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がん闘病でプロレス活動休業の橋本友彦のためA-TEAMが8・24新木場で「橋本AID大会」を開催し、参戦選手を公募へ

2025.06.23 Vol.Web Original

 プロレスリングA-TEAMが6月22日、千葉・オリエンタルホテル東京ベイ大会の試合前、緊急記者会見を開いた。がん闘病のため、今大会をもって、プロレス活動を休業する橋本友彦のため、8月24日に東京・新木場1stRINGで「橋本友彦AID大会 One Heart, One Fight, All for You~大丈夫!絶対に大丈夫!みんな待ってるよ!」(午前11時開始)を開催することを発表した。

 同団体のエースである橋本は昨年9月に肝臓にがんが見つかりステージ2と告知され、同11月19日、都内の病院でラジオ波焼灼術による治療を受けた。その後の定期検査でいったんはがんが消えたこともあった。ところが、5月の定期検査の結果がかんばしくなく、同中旬に精密検査を受けた結果、肝臓の難しい部位にがんが再発していることが判明。主治医から、抗がん剤など西洋医学での治療は困難との宣告を受けた。別の病院を回ったが医師から伝えられた答えは同じだった。そのため、橋本は東洋医学、湯治、食事療法などで治療を行っていくことを決断。今後、治療に専念するため、6・22浦安大会をもってプロレス活動を休業する。

 この事態に、同団体の所属全選手、全スタッフが一致団結。“兄貴分”橋本を救うべく「橋本友彦AID大会」の開催を決めた。全選手がノーギャラで参加し、この大会の興行収入から必要経費を差し引いた全額が治療費として、橋本に贈られる。

 参加選手はA-TEAM所属選手のほか、団体枠にとらわれず、大会趣旨に賛同したプロレスラーに広く公募し、決まり次第、随時発表される。また、同時に大会の特別協賛企業も募集する。

 会見ではA-TEAM選手、スタッフの総意として「ボス、橋本友彦は必ず復帰します。そして復帰に向けてこれからも戦いは続いていきます。光を探して一丸となって毎日を必死に動いています。だけど動けば動くほど、そして話を聞けば聞くほど、めまいがするような高額な治療費が発生します。今はA-TEAMの橋本友彦ではありますが、古くからの戦友旧友の方々にも、少しでもお力添えをいただけたら本当にありがたいです。これまでは橋本の方が病と戦う選手に、少しでも力になればと旗を振ってAID大会をやってきましたが、本人もまさか自分のAID大会をやってもらう側になるとはと思っているかと思います。ご協力していただける選手はぜひA-TEAM、または各選手まで声を掛けてください」とのコメントが発表された。

がん治療に専念のためプロレス活動休業の橋本友彦が涙のラストマッチ「どんな形であれ、もう1回リングに戻ってきます」【A-TEAM】

2025.06.23 Vol.Web Original

 プロレスリングA-TEAMが6月22日、千葉・オリエンタルホテル東京ベイで「橋本友彦休業前ラストマッチ〜Definitely Come Back〜」を開催した。がん治療のため、プロレス活動を休業する橋本友彦が涙でラストマッチを終え、リングに戻ることを約束した。

 橋本は柔道で鍛錬した後、2002年4月に木村浩一郎率いるJPWAでデビュー。2002年にDDTに入団し、KO-Dタッグ王座を3度戴冠。並行して、総合格闘技でもファイトし、2003年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE 2003」ではアリスター・オーフレイムとも対戦。その後、TEAM MAKEHENを結成し、紫雷美央、紫雷イオ(現イヨ・スカイ)を育成。アパッチプロレス軍を経て、2017年2月にA-TEAMを旗揚げ。近年では尊敬する藤田和之と幾度となく激闘を繰り広げ、4月20日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会では、タッグマッチながらピンフォール勝ちを収めた。試合後には藤田とシングルでの再戦を約束し、固い握手を交わしていた。

 そんな橋本に病魔が襲ったのが昨年2月のこと。体調の異変を覚えた橋本は病院を受診したところ、肝臓に異常が見つかった。それでも、試合には出場していたが、精密検査の結果、同9月9日に肝臓がんステージ2と告知され、同11月19日に都内の病院でラジオ波焼灼術による治療を受けた。その後の定期検査でいったんはがんが消えたこともあった。ところが、5月の定期検査の結果がかんばしくなく、同中旬に精密検査を受けた結果、肝臓の難しい部位にがんが再発していることが判明。主治医から、抗がん剤など西洋医学での治療は困難との宣告を受けた。別の病院を回ったが医師から伝えられた答えは同じだった。そのため、橋本は東洋医学、湯治、食事療法などで治療を行っていくことを決断。今後、治療に専念するため、今大会をもってプロレス活動を休業することを決めた。

プロレスラーの高橋幸光がランキング1位にKO勝ちしタイトル挑戦をアピール。「応援している選手の試合が終わると帰ってしまう問題」にも一石【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 プロレスラーの高橋幸光(飯伏プロレス研究所)がシュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーウェルター級1位のRYOTARO(龍生塾)と対戦し、KO勝ちを収めタイトル挑戦をアピールした。

 高橋はキックボクサーとしてJ-NETWORK、MA日本キックで王座に就き、BOMではWMC日本スーパーライト級、BOMウェルター級王座を獲得。2024年3月にはプロレスラーとしてもデビュー。その後もKNOCK OUT、Bigbangなどでキックボクシングの試合に出場するなど独自の活動を続けている。昨年10月のBigbangでは松下大紀にKO勝ち、5月のKNOCK OUTではUNLIMITEDルールで川村英樹にKO勝ちを収めている。

 対戦相手のRYOTAROは都木航佑とのSB日本スーパーウェルター級王座決定戦で敗れて以来の再起戦だった。

 1R、オーソドックスのRYOTAROとサウスポーの高橋。圧をかけるRYOTAROに前蹴りの高橋。高橋は左インロー。RYOTAROは右ストレート、左フック。高橋は左ミドル。RYOTAROがワンツーの右ストレート。高橋は左ミドル。圧をかけてパンチのRYOTARO。高橋は下がりながらもミドルを返す。

海人がGLORY1位のエンリコ・ケールに判定負けで2連敗。ベスタティへのリベンジマッチ実現に向け痛い黒星【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が再起戦でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦するも判定負けを喫した。

 海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫しており、この日の敗戦で2連敗となった。また海人にとっては70戦のプロ戦績の中で初めての連敗でもある。

 1R、オーソドックスの構えの海人とオーソドックスの構えのケール。いきなり近距離でケールが左右のボディー。海人はローから前蹴り。ケールはガードを固めて左インローから細かいパンチを連打。海人もワンツーを返す。海人はパンチからヒザをボディーに。ケールは首相撲からヒザを連打。ブレイク後も細かいパンチを連打のケール。海人も前蹴り、ジャブを返す。ケールは詰めてヒザを連打。細かいボディーを連打。海人は右ロー、ワンツー。海人のボディーにケールが左フック。とにかく手数を絶やさないケール。海人がパンチを返したところにケールが左フックをヒット。海人は前蹴り、ヒザ。ケールがパンチを返す。

山田虎矢太がS-cup査定試合で魁斗に1RKO勝ちし「彪太朗と一緒にS-cupで世界最高の戦いを皆さんにお届けする」【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)がSB日本フェザー級2位の魁斗(立志會館)と57.5kg契約で対戦した。

 試合は11月に開催される「S-cup」に向けての査定試合として行われ、山田が1RでKO勝ちを収め「S-cup」への出場権を手中にした。

 −55.0kgのスーパーバンタム級のベルトを巻く山田は階級を上げることを視野に昨年6月の森岡悠樹戦では56.5kg契約で試合を行いOFGマッチで1RTKO勝ち、10月の後楽園大会では57.5kg契約で内藤凌太に判定勝ち、12月には58.0kg契約でシッティチャイ・ソー・デチャパンに1RでKO勝ちを収めたものの、57.5kg契約で行われた今年2月の大会では川上叶にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫した。

 これまでS-cupは中量級(70kg)で開催されてきたのだが、今回はフェザー級(-57.5kg)で開催。兄の彪太朗との揃っての出場と決勝での兄弟対決を目指す山田にとってはこの日は落とせない試合だった。

1年ぶりの再戦で久井大夢が龍聖を返り討ちにし王座防衛。ライト級に上げての王座挑戦をアピール【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol. Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級タイトルマッチ」で王者・久井大夢(TEAM TAIMU)が元KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(BRAID)を破り、初防衛に成功した。

 2人は昨年6月に行われたビッグマッチで同王座の王座決定戦で対戦し、久井が1Rに2つのダウンを奪って判定勝ちを収めている。龍聖は2、3Rと驚異的な反撃を見せ、あわやの場面を作ったうえでの敗戦だった。

 久井は12月の「K.O CLIMAX 2024」で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」を制しスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一を果たした。龍聖は同大会で再起戦に臨むとISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座決定戦でライアン・ガビオに判定勝ちを収め王座を獲得。今年3月にはONE Championshipの日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」に参戦し、強豪のスリヤンレック・ポー・イェンインに判定勝ちを収めている。

森岡悠樹が壱・センチャイジムから5度のダウンを奪い壮絶KO勝ち。悲願のベルトを巻いて「誰よりも面白い試合をする王者になる」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のセミファイナルで行われた「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)に森岡悠樹(北流会君津ジム)が挑戦した。試合は森岡が計5つのダウンを奪ってKO勝ちを収め、KNOCK OUTでは初の王座獲得となった。

 壱は2022年11月に「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝で森岡を破り、王座を獲得。2023年8月の初防衛戦で古村光に敗れ、王座から陥落するも昨年4月に古村にリベンジを果たし、王座に返り咲いた。

元K-1王者のゴンナパーが重森陽太を粉砕し王座獲得「もう一度ベルトを巻くことができてうれしい」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol. Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ」で王者・重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)がK-1からの刺客ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)を相手に初防衛戦に臨んだ。

 ゴンナパーは元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者。今年2月の後楽園大会でKNOCK OUTに初参戦し、かねてから重森への挑戦をアピールしていた古村匡平を破り、今回のタイトル挑戦を実現させた。重森は4月にカンボジアで行われた「KNOCK OUTvs.クンクメール5vs.5対抗戦」でメウン・メッカヘア(カンボジア)に敗れて以来の再起戦だった。

RIZINファイターの倉本一真が栗秋祥梧を破りUNLIMITED初の王者に輝く「MMAもKNOCK OUTも全部見てもらえたらうれしい」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦」でKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の栗秋祥梧(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)とRIZINファイターの倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)が初代王者の座をかけて対戦した。試合は終始主導権を握って攻め込んだ倉本が3-0の判定で勝利を収め、初代王者となった。倉本はプロ初の王座戴冠。

 UNLIMITEDルールはオープンフィンガーグローブを使用し、投げあり、立った状態はもちろん、お互いが寝た状態、片方が立っていて片方が寝ている状態など全ての状況において打撃が認められる「究極の打撃格闘技ルール」。サッカーボールキック、踏みつけ、パウンドもありでいわばMMAから関節技と絞めを除いたルール。今回の王座決定戦は2023年からスタートした「KNOCK OUT-UNLIMITEDルール」では初の王座を決めるもの。

前K-1王者の軍司泰斗が初のOFG戦で元ラジャ王者に82秒KO勝ち「ヒジで倒したかった。次、すぐ試合を組んでください」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でKNOCK OUT初参戦を果たした。

 軍司はオープンフィンガーグローブ(OFG)着用で首相撲、ヒジ打ちも認められるKNOCK OUT-REDルールで元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者のペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦し、1R、わずか82秒でKO勝ちを収めた。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

玖村将史がリング上で公開練習「RISEに新しい刺激をぶちかますために来た」【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)でRISEに初参戦する玖村将史(999)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)のリング上で公開練習を行った。

 玖村は大田区大会ではいきなり志朗(BeWELLキックボクシングジム)の持つRISE世界バンタム級王座に挑戦する。

 玖村はこの日、2分間のミット打ちを行い、切れのいいワンツー、パンチのコンビネーションを秋元トレーナーの持つミットに打ち込み、好調な仕上がりっぷりを見せた。

 その後にマイクを握ると「RISEファンの皆さん、初めまして。玖村将史です。このRISE WORLD SERIESという素晴らしい舞台で戦えることを非常に楽しみにしています。初参戦でいきなり世界タイトルマッチをやらせていただけることに非常に感謝していますし、ファンの皆さんに認めてもらえるように玖村将史の強さをしっかり見せて勝ちたいと思っています。僕はこのRISEに新しい刺激をぶちかますために来ました。8月2日、大田区総合体育館にぜひ見に来てください」とアピールした。

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