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東京五輪の観戦チケット抽選販売の申し込み開始

2019.05.10 Vol.718

 2020年東京五輪の観戦チケットの抽選販売の申し込みが5月9日から始まった。当初の予想通り、午前10時の開始時間からサイトへのアクセスがしにくくなり、つながったと思っても「公式チケット販売サイトへ順番にご案内しております」の文字と見積もりの待ち時間が表示されたページで延々と待たされることになった人も多かったよう。

 申し込みは9日午前10時から28日午後11時59分まで行われ、先着順で当選確率が変わるわけではないとのことなのでそれ自体は日を改めて行えば問題ない。

 ただ頭を悩ませているのが各競技の出場選手やチームがすべて決まっていないため、野球やサッカー、バレーボールなどの人気種目の日本代表チームの試合日などが分からないままチケットを購入せざるを得ないこと。もっともこれは五輪では常に付きまとう問題で、今回に限ったことではないのだが。

 またルール上、複数のチケットが当選したら一部のみを購入することは認められておらず、全額を一括で支払わなければならない。支払い後はキャンセルができず、不要となったチケットは公式転売サービスなどを利用することになるのだが、不人気競技やカードの場合、転売先が見つからないケースもありうる。その場合は自己負担となるため、申し込みをちゅうちょする人も多そうだ。

世界卓球女子ダブルス みまひな“誤審”に泣き銀メダル

2019.05.09 Vol.718

 ブダペストで行われた卓球の世界選手権で4月28日に行われた女子ダブルス決勝に進出した伊藤美誠、早田ひな組は中国の孫穎莎、王曼イク組に2−4で敗れ銀メダルとなった。

 伊藤、早田組は2017年の前回大会では銅メダルで、今回は第1シード。1967年大会の森沢幸子、広田佐枝子組以来、52年ぶりとなる日本ペアの金メダルが期待されていた。

 2人はサーブでリズムを作り、早田の力強いドライブ、コースを狙った伊藤の速攻で2ゲームを連取。その後、2ゲームを奪われ2−2となった第5ゲーム。ここも9−9と一進一退の攻防が続くなか、審判の“誤審”でリズムを崩し、このゲームを落とすと続く第6ゲームも挽回できず2−4で敗れた。

修斗30周年記念大会の大トリで扇久保が2度目の防衛

2019.05.09 Vol.718

 プロフェッショナル修斗が最初にプロ大会を行ったのが1989年5月のこと。今年はプロ化30周年にあたることから「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」が5月6日に東京・後楽園ホールで昼夜興行で開催された。

 昼夜ともメインでは世界戦が組まれ、昼の第1部では世界ライト級王者の松本光史が小谷直之を4R、KOで下し2度目の防衛を果たした。序盤は小谷が左ミドルで王者を追い込む場面もあったが、最後は中村の王者の意地と責任感に屈した。自らが「修斗ファンだった」という松本は前日計量では「30周年にふさわしい試合をしたい」とコメント。勝利後のマイクでも「30年続いた団体の一番の価値は、見続けていただいた修斗ファンの皆様。そのファンの皆様に期待してもらえるような試合を続けていきます」と話すなど王者として期するものがあっての試合だったが、その職責を見事に果たした。

 夜のメイン、この日の大トリを飾ったのは「世界フライ級チャンピオンシップ」。王者・扇久保博正が清水清隆を挑戦者に迎え、2度目の防衛戦に臨んだ。

 試合は序盤、扇久保がプレッシャーをかけ清水を追い詰める展開となったが、3Rに清水が反撃。ケージ内をじりじりとした緊張感が支配する中、フィニッシュは突然訪れた。4Rに清水が放った左フックに扇久保が右フックを合わせ、両者が交錯し清水が倒れたところで扇久保がパウンドの連打。亀になった清水の動きが止まり、レフェリーが試合を止め、扇久保が2度目の防衛に成功した。

 修斗は現在、ONEと提携。世界王者は自動的にONEと契約できることになっているのだが、扇久保は試合後のマイクで「RIZINでやり残したことがある」としてRIZINにも参戦するDEEPのフライ級とバンタム級の元王者・元谷友貴との対戦をアピールした。

 今大会ではONEとの提携の副産物としてフィリピンの名門ジム「チーム・ラカイ」と修斗勢との「交流戦」が行われた。カード発表会見で修斗側の大将を務めた環太平洋バンタム級王者の岡田遼が「対抗戦だと思っている」というように実質は互いの面子を賭けた対抗戦。修斗勢は先鋒の黒澤亮平が1Rに右フック一発でKO勝ちを収めると、次鋒の箕輪ひろばはフィジカルの強い相手に苦しみながらも最後はきっちりとスリーパーホールドで一本勝ち。大将の岡田は相手の強烈な打撃に手を焼きながらもきっちりと判定勝ちを収め、修斗の底力を見せつけた。

 一方、第2部では宇野薫と斎藤裕がオランダ勢と対戦するもともに敗れ、30周年を飾ることはできなかった。

 宇野は10周年大会では佐藤ルミナとの対戦でメインを務めたレジェンド。43歳となった今も正面から格闘技に取り組む姿勢をファンも高く支持。試合では随所に“らしい”動きを見せ、そのたびに会場からは大宇野コールがあがった。ねちっこいグラウンドに手を焼き、判定負けを喫してしまったが、今できることを必死にやり切った。

6・2RIZINで浜崎が初防衛戦。カンナvs美憂にも注目

2019.05.09 Vol.718

「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の第一弾カード発表会見が5月1日、東京都内で開催された。
 初代RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加が初防衛戦に挑む。対戦相手は第5代Invicta FC世界アトム級王者のジン・ユ・フレイ。

 浜崎は「2年半前にInvictaでタイトルマッチで戦っている。その時は2Rでカット(によるTKO)で勝っているんですが、1Rも危ない場面もあって力は拮抗していたので、次はしっかり一本かKOで決着をつけたい」などと話した。

 同大会には大晦日に浜崎に敗れた浅倉カンナも参戦。浅倉にRIZINが用意したのは山本美憂。

 世界選手権の覇者である美憂は浅倉にとってはレスリングにおいては大先輩。しかし浅倉は「美憂さんはレスリングの頃からあこがれの選手だったが全力で勝ちにいく。MMAで戦えば勝てると思う。しっかり作戦を練って臨みたい。タックル取ります!」と勝利を誓った。

 一方の美憂はRIZINを通じて「私にはアスリートとして残されている時間はそんなに長くはありません。今回の試合は私にとってとても重要な試合になります」などと、コメントした。

那須川天心の対戦相手がISKAフェザー級王者フェラージに決定【6・2 RIZIN】

2019.05.08 Vol.Web Original

キックボクシングユニファイドルールでは初の世界戦に
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の追加対戦カードが5月8日発表された。

 ISKAのタイトルに挑戦することが発表されていた那須川天心の対戦相手は世界フェザー級王者のアメッド・フェラージとなった。この試合は北米にある、90以上の政府及び各地域管轄の格闘技団体をコーディネートしている組織である「the Association of Boxing Commissions」(ABC)で立案されたABCキックボクシングユニファイドルールで行われる。なおこのルールの下で行われる最初の世界戦となる。

 フェラージは。2017年にISKAオリエンタルルールヨーロッパチャンピオンの座に着くと、昨年5月にベルギー人のヤシン・モタシムを破り、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級タイトルを獲得。プロ戦績14戦12勝(5KO)の戦績を誇る。

 フェラージは主催者を通じて「自分の持つベルトの防衛戦を日本で那須川天心とやれることができて光栄だ。RIZINのような素晴らしい舞台での試合が待ちきれないぜ」とコメント。
 
 対する那須川も「今回戦い方にこだわって試合をしようと思いますので、その辺の違いをみてもらえればと思います。周りの試合よりも圧倒的に盛り上げて、圧倒的に勝ちます」とコメントした。

戸澤陽が因縁のケネリスにノーDQ戦で完勝【5・7 WWE】

2019.05.08 Vol.Web Original

最後は豪快ダイビング・セントーンで3カウント
 WWEのクルーザー級を舞台とする「205 Live」のメイン戦で戸澤陽が因縁のマイク・ケネリスとノーDQ戦で対戦した。

 襲撃されたパートナーのブライアン・ケンドリックの報復を狙う戸澤はクローズラインでケネリスを場外に落とすと、そのままステージのタイタントロンに叩き付け、さらにオクトパスホールドを決めるなど果敢に攻め込んでいく。

 一時はトペ・スイシーダをカウンターキックで迎撃されて苦戦する戸澤だったが、場外テーブル目掛けた雪崩式ハリケーン・ラナでケネリスに大ダメージを与えると、最後はパイプ椅子をケネリスにかぶせた状態でダイビング・セントーンを炸裂させて3カウント。戸澤は激しいノーDQ戦を制して因縁のケネリスを撃破した。

キングストンがWWE王座防衛。ブライアン&ローワンが新SDタッグ王者に!【5・7 WWE】

2019.05.08 Vol.Web Original

AJスタイルズ、サミ・ゼイン、ウーソズがスマックダウンに参戦
 WWEの「ロウ」に所属するAJスタイルズ、サミ・ゼイン、そしてジミー・ウーソとジェイ・ウーソによるウーソズが“ワイルドカードルール”で「スマックダウン」(現地時間5月7日、ケンタッキー州ルイビル/KFC・ヤム・センター)に乗り込んだ。

 ウーソズは空位のスマックダウンタッグ王座をかけてダニエル・ブライアン&ローワンと対戦。シェイン・マクマホンから“タッグ王座にふさわしい”と紹介されたブライアン&ローワンはウーソズのダブルスーパーキックやトペ・スイシーダで攻め込まれるも、最後はローワンのアイアンクロースラムでジェイを沈めて3カウント。ブライアン&ローワンが新スマックダウンタッグ王者となった。

アスカ&カイリがタッグ王座へ向け次週マンディ&ソーニャと対戦【5・7 WWE】

2019.05.08 Vol.Web Original

アスカは「まっ、勝てるやろ!」と自信のコメント
 WWE「スマックダウン」(現地時間5月7日、ケンタッキー州ルイビル/KFC・ヤム・センター)でアスカ&カイリ・セインがWWE女子タッグ王座獲りへ本格始動した。

 この日はマンディ・ローズ&ソーニャ・デビルvsカーメラ&エンバー・ムーンのタッグ戦が行われ、マンディ&ソーニャが勝利を収めると突如ステージに代理人ペイジとアスカ&カイリが登場した。

 ペイジは「女子タッグ部門でアスカとカイリが暴れるぞ! まずは次週、お前たち2人からスタートだ」とマンディ&ソーニャに宣戦布告。アスカは品定めをするように2人をにらみつけると、カイリは2人を指差してターゲットとして狙いを定めた。

 その後、バックステージでアスカは「来週、うちらが勝たせてもらいますわ」と大阪弁で余裕の表情を見せると、カイリは「これに勝てばダッグのベルトに大きく前進ですよ」と王座を見据え、最後はアスカが「まっ、勝てるやろ!」と次週のタッグ戦に自信をみなぎらせた。

演技を見守るコーチ【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.05.08 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

ビンスの強権発動でレッスルマニア・リマッチが実現【5・6 WWE】

2019.05.07 Vol.Web Original

レインズvsドリュー・マッキンタイア、キングストンvsブライアンが急きょ実現
 WWE「ロウ」(米国現地時間5月6日、オハイオ州シンシナティ/USバンク・アリーナ)でビンス・マクマホン会長がスーパースターの2大ブランド間移動を可能にする“ワイルドカードルール”を突如発動してレッスルマニア・リマッチとなる2試合を実現させた。

 オープニングに登場したビンス会長は勝手にロウに登場したローマン・レインズに対して「スマックダウン所属のお前がなぜロウにいるんだ」と忠告すると、さらにスマックダウン所属のダニエル・ブライアンとWWE王者コフィ・キングストンもロウに姿を現して舌戦を展開。するとビンス会長はこの状況を逆手にとって2大ブランド間のスーパースター移動を可能にする“ワイルドカードルール”を発動し、レッスルマニアで行われたレインズvsドリュー・マッキンタイア、キングストンvsブライアンのWWE王座戦を決定した。

ベッキーとレイシーの終わりなき襲撃合戦はいつまで続く…【5・6 WWE】

2019.05.07 Vol.Web Original

レイシーが格下相手のシングルで完勝
 WWEのPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク」(米国現地時間5月19日、コネチカット州ハートフォード/XLセンター)でロウ女子王座をかけて対戦するベッキー・リンチとレイシー・エバンスの遺恨が今週もまた深まった。

 2人は「やられたらやり返す」の終わりなき襲撃合戦を展開中。

 先週、ベッキーを襲撃して大乱闘となったレイシーは「ロウ」(米国現地時間5月6日、オハイオ州シンシナティ/USバンク・アリーナ)で格下相手とのシングル戦に臨む。レイシーはマネー・イン・ザ・バンクで女子MITBラダー戦に出場するアレクサら4人をリングサイドに招待。試合では自身の実力を見せつけるようなファイトで圧倒し、必殺のウィメンズ・ライトを繰り出して完勝した。

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