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中邑真輔がキンシャサ一撃でロス・ロサリオスを撃破【WWE】

2021.12.11 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間12月11日配信、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)でIC王者・中邑真輔がキンシャサ一撃で抗争するロス・ロサリオスとのタッグ戦を制した。

 中邑&ブーグスがロス・ロサリオスとタッグ戦で激突すると序盤、ブーグスがショルダータックルでウンベルトを吹っ飛ばし、持ち上げたエンジェルを場外へ投げ飛ばすなど持ち前のパワーを披露。ブーグスが背後からウンベルトの打撃を食らうと交代した中邑がいきなりウンベルトにキンシャサを炸裂させて3カウント。中邑が交代10秒でウンベルトを仕留めてタッグ戦を制するとIC王座ベルトを掲げて勝利をアピールした。

ブロック・レスナーが車椅子のサミ・ゼインを非情のF5葬【WWE】

2021.12.11 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間12月11日配信、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)で“ザ・ビースト” ブロック・レスナーが先週に続いて車椅子のサミ・ゼインをF5で沈めた。

 オープニングで車椅子に乗ったゼインが看護師2人と共に登場すると「これはローマン・レインズとレスナーの2人にやられたんだ。皆訴えてやる」と怒りを露わにした。するとそこにヘイマンとレスナーがそれぞれ現れるとレスナーは「先週のことは謝るよ。同じカナダ人だろ」と和解の雰囲気を醸し出したが、ヘイマンの指摘で本性を現すと看護師や車椅子を投げ飛ばし、最後は負傷しているゼインをF5で沈めた。

 その後、レスナーはインタビューで今回の目的を質問されると「代理人のヘイマンに聞いてくれ」と意味深に返答し、一方の元代理人のヘイマンは「俺に質問をしないでくれ」と明言を避けた。

“ウザさ”健在のウザ強ヨシヤにランク1位の秀樹「挑発されるのは初めて。面白い奴が来た」【RISE】

2021.12.11 Vol.Web Original

「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月11日、東京都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会のセミファイナルではライト級1位の秀樹(新宿レフティージム)と3年ぶりの復帰となるウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)が対戦する。

 秀樹は今年1月に行われた「第7代ライト級(-63kg)王座決定戦」で直樹に敗れ、王座獲得に失敗。5月大会で畠山隼人を判定で破り再起を果たした。

 ウザ強はRISE初参戦。2017年度のJ-NETWORKライト級新人王でRIZINにも2度参戦。2018年の大晦日には白鳥大珠と対戦し、3RでKO負けを喫したものの先制のダウンを奪い、あわやの場面を演出している。その試合後、大学卒業とともにフジテレビに入社しリングから遠ざかっていた。

 計量時のフォトセッションでウザ強は秀樹のアゴに自らも拳を近づけるウザい挑発を見せるが秀樹もウザ強の肩に寄りかかり、一見“マブダチ”かと思わせるポーズで対抗した。

直樹が「こういうニコニコしている人が一番怖い」とムエタイ5冠王のジャルンチャイを警戒【RISE】

2021.12.11 Vol.Web Original

「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月11日、東京都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会のメインでは現ライト級王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)がジャルンチャイ・ライオンジム(LION GYM)を迎え撃つ。この試合はスーパーライト級(−65kg)で行われる。

 直樹は今年1月に秀樹を破り王座を獲得。9月には昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」の1回戦でカットによるTKO勝ちを収めた白鳥大珠と再戦。リベンジに燃える白鳥を延長の末、判定勝ちで返り討ちにしている。

 対するジャルンチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級、元WBCムエタイ世界ライト級などムエタイ5冠王に輝く強豪。これまで石井宏樹、小林聡を破っているが、キックボクシングルールは今回が初めてとなる。

 直樹は「ライト級のランカーの試合もあるし、1位の秀樹選手の試合もありますが、やっぱりランカーとチャンピオンは違うというところを分かってもらえるようにRISEチャンピオンの強さを見せつけたい。来年、世界で戦えるように、最後はばちっと決めたい」と意気込みを見せた。RISEの今年最後の大会のメインイベントに選ばれたことについては「もちろんKOすることが一番だが、KOできなかったとしても激しい試合をしたい。前回、守りに入った試合をしてしまって反省しているので、チャンピオンとしての誇りを持って、最後の大会のメインイベントに選んでよかったと思ってもらえるようにばちっと決めたい」と語った。

「4年ぶりの試合で緊張しているが大丈夫。キックボクシングルールは初めて。とても難しい。でも明日は頑張ります」と笑顔を見せるジャルンチャイについては「こういうニコニコしている人が一番怖い(笑)。明日リングに立った瞬間に、多分ファイターの目に変わるので、それがすごく怖いですよ。僕もそうなんですが、今はすごくいい人オーラがあふれてますよね。間違ってヒジとかやってこないようによく言っておいてください」と警戒した。

現フェザー級王者・工藤政英が引退発表。「初防衛戦でやりたかった試合ができた。心残りはない」【RISE】

2021.12.11 Vol. Web Original

 RISEフェザー級王者・工藤政英(新宿レフティージム)が12月11日、現役引退を発表した。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王座を獲得。その後はワールドクラスの相手との対戦が続いたため、なかなか初防衛戦が組まれなかったが7月大会で竹内将生を相手に1R、逆転KO勝ちで初防衛を果たしたばかりだった。

 この日行われた会見で、工藤はびえん骨湾曲症と鼻骨粉砕骨折により約2年前から口での呼吸しかできない状態で戦っていたことが明かされた。

 医師からは引退を進められていたが「初防衛戦をしてこそチャンピオン」と工藤自身が初防衛戦にこだわったことから、初防衛を果たしたこのタイミングでの引退発表となった。

 来週手術を受けるのだが、脇腹の骨を鼻に移植する手術で、以降はコンタクトスポーツができなくなるという。

 工藤はいつ鼻骨骨折したかについては「一度、眼窩底骨折をした時にレントゲンを撮った際に鼻だけが大きく曲がっていることが分かった。それまで気づかなかった。試合中に鼻血が出たこともなかったので思い当たる節といえば、内弟子時代に浜川(憲一)会長にド突かれて鼻が折れたか(笑)、レフティージムの日ごろのスパーリング。積み重ねしかないと思う」などと語った。

IP王者・乃蒼ヒカリが2度目のハードコア戦で角田奈穂に流血勝利。「2人でハードコア戦線を盛り上げたい」【東京女子プロレス】

2021.12.11 Vol.Web Original

 東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が12月10日、東京・新宿FACEで開催され、セミファイナルでは2度目のハードコアマッチに臨んだインターナショナル・プリンセス(IP)王者の乃蒼ヒカリが大流血しながらも、初体験の角田奈穗を退けた。

 かねて、ハードコア志向が強かった乃蒼は4月1日、東京・新木場1stRINGでの「TJPW INSPIRATION」第1弾でその道のエキスパートである山下りなと対戦し敗退。それ以来、8カ月ぶりのハードコア戦は同門の角田が相手となった。

 リング内外にはラダー、イス、サイリウムが張り付けられたボードが設置され、試合がスタート。両者が凶器アイテムを使って対抗し合うなか、10分過ぎ、角田が乃蒼の額を鉄柱にぶつけると大流血。その後、両者はともにイスに座って強烈なエルボーの打ち合いに発展。15分過ぎ、角田はクロスアーム式DDTから必殺の紫電改を狙うも、回避した乃蒼は裏投げ。さらに乃蒼はイス盛りの上にブリザード・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取。2戦目のハードコアマッチで初勝利を挙げた。

マジラビがトロピカワイルドとの対戦で勝利。瑞希はSAKIとのタッグ結成と再戦を希望【東京女子プロレス】

2021.12.11 Vol.Web Original

瑞希「組める機会があれば組みたいし、もう1回このカードでもやりたい」

 東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が12月10日、東京・新宿FACEで開催され、メインイベントではプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)がトロピカワイルド(SAKI、水森由菜)を破った。

 同大会は通常興行とは一線を画し、ふだんではなかなか組まれないマッチメイクを実現するもの。瑞希はSAKIと同期生で、かつてはタッグも組んでいた間柄。その後、2人は別の道を歩んだため、約4年ぶりの遭遇となった。

 両軍共に好連係を見せるなか、10分過ぎ、瑞希とSAKIが激しいエルボー合戦から、瑞希がフットスタンプを見舞えば、SAKIはブレーンバスターで逆襲するなど、バチバチやり合った。その後、マジラビはトイストーリー3を決め、瑞希が水森にドロップキック。SAKIは瑞希にリバース・スプラッシュで反撃するも、マジラビはトイストーリー4をさく裂させると、瑞希がダイビング・フットスタンプを繰り出して水森から3カウントを奪った。

彭帥さん安全に「深刻な疑念」でWTAが中国での大会全面中止

2021.12.11 Vol.748

 

 女子テニス協会(WTA)のサイモン最高経営責任者(CEO)は12月1日、中国と香港での大会をすべて中止すると発表した。動静が不明となった中国の女子選手、彭帥(ほう・すい)さんの自由と安全の確保に「深刻な疑念」があると指摘。中国を開催地とした大会で選手らに「リスク」が及ぶとし、大会を全面中止する異例の決断を下した。

 サイモン氏は声明で、彭さんが「自由と安全を確保し、検閲や強要、脅迫にさらされていないかどうか深刻な疑念を抱いている」と述べた。

 彭さんは11月初め、中国の張高麗元副首相に性的関係を強要されたと告白後、連絡が途絶えた。国際オリンピック委員会(IOC)は11月下旬、バッハ会長が彭さんとテレビ電話を通じて会話し、無事を確認したと発表していた。

 サイモン氏は、彭さんが中国当局から検閲や干渉を受けず、自由な立場で話せることが不可欠との認識を示した。その上で「(中国側が)残念ながらこうした問題に信頼できる方法で対処してこなかった」と強調し、中国関係者の対応への不満をにじませた。

 これに対し中国外務省の汪文斌報道官は2日の記者会見で、「中国は、スポーツを政治問題化する行為に一貫して断固反対する」と反発した。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報の胡錫進編集長は2日、ツイッターに「WTAは彭氏の自由な表現を奪っている。彼女の現在の状況に関する説明が、WTAの期待に沿うものであることを求めている」と投稿した。

 中国では、この問題の報道は規制を受けている。胡氏は、中国国内では自由に閲覧できないツイッターを使い、彭氏の近況について発信を度々行っている。外務省の報道官も同問題については多くを語っておらず、ホームページに掲載している会見録には彭さんの問題に関する質問と回答は載せていない。

スーパー・タイガーが究極の「兄弟喧嘩」で間下隼人を破りレジェンド王座防衛【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」(12月9日、東京・新宿FACE)のダブルメインイベント第2試合で行われた「レジェンド選手権試合」で王者・スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)に弟弟子の間下隼人(ストロングスタイルプロレス)が挑戦した。スーパー・タイガーがこの究極の「兄弟喧嘩」を制し防衛を果たした。

 今年、間下がスーパー・タイガー越えを目指し、2人は7月の後楽園大会、9月の新木場大会とタッグで激突。いずれもスーパー・タイガーが間下からピンフォールを奪って勝利を収めたが、10月の後楽園大会ではついに間下がスーパー・タイガーから直接ピンフォールを奪い返した。この一連の戦いを経て、ともに一騎打ちを要望。今回の対戦となった。

タイガー・クイーンがシングル戦5連勝もラフ&パワーファイター対策に課題【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」(12月9日、東京・新宿FACE)のダブルメインイベント第1試合でタイガー・クイーン(一般社団法人初代タイガーマスク後援会)がライディーン鋼(PURE-J女子プロレス)とシングル戦で対戦し、タイガースープレックスホールドで勝利を収めた。これでタイガー・クイーンはデビュー以来、シングル戦で5連勝となった。

 2人は以前、ディアナの道場マッチでタッグで対戦。カード発表会見で鋼はその時のクイーンについて「力がない。ぺらんぺらん。物足りなかった」と発言。得意のパワーで「つぶす」と宣言していた。

初代タイガーマスクが“2代目ダイナマイト・キッド”育成計画発表【ストロングスタイルプロレス】

2021.12.10 Vol.Web Original

 今年、女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」を生み出した初代タイガーマスクが12月9日、今度は“2代目ダイナマイト・キッド”を育成中であることを明かした。

 この日は自らが率いる「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスvol.14」の年内最終大会が東京・新宿FACEで行われた。初代虎は第3試合終了後、リングに上がると「来年2月に新しい『タイガーマスク全集』というビデオが出ます。そのビデオをチェックしているんですが、何というすごい動きでしょう。早くああなりたいものです」と復帰へのあくなき意欲を見せた。

 そして「新間さんとプロレス界を作ってきた私ですが、途中から格闘技のほうに行きました。格闘技の道場では毎朝5時に選手が起きて10キロ走り、階段を走って、午後からは出稽古に行って、ボクシング、キックボクシング、レスリングの練習をして、夜にはまた私のトレーニングを4~5時間受けてと、すごい練習をしています。それ以上に今、プロレスの練習をみんな頑張っています。プロレスと格闘技は相反するものですが、両方とも素晴らしいものです。この裏と表があるような世界ですが、表の世界のプロレスはタイガー・クイーン、スーパー・タイガー、間下(隼人)、こういった選手たちが今日、すごい戦いを見せてくれると思います。タイガーマスクを引き継ぐのは彼ら彼女たちです」と現在、ストロングスタイルプロレスを支える3選手の名を挙げ期待をかけた。

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