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元NBAのスター選手コービー・ブライアント氏がヘリコプター事故で死去

2020.02.06 Vol.727

 米ロサンゼルス近郊のカラバサスで1月26日午前10時(日本時間27日午前3時)ごろ、ヘリコプターが墜落して炎上し、搭乗していた米プロバスケットボールNBAの元スター選手、コービー・ブライアント氏(41)が死亡した。
 ヘリコプターにはパイロットと乗客8人が乗っており、事故で全員死亡した。死亡した乗客にはブライアント氏の娘(13)も含まれていた。

 ブライアント氏は1996年にNBAデビュー。2016年に引退するまでロサンゼルス・レーカーズ一筋で、チームを5回にわたりリーグ優勝に導いたほか、オールスター戦にも18度出場した。父のジョー・ブライアント氏も元NBA選手で、bjリーグの東京などで監督を務めた。コービーの名は同氏が好んだ神戸牛から名付けられた。

 ブライアント氏と親交があったオバマ前大統領は、ツイッターに「コービーはコートのレジェンドで、第二の人生を始めたばかりだった」と投稿。ブライアント氏の娘も事故で死亡したことに触れ「考えられないようなつらい日を過ごしている彼の家族に、私と(妻の)ミシェルから愛と祈りをささげたい」とつづった。

 NBAの元スター選手も次々と追悼。ブライアント氏とともに「レジェンド」と呼ばれるマイケル・ジョーダン氏は声明を出し「私が感じている悲しみは言葉では言い表せない。私は、弟のようだった彼を愛していた。よく語り合ったが、もうそんな会話ができないことが寂しい。彼は手ごわい対戦相手で、素晴らしい選手、そして創造力を持つ人だった」とつづった。

近藤魁成が復帰戦でベテランの山際和希と対戦。格闘代理戦争出身の松本は多久田と無敗対決【3・28 Krush】

2020.02.05 Vol.Web Original

近藤「2019年は伸び伸びと戦っていなかった」

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が2月5日、都内で開催された。

 2017年と2018年のK-1甲子園-65kg王者で、昨年は木村“フィリップ”ミノルの持つKrushウェルター級の王座にも挑戦した近藤魁成が出場。前Bigbangウェルター級王者の山際和希と対戦する。

 近藤は昨年11月のK-1横浜大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーと対戦。2RKO負けを喫し、そこからの復帰戦となる。

 近藤は「2019年は今思えば伸び伸びと戦っていなかったと思う。2020年は自分らしく生き生きと戦って、この試合も勝ちたい」と話した。この「伸び伸びと戦っていなかった」ということについては「高校生のうちにベルトを取らなければ」という目標を掲げていたことからのこと。

「ずっとリングの上でも言っていたので、ちょっとプレッシャーを感じすぎていたかなと思う。動きも硬い試合が多かった。(ピケオー戦も)自分が思っていたより焦っていた。映像で見たら全然イメージしていた動きができていなかった」などと振り返った。

 その一方でピケオーについては「通用すると思ったところはあまり言いたくない。足りない部分がまだまだあったので、(すぐに)勝てるとは思わないが、これから先は絶対にリベンジできると思った」と手ごたえはしっかりとつかんでいるよう。

卓球 伊藤美誠『ギャップ』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.02.05 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

王座挑戦権を獲得したリコシェをレスナーがF5で襲撃【2・3 WWE】

2020.02.04 Vol.Web Original

2・27「スーパー・ショーダウン」でリコシェがレスナーに挑戦

 WWE「ロウ」(米国現地時間2月3日、ユタ州ソルトレイクシティ/ビビント・スマート・ホーム・アリーナ)で“ビースト”ことWWE王者ブロック・レスナーが王座挑戦権を獲得したリコシェをF5で襲撃した。

 この日のメインでリコシェ、セス・ロリンズ、ボビー・ラシュリーがPPV「スーパー・ショーダウン」(現地時間2月27日、サウジアラビア)でのWWE王座挑戦権をかけた三つ巴戦で激突した。

 リコシェはドロップキックからのトペ・コンヒーロでラシュリー、ロリンズに攻め込むが、突如ロリンズ配下のバディ・マーフィー&AOPが現れてリコシェを襲撃。さらにAOPはラシュリーにも襲い掛かるが、ここでロリンズらに反発するケビン・オーエンズとバイキング・レイダースのエリックが登場。パイプ椅子攻撃でマーフィー&AOPを蹴散らした。

アスカとベッキーの再戦が次週のロウで決定【2・3 WWE】

2020.02.04 Vol.Web Original

試合ではナタリアにアスカロックでタップ勝ち

 WWE「ロウ」(米国現地時間2月3日、ユタ州ソルトレイクシティ/ビビント・スマート・ホーム・アリーナ)で女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズのアスカとロウ女子王者ベッキー・リンチとの再戦が次週のロウで行われることが決定した。

 この日、アスカはナタリアとシングル戦で対戦。アーム・バーやショルダータックルを決めて攻め込むと、ナタリアも豪快なパワーボムを決めて反撃。さらにナタリアはシャープシューターで攻め込むがアスカはなんとかロープエスケープ。

 ここでアスカのセコンドのカイリ・セインがナタリアを挑発。ナタリアが背中を見せたところでアスカが背後からアスカロックで絞め上げてナタリアからタップ勝ちを収めた。

選手村の村長に川淵三郎氏が就任「アットホームな選手村に」

2020.02.03 Vol.Web original

東京2020大会選手村の村長、村長代行、副村長の就任記者会見が3日、都内で行われ、Jリーグ初代チェアマンで日本トップリーグ連携機構会長の川淵三郎氏が選手村の村長に、国際柔道連盟の理事・上村春樹氏が村長代理に就任したことが発表された。

選手村の村長・村長代行・副村長は、選手村の顔として入村式での対応や要人接遇、参加選手団との交流、情報交換などを行なっていく。就任にあたり川端氏は「僕の人生最後の大役。安心・安全で、選手たちが英気を養えるアットホームな選手村にできるよう、ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

パラ・パワーリフティング日本一決定戦が開催。応援サイリウムや判定ランプで観戦楽しむ工夫も

2020.02.03 Vol.Web original

パラリンピック競技のパラ・パワーリフティング日本一を決める全日本選手権が2日、東京・八王子で行われ、パラリンピック出場をかけた国内外の選手ら48名が出場。東京パラリンピックまで約200日となる中、本番に向け2日間に渡り熱戦を繰り広げた。

「挙げろー!」と歓声が響く中、白熱した試合が行われた日本選手権。昨年から日本工学院八王子専門学校とのコラボレーションで、学生らが映像や音響、照明などの演出で大会を盛り上げている。今年は審判のジャッジをより分かりやすく可視化するため、紫(同じ姿勢を保てていないミス)や、青(胸でバーが止まっていないミス)など色別に失敗の理由がわかる「判定ランプ」を開発。オレンジ色の応援サイリウムが表示できるアプリも登場するなど、観客が楽しめる工夫で会場の一体感を生んだ。

中邑がストローマンに敗れて無念の王座陥落【1・31 WWE】

2020.02.02 Vol.Web Original

序盤は中邑がキックにヒザ蹴りで優勢も…

 WWEのIC王者・中邑真輔(withサミ・ゼイン、セザーロ)が「スマックダウン」(現地時間1月31日、オクラホマ州タルサ/BOKセンター)で“巨獣”ブラウン・ストローマンと同王座をかけて対戦した。

 序盤、中邑がストローマンの後頭部に蹴りを叩き込むと、セコンドのゼインがレフェリーの死角を突いてストローマンに攻撃を加える。さらに中邑はスピニング・ヒールキックをクリーンヒットさせて試合のペースをつかんでいく。

 しかし、ストローマンも「この拳を食らえ」と重い拳を振り落とし、続けてランニング・ショルダータックルを決めて反撃すると、中邑はスライディング・ニーを叩き込んで応戦。

林健太が卜部功也の敵討ち。中国のジュー・シュアイと対戦【3・22 K-1】

2020.02.02 Vol.Web Original

ゴンナパーの「逃げてる」発言に猛反論

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3弾カード発表会見が2月2日、都内で開催され、参戦が発表されていた武居由樹、江川優生、林健太の3王者のカードが発表された。

 ライト級王者の林健太は昨年、前王者・卜部功也にKO勝ちした中国のジュー・シュアイと対戦する。

 林は「“あのパーフェクトな功也君に勝って世界チャンピオンになった健太はすごいな”といろいろな人に言われたが、功也君がKOで負けてしまって3月の戦いが少しかすんでしまっているのではと思われているのが悔しかった。後輩としても功也君がKOで負けたのが悔しかった。“絶対に俺がやり返したろ”と思っていたので対戦が決まって楽しみ」と話した。

 相手の印象については「拳が硬そう。パンチがメインの戦い方だったので、僕とやれば打ち合いになると思うので楽しみ」とし、その対策として現在、ボクシングジムでジャブやステップといった基本的なことからパンチの技術を磨き直していることを明かした。このボクシング特訓を始めるきっかけについては「自分でも気持ちで殴っているだけで、基礎がなっていないというのは薄々気づいていたが、それに気づいてくれた方がジムを紹介してくださった」というのも林らしいといえば林らしい。

 そして「相手は気持ちが強そう。僕もパンチは上手ではないが、パンチが硬そうとか気持ちが強いと言われているので長所は全く同じだと思う」などと続けた。

 林は一昨年の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」に優勝し、年明けのK’FESTA.2で功也を破り、王座に就いた。しかしその前には現Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックに敗れており、そのリベンジについては折に触れて口にしてきた。

 そのゴンナパーは身内に不幸があった関係でしばらくタイに戻り、リングから離れていたのだが、Krushの1月大会で横山巧相手に王座を防衛し、復活を果たした。しかし一夜明け会見で「林が逃げている」と発言。この日の林の発言に注目が集まっていた。

武尊戦目指し村越優汰とレオナ・ぺタスが対戦【3・22 K-1】

2020.02.02 Vol.Web Original

武尊戦アピール実らず。レオナ「KrushのほうがK-1より強いということを証明」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3弾カード発表会見が2月2日、都内で開催された。

 スーパー・フェザー級のスーパーファイトで村越優汰とレオナ・ぺタスが対戦する。

 村越は昨年11月の横浜大会で同級王者・武尊と対戦し、判定負け。レオナは昨年9月にKrushスーパー・フェザー級王座に就き、12月に初防衛を果たすなど現在7連勝中。初防衛後に武尊との対戦をアピールしていた。

 入場時のフォトセッションで村越をにらみつけていたレオナは「まず、なぜ僕が青コーナーなのかと思っている。村越選手もいい選手だが、スーパー・フェザー級に上げてきて1戦して1敗なのに、どうしてなのか? 村越選手はこの前、武尊選手と戦って、ドローになってもおかしくないような試合だった。K-1よりKrushが下と思っている人はたくさんいると思うが、僕が分かりやすく倒せばKrushのほうがK-1より強いということを証明できると思う」とKrush王者としてのプライドをぶつけた。

 そして村越については「フェザー級の時は距離感がいいと思った。スーパー・フェザー級では全然体格が違うと思う。テクニックもあって気持ちも強いし、いい選手だと思うが、スーパー・フェザー級は甘くないということを分からせたい」と話した。

「格闘代理戦争」優勝の岡嶋形徒「今年は全勝。チャンピオンになる」【2・24 Krush.111】

2020.01.31 Vol.Web Original

プロ3戦目でKrush本戦登場

「Krush.111」(2月24日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが1月31日、発表された。

 2019年春から配信されたAbemaTVの人気ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争4thシーズン」でTEAM武尊として出場し優勝した岡嶋形徒がKrush本戦で倉崎昌史を相手にプロ3戦目に臨むこととなった。

 岡嶋は昨年9月にKHAOSで行われた「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」でプロデビューを果たし、キャリアで勝る秀樹相手に判定勝ち。11月のプロ2戦目も山浦力也を相手に判定勝ちで2連勝。ともにダウンを奪いはしたがKOで決められなかったことから「今回はしっかりKOして勝ちます」とKO勝ちを宣言した。

 対戦相手の倉崎は名古屋在住のプロ16戦のキャリアを持つファイター。3連敗から昨年12月のK-1名古屋大会で勝利を収めたのだが「今回勝たないと意味がない。後がないと思っている」と背水の陣を敷いての戦いとなる。

 岡嶋は今回、初のKrush本戦出場なのだが「本当にありがたい。“1”が好きなのでアマチュアの時からKrushに出るなら111がいいなと思っていた」となにやらいい流れが来ているよう。

 また2020年の目標として「全勝です。その先はチャンピオンになります」と宣言。そして最後に「倉崎選手もすごくいい選手で、フェザー級には強い選手はたくさんいるが、結局俺が一番強いんで、応援よろしくお願いします」と締めくくった。

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