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ISKA王座決定戦に臨む那須川龍心「自分勝手にやっている格闘技で少しでも恩を返せたら」と王座獲得に意欲【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 メインイベントで行われる「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」で対戦する那須川龍心(日本/TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者)は51.45kg、ハマダ・アズマニ(モロッコ/アルティメットファイトスクール/ISKA K-1ルール 世界フェザー級王者)は51.4kgでともに規定体重をクリアした。

 那須川は昨年11月に数島大陸を1RKOで破り、RISEフライ級王座を獲得。今年2月に行われた年間表彰式「RISE’s PRIZE」ではMVPに輝き、3月のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2025」では兄・天心が判定勝ちに終わり、RISE世界バンタム級王者の志朗が判定負けを喫しているクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーにKO勝ちを収めている。

 アズマニはプロ戦績は32戦23勝(3KO)8敗1分のISKA K-1ルール 世界フェザー級の現役王者。

 計量後の会見で那須川は「すごくいい練習ができて、整った状態でここまで来れました。自分のためにやっている格闘技を皆さんがすごい応援してくれて、自分はすごい幸せだなと思います。自分勝手にやっている格闘技で、少しでも恩を返せたらと思っているので、皆さん明日はしっかり那須川龍心の全てを見せるので応援よろしく願いします」と語った。

フェザー級トーナメント開幕。笠原弘希「SBを背負って出るからには優勝を目指す」、伊藤澄哉は「“これは負けないな”と思った」【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 今大会から開幕する「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」に出場する笠原弘希(日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)は65.00kg、対戦相手のLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM/元ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)は64.80kgで規定体重をクリアした。

 笠原は当初、ジェイコブ・ウェイマン(アメリカ/WSRフェアテックス)と対戦の予定だったがウェイマンが耳の負傷でドクターストップとなり欠場。対戦相手がLOMPETCHに変更となった。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。

 計量後の会見で笠原は「この大会にかける思いは本当に強くて、本当にSBを背負って出るからには本当に優勝を目指して突き進んでいきたいなと思っている。対戦相手のロンペット選手は一度対戦したことがあるんですけど、新しいルールで、新しい舞台で戦うので 本当に油断なんて1ミリもしていなくて初めて戦うつもりで、全力を出し切って明日は勝ちに行きます」、LOMPETCHは「明日はKOで倒します」とそれぞれ語った。

那須川天心戦以来の復帰戦の裕樹が「ローキックは蹴らない。ただ、たまに嘘つくんで」と北井智大を翻弄【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 今大会ではRISE3階級制覇の裕樹(ANCHOR GYM)が約4年8カ月ぶりの復帰戦に臨む。裕樹は62.85kg、対戦相手の北井智大(チームドラゴン)は62.95kgでともに規定体重の-63kgをクリアした。

 裕樹は2020年11月に那須川天心に引退試合でKO負けを喫して以来の試合。2018年11月からロッタン・ジットムアンノン、チャンヒョン・リー、ヘクター・サンチアゴ、そして那須川と強敵相手に4連敗を喫し、最後の勝利は2018年6月17日に野辺広大にKO勝ちした試合までさかのぼる。

 北井も2023年7月30日に北濱精悦をKOで破って以降、伊藤澄哉、塩川琉斗、奥山雅仁を相手に3連敗となっている。

 計量後の会見で北井は「ローをすごい蹴る選手という印象。しっかり対策はしてきたので、蹴られないように頑張ります。いい試合をして、暑い日本を温めたい」と裕樹の代名詞であるローキックを警戒。

チャトリCEOの「GLORYとRISEはスモールプロモーション」発言に伊藤代表が日本のことわざで反論【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEの伊藤隆代表とGLORYのマーシャル・ゼラズニクCEOが6月20日、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの両団体を揶揄するようなコメントに対しての意見を述べた。

 この日、RISEは「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量と会見を神奈川・横浜市内で開催した。

 会見ではチャトリ氏が海外メディアの取材に「GLORYとRISEは小さなプロモーションだ。ONEは最大の格闘技団体なのに、なぜ彼らにスポットライトを当てるのか?」とGLORYとRISEを「スモールプロモーション」扱いしたことについての質問が飛んだ。

 このチャトリ氏の発言に伊藤代表は「私もニュースで拝見しました。彼とは先月、日本に来た時に会って“今後はそういうことを言わない”という約束をしたんですけれども、あの時も彼は“マスコミに切り取られて、引き出されて言ったので僕は悪くない”ということを言っていたんですね。今回も切り取られたかどうかは分からないんですけれども、言ったことは事実だと思うんですね、このトーナメントに関して。ただ、人のイベントを下げて自分を上げるようなことはONEの関係者も契約している選手も望んでいないと思う。何の意味があるのかなと思う。もしチャトリが刀を抜きたいのであれば、我々も刀を抜く準備をする必要があります。あと、彼は日本人の母親を持ち、日本人の血が入っているので、日本の言葉で言うと“弱い犬ほどよく吠える”。その言葉をプレゼントします。以上です」と以前かわしたチャトリ氏との会話を明かしたうえでバッサリと切って捨てた。

 ゼラズニクCEOも「今回の状況につきまして私はとても興味深いなと思っております。というのも、前にも同じ状況を見てきました。でも彼が本当に思っていることを言っているのか、僕は分かりませんが、自分の言葉には責任を持たなければいけませんし、本当に思っていることとしても言ってはいけない言葉もあると思います。彼が自分は悪くないと思っていても、自分の言葉には責任を持つべきだと僕は思っております」と伊藤代表に同調した。

プリンセスタッグ王者組・享楽共鳴、“復活”白昼夢の挑戦に…「絶対に落とすわけにはいかない!」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。約1年ぶりに復活した白昼夢(辰巳リカ&渡辺未詩)の挑戦を受ける、プリンセスタッグ王者組の享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)がベルト死守を宣言した。
 
 昨年7月20日の後楽園ホール大会で、当時プリンセス・オブ・プリンセス王者だった渡辺にパートナーの辰巳が挑んだ。敗れた辰巳は試合後「白昼夢は一区切り」と発言し、約1年間、2人がタッグを組むことはなかった。ところが、6・7品川で突如、白昼夢が享楽共鳴にアピールして挑戦が電撃決定。第6代王者組の白昼夢がベルトを奪えば、実に4年9カ月ぶりの王座奪還となる。
 
 辰巳は「享楽共鳴は結成した時から一緒にずっと切磋琢磨して、一番、白昼夢と戦ってきたタッグなんじゃないかなと思います。そんな享楽がずっとチャンピオンになることを私も望んでいて。そんな享楽にいち早く挑戦したかったので、我々が挑戦するのも遅いくらいです。そんな白昼夢はなぜか1年くらい組んで戦うことがなくて。白昼夢が動き出すのも、私はすごく待ち遠しくてウズウズしてるので『SUMMER SUN PRINCESS』はめちゃくちゃにしてやります!」と意気軒高に語った。
 
 パートナーの渡辺は「今回、享楽共鳴vs白昼夢がまたできるということが率直にうれしいです。白昼夢は充電期間を経まして…さらに個々で強くなって、また『SUMMER SUN PRINCESS』で一緒に戦うことができます。享楽と初めて戦ったのが、もう5年前の『SUMMER SUN PRINCESS』になります。で、白昼夢は6年目。いろいろ変化とか進化していくなかで、変化ではなく進化してこの戦いができることはとてもうれしいので、白昼夢が夏をかっさらいたいと思います」と意気込んだ。

インター王者・鈴芽が宮本もかとのV6戦に自信「もっと防衛を重ねて、私は女王蜂になります!」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の鈴芽が宮本もかとのV6戦に自信を見せた。
 
 王者と同じ「1998年度組」の宮本は6・7品川大会での6人タッグ戦で鈴芽を直接撃破して、挑戦をアピールし、王座戦が決まった。
 
 宮本は「私は今回でこのベルトに挑戦するのが3回目です。誰よりも挑戦してると思ってます。なぜならこのベルトを持って日本らしさ、和らしさをもっともっと世界に発信したいと考えてるからです。私はバックボーンで空手を習っていたり、大学では日本文化を学んでいました。和がとっても大好きです。なのでコスチュームも和装にしていたりしています。このベルトを持って、世界にもっと和の素晴らしさや日本文化の素晴らしさを伝えたい。鈴芽さんからこのベルトを獲りたいです。大田区まであと1カ月あります。その1カ月間でもっと和を高めたいと思っています」と意気込んだ。
 
 王者の鈴芽は「もかはインターナショナルのベルトに私が挑戦したいと思った、踏み切ったきっかけのひとつでもあるんです。去年、(遠藤)有栖とか、もかとかが(荒井)優希ちゃんの持つこのベルトに挑戦してるのを見て、同世代のみんなの熱い試合を見て、私もってすごい燃え上がったのを覚えてるんです。だからこうやって自分がチャンピオンとして、もかと戦えるっていうのはすごくうれしいです。今回6度目の防衛戦ということで、私は5回の防衛戦を重ねてきたんですけど、中でも米国での防衛戦が、自分のなかでプロレスラーとしてもインターナショナルのプリンセスとしても…チャンピオンとしても、すごく大事な試合になりました。このベルトのおかげで本当にこの半年間、すごい成長を感じています。デビュー当時はミツバチっぽいイメージを持たれがちだったんですけど、こうやって強くなって、チャンピオンにもなって、スズメバチらしく成長できているのかなって最近よく思っています。でもそれだけじゃ足りなくて。もっとこのスピードのまま防衛を重ねて、私は女王蜂になります。そして大田区総合体育館のある夏は、スズメバチが攻撃的になる季節です。だから、私の季節です。絶対に負けないし、このまま防衛して、どんどん飛び回りたいと思います!」と防衛に自信たっぷり。

プロレス専念の荒井優希がプリプリ王座奪取宣言「白いベルトを瑞希さんから獲って、東京女子を引っ張っていく」【TJPW】

2025.06.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月19日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「SUMMER SUN PRINCESS ’25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)に向け、タイトルマッチ調印式を開催した。団体最高峰のプリンセス・オブ・プリンセス王座に初挑戦する荒井優希がベルト獲りを誓った。
 
 3月いっぱいで人気アイドルグループSKE48を卒業した荒井は4月からプロレス一本に専念。6月1日、愛知・中日ホールで行われたラスト・ワン・スタンディング8人タッグイリミネーションマッチを勝ち抜き、さらに遠藤有栖とのラスト・ワン・最終決着戦を制して、プリプリ王座挑戦権をゲットした。
 
 調印書にサインした荒井は「7月の大田区大会は、私がSKE48を卒業してプロレスラー一本になって、初めてのビッグマッチになります。私は15歳の頃からSKE48として約12年間を過ごしてきました。さまざまな景色を見て、自分としてはやりきった気持ちが大きくて、そのタイミングでプロレスも引退するんじゃないかと聞かれたんですけど、自分はプロレスラーとしては本当に2〜3歩進んだだけのまだまだなレスラーだなと思ってて。これからもっと見たい景色だったり、やりたいことが日に日に増えていっている状態で。やりたいことの一つとして白いベルトに挑戦したいと思っていたので、今回、瑞希さんがベルトを持っているこのタイミングで自分で挑戦権を獲れたことがとてもうれしく思います。今までいろんなベルトに挑戦させてもらったんですけど、挑戦権を試合で獲得しての挑戦は今回が初めてになるので、自分としてもすごく自信を持っているし、大田区では挑戦権を獲得したあの日の荒井よりも、もっと強くなった荒井で挑みたいなと思っています。今まではプロレスとアイドルを両方やっていたということもあって、自分のなかでどこか一歩引いてしまうところとか、たとえそれが後輩であっても、自分のほうができてないと感じてしまう部分が多くあったんですけど。もうプロレスラーになってみんなと同じ土俵に立てて、まだまだたどり着きたい先輩がたくさんいらっしゃいますし、自分が今まですごく遠くに見えていた先輩方のなかに、自分も1秒でも早く混ざりたいし、混ざってたくさん戦って、東京女子プロレスの幅をもっともっと広げられる選手になりたいなって思っています。なので、自分はこの白いベルトを瑞希さんから獲って、東京女子プロレスをもっと自分が引っ張っていくんだという気持ちで進められるように、このタイトルマッチを自分が勝ちたいと思います」とキッパリ言い切った。

柔道 ウルフ・アロン 『完全燃焼』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.06.18 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

DDT新世代のTo-yが新潟凱旋のササダンゴを“狂ったルール”で撃破し、EXTREME王座初戴冠「ベルトとともに狂って狂って狂いまくる!」【DDT】

2025.06.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月15日、新潟・新潟市東区プラザで「越後パワースラム」を開催した。DDT若手世代「D GENERATIONS」(DGS)のTo-yが、地元・新潟での凱旋興行となったスーパー・ササダンゴ・マシンを“狂ったルール”で撃破し、DDT EXTREME王座初戴冠を果たした。
 
 王者のササダンゴは6日前(9日、後楽園ホール)には「DDTプロレス×新日本プロレス 一面対抗戦~矢野通vsスーパー・ササダンゴ・マシン~」を成功させたばかり。地元での人気は絶大でチケットは前売り段階で完売する盛況ぶり。
 
 本来、同王座戦は王者がルールを指定できるが、大会前日(14日)、ササダンゴはSNS上で「年齢22個下のTo-yを相手に、自分に有利なルールで王座を防衛したところで、新潟市東区までプロレスを見に来るような目の肥えた、プロレスリテラシーの高いお客様たちが納得してくれるわけがありません」として、To-yが一晩で思いついた試合形式3つのなかから、当日抽選で決めるものとした。

7・27「超RIZIN.4」で開幕の「フライ級GP」参戦選手8人が決定。元谷友貴が階級を下げての電撃参戦【RIZIN】

2025.06.15 Vol.Web Original

 RIZINが6月14日、北海道・札幌の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」の大会中に「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」の出場者を発表した。

 トーナメントには8選手が参加し「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で1回戦が行われる。

 出場するのは扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)、神龍誠(神龍ワールドジム)、伊藤裕樹(ネックス)、山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)、ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)、エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)、元谷友貴(アメリカン・トップチーム)の8人。

 中でも注目は元谷。元谷は2012年にはフライ級王座決定トーナメントを制し、DEEP最年少となる22歳で王座を獲得。初代と第3代王座に輝いた。しかし2016年4月の「RIZIN.1」では56.7kg契約でアラン・ナシメントと対戦の予定だったが、前日計量で契約体重をオーバーし体重が落ちず体調不良となったことからドクターストップがかかり試合は中止に。同月、DEEPフライ級王座を返上している。その後はバンタム級で活躍。2018年10月にはDEEPでバンタム級王座を獲得。今年3月の香川大会では井上直樹の持つRIZINフェザー級王座に挑戦も1-2の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。

 今回のフライ級トーナメント参戦について、榊原信行CEOは大会後の総括の際に「元谷から強い要望があった」と語っている。

ケラモフが木村柊也に判定勝ちでシェイドゥラエフの王座に挑戦…と思いきや榊原CEOは「落ち着いてもう一回どうするか考えたい」【RIZIN LANDMARK】

2025.06.15 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の北海道大会となった「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のメインイベントでヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と木村柊也(BRAVE)が対戦した。試合は3Rにもつれ込む激闘となり、ケラモフが3-0の判定で勝利を収めた。

 木村は2023年12月にプロデビュー。GLADIATOR、GRACHANで4戦4勝(4KO)と白星を重ね、今年3月の香川大会でRIZIN初参戦。柔術の2019年の全日本柔術選手権優勝者の横山武司との究極の「寝技vs打撃」の一戦で1Rに一撃の右フックでKO勝ちを収めた。
 
 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから昨年11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。その勢いを駆って大晦日には階級を上げてライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦。テイクダウンしトップを取るもサトシの三角絞めにタップ、無念の1R一本負けで2階級制覇とはならなかった。今回はもともとのフェザー級に階級を落としての試合だった。

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