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王者・山崎秀晃「タイトル戦はふさわしい相手がいれば」も同門・佐々木大蔵との対戦は否定【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

「彼とはやりたくないですね」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 セミファイナルで行われたスーパー・ライト級のスーパーファイトで不可思(クロスポイント吉祥寺)に1RKO勝ちを収めた同級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が今後の防衛ロードについて言及した。

 昨今のK-1ではノンタイトル戦で敗れた王者が次戦でタイトルをかけて対戦というケースがある。2019年8月の大阪大会で当時、クルーザー級王者だったシナ・カリミアンが愛鷹亮に敗れ、翌年の「K’FESTA.3」でタイトルをかけて再戦し、リベンジを果たした。今大会では昨年9月に椿原龍矢にノンタイトル戦で敗れた江川優生がタイトルをかけ再戦に臨み、連敗を喫し、ベルトを手放した。

 今回の不可思戦も不可思が勝った場合は同様のケースが予想されたのだが、山崎が完膚なきまでに叩きのめしたことから、不可思はタイトル戦線からは一歩後退した。山崎は昨年の安保瑠輝也への挑戦にたどり着くまでに平山迅、瑠久、堀井翼、寺島輝といった若手の有望株を軒並み潰してきており、彼らが挑戦者として名乗りを上げるのはもう少し先になりそう。では海外の強豪に、と言いたいところだが、先日、東京オリンピック・パラリンピックにおいて組織委員会が海外からの観客の受け入れを断念することを発表したことから、新型コロナウイルスによる入国規制がいつ解除されるかはいまだ不透明だ。

 となるとK-1ジャパングループのスーパー・ライト級においては同門のKrush王者である佐々木大蔵の存在が大きくクローズアップされることとなるが、佐々木との対戦について山崎は「彼とはやりたくないですね(笑)。佐々木とはネガティブな気持ちということで、お願いします」と否定した。そして「僕はK-1でやっているので、とにかく与えられた相手とK-1の強さを証明していければと思っている。ふさわしい相手がいれば。タイトル戦でもノンタイトル戦でも僕の仕事は変わらない。与えられた相手を山崎スタイルで倒していくだけ」などと語った。

新王者となった椿原龍矢の理想の王者像は「当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す」【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

目指すは無敵のチャンピオン

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 メインで行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で王者・江川優生(POWER OF DREAM)を延長にもつれ込む熱戦の末、2-1の判定で破り、新王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が理想の王者像を語った。

 椿原は「昨日の試合のことは全然覚えていない。必死こいて戦って、とにかく勝てて良かった。昨日の夜は試合が終わって帰って、めっちゃベルトを眺めたり、写真を撮ろうと思っていたが、疲れすぎてすぐ寝ちゃって、すぐに会見の時間になっちゃって、あわあわしながら出てきた感じ。夢にまで見たベルトが目の前にあって、めっちゃうれしい」と目の前のベルトを眺め笑顔を見せた。

 理想のチャンピオン像については「僕って一応、空手をずっとさせていただいていて、“当てられずに当てる”というのが格闘技の理想だと思っている。でも空手家って“一撃必殺”とかもいうので、“当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す”というのが求めている理想のスタイル。それになれるように頑張っていこうと思っている」と語った。

元貴乃花親方に激似の谷川聖哉が「K-1の横綱になる」と宣言【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

「まだ小結くらい。ベルトを獲って名実ともに“K-1の横綱”に」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 クルーザー級のスーパーファイトでRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)を破り、K-1ジャパングループでの初勝利を挙げた谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「K-1の横綱になる」と宣言した。

 会見に出席した谷川はフォトセッションで相撲の突き押しのパフォーマンスを見せ、第一声で「疾風の空手家改めK-1の横綱・谷川聖哉です」と挨拶。「昔からずっと貴乃花親方に似ていると言われてきた。試合中も関根勤さんが“貴乃花に似てるな”と言っているのが聞こえていたので(笑)。それに昨日今日でSNSで“貴乃花に似ている”といったDMをたくさんいただいたので、ポーズを取ってみました。ありがたいことです」と話した。

 試合については「RUI選手からダウンを取って勝てたのは、最低限の課題はクリアできたのかと思います。当初の予定では足を使って、自分の攻撃だけ当てて相手の攻撃はもらわない戦い方をしようと思っていたが、足を肉離れしてしまいフットワークが使えなかった。でもパンチが思ったより見えていて、打ち合っても大丈夫かと思ったが、距離が詰まってしまってしっかりパンチを効かせることはできなかったかなと思う。今回はボクシングのスパーリングの数を増やした。自分は蹴りだったらクルーザー級の誰にも負けないと思っているので、パンチへの対処がかなりできてきて、それが勝因かなと思う」などと振り返った。

“芦澤の挑発にも動じない男”村越優汰も熊田曜子の「谷間」にはくらり【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

芦澤には「もう少し練習時間を増やしたほうがいいんじゃないの?」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 スーパー・フェザー級のスーパーファイトで芦澤竜誠(PURGE TOKYO)とのイデオロギー対決を制した村越優汰(湘南格闘クラブ)は「試合の前から相手にめちゃめちゃ言われていたし、勝つと負けるでは全然違う落とせない試合だったんでしっかり勝ちをモノにできて良かった」などと振り返った。

 芦澤の印象については「正直、そこまでの変化は僕には感じられなかった。ただ気持ちはすごく強かった」とばっさり。芦澤はかねてから「練習は1日1時間。その1時間を全力でやる」と言っているのだが「もう少し練習時間を増やしたほうがいいんじゃないの?って感じですね」と続けた。

タップアウトの王者レインズが疑惑の王座防衛【WWE】

2021.03.22 Vol.Web Original

エッジの襲撃が味方して王座防衛に成功

 WWE「ファストレーン」(日本時間3月22日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で王者ローマン・レインズと“イエス男”ダニエル・ブライアンが特別エンフォーサーのエッジが見守る中、ユニバーサル王座戦で激突した。

 祭典レッスルマニアを前に大番狂わせを狙うブライアンはアーム・バーやアーム・ブリーカー、イエスキックを繰り出して攻め込むと、レインズもスープレックスやボストンクラブを決めて反撃。

 しかし、中盤にブライアンが放ったランニング・ニーがレフェリーに誤爆すると特別エンフォーサーのエッジがレフェリー代理を務めることに。続けてブライアンがトライアングルからのイエスロックでレインズを追い詰めると、ジェイ・ウーソが乱入してエッジとブライアンにスーパーキックを放ってレインズを救出。

“ザ・フィーンド”ワイアットが復活してオートンをシスター・アビゲイル葬【WWE】

2021.03.22 Vol.Web Original

アレクサが異次元の戦いでオートンを翻弄

 WWE「ファストレーン」(日本時間3月22日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で“毒蛇”ランディ・オートンと“小悪魔”アレクサ・ブリスが対戦した。

 先に入場したオートンは試合前から黒い血を吐いて苦しむと、試合ではアレクサはいきなり炎を放つ異次元の戦いで翻弄。さらにアレクサは天井を見上げるとまるで超能力のように突如、照明器具が落ちてきてオートンは危機一髪。防戦一方のオートンに対してアレクサは「カモーン! ランディ」と挑発しながら火の玉を放つと、今度はリングマットから不気味な手が現れてオートンの足をつかんだ。

中邑真輔がロリンズと接戦も盟友セザーロの敵討ちならず【WWE】

2021.03.22 Vol.Web Original

 WWE「ファストレーン」(日本時間3月22日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で“キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔が遺恨勃発のセス・ロリンズと対戦した。

 序盤、盟友セザーロの仕返しを狙う中邑はニー・ドロップを叩き込んで「カモーン」と挑発すると、ロリンズは中邑をマットや解説席に叩きつけて応戦。さらにロリンズがセザーロを侮辱しだすと、怒った中邑がアーム・バーからけいれん式ストンピング、ヒザ攻撃と猛攻を仕掛け、終盤にはスピンキックからスライディング・ジャーマン・スープレックスを叩き込んだが、ロリンズもバックルボムからファルコンアローで反撃して互角の攻防を展開。

サーシャがタッグ戦で仲間割れしたビアンカにビンタ【WWE】

2021.03.22 Vol.Web Original

王者組のシェイナ・ベイズラ&ナイアとWWE女子タッグ王座戦

 WWE「ファストレーン」(日本時間3月22日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で、スマックダウン女子王者サーシャ・バンクスとロイヤルランブル戦覇者ビアンカ・ブレアがタッグを組んで、王者シェイナ・ベイズラー&ナイア・ジャックス(with レジナルド)とWWE女子タッグ王座戦で激突した。

 序盤、ビアンカがショルダー・タックル、サーシャがダブル・ニーをシェイナに決めて攻め込めば、ナイアはエルボー・ドロップ、シェイナはランニング・ニーをビアンカに放って反撃。

 さらにサーシャが串刺しメテオラの2連打を2人に決めると、ビアンカが450スプラッシュをシェイナに叩き込んだが、ここでレジナルドが介入してフォールを妨害。続けてサーシャがビアンカとの連携攻撃からバンク・ステートメントでシェイナを捕まえたが、これもナイアがカットに入って回避。

浜崎朱加が浅倉カンナを相手に判定2-1の薄氷の初防衛【RIZIN】

2021.03.22 Vol.Web Original

2年3カ月ぶりの再戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)のメインイベントで行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)が浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に初防衛戦に臨み、2-1の判定で勝利を収めた。

 2人は2018年大晦日に初代女子スーパーアトム級王座をかけて対戦し、浜崎が腕十字で一本勝ちを収め、初代王者となった。浜崎はその後、Invicta FC王者のジン・ユ・フレイを相手に防衛に成功。2019年大晦日にはハム・ソヒを相手に2度目の防衛戦に臨んだが、1-2の判定で敗れ、王座陥落。しかし第2代王者となったハム・ソヒが2020年10月にベルトを返上したことから大晦日に山本美憂と王座決定戦を行い、一本勝ちを収め第3代王者となった。今回はその初防衛戦。

プリプリ王者・辰巳リカが4・17後楽園での伊藤麻希とのV2戦に向けベルト死守を宣言【東京女子プロレス】

2021.03.22 Vol. Web Original

伊藤がオンライン会見で挑戦を表明

 東京女子プロレス「スプリングツアー’21~The Bullet~」(3月21日、東京・板橋グリーンホール)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の辰巳リカが4月17日の東京・後楽園ホールで行われる伊藤麻希との2度目の防衛戦に向け、王座死守を力強く宣言した。

 伊藤は3月7日(日本時間8日)、米フロリダ州ジャクソンビルで開催されたAEWのPPVマッチ「REVOLUTION」に電撃参戦して、米国、日本のファンをアッと驚かせた。帰国後の同18日、オンライン会見を行った伊藤は「AEWに参戦したけど、ここで満足できないし、まだまだ上にいきたい。それで東京女子で一番になりたいと思ったので。4月17日、後楽園大会、辰巳リカの持つベルトに挑戦させろ!」と挑戦表明。

 伊藤は2月21日、東京・成増アクトホール大会での「第1回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦(辰巳、渡辺未詩組vs山下実優、伊藤組)で、変型伊藤スペシャルで辰巳からギブアップを奪っており、実績は十分で伊藤のチャレンジが決まった。

村越優汰がきっちり技術を見せたうえで芦澤とのイデオロギー闘争に勝利【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)でスーパー・フェザー級のスーパーファイトで村越優汰(湘南格闘クラブ)と芦澤竜誠(PURGE TOKYO)が対戦し、村越が3-0の判定勝ちを収めた。

 2人は2017年12月に村越のK-1ジャパングループ参戦初戦で対戦し、村越が判定勝ちを収めている。

 カード発表会見で芦澤は村越に「男としてどっちが生物的に強いかはリングの上で分かる」「技術なんかどっちでもいい」「どっちの試合が面白いかは言わなくても分かる」「(村越の試合は)誰も会場は沸いてない。俺の試合を見て参考にしたほうがいい」などと挑発。村越はほとんど柳に風とばかりに受け流していた。

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