SearchSearch

劇的KOで復活勝利の武尊が帰国会見「ハイキックで倒したのは初めて。いい収穫になった」

2023.06.29 Vol.Web Original

「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)で行われた約1年ぶりの復帰戦で見事なKO勝ちを収めた武尊(team VASILEUS)が6月29日、都内で勝利報告記者会見を開いた。

 武尊は「ISKA世界ライト級(−61.0kg)王座」をかけてベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)と対戦し、試合終了間際の左ハイキックで劇的なKO勝ちを収めた。なおこの試合には武尊自身も「勝ってから気づいた」という「キックボクシングGP」のベルトもかけられていたことから武尊は2本のベルトを持って帰国した。

 武尊といえばこれまでは軽量級離れした強烈なパンチでKOの山を築いてきたのだが「ハイキックでダウンを取ったのは初だと思う。いい収穫」などと振り返った。

 今回のフランス遠征については「いつもと違う環境で調整だったり減量だったり、いろいろと大変なこともあったし、普段と違うこともたくさんあったんですが、それも全部今まで経験したことのなかったこととして、すごくいい経験になった。なによりも過去の試合の中でも一番試合を楽しめたというか、試合というより格闘技、試合前からも含めてですが、格闘家をやれる喜びのようなものをやりながらを感じられた。あと、試合後に魔裟斗さんも言ってくれていたんですが、デビューしたころの誰も自分のことを知らないところで“武尊を見せつけてやろう”というギラギラしたものがあった。今までは“みんなに期待されている。勝利をつかまなければいけない”というプレッシャーとの戦いだったり“絶対に負けられない”という恐怖との戦いの中で試合をしていたんですが、フランスだったり配信を見てくれている僕を知らない人たちに“武尊の試合はこんなにすごいんだぞ”というところを見せつけてやろうという、いいエネルギーで試合ができたと感じるので、そこも収穫というか、また“格闘技が好きだな”と思いました」などと大きな手ごたえを得たよう。

メイショウハリオが史上初の帝王賞2連覇。鞍上の浜中は「次こそは中央のGⅠ」と意欲

2023.06.28 Vol.Web Original

 ナイター競馬「トゥインクルレース」が開催中の東京シティ競馬(TCK)で6月28日、上半期のダート王決定戦ともいえる「帝王賞」(ダート2000メートル)が開催された。レースは浜中俊が騎乗する2番人気のメイショウハリオが昨年に続き優勝。史上初の連覇を成し遂げた。

 レースは8番のプロミストウォリアが逃げ、9番のライトウォーリアが続く。1番人気の1番テーオーケインズは6番手、メイショウハリオは後方から4番手を追走。メイショウハリオは3コーナーからじわじわとポジションを上げる。直線に入るとプロミストウォリアに12番のハギノアレグリアが襲い掛かり、その外からメイショウハリオ。直線半ばで内からクラウンプライドが抜け出し先頭に立つとテーオーケインズとメイショウハリオが追い込み、クラウンプライドにメイショウハリオが並んだところでゴール。写真判定の末、メイショウハリオがハナ差で勝利を収めた。

小芝風花が来年4月までにやりたいことは「キックボクシング。習いに行きたい」

2023.06.28 Vol.Web Original

 女優の小芝風花が6月28日、来年4月までにチャレンジしたいこととして「キックボクシング」を挙げた。

 小柴はこの日、東京・霞が関の厚生労働省で行われた「働き方改革 PR動画完成発表会『はたらきかたススメ!~みんなで進もう 働きやすい未来へ~』」にゲストとして登壇した。

 2019年度から本格的な取り組みが始まっている「働き方改革」では2024年4月から建設業で働く人やドライバーなどにも時間外労働の上限規制の適用が開始される。建設業やドライバーといった職業の働き方の改革は建設業や運輸業といった業界だけで解決できる問題ではなく、むしろ発注者といった一般の国民の意識改革も必要。厚生労働省と国土交通省では働き方改革を進めていくにあたって、これらの産業が抱える課題などを周知するために小芝が出演するPR動画を作成した。

 この日の会見では加藤勝信厚労相、斉藤鉄夫国交相も登壇し、国民一人一人の協力を訴えた。

 小芝はトークセッションで「すごく分かりやすくて素敵な動画になったなと思いました。協力したくても“何に気を付けたら皆さんの働く時間を減らせるんだろう? 協力できるんだろう?”と分からない人にもとても分かりやすい動画になっていると思います」と動画の感想。

イニエスタ【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.06.28 Vol.we original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

8月に「燃える闘魂・アントニオ猪木展」開催。ガウン、アリからの手紙など貴重な品々を展示

2023.06.27 Vol.Web Original

コラボ闘魂タオルなど多くのグッズも販売

 猪木元気工場(IGF)が「世界格闘技の日」の6月26日、アントニオ猪木 80thANNIVERSARY『燃える闘魂・アントニオ猪木展』 の開催を発表した。

 同展では「世界格闘技の日」のもととなった1976年6月26日に行われた「アントニオ猪木 vs モハメド・アリ」戦をはじめとした猪木さんの激闘を物語る貴重な品々を展示する。

 主な展示物は初の同時展示となる猪木さんとアリさんのガウン、アリさんから猪木さんへの手紙、猪木さん直筆の書、猪木さん愛用の「闘魂棒」など。闘魂棒は直接手に取ることができるという。東京スポーツ展示コーナーではライバルたちとの激闘を写した写真パネルが飾られる。

 また今回のイベントの目玉として、「異種格闘技シリーズ」と銘打ったプロレス・格闘技に限らず多くのキャラクターとのコラボレーションによる闘魂タオルを販売。その他にもキン肉マンとのコラボTシャツをはじめとする各種Tシャツ、そして扇子、マグカップ、NWFレプリカベルトといったさまざまな猪木グッズが販売される。

 会場は東京・新宿の京王百貨店 B1 階 on the Cornerで会期は8月3日(木)~15日(火)。入場は無料となっている。

愛野ユキがIP王座奪取に意欲「全部をもって挑むので、辰巳リカさんには全部を出す必要があると思わせたうえで勝ちたい」【東京女子プロレス】

2023.06.27 Vol.Web Original

“バーニングヴィーナス”愛野ユキ(東京女子プロレス)が初のシングル王座獲りに燃えている。愛野は東京女子の夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)で、辰巳リカが保持するインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む。

 2020年11月7日には実姉・天満のどかさん(卒業)との姉妹コンビ「爆れつシスターズ」でプリンセスタッグ王座を奪取し、2021年4月まで同王座に君臨。昨年3月に姉が卒業し、独り立ちを迫られた愛野は辰巳からベルトを奪えばシングル初戴冠となる。

 その愛野に姉が卒業した後のこと、今回のIP王座戦への意気込みを聞いた。

MAOが“あこがれの人”TAKAみちのくと一騎打ち「今後の財産にできるのか、どんな意味があるのかを噛みしめながら臨みたい」【DDT】

2023.06.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月26日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行った。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)で“あこがれの人”TAKAみちのくとの一騎打ちに臨むMAOが思いの丈を吐露した。

 MAOは「隣に来ていただいてるTAKA選手は、MAOのプロレスの根っこの部分の原点の選手です。少年だった頃からTAKAさんの試合を見てきて。レスラーになってからも、TAKAさんのすごさをずっと感じ続けて今に至ってます。ここ最近UNIVERSAL奪取失敗、KO-Dタッグベルト返上、昨日のEXTREME王座挑戦失敗。自分を見失いそうな何もうまくいってない、この状況で自分の原点であるTAKAさんとシングルできるのは、今後の財産にできるのか、どんな意味があるのかを噛みしめながら臨みたいと思います」と語った。

 両者は2017年5月10日、DNAの後楽園ホール大会でシングル初対決(TAKAの勝利)。同年12月31日に後楽園で行われた「年越しプロレス」での「TAKAみちのくデビュー25周年記念試合」では8人タッグマッチで対戦し、MAOがTAKAから直接ピンフォールを奪っている。今回は6年ぶり2度目のシングル戦となる。

大仁田厚が秋山準に9・9大田区での電流爆破参戦を要求「秋山選手の出場を、僕が大田区に出るハードルとして高木社長に課したい」【DDT】

2023.06.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月26日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い“邪道”大仁田厚が秋山準に9月9日、東京・大田区総合体育館で実施される電流爆破デスマッチに参戦するよう要求した。

 同団体では25日の東京・後楽園ホール大会にて、9・9大田区でビッグマッチを開催することを発表していたが、この日の会見で大仁田が出場する電流爆破デスマッチを行うことをアナウンスした。

 高木三四郎社長は「大田区総合体育館では8年ぶりの電流爆破。大仁田さんにはDDTに2020年から出ていただくようになって、電流爆破を路上プロレスだったり、鶴見青果市場、名古屋国際会議場などで開催してきました。自分としては東京の大型会場でやってみたい思いが強かった。1993年、晴海の屋内会場(国際見本市会場ドーム館、大仁田vs松永光弘)で行われた衝撃が忘れられません。大型の屋内会場でやるのが目標だった。なかなか会場が見つからなくて難航してたんですけど、大田区総合体育館に足しげく通って許可をいただきまして、晴れて開催することになりました。それくらいの気持ちでいますので、大仁田さんには、しかるべき相手を用意してやりたい」と経緯を説明。

 電流爆破デスマッチが東京23区内の大規模な屋内会場で実施されるのは、2015年5月23日、大田区総合体育館での大仁田&長与千種vsTARU&ダンプ松本戦以来、8年4カ月ぶりとなる。

平田一喜がMAO、ヨシヒコとの3WAY戦を制し、EXTREME王座を奇跡の初戴冠。初防衛戦の相手にHARASHIMAを指名【DDT】

2023.06.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2023」を開催した。“ダンシングスター”平田一喜がMAO、ヨシヒコとのサバイバル形式での3WAYダンスを制し、空位のDDT EXTREME王座を初戴冠。平田は7月30日、後楽園で“ミスターDDT”HARASHIMAと初防衛戦を行うことが決まった。

 同王座は勝俣瞬馬が保持していたが、右足首粉砕骨折のため返上。この非常事態に「しゅんまお」でのパートナーMAOが名乗りを挙げ、平田との王座決定戦が決定。ところが、6月13日、東京・花やしき内浅草花劇場での前哨戦(上野勇希&MAOvs平田&ヨシヒコ)で勝利したヨシヒコが自身を加えた3WAYでのタイトル戦を主張。これが認められ、王座決定戦は3WAYダンスに変更。試合形式はMAOの要望で勝ち残り式のサバイバル戦となった。

 ヨシヒコは場外のMAO、平田めがけてスーパーダイブを敢行。MAOにはカナディアンデストロイヤー3連発、平田にジャーマン5連発を見舞うなどアグレッシブに攻め立てた。3者入り乱れた白熱の攻防のなか、ヨシヒコがMAOと平田をまとめて輪廻転生狙いにいくも、2人に切り返され3カウントを奪われて脱落。MAOは掌底、みちのくドライバーⅠ、旋風脚とたたみかけ、みちのくドライバーⅡを狙うが、平田が「奇跡を呼ぶ一発逆転首固め」で丸め込んで3カウントを奪取した。

佐々木大輔&MJポーが反則ざんまいで上野勇希&小嶋斗偉を破りKO-Dタッグ王座を強奪【DDT】

2023.06.26 Vol.Web Original

「ダムネーションT.A、下半期はヤバいことになるぞ」

 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2023」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&MJポーが、サウナカミーナの上野勇希&小嶋斗偉とのKO-Dタッグ王座決定戦で、反則攻撃のオンパレードで同王座を奪い取った。

 同王座は「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が保持していたが、勝俣が右足首の粉砕骨折のため返上。無念の勝俣の思いを受け継ぐべく、上野と小嶋が名乗りを挙げ、佐々木&ポーと王座を争うことになった。

 佐々木組が奇襲をかけるも、上野組はすぐさま反撃し、2人同時のプランチャーを敢行するも自爆。佐々木は放送席にいた勝俣の松葉杖を奪い、小嶋を殴打。上野が場外の2人めがけて、トップロープからラ・ケブラーダを発射し、佐々木にフロッグスプラッシュ、ストレッチボムと攻め込む。佐々木も上野にドラゴン・スープレックス、スピアーで反撃。小嶋はポーと激しくやり合うと、巨漢のポーをジャーマンで投げ、勝俣譲りのととのえスプラッシュを見舞うも、セコンドの藤田ミノルがレフェリーの足を引っ張って阻止。さらに佐々木がレフェリーを突き飛ばすと、小嶋にイス攻撃。意地で立ち上がった小嶋は佐々木を雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばし、上野がフロッグスプラッシュで追い打ち。上野と小嶋は勝俣直伝のMy MADMAXを佐々木にズバリと決めるもカット。ここで左肩脱臼で欠場中のKANONがスタンガンを手に現れ、サウナカミーナを威嚇。佐々木は小嶋に急所打ち、佐々木式ウラカンラナ。そしてダイビング・エルボードロップからクロス・フェースロックで絞め上げ、小嶋は無念のタップ。

イラプションがKO-D6人タッグ王座獲りに暗雲。坂口征夫が前哨戦でハリマオの若手・石田有輝によもやの黒星【DDT】

2023.06.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2023」を開催した。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)で、ハリマオ(樋口和貞&中津良太&石田有輝)の持つKO-D6人タッグ王座に挑むイラプション(坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹)に暗雲が立ち込めた。

 この日、イラプションは高木三四郎を加えたチームで、中津、石田、岡田佑介、高鹿佑也組と前哨対決。中津が赤井にエグイ蹴りを連発すれば、赤井もキックで返す。一進一退の攻防が続くなか、坂口が石田にハイキックを見舞い、走り込んだところを一瞬のすきを突いた石田が相撲技の居反りから、どすこい固めで電撃フォールを奪取。大先輩の坂口から殊勲の星を挙げた。

 石田は「まだ出してない技もあるんで、絶対にこのベルトは守ります」と意気込んだ。一方、屈辱の敗退となった坂口は「両国の前に(石田と)さしで勝負組め。どこでもいい。2度と俺らの前に立てないように叩き込んでやる。イラプションはこんなもんじゃない。ちょっとスリー獲ったくらいで、浮かれるな。殺してやる」と雪辱を期していた。

Copyrighted Image