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JOCの竹田会長が会見も質疑応答なしで7分で終了

2019.02.09 Vol.715

 2020年東京オリンピック・パラリンピック招致をめぐる贈賄の容疑者としてフランス当局から正式捜査を開始された日本オリンピック委員会(JOC)の武田恒和会長が1月15日、東京都内で会見した。

 竹田氏は「フランス当局と全面的に協力することを通じて、自ら潔白を証明することに全力を尽くす」と不正を否定したものの、約7分間にわたり自らの見解を述べただけで、報道陣の質問は一切受け付けなかった。

 その理由は「フランス当局が調査中の案件のため慎重に検討した結果」というものなのだが、捜査に影響する質問であれば弁護士を同席させ相談のうえで「答えられない」と言うこともできたはず。

 また会見の前に「質疑応答なし」ということを報道陣に伝えなかったことから、竹田氏がそそくさと会見場を去った後に、報道陣の不満が爆発。「失礼だ」「都合の悪いことは喋らないということでしょ」「言えないことがあるなら答えられないと言えばいい。それができないというのは頭が悪いのか? それすら判断できないのか?」といった辛辣な言葉が飛び、司会を務めた柳谷直哉JOC広報・企画部長が竹田氏の会見時間を大きく上回る時間、報道陣の質問に答えるはめとなった。その中には竹田氏も答えられるとも思える部分もあり、質疑応答がなかったことへの不可解さだけが目立ってしまうという、疑惑の払拭には逆効果の会見となった。

RIZIN会見で柔道の五輪金メダリスト内柴正人のMMA参戦が浮上

2019.02.08 Vol.Web Original

RIZINとREALが紳士協定結ぶ
 2004年アテネ、2008年北京五輪の柔道男子66kg級金メダリスト・内柴正人の総合格闘技参戦の可能性が浮上した。

 RIZINは2月8日、都内で会見を開き「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カードを発表した。

 今秋開催予定の「ライト級GP」に向けホベルト・サトシ・ソウザの参戦が発表された。ソウザは柔術でワールドプロ柔術世界選手権、ブラジリアン柔術世界選手権といった数々の大会で優勝を果たすなど輝かしい実績を残し、2013年からは総合格闘技にも参戦。「REAL Fight Championship」を主戦場に6戦6勝の戦績を残し、2016年にはREAL Fight Championship スーパーライト級王座決定トーナメントを制してチャンピオンになっている。昨年は桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの大会「QUINTET」に参戦し、ハイレベルな柔術テクニックで会場を沸かせた。

 今回のソウザの参戦はRIZINとREAL Fight Championshipが紳士協定を結んだことから実現したもの。この日は会見後にREALの山田重孝代表が囲み取材に応じ、RIZINと紳士協定を結んだ経緯と今後の展望について語ったのだが、会見中の質疑応答で出た内柴氏の総合格闘技参戦について「そういう考え方もあるなと思った」と話した。

 内柴氏は山田氏の柔術道場「アラバンカ柔術アカデミー」で柔術の練習に励み、柔術家として活動。現在は昨年8月にキルギス共和国の柔道連盟総監督に就任し、後進の指導にあたっている。

前ZST王者・伊藤盛一郎が2年ぶりの参戦でマネル・ケイプと対戦【4・21 RIZIN.15】

2019.02.08 Vol.Web Original

「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が2月8日、東京都内で開催された。前ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎が2年ぶりにRIZIN参戦を果たし、マネル・ケイプと58kg契約で対戦する。

ライト級GP見据え北岡が柔術世界王者ホベルト・サトシ・ソウザと対戦【4・21 RIZIN.15】

2019.02.08 Vol.Web Original

「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が2月8日、東京都内で開催された。今秋開催予定のライト級GPを見据えたカードとして北岡悟vsホベルト・サトシ・ソウザ、ダミアン・ブラウンvs武田光司が発表された。

サッカーアジア杯 日本は準優勝も決勝ではカタールに完敗

2019.02.08 Vol.715

 サッカーの「AFC アジアカップ UAE 2019」(1月5日〜2月1日、UAE)の決勝で日本はカタールに1−3で敗れ、準優勝に終わった。カタールは初優勝。

 日本は前半12分、27分に立て続けに失点。後半24分に南野が今大会初ゴールを決め1点差に詰め寄ったものの、38分にPKを与えてしまい、それを決められとどめを刺されてしまった。

 1点目の失点は相手FWのアリが右からのクロスを巧みにコントロールし、右足のオーバーヘッドで決められた。日本は守備陣の相手への寄せが甘く、27分にはハティムにミドルシュートを打たせてしまい、2失点。ペースを握れないまま前半を終了した。

 日本は後半24分、ゴール前に抜け出した南野がゴールを決めたが、38分には相手のコーナーキックに競った吉田の左手にボールが当たってしまい、VARでPKと判定され万事休した。

 日本は前回大会では8強止まり。ロシアW杯後の新チームへの移行期で、森保監督になってからの初の公式戦ということを考えると準優勝という結果は悪くはない。

紫雷イオがNXT女子王者にピンフォール勝ち【2・7 WWE】

2019.02.07 Vol.Web Original

6人タッグでシェイナ・ベイズラーをムーンサルト葬
 WWE「NXT」(日本時間2月7日配信)でカイリ・セイン&紫雷イオがビアンカ・ブレアと組んでNXT女子王者のシェイナ・ベイズラー率いるMMAフォー・ホースウィメンと6人タッグ戦で激突。イオがムーンサルトでシェイナからピンフォールを奪う大金星を挙げた。

 先週、カイリ&イオがMMAフォー・ホースウィメンのマリナ・シェファー&ジェサミン・デュークに勝利したことで、ついにリーダーのベイズラーが参戦してきた。

 試合序盤、カイリがブレアと連携してエルボードロップを繰り出し、チョップの連打でマリナを攻め込むも、コーナーでシェイナに捕まってしまい、そのままMMAフォー・ホースウィメンの集中攻撃を食らってしまう。

 辛うじて抜け出したカイリがイオにタッチ。イオはダブルニーからの619をシェイナに叩き込んでペースを取り戻す。続けてカイリもインセインエルボーをシェイナに決めるが惜しくもカウント2。

 しかし勢いに乗るカイリが場外のマリナとジェサミンをクロスボディーで沈めると、最後はイオがコーナートップからのムーンサルトをシェイナに叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、イオはコーナーに駆け上がって「私が次のチャレンジャーだ」と叫びNXT王座への挑戦をアピールした。

戸澤陽がクルーザー級王座挑戦権獲得【2・5 WWE】

2019.02.06 Vol.Web Original

「最後のチャンスだと思って絶対にチャンピオンになる」
 WWEのクルーザー級を舞台とする「205 Live」(アメリカ現地時間2月5日)で戸澤陽がクルーザー級王座挑戦権をかけてセドリック・アレクサンダー、リオ・ラッシュ、ウンベルト・カリーヨとエリミネーション形式フェイタル4ウェイ戦で激突した。

 先週、ヒデオ・イタミとの日本人対決を制して勢いに乗る戸澤は序盤からラッシュにトペ・スイシーダ、カリーヨにはミサイルキックを決めて攻め込んでいく。

 試合中盤にはアレクサンダーがランバー・チェックを決めてラッシュが脱落すると、さらに戸澤のダイビング・セントーンでカリーヨも脱落。戸澤とアレクサンダーの一騎打ちとなると、戸澤は騙し討ちパンチからスープレックス2連発でアレクサンダーを翻弄し、最後はダイビング・セントーンを炸裂させ3カウントを奪った。

 3人を撃破した戸澤は王者バディ・マーフィーへの王座挑戦権を獲得。試合後、戸澤は「よっしゃ! 勝った! 次は最後のチャンスだと思って絶対にクルーザー級のチャンピオンになるので、皆さん応援お願いします」と王座戦に向けて意気込みを語った。

 王座戦は「エリミネーションチェンバー」(2月17日、テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター)で行われる。

出場停止処分のベッキーが権力者一家に連夜の平手打ち【2・5 WWE】

2019.02.06 Vol.Web Original

昨日はステファニー、今日はトリプルH
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月5日、ワシントン州エバレット/エンジェル・オブ・ザ・ウインド・アリーナ)のオープニングに出場停止処分中のベッキー・リンチが登場。COOのトリプルHと舌戦を展開した。

 ベッキーは「ロイヤルランブル」で左ひざを負傷。「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)で行われるロンダ・ラウジーとのロウ女子王座戦に向け、前日の「ロウ」でステファニー・マクマホンからメディカルチェックを受けることを勧められたものの、これを拒否。その場で出場停止処分を言い渡されてしまった。

 この日はトリプルHが「お前はもう家に帰れ。処分を終わらせたいなら医者の許可をもらうことだ」と忠告すると、ベッキーは「ステファニーはどうした? 医者には行ったのかな?」と昨日襲撃したトリプルHの妻のステファニーの話を持ち出して挑発。

 これにはトリプルHが表情を変えて「レッスルマニアの大舞台でベッキーがロンダを恐れていると証明してしまうのが怖いんだろ」と詰め寄ると、ベッキーはトリプルHの顔面に平手打ち。WWEの権力者2人に2夜連続で赤っ恥をかかせた。

王者ブライアンがAJスタイルズとの激突を回避【2・5 WWE】

2019.02.06 Vol.Web Original

エリミネーションチェンバーで王座戦出場の6人が大乱闘
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月5日、ワシントン州エバレット/エンジェル・オブ・ザ・ウインド・アリーナ)でWWE王者ダニエル・ブライアン(with/ローワン)がジェフ・ハーディと対戦した。

 2人は白熱の攻防を展開するも、ジェフのスワントーンボムでブライアンがピンチを迎えたところでローワンがジェフの足を引っ張り、試合は反則裁定となってしまった。

 試合後にはお返しとばかりにブライアンがイエスロックを決めるも「エリミネーションチェンバー」(2月17日、テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター)の王座戦で対戦するサモア・ジョー、ランディ・オートン、ムスタファ・アリ、AJスタイルズが次々と乱入して大乱闘に発展。

 最後に登場したAJはオートンとジョーを蹴散らすと、ジェフにはフェノメナルフォーアームを炸裂。しかしブライアンはその隙にリングを降りてしまい、両者の激突はお預けとなった。

中邑&ルセフのライバルタッグがギャローズ&アンダーソンに勝利【2・5 WWE】

2019.02.06 Vol.Web Original

中邑がルセフを救出。最後はルセフがアンダーソンにマチカキック
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月5日、ワシントン州エバレット/エンジェル・オブ・ザ・ウインド・アリーナ)で先週、US王座を陥落した中邑真輔とライバルのルセフがタッグを組んでルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンと激突した。

 先週、ともにRトゥルースに敗れたことで電撃的に合体を果たした中邑とルセフの間には何とも不穏な空気が漂い、試合中にもめる場面も。しかしルセフがギャローズ&アンダーソンにマジックキラーを狙われると、場外で倒れていた中邑が何とかルセフを救出。

 試合は白熱の攻防を展開した末、最後はルセフがマチカキックでアンダーソンを沈めて3カウント。中邑&ルセフが熱戦を制した。

フィギュアスケート・髙橋大輔【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.02.06 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

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