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初防衛戦に臨む武居由樹「このベルトに触らせる気はない。自分のパンチを一方的に当ててKOし切る」

2025.05.26 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)の公式会見が5月26日、横浜市内で開催された。

 今大会ではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)がユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。武居は当初、昨年12月24日にユッタポンと防衛戦を行う予定だったのだが、12月上旬の練習中に右肩を負傷し試合は中止に。今年3月に改めてユッタポンとのタイトル戦が発表された。

 会見の冒頭で武居は5カ月対戦を待たせてしまったユッタポンに感謝の言葉を述べたうえで「この期間にケガも完治したし、ボクシングスキルのほうも上げることができて、本当に良い時間を過ごせたかなと思っている。バンタム級も動き始めていて、自分も悔しい思いをしたんですけど、その辺は今は考えていなくて、ただただ2日後の試合に集中しているという感じですね」と語った。

 試合については「世界戦で初のメインで横浜を任せていただいたので、メインらしく。でもいい試合はするつもりではないです。自分がただ一方的に殴る、そんな試合を見せたいと思うので、ぜひ横浜BUNTAIに来ていただければなと思っています」と改めてKOでの防衛を約束した。

樋口和貞が上野勇希、KANONを連破し3年ぶり2度目の「KING OF DDT」制覇【DDT】

2025.05.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月25日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2025 FINAL!!」を開催した。シングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」は、樋口和貞が準決勝で上野勇希、決勝でKANONを破り3年ぶり2度目の優勝を飾り、完全復活をアピールした。

 樋口は2022年の同トーナメントで初優勝を果たし、当時空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。2023年1月に同王座から陥落したが、DDTの強さの象徴として君臨した。だが、昨年6月より首の故障のため長期欠場し、3・20後楽園で復帰。1回戦では青木真也、2回戦では正田壮史を下し準決勝に進出した。上野とは2023年11月26日、後楽園での「D王 GRAND PRIX」公式戦以来のシングル戦で、その際は樋口が敗れている。

 上野のスワン式フランケンシュタイナー、ブラックアウトスリーパー、Jul.2、ドロップキックを耐えた樋口は上野のWR狙いをラリアットで阻止。さらに上野のスタンド式シャイニング・ウィザードをラリアットで迎撃。最後はクロースラムでトドメを刺して決勝進出を決めた。

“肉体派俳優”桜庭大翔が7・13後楽園でプロレスデビュー2戦目を敢行。標的はダムネーションT.Aから追放されたKANON【DDT】

2025.05.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月25日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2025 FINAL!!」を開催した。“肉体派俳優”桜庭大翔が7月13日の東京・後楽園ホール大会でプロレスデビュー2戦目に臨むことが決定した。

 桜庭は舞台を中心に活動し、赤井沙希さん(引退)と共演した縁もあり、昨年10月17日の記者会見でプロレスデビューを発表。同20日の後楽園であいさつを行った際、佐々木大輔率いる悪党軍団ダムネーションT.Aからの勧誘を受け入れ、同ユニットに衝撃の加入。12月28日、東京・両国国技館でデビュー戦に挑み、KANON、MJポーと組み、HARASHIMA&飯野雄貴&高尾蒼馬と対戦。DDTきってのパワーファイターの飯野と互角のパワフルな戦いを繰り広げ、チームの勝利に貢献した。

 この日の第4試合終了後、ビジョンに登場した桜庭は「俺のいない間にダムネーションT.Aから追放された情けない奴がいるな。KANON、最近しょうもない変なハート作って、まだしぶとくこびりついてるみたいだけど…。7月13日、後楽園大会、おまえのその心、2度と立ち上がれないくらいぶっ潰してやる。震えて寝てろ!」とのビデオメッセージを寄せた。

 今回、2戦目となる桜庭がどんな進化を見せてくれるのか注目されるところで、対戦カードの発表が待たれる。

鈴木みのるが男色ディーノを退け、UNIVERSAL王座V2。7・13後楽園で青木真也と禁断のタイトルマッチへ【DDT】

2025.05.26 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月25日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2025 FINAL!!」を開催した。“プロレス王”鈴木みのるが男色ディーノを退け、DDT UNIVERSAL王座2度目の防衛に成功。7月13日、後楽園で総合格闘技の世界で頂点を極めた“バカサバイバー”青木真也と禁断のタイトルマッチに臨むことが決まった。

 4・6後楽園で鈴木とのシングル戦を希望したディーノは男色殺法封印を宣言。この日まで、ほぼストロングスタイルで貫き通してきた。王者の鈴木は4月18日(現地時間)、米ラスベガスでヨシヒコを下して、初Vを果たし、次期挑戦者にディーノを指名し、タイトルが懸けられることになった。

 ディーノは入場時のパフォーマンスを封印し、ストロングスタイルの象徴である黒のショートタイツで登場。序盤、アキレス腱固めで極め合いし、鈴木がチョップを放てば、ディーノはパンチを叩き込む。場外戦になると、鈴木が容赦なくイス攻撃。ディーノはイスを手にするも、ちゅうちょして使用せず。

谷川聖哉が山口翔大を延長の末に判定で破り初の王座獲得。クルーザー級日本最強を証明【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第3代Krushクルーザー級王座決定戦」で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が山口翔大(GENESIS/TEAM3K)に延長の末、判定勝ちを収め、自身初の王座戴冠を果たした。

 谷川は空手で輝かしい実績を残し、2017年5月にプロデビュー。2020年3月にK-1のさいたまスーパーアリーナ大会に参戦以降、K-1グループのクルーザー級戦線で活躍。「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」(2021年)、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」(2022年)では決勝に進出もともにマハムード・サッタリに敗れた。昨年3月にはミドル級に階級を下げ「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」に参戦も初戦でブハリ亜輝留に敗れ、次戦からクルーザー級に復帰した。

 これまでクルーザー級では日本人選手に10戦9勝1分も外国人ファイターには6戦6敗と歯が立たない状況が続いている。

4月から連戦の塚本拓真がヴィトー・トファネリのローで右足を破壊され無念のKO負け【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで4月大会に続き連続参戦の塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がヴィトー・トファネリ(ブラジル/Brazilian Thai / 闘英館)と対戦した。試合はトファネリの奥足への左ローで右足を破壊された塚本がKO負けを喫した。

 塚本は昨年4月のゴンナパー・ウィラサクレック戦から不可思、佐々木大蔵と国内の団体で王座戴冠歴のある格上の選手たちとの対戦が続き、勝利こそ不可思からの1勝に終わるがゴンナパー、佐々木との対戦ではダウンを奪われながらも最後まで相手を苦しめた。そして今年の初戦となった4月の後楽園大会では岩﨑悠斗にKO勝ちを収め、着実に成長していることを証明した。

 その岩﨑戦後に「すぐに試合がしたい」とアピール。これを受け組まれたのがトファネリ戦だった。

白幡裕星が長野翔と延長にもつれる接戦の末、2-1の判定勝ち。黒川瑛斗へのリベンジに一歩前進【Krush】

2025.05.26 Vol.Web Original

「Krush.176」(5月25日、東京・後楽園ホール)で行われたバンタム級戦で白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)と長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦し、延長にもつれ込む激闘の末、白幡が2-1で判定勝ちを収めた。

 白幡は昨年10月に行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦で黒川瑛斗と対戦し、判定負けを喫し王座戴冠はならず。再起戦となった今年1月の後楽園大会ではトーナメント準決勝で黒川に敗れた林佑哉と対戦。判定で退け黒川へのリベンジとK-1王座獲得へ向けて再スタートを切った。

 長野はその1月大会でKrushフライ級王者の大夢に挑戦の予定だったのだが、直前に「カポジ水痘様発疹症」を発症し欠場。今回はバンタム級に階級を上げての再起戦だった。

サトシが大晦日のクレベル敗戦に「悲しい」と振り返りつつ「モチベーションが上がった」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)と2度目の北海道大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)は「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とグラップリングのスパーリングを行った。

 サトシはコリアンゾンビ(ジョン・チャンソン)推薦のキ・ウォンビン(韓国/Team Danger / Korean Zombie MM)とノンタイトル戦で対戦する。サトシは昨年大晦日にヴガール・ケラモフを破り4度目の防衛を果たして以来の試合となる。

 鈴木は昨年大晦日に安井飛馬に敗れて以来の試合で山本空良(パワーオブドリームジム)と対戦する。

キム・スーチョルと13年ぶりの対戦となる佐藤将光「お互いの13年間をぶつけ合ったうえでフィニッシュが取れたら」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 今大会ではバンタム級屈指の好カード「キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)vs 佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)」の一戦が実現。

 佐藤はこの日、自身の練習はせず、会場のファンに三角絞めを掛けさせ、その解説をするという一風変わったファンサービスを行った。

 13年ぶりとなるスーチョル戦については「今はもうあの時よりも、スーチョルは積極的に攻撃的になっていると思うので、来るのは想定して対策している。一本、KOで勝ちたいというのはある。お互い13年間やってきた募る思いがあるので、しっかりぶつけ合ったうえで決着がついたらいいなと思っている。出会い頭の一発ではなく、しっかりお互いがやってきたことをぶつけ合ったその先でフィニッシュが取れたらいいなと思っている」と語り、最後は「スーチョルと自分がやったら間違いなくバチバチの試合になると思うので期待して見ていてください」と締めくくった。

RIZIN初勝利を目指すケイト・ロータス「バチっと勝ってかっこいい姿をお見せする」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 今大会では女子のカードは1試合のみ。ケイト・ロータス(フリー)がシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦する。ケイトは昨年7月の「超RIZIN.3」でRENAにTKO負け、ユリは昨年3月にRENA、11月は浜崎朱加に連敗を喫しており、ともにRIZIN初勝利をかけた戦いとなる。

 この日、ケイトはミット打ちを行った後にサイン入りグッズを会場に訪れたファンにプレゼントした。

 その後に行われたインタビューでケイトは昨今の自身の人気について「人気があるとかないとかは自分自身考えたことはない。いつも温かく声をかけてくださっている皆さんには感謝しています」とのこと。

 そして「前回は情けない姿を見せてしまったので、今回の韓国大会ではバチっと勝ってかっこいい姿をお見せする」とRIZIN初勝利を誓った。

初参戦の修斗世界王者SASUKE「コレスニック選手のほうが強いという見られ方をしているがそれは幻想」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の北海道上陸となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 今大会には修斗の現世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が初参戦。岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦する。

 SASUKEはこの日、1分半のミット打ちを行った。

 練習後に行ったインタビューではコレスニックの打撃について「しっかり練習してるんで大丈夫です」と対策に自信を見せた。そして「RIZINファンの皆さんは初めましてだと思いますが、修斗の看板を背負ってきました。コレスニック選手のほうが強いという見られ方をしていますが、それは幻想だと思っている。そのメッキをはがすので皆さん楽しみにしていてください」と勝利への自信を見せた。

 また今回は初参戦で大勢のファンの前でこういった公開練習を行うのは初めてなのだが「いつもの倍くらい疲れますね」と笑顔。カード発表会見では特に口にはしていなかったのだが、今後のRIZIN参戦については「それは勝ったら思うと思うけど負けたら嫌いになると思う(笑)」とジョークを飛ばした。

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