DDTプロレスが10月6日、都内で記者会見を開き、12日の東京・後楽園ホールでハリマオの樋口和貞、吉村直巳が保持するKO-Dタッグ王座に挑むダムネーションT.Aの佐々木大輔、KANONがベルト強奪を宣言した。
佐々木は「とある人に言われた。樋口、吉村がチャンピオンだと華もないし、話題にもならない。これじゃ会社が傾いてしまう。だから“福岡に帰る前に大ちゃん、勝ってくれ”って頼まれてるんだよ。だからオマエら覚悟しとけ!」と言い放った。
12月いっぱいでDDT事業部を退社して、来年から故郷の福岡に戻る予定の今林久弥GMは「そんなこと言ってない」と否定。
KANONは「6人タッグのベルト獲って、3〜4カ月経って。そろそろ新しいベルト獲る、いいタイミングかな。こんな華のないチャンピオンより、あの赤いベルトはダムネーションT.Aのほうが似合うし、ファンも望んでると思う。ハリマオから、このベルトはく奪したい」とキッパリ。
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朝倉未来が「将来、イケてるオヤジになりたい」と育毛剤をプロデュース
総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)が10月7日、自らがプロデュースする育毛剤「VO-VO-」の「『VO-VO-』ローンチ記者発表会」に出席した。
育毛剤のプロデュースを手掛けた経緯について「最近、年上の成功者の方と交流させていただく機会が多くて。40代~50代の方なんですが全員、美意識がすごくて普通にカッコいいなと思うんです。僕も今年で30歳になったんですが、将来、そういう“イケてるオヤジ”になりたいと思い、今のうちに予防したほうがいいなと思いました」などと語った。
また「今現在、薄毛が気になっている方、将来が不安な方、今全然気になっていなくても習慣化してもいいのかなと思っています。歯磨きのように毎日塗っていくと将来、薄毛にならないと思うので、男性諸君全員に使ってもらえればと思います」と薄毛に悩む人はもちろん、現在その心配がない人たちにもメッセージを送った。
久保優太がシバター戦からの再起戦。「格闘家として、男として、もう一度輝けるよう全身全霊で戦います」【RIZIN LANDMARK】
「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ=愛知県体育館)の追加対戦カードが10月6日、発表された。
元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(/PURGE TOKYO/BRAVE)が昨年大晦日のシバター戦以来の再起戦に臨むこととなった。対戦相手はプロレスラーの奥田啓介(フリー〈DRAGON GATE〉)。
久保はK-1のウェルター級王座を3度防衛後、2020年6月にベルトを返上しボクシングへの転向を発表。しかしボクシングの試合は行わないまま、2021年9月に行われた「RIZIN.30」でMMA電撃参戦。レスリングの五輪銀メダリストの太田忍と対戦も判定負け。2戦目となったシバター戦は契約体重-90kg、3分2Rで判定なし、勝敗を決するのはKO・一本のみという「RIZIN MMA特別ルール」で対戦し一本負けを喫した。しかし年が明けて“八百長疑惑”が噴出するなど騒動となっていた。
今回の参戦にあたり久保は「あの日以来、僕の時計は止まったままです。でもその時計は誰かが動かしてくれるわけじゃなく、自分の力で動かすしかありません。格闘家として、男として、もう一度輝けるよう全身全霊で戦います」とRIZINを通じてコメントを出している。
楽天オープン、国枝慎吾が東京パラぶりの国内プレー。「日本での試合を楽しむ」
東京・有明テニスの森で開催されている楽天ジャパン・オープンに6日、車いすテニスの国枝慎吾が出場。東京パラリンピックから約1年ぶりに日本での凱旋試合をおこなった。
今大会は2019年に始まり、2020、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止。3年ぶり2回目の開催となる。国枝は車いすの部、男子シングルスの一回戦に出場し、この日は世界ランキング74位の19歳、城智哉と対戦。国枝が持ち味とする強烈なサーブで相手を圧倒し、6-0、6-0のストレート勝ちを決めた。
「久しぶりの日本でのプレー。試合を楽しむというモチベーションできました」と話した国枝。今シーズンは全豪、全仏、ウィンブルドンを3連勝し、4大大会を制覇する年間グランドスラムに王手をかけていた全米は準優勝で幕を閉じた。年間グランドスラムを逃したことについては「グランドスラムでの負けはグランドスラムでしか返せない。また来年に持ち越しになるかなという感じです」と、気持ちを切り替えた様子だった。
一方、幼い頃から国枝が憧れだったという城。この日、シングルスとしては初めて国枝と対戦した。「すべてのスキルで圧倒され何もできなかった」と肩を落とすも、「国枝選手と戦えて光栄。今後は自分のチャンスボールで決められるスキルを磨くこと、まずはサーブ返せるようにしたい」と、新たな目標を語った。
楽天ジャパン・オープンは同所で9日まで。
故アントニオ猪木さんの「元気ですかー?」も含まれた「しゃべるレジェンドプロレスラー」のスタンプが発売
10月1日に逝去した元プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79歳)のボイスも含まれたLINEのボイス付きスタンプ「しゃべるレジェンドプロレスラー 第1弾」が10月6日、発売が開始された。
これは日本のプロレス文化の伝承、その歴史を創ってきた先人やレジェンドの功績を後世に伝え、敬い、引退したプロレスラーの人生をサポートしていくことを目的として2020年に設立された「日本プロレス殿堂会」の賛同メンバーによるもの。
猪木さんのほかにも故ジャイアント馬場さんの初となるLINEのボイス付きスタンプも収録。藤波辰爾、長州力、天龍源一郎といった顔ぶれも並び、往年のプロレスファンにはたまらない名シーンの名台詞もスタンプ化されている。
今回のLINEスタンプの発売は日本プロレス殿堂会主催の大会「LEGACYⅡ」(10月10日、東京・後楽園ホール)に向けて約半年前から企画されていたもの。猪木さんのボイスについては「日本プロレス殿堂会発展のために活用してくれ」という思いのもと猪木さんが日本プロレス殿堂会設立当初に提供したものだという。
ロクサーヌ・ペレスとコーラ・ジェイドのウェポンズワイルド戦が「NXTハロウィン・ハボック」で決定【WWE】
WWE「NXT」(日本時間10月6日配信)で“神童”ロクサーヌ・ペレスが“元盟友”コーラ・ジェイドと「NXTハロウィン・ハボック」のウェポンズワイルド戦で対戦することが決定した。
ロクサーヌがコーラとグレイソン・ウォーラーのトークコーナー“グレイソン・ウォーラー・エフェクト”にゲスト出演するとMCのウォーラーから「NXTハロウィン・ハボック」での2人の対戦が発表された。これにロクサーヌが「ハロウィン・ハボックでは私が上回ってやる」と挑発するとコーラに「もう一度倒してアンタの実力がインチキだと証明してやる」と言い返されて罵り合いを展開。
ザ・グレート・サスケ、田中将斗らがウクライナ大使を表敬訪問し、多古町チャリティプロレスで集まった募金を贈呈
“ウクライナ人道支援”を目的に「多古マツリ2022~多古町チャリティプロレス」(9月10日、千葉・多古町民コミュニティプラザ文化ホール)を開催した同実行委員会のメンバー、“東北の英雄”ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、世界ヘビー級王者の田中将斗(ZERO1)が10月5日、東京・港区にある在日ウクライナ大使館を訪ね、セルギー・コルスンスキー特命全権大使と面談し、同大会で集まった募金20万円を贈呈した。
同大会はロシアの侵攻に苦しむウクライナ、日本への避難民を支援するために入場無料で催され、来場者から募金が集められた。メインイベントでは同町史上初めてプロレスの選手権試合が行われ、王者の田中が挑戦者のサスケを激闘の末に破って世界ヘビー級王座の防衛に成功。試合後、ノーサイドでサスケと田中は握手を交わした。
イヨらダメージCTRLがアスカらを血祭り。ラダー上で王座ベルトを掲げてリングを占拠【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間10月5日配信、ミネソタ州セントポール/エクセル・エナジーセンター)で、WWE女子タッグ王者イヨ・スカイらダメージCTRLが抗争中のロウ女子王者ビアンカ・べレア&アスカ&アレクサ・ブリスを完膚なきまで叩き潰し、ラダー上で王座ベルトを掲げてリングを占拠した。
イヨらダメージCTRLの勢いが止まらない。ダコタ・カイが復帰したばかりのキャンディス・レラエと対戦するとイヨ&ベイリーの介入でキャンディスを撃破。
さらにベイリーは「エクストリーム・ルールズ」のロウ女子王座ラダー戦で対戦する王者ビアンカ・べレアと調印式で舌戦となると、バックステージではイヨがダコタと共に暗躍して抗争するアスカ&アレクサを襲撃。
ロリンズとリドルがERを前に舌戦も“特別レフェリー”の元UFC王者ダニエル・コーミエが「トレーニングしろ」と仲裁【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間10月5日配信、ミネソタ州セントポール/エクセル・エナジーセンター)でセス“フリーキン”ロリンズとマット・リドルが「エクストリーム・ルールズ(ER)」を前に接触禁止の舌戦を展開した。しかし特別レフェリーとなる元UFC王者ダニエル・コーミエに「お喋りはやめてトレーニングしろ」と仲裁されてしまった。
ロリンズは「エクストリーム・ルールズ」のファイトピットで対戦するリドルと対峙すると「今日は接触禁止だ。さもなければ2人の試合はなしになってしまう」と忠告。さらにリドルに「お前をぶっ飛ばし、コーミエが俺の腕を上げて勝利する」と挑発されると「コーミエは俺のファンだから有利なのはこちらだ」と言い返すなど舌戦を展開。さらにリドルに「レッスルマニアのメインに出場したのはいつだ? お前はレインズ、ベッキー以下になった。そして今度は俺以下になる」と侮辱されると2人は感情的になって舌戦がヒートアップ。
すると突然、会場ビジョンに特別レフェリーのコーミエが現れて「もう十分。お前らのことは認めているが、言い争いにはうんざりだ。お喋りはやめてトレーニングしろ」と仲裁すると2人はにらみ合って火花を散らした。
ロリンズ vs リドルのインサイド・ザ・ファイトピットが行われる「エクストリーム・ルールズ」は日本時間10月9日にWWEネットワークで配信される。
梅野源治「一番練習したのはSNS対策」と言いつつも「ヒジを使ったらどれだけ強いかを分からせる」とヒジ打ちでの派手な決着を約束【RIZIN.39】
「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の追加カード発表会見が10月5日、都内で開催された。
9月24日に行われた「超RIZIN」と「RIZIN.38」の前夜祭で今大会でトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)との対戦が発表された梅野源治(PHOENIX)が「ついにムエタイ、やっと俺にやらせるかと。みんな期待していると思うんで、俺がヒジを使ったら、ムエタイルールだったらどれだけ強いのかをみんなに分からせられるような、学ばせられるような試合を見せるんで期待していてください」などと腕を撫した。
ガーダムはこれまでRIZINには2回参戦もビクター・ヘンリー、井上直樹に連敗。今回はキックボクシングルールでの試合となる。今年8月に三浦孝太とブアカーオ・パンチャメークがエキシビションマッチを行った大会ではキックボクシングルールで試合を行っている。
フリーとなった宇佐美正パトリックが初参戦。10カ所以上骨折の大ケガから復活の元修斗環太平洋王者・佐々木信治と対戦【RIZIN.39】
「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の追加カード発表会見が10月5日、都内で開催された。
10月1日にLDH martial artsを離れ、フリーとなった宇佐美正パトリック(フリー)がRIZINに電撃参戦を果たし、元修斗環太平洋ウェルター級王者の佐々木信治(総合格闘技道場BURST)と対戦する。
宇佐美は2021年にLDH martial artsの所属選手契約をかけたLDH主催のオーディション「FIGHTER BATTLE AUDITION」に参加し、所属契約を勝ち取ると同年9月に修斗でプロデビュー。修斗とVTJで3連勝を飾ったものの「POUNDSTORM」(4月24日、東京・両国国技館)では元修斗環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光に判定負けを喫した。
その後、6月に行われた「Road to UFC」のライト級トーナメントに出場するチャンスを得たものの、減量中に脱水症状を起こし計量に参加できず欠場となった。今回はそれ以来の表舞台への登場となった。