッチ」に【Krush】

2024.05.10 Vol.Web Original

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が5月10日、都内で行われた。ライト級のワンンマッチで戦う龍華(ザウルスプロモーション)と児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がともに1RKOを予告。舌戦を展開する中で売り言葉に買い言葉で、1RKOできなかった場合は高級中華をごちそうする「1RKOできなかったら高級中華おごりマッチ」となった。

 会見では登場時のフォトセッションからいきなりにらみ合いを仕掛けた児玉。児玉が「さっさとKrushのタイトルマッチとかやりたかったが、またこうやって邪魔な奴が来た。次はこいつをぶっ倒してベルトを獲りに行く」と王座を視野に入れると龍華も「前回の試合ではいろいろ学ぶことがあった。今は新しいことを取り入れていて、それがアジャストすれば今回の相手はさっさと試合を終わらせることができて、タイトルマッチにからんで行けるんじゃないかと思う」とともに今回の相手を踏み台にするつもり。

 龍華が「自分たちで盛り上がる試合ができれば」と言えば、児玉は「盛り上げられる? 倒せる?」と挑発。これに龍華が「できる。倒せる」と返すと児玉は「できない。厳しい」と語ったうえで「俺は1RでこいつをKOする」と宣言。これに龍華が逆に「できる?」と挑発。児玉の「できる」という返答に「自分も1R3分以内に倒します」と逆1RKO宣言を放った。

篠塚辰樹が返上したベルトをめぐり王座決定トーナメント。石田龍大vs“狂拳”迅、稲垣澪vs橋本雷汰の準決勝2試合を開催【Krush】

2024.05.10 Vol.Web Original

「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が5月10日、都内で行われ「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の開催が発表された。

 同王座は前王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が3月26日付でK-1との契約を終了。それに伴い王座を返上したことから、今回のトーナメント開催となった。

 今大会では石田龍大(POWER OF DREAM)vs “狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)と稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)vs 橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)の準決勝2試合が行われ、その勝者が9月28日の「Krush.165」で王座をかけて対戦する。

 橋本は「ジムを変えて1発目。相手は僕がK-1グループでデビューした時からすでにトップで戦っていた稲垣選手。絶対に乗り越えて、決勝に進んで王者になりたい。自分なら勝てると思うんでぶっ倒します」、稲垣は「待ちに待った王座決定トーナメントにやっと選んでいただけたなというのが今の気持ち。万全の対策、最高の準備をして、素晴らしい試合、いいKO勝ちで決勝に進みたい」、迅は「僕は16歳でプロデビューして、ここまで4年間、死ぬほど苦しい時間を過ごしてきました。でもこれを獲ればすべてが報われると思っているので死ぬ気で獲りに行く」、石田は「やっとチャンスが回ってきたので、まずは狂拳君に勝って決勝に進みたい」とそれぞれ決意を述べた。

格闘技写真の第一人者・長尾迪氏のGW恒例の撮影イベントが5月18日まで延長

2024.05.07 Vol.Web Original

 日本の格闘技写真の第一人者であるカメラマンの長尾迪氏がゴールデンウイーク(GW)に開催している自社スタジオ「Studio f-1 seijo」(東京都世田谷区成城1-2-7メポⅢ 1F)での撮影イベント「Let’s Go Studio」が5月18日まで期間が延長されることとなった。

 同イベントは2017年から始まり、毎年GWに開催していたのだが、コロナ禍による自粛などがあったため一時中断。昨年、3年ぶりに復活した。

 プロアマ問わず、MMA、キックボクシング、グラップリングといった格闘家の撮影はもちろん、競技者にとどまらず一般人のポートレートやペットとの写真なども撮影。その中でも「昨年は柔術をテーマにたくさんの方にご参加頂きました。今回のテーマはリクエストの多かった『アスリート&ファミリー』ということで、プロアマ問わず、あらゆる競技者の方やそのご家族の撮影をしていけたらと思っています」(長尾氏)とのこと。

プリプリ王者・渡辺未詩が尊敬する先輩・中島翔子を退け初V「一つチャンピオンとして成長できたかなと思います」【TJPW】

2024.05.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月6日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND ’24」を開催した。3月31日の東京・両国国技館で山下実優を破り、プリンセス・オブ・プリンセス王座を戴冠した渡辺未詩が誰よりも尊敬する先輩・中島翔子の挑戦を退けて初防衛に成功した。

 4月13日の東京・北沢タウンホールでの6人タッグ戦で中島が渡辺に直接勝利を挙げて挑戦表明する形になったが、渡辺自身も中島とのタイトル戦を強く望んでいた。両者は過去4度シングルで対戦しており、変則ルールを含めると中島の3勝1敗。通常の3カウントルールでは1勝1敗のイーブンだった。

 序盤はお互いの力を確かめるかのようにじっくりとしたグラウンドでのレスリングの攻防。中島は高角度での619、首4の字固め、無人在来線固め、さらにはトペを敢行。渡辺はエプロンでのカナディアン・バックブリーカー、串刺しボディーアタックで反撃。渡辺のジャイアントスイングは中島が阻止して、スタンド式の無人在来線固めで切り返す。そしてトペ・コンヒーロをぶっ放す。

“タレントとの二刀流”上原わかな、タイトル初挑戦も王者でじもん食いはならず涙【TJPW】

2024.05.06 Vol.Web Original

「ここから必死に練習するので、また絶対にリベンジしに来ます」

 東京女子プロレスが5月6日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND ’24」を開催した。大食いやグラビアなど、タレントしても活動する上原わかながHIMAWARIとの同期コンビで、でいじーもんきー(でじもん=鈴芽&遠藤有栖)の持つプリンセスタッグ王座に挑むも“でじもん食い”はならなかった。

 上原とHIMAWARIは昨年イッテンヨン(1月4日)後楽園で同日デビューした間柄。お互いが初勝利の相手であり、ライバルとして競ってきたが、ベルト獲りという共通の目的に向けタッグを結成し、初のタイトル戦に臨んだ。一方、でじもんは3・31両国国技館で水波綾&愛野ユキを破り王座初戴冠を果たし、これが初防衛戦となった。

 でじもんは序盤から持ち前のスピードでかく乱を図るが、挑戦者組も必死で食らいついていく。鈴芽が上原にフェースクラッシャー、ミカヅキ流星群、遠藤が磐梯山を叩き込むも上原はカウント2で返す。上原はトライアングルランサーで遠藤に反撃もエスケープ。鈴芽のドロップキックが遠藤に誤爆すると、HIMAWARIが振り回した鈴芽に上原がドロップキック。さらに遠藤に合体式の高速ブレーンバスターで追い込む。でじもんはHIMAWARIに合体式フェースクラッシャーを見舞うと、遠藤が什(じゅう)の掟をHIMAWARIに繰り出して上原組を仕留めた。

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