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難聴を克服しKrush王者となった郷州征宜が引退セレモニーで「今思えば本当に幸せな現役生活でした」と涙【Krush】

2022.08.28 Vol.Web Original

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)で第6代Krushスーパー・フェザー級王者の郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)の引退セレモニーが行われた。

 郷州は生まれつきの難聴というハンデを背負いながら、高校時代は野球で甲子園に出場。卒業後、格闘技の道に進み、2011年にRISEでプロデビュー。2016年4月からはK-1ジャパングループに戦場を移し、2017年10月には安保璃紅を破り、第6代Krushスーパー・フェザー級王座に就く。2018年3月の「K’FESTA.1」では「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦でデニス・ウォーシックに勝利を収めるも準決勝では優勝した武尊にKO負けを喫した。同年6月には島野浩太朗に敗れてKrush王座から陥落。2019年5月の友尊戦を最後にリングから離れていた。プロ戦績は36戦25勝(7KO)11敗。2016年には一般女性と結婚。一児をもうけている。

 引退セレモニーではこれまで郷州を支えてきたスポンサーや関係者、所属ジムの梶原龍児代表、同門の軍司泰斗、訓 -NORI-、剣闘士“俊”、そして妻と息子から花束が贈られた。

寧仁太・アリが中野滉太に2RKO勝ちで初防衛に成功しK-1再出撃をアピール【Krush】

2022.08.28 Vol.Web Original

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」で王者・寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)が中野滉太(POWER OF DREAM)に2RでKO勝ちを収め初防衛戦に成功した。

 寧仁太は昨年6月に元Krushウェルター級王者の山際和希と対戦し勝利を収めプロ戦績を5戦5勝(4KO)とし、9月のK-1横浜大会で行われた「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢。1回戦で小嶋瑠久に判定勝ちを収めたものの、準決勝では優勝した野杁正明の前に1RKO負けを喫した。今年2月の「Krush.134」では再起戦でいきなりタイトル戦が組まれ、王者・松岡力を延長にもつれこむ接戦の末、2-1の判定で下し王座を獲得した。

稲垣澪が岡嶋形徒にKO勝ちでK-1フェザー級戦線への参戦をアピール【Krush】

2022.08.28 Vol.Web Original

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたフェザー級戦で岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦し、稲垣が2RでKO勝ちを収めた。

 現在のKrushフェザー級は2020年11月から長期政権を築いてきた新美貴士から今年5月に玖村修平に王座が移動。これまで新美に敗れた選手たちにも再チャレンジのチャンスが巡ってきている。

 岡嶋は「格闘代理戦争4thシーズン」で脚光を浴び、プロデビューから5連勝を記録。プロ7戦目で新美に挑戦するも1RKO負けを喫し、ケガの治療などもあり約10カ月の期間を経て今年4月に國枝悠太を相手に再起戦に臨んだ。試合は3Rに2度のダウンを奪ったものの、その2度目のダウンの際にダウンした國枝の後頭部に岡嶋の蹴りが入ってしまうアクシデントが発生。このダメージで國枝が試合続行不可能となり、そこまでのテクニカル判定で岡嶋が判定勝ちを収めている。

 稲垣は「格闘代理戦争 K-1Final War」でゲーオーズの大将として優勝を果たし、プロデビュー。K-1ジャパングループ、Bigbangで5連勝を飾るが、今年5月のKrushで寺田匠に判定でプロ初黒星を喫し、今回が再起戦となる。

背水の陣のMOMOTAROが提髪和希に判定勝ちでK-1ジャパングループ初勝利【Krush】

2022.08.28 Vol.Web Original

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)で元ONEファイターのMOMOTARO(OGUNI-GYM)がK-1ジャパングループ参戦3戦目にして初勝利を挙げた。

 MOMOTAROは2014年のNJKFフェザー級王座を皮切りに計3つのベルトを獲得。2019年3月からはONE Championshipに参戦し、ムエタイの強豪たちとも拳を交えてきた。2021年5月のK-1横浜武道館大会からK-1に戦いの場を移すも、ここまで2連続KO負けを喫し、崖っぷちに。「負けたら終わりの覚悟」と口にするなど自ら背水の陣を敷いての出陣だった。

 この日、MOMOTAROは提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。提髪は「K-1カレッジ2018」の-60kg王者で2019年にデビュー以来、ここまで8戦5勝(2KO) 3敗。MOMOTAROがK-1初戦でKO負けした西元也史の同門とあって、MOMOTAROにとっては若干やりにくい相手ではあった。

 1R、提髪がプレッシャーをかけて前に出るがMOMOTAROは右ジャブ、前蹴りで距離をキープ。左ミドル、左ストレートを当てていく。提髪が距離を詰めるとMOMOTAROは足を使いかわし、組み付いて攻撃を寸断。終了間際にカウンターの右フック。

森田奈男樹が3連続KO勝ちでデビューから4連勝。「この階級のベルトを獲りたい」とピケオーに照準【Krush】

2022.08.28 Vol.Web Original

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)で行われたスーパー・ウェルター級戦で森田奈男樹(エイワスポーツジム)がイゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)を2RKOで破り、デビュー以来の戦績を4戦4勝(3KO)とし、一気にスーパー・ウェルター級の台風の目となってきた。

 森田はフルコンタクト空手出身で第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝など輝かしい実績を誇り、昨年6月にKrushでプロデビュー。初戦こそ判定だったものの、11月には藤岡裕平、今年4月には藤村大輔といったキャリアで大きく上回る相手に2連続KO勝ちを収めていた。

 当初はアラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ)と対戦の予定だったが、ソアレスが感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため欠場。大会9日前にシウバに対戦相手が変更になっていた。シウバは18歳から格闘技を始めアマチュアで5戦5勝(3KO)、プロで18戦16勝(6KO)2敗の戦績を残している。

 1R、シウバがいきなり猛攻を仕掛けるも、森田は落ち着いてさばくと前蹴り、ミドルで距離を取る。そして右ロー、右カーフ。シウバはパンチを連打するが森田はガード。そして右カーフ、後ろ回し蹴りをボディーに打ち込んでいく。シウバは重いミドルで反撃。森田は左のミドル、ハイ、インローを立て続けにヒット。シウバも森田の蹴りに右フックを合わせていく。森田が後ろ回し蹴りを放つが、これはシウバの頭の上を通過。

イケメン二郎がフレイザーに惜敗し 「NXTレベルアップ」でのシングル戦連勝が4でストップ【WWE】

2022.08.27 Vol.Web Original

 WWE「NXTレベルアップ」(日本時間8月27日配信)でイケメン二郎が “ハイフライヤー”ネイサン・フレイザーに敗れて「NXTレベルアップ」でのシングル戦の連勝が4でストップした。

 イケメン二郎はアームドラックからアッパーカットを放って攻め込めば、フレイザーはボストンクラブやSTFで反撃し、序盤から白熱の攻防を展開。さらにイケメン二郎はジャケットパンチ4連打から得意のムーンサルトを放つが、これをかわしたフレイザーのミサイルキックを浴びて一進一退のシーソー戦となると最後はフレイザーにカウンター攻撃からコークスクリューを叩き込まれて勝負あり。

 イケメン二郎はこれまで「NXTレベルアップ」でダンテ・チェン、ルー・フェン、クインシー・エリオット、マイルズ・ボーンを相手に4連勝していたが、今回フレイザーに敗れて連勝がストップした。

佐々木大輔が“14歳の中学生レスラー”エル・ユニコーンを容赦なくKO。「地獄の底まで追いかけて、テメーのマヌケヅラをさらしてやる」【DDT】

2022.08.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月26日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「ノンアルコールビアガーデンプロレス」を開催。ダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔が“14歳の中学生レスラー”エル・ユニコーンを非情にKOし、とことんまで追い詰めることを予告した。

 7月24日の東京・後楽園ホール大会以降、ダムネーションT.Aはユニコーンと対戦する度に、マスクをはいで挑発してきた。この日は佐々木とユニコーンの一騎打ちとなったが、佐々木はコーナーマットをはがしてむき出しの金具にぶつけたり、鉄柱で足を攻めたりでやりたい放題。さらに、佐々木はレフェリーが昏倒しているすきにマスクをはぎ、勝負を決めにいくも、本来はライバルながら、同じ10代プロジェクトで奮闘するイルシオンが救出に入り、代わりのマスクを渡した。

“お客様抽選6人タッグマッチ”で竹下幸之介が樋口和貞との前哨戦制し、KO-D無差別級王座獲りアピール【DDT】

2022.08.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月26日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「ノンアルコールビアガーデンプロレス」を開催。「ビアガーデンプロレス」名物の“お客様抽選6人タッグマッチ”では、9月25日の東京・後楽園ホールで樋口和貞が保持するKO-D無差別級王座に挑戦する竹下幸之介が前哨戦を制し、王座獲りをアピールした。

 真夏のDDTの名物企画「ビアガーデンプロレス」が今年は野外会場で、時節柄ノンアルコールで行われた。メインイベントはすっかり慣例となった、ファンによる抽選で対戦カードが決まる形式。今年はDDTのトップクラスの6選手(樋口、吉村直巳、竹下、上野勇希、遠藤哲哉、クリス・ブルックス)が出場。オープニングでの抽選の結果、カードは樋口、上野、クリス組vs竹下、吉村、遠藤組に決定。樋口は竹下と8・24新宿FACE大会に続き、2度目の前哨戦となったが、皮肉なことにパートナーの吉村とは対戦することになった。

9・12代々木でのTAKAみちのく30周年記念大会に新日、鈴木軍、全日本、スターダム勢が大挙集結

2022.08.26 Vol.Web Original

「自分が手掛ける最大の大会。ここでしかできないカードが組めた」

 JUST TAP OUTを率い、新日本プロレスにもレギュラー参戦するTAKAみちのくが9月12日、東京・国立代々木競技場第二体育館で「TAKAみちのく30周年記念大会~タカタイチデスペマニア」(JTO主催)を開催し、新日本プロレス、鈴木軍、全日本プロレス、スターダムからも選手が大挙集結する。今大会は会場と協議し、キャパシティー50%で声出し応援が可能となる(マスク着用必須)。そのTAKAが記念大会を前に意気込みを語った。

 TAKAは1992年9月4日、ユニバーサル・プロレスの東京・後楽園ホールでデビュー。その後、みちのくプロレスの旗揚げに参加し、FMW、バトラーツ、パンクラスなどさまざまな団体にも出場。1997年にはWWF(現WWE)と契約し、初代WWFライトヘビー級王座を戴冠。2000年にプロレスラー養成所KAIENTAI DOJO(K-DOJO)を設立し、2002年4月に国内で団体として旗揚げ。代表として奔走するかたわら、全日本、プロレスリング・ノア、新日本マットで活躍し、2011年には鈴木みのると鈴木軍を結成。K-DOJO退団後の2019年7月にJTOを旗揚げし、選手としては新日本でもファイトしている。

 30周年大会について、TAKAは「名もなき団体でデビューして、小さい体でどこまでできるかと思ってたんですが、運よくみちのくとか、いろんな団体に出られて、米国に行けて、波乱万丈ながらいい30年でした。生涯現役のつもりなんで、辞めはしないですけど、この先35年、40年では、今のように動けないなと。今がギリギリ、30周年が一番大きいことができると思って。本当は両国国技館でやりたかったんですけど会場が取れなくて、後楽園以上の会場ということで、いろいろあたった結果、代々木になりました。25周年(2017年9月4日、後楽園)で飯伏(幸太)と組んでオカダ(カズチカ)、外道とやったんですが、これ以上のカードはないなって。世界のトップレベルの選手とやったんで。30周年は自分がメインじゃなく、30年やってきて培った人脈だったりを総動員して、お客さんが見たいものをやりたい」と話した。

タイガー・クイーンがまたもDarkerZに苦杯。試合後、ダーク・タイガーは指を3本立てアピール【ストロングスタイルプロレス】

2022.08.26 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.18」(8月25日、東京・後楽園ホール)でタイガー・クイーンが梅咲遥と組んで、DarkerZのダーク・タイガー、ダーク・チーター組とセミファイナルのタッグ戦で対戦した。

 試合はセコンドのダーク・パンサーも加わったDarkerZの悪の連携に苦戦を強いられ、最後は梅咲がダーク・タイガーのリバースタイガードライバーを食らい3カウントを奪われてしまった。

 DarkerZの3人は今年6月にストロングスタイルプロレスの会見に乱入し、タイガー・クイーンとの対戦を要求。タイガー・クイーンは高瀬みゆきとの再戦が決まっていたのだが、急きょ高瀬とタッグを組んでDarkerZを迎え撃つこととなった。6月9日に行われた試合はDarkerZのダーク・タイガーとダーク・パンサーが悪の限りを尽くしダーク・タイガーが高瀬から3カウントを奪取。試合後にはリングサイドで試合を観戦していたストロングスタイルプロレスの新間寿会長とDarkerZが急接近するというまさかの事態が起こっていた。

真霜拳號がスーパー・タイガー破りレジェンド王座獲得。間下隼人の挑戦アピールには「今はダメだね!」と拒否【ストロングスタイルプロレス】

2022.08.26 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.18」(8月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「レジェンド選手権試合」で挑戦者の真霜拳號(2AW)が王者スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)を体固めで破り、新王者となった。スーパー・タイガーは3度目の防衛に失敗した。

 真霜は3月の後楽園大会に出場予定も体調不良で急きょ欠場。6月の後楽園大会で晴れてストロングスタイルプロレス初参戦を果たした。試合はスーパー・タイガーと間下隼人の兄弟弟子タッグが2AWの真霜と花見達也を迎撃するという実質的な“対抗戦”となり、互いの団体の面子をかけた激しいぶつかり合いの末、最後はスーパー・タイガーが花見を破った。しかし試合後のリング上で真霜がベルトへの挑戦をアピールするとスーパー・タイガーも「喜んで受けてやる」と即答。今回のタイトル戦が実現した。

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