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壱・センチャイジムが悲願のWBCムエタイ日本王座獲得。「世界のベルトまで巻くのが目標」と世界に照準【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

 前KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)で行われた「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」でNJKFスーパーバンタム級王者の繁那(R.S-GYM)に判定勝ちを収め、悲願のWBCムエタイ王座獲得を成し遂げた。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。

 1R、ともにサウスポーの構え。繁那が右インロー。壱は左ロー。繁那がローからワンツー。壱は圧をかけて左ロー。壱は左ミドル。踏み込んだ壱に繁那が左フックを合わせる。壱の右ミドルに繁那が右ローを返す。壱の左ミドルをキャッチしてパンチの繁那。繁那は終了間際にワンツー。

中島玲が小川悠太に競り勝ち復活。12・30代々木でのユリアンとのリベンジ戦をアピール【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の中島玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー)が「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)で小川悠太(誠真会館所沢道場)を相手に再起戦に臨んだ。試合は接戦となったが、中島が2-0の判定で勝利を収め、12月30日に行われる代々木大会でのユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)とのリベンジマッチをアピールした。

 中島は昨年12月30日に渡部太基を破り王座を獲得。今年4月の王座戴冠後の初戦でユリアンに判定負けを喫し、6月にはダイレクトリマッチでの初防衛戦が組まれるも、ケガで欠場と不運が続いた。今回の再起戦にあたり、中島は東京に拠点を移し、KNOCK OUT クロスポイント渋谷に所属となっている。

川上叶がS-cup最終査定試合でKO勝ち。シーザー会長に出場直訴も「考えとく」に「きつい(笑)」【SB】

2025.10.12 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の後楽園ホール大会「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)でS-cup最終査定試合として2試合が行われ、川上叶(龍生塾)とサタントン・チョー.ハーパヤック(タイ)が勝利を収めた。

 SBは今年は創設40周年の記念イヤー。11月24日には東京・国立代々木競技場第二体育館で40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」を開催する。大会では7年ぶりとなる「S-cup」が現在SBで最も盛り上がっているフェザー級(-57.5kg)で行われる。

 ここまで各大会で査定試合が行われ、今大会の休憩時間では山田ツインズの彪太朗と虎矢太(ともにシーザージム)、RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)の出場が正式に発表された。

 川上は今年2月の虎矢太戦では2度のダウンを奪った上での判定勝ちを収め、4月には兄・彪太朗の持つSB日本フェザー級王座に挑戦も激闘の末、判定負け。この試合はシーザー武志会長がいったんリングを降りた川上を呼び戻し、山田と川上の2人の手を挙げ、川上の激闘を称えるほどの試合だった。そして7月には内藤凌太に完封勝ちともいえる内容の判定勝ちを収め、S-cup出場は確定かと思われたのだが、今大会で改めて査定試合が組まれた。

KO勝ちで10連勝の都木航佑が40周年記念大会への出場をアピール。「勝負論があると言われるくらいに頑張る」と将来的な海人との対戦も目標に【SB】

2025.10.12 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の後楽園ホール大会「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーウェルター級王者の都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)がサイヤン・ウォーリヤー(ベルギー)を2RでKOで破り、11月に行われる40周年記念大会への出場をアピールした。

 都木は2023年9月にSB初参戦を果たすと無敗の快進撃を続け、今年2月にはRYOTAROとの王座決定戦を制し、SB日本スーパーウェルター級王座を獲得。その後も2つの白星を重ね、この試合までに連勝を「9」に伸ばしていた。

 サイヤンはプロ戦績が22戦21勝(9KO)1敗という高い勝率を誇る23歳。思い切りのいいパンチ、心をへし折るようなローキックを得意とする荒々しいファイターという触れ込みだった。

海人が進化を感じさせる内容で連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタート。40周年記念大会では強敵との対戦を希望【SB】

2025.10.12 Vol.Web Original

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシング(SB)の今年最後の後楽園ホール大会「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでペットマイ・スィアダム.ムーパーラー(タイ)を相手に再起戦に臨んだ。試合は海人が進化を感じさせる内容での判定勝ちで連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタートさせた。

 海人は5月の「ONE Friday Fights」でモハメド・シアサラニに判定負け、6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の2連敗を喫していた。

 対戦相手のペットマイは100戦近いキャリアを持ち、現在はRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にする26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位という強豪。

「WBCムエタイ日本王座決定戦」は孫悟空vsアンパンマン? 繁那の「孫悟空をイメージ」に壱・センチャイジムは「アンパンチを決めたい」【KNOCK OUT】

2025.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」で対戦する繁那(R.S-GYM)は55.30kg、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)は55.10kgで規定体重をクリアした。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。
 
 計量後に行われた会見で壱は「明日はWBCという、現役中に絶対挑戦したいと思っていたベルトのチャンスをいただいたので、必ずこのチャンスを逃さず勝ち取ります」と王座獲りを誓う。目の前のベルトを見て「とても権威のあるベルトですし、僕はWBC JAPANではなく、もっとインターナショナル、ワールドチャンピオンに向けて練習を積み上げていきたいので、ここで満足せず一戦一戦大事にしていきます」と日本王座の先に世界王座を見据えた。

ゴンナパー戦実現へ久井大夢「倒して勝って年末にベルトを獲りたい」、古村匡平「ゴンナパーに勝つには失神させるしかない。それは俺しかできない」【KNOCK OUT】

2025.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 現在、KNOCK OUTではゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がREDライト級王者として君臨。今大会ではメインとセミで「ストップ・ザ・ゴンナパー」に直結する2カードが組まれている。

 メインでは古村匡平(FURUMURA-GYM)と久井大夢(TEAM TAIMU)が対戦。ともに62.45kgで規定体重の−62.5kgをクリアした。

 セミでは重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)と小林司(Sports 24)が対戦。重森は62.45kg、小林は62.50kgで規定体重をクリアした。

 計量後には4人揃って会見に臨んだ。

 久井は「今日までバッチリ仕上げてきたので、明日は絶対勝ちます」、この日、計量の際に対峙した古村については「別に変わらないですね。古村選手も調子が良さそうなので、明日楽しみです」と語るにとどめた。

 古村は「明日はこの中で俺が最強ということを証明する。圧倒的な破壊力を見せます。楽しみにしていてください」、久井については「若いながらもやっぱりしっかりと華がある選手だし、スター選手だと思うんですが、明日はしっかり俺が倒してKNOCK OUTの顔になります」と久井を倒して一気にライト級に主役に躍り出る意欲を見せた。

SB初参戦の古村光「KNOCK OUTから来たのでしっかり倒して、魅せる。S-cup出場は倒せれば自然と見えてくる」【SB】

2025.10.10 Vol.Web Original

 シュートボクシングの「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。

 S-cup最終査定試合となる一戦で対戦する元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の古村光(FURUMURA-GYM)は57.25kg、サタントン・チョー.ハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)は57.5kgでともに規定体重の−57.5kgをクリアした。

 古村は今回がSB初参戦。昨年12月にKNOCK OUTで行われたKICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント準決勝で森岡悠樹に判定負け、今年4月にカンボジアで行われたクンクメールとの対抗戦にも敗れ連敗となったが、ONEデビュー戦となった5月の「ONE Friday Fights 107」でカイス・モハメッドに1R秒殺KO勝ち。ONE2戦目となった9月の「ONE Friday Fights 124」でもソンサイ・ラオラネサンに2RでKO勝ちを収め、乗りに乗った中での参戦となる。

 サタントンはラジャダムナンとプロムエタイ協会の2つのタイトルを保持する強豪。

S-cup最終査定試合に臨む川上叶「ここで負けたらヤバイので絶対に勝ちます」【SB】

2025.10.10 Vol.Web Original

 シュートボクシング「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。

 S-cup最終査定試合となる一戦で対戦する川上叶(龍生塾)は57.35kg、牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)は57.3kgでそれぞれ規定の−57.5kgをクリアした。

 川上は昨年4月に龍聖に敗れ、ケガもあり長期欠場。再起戦となった今年2月の山田虎矢太戦では2度のダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。4月には山田ツインズの兄・山田彪太朗の持つSB日本フェザー級王座に挑戦も激闘の末、判定負け。この試合はシーザー武志会長がいったんリングを降りた川上を呼び戻し、山田と川上の2人の手を挙げ、川上の激闘を称えるほどの試合だった。

 そして7月には内藤凌太に完封勝ちともいえる内容の判定勝ちを収め、S-cup出場は確定かと思われたのだが、今大会で改めて査定試合が組まれた。

 対する牧野はDEEP☆KICK-57.5kg王者で現在はRISEにも参戦中。SBには今年6月に初参戦し、S-cup出場を目指す植山征紀を延長Rでマットに沈めている。

2連敗中の海人が敗因を分析「どのポイントも相手に取られない戦いをやっていく」【SB】

2025.10.10 Vol.Web Original

 シュートボクシングの「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。メインイベントで対戦するSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)は69.5kg、ペットマイ・スィアダム.ムーパーラー(タイ)は69.95kgでともに規定体重の−70.0kgをクリアした。

 海人は5月の「ONE Friday Fights」でモハメド・シアサラニに判定負け、6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の2連敗中。再び“世界最強”を求めての再出発となる大事な一戦となる。

 対戦相手のペットマイは100戦近いキャリアを持ち、現在はRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にする26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位という強豪。

 海人はこれまでチャムアトーン・ファイタームエタイ、ピンペット・バンチャメーク、ペットモラコット・ペッティンディーアカデミーといったタイのトップファイターに敗れており、そういった意味でも試練の一戦となる。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「海人は今、負けが続いているので、今回が最後ぐらいの気持ちで素晴らしい試合をしてほしい」、緒形健一代表は「逆境を乗り越えて、また世界につながるような次のストーリーを明日は作ってほしい」と檄を飛ばした。

大岩龍矢が初防衛戦の相手、篠原悠人に「もっと感情を出してきてほしい」と注文。網膜剥離の手術明けの児玉兼慎が乱入し復帰後の挑戦をアピール【Krush】

2025.10.09 Vol.Web Original

「Krush.182」(11月29日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が10月9日、都内で行われた。タイトル戦の開催が発表されていたKrushライト級王者の大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の相手が篠原悠人(DURGA)となることが発表された。

 2人は2023年12月のK-1で対戦し、大岩がKO勝ちを収めている。

 大岩は昨年7月に伊藤健人に判定勝ちを収め、悲願の王座獲得を成し遂げた。その試合後のマイクで地元・名古屋でのKrush開催をアピール。そのアピールが実り、11月には「Krush.168 ~in NAGOYA~」が開催され、メインイベントでトーマス・アギーレと対戦も延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫した。今年7月にはK-1福岡大会で西本竜也をKOで破り再起を果たしている。今回は初防衛戦となる。

 篠原は2018年8月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。12月には階級を落とし「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」に参戦しゴンナパー・ウィラサクレックにKO勝ちするなど、2階級制覇も時間の問題と思われたが、2020年6月から2021年3月にかけてゴンナパー、卜部功也、西京佑馬を相手に3連敗。その後、3連勝し再びトップ戦線に復活するも2022年8月のK-1で与座優貴にKO負けするなど、あと一歩のところで突き抜けられず。大岩戦後、古宮晴にもKO負けを喫するも今年に入って三宅祐弥、瑠久に連続KO勝ちを収め、復活を印象付けた。その9月の瑠久戦後のマイクで放送席にいた大岩に挑戦をアピールしていた。

 その大会では前KNOCK OUT-BLACKライト級王者の大谷翔司vs児玉兼慎戦も行われ、この2試合の勝者のどちらかを挑戦者とする予定になっていた。しかし児玉は試合前から網膜剥離を患い、試合後に手術を受けたことから、今回は篠原が挑戦者となったことを会見で宮田充Krushプロデューサーが発表した。

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