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新GHC王者の丸藤正道が防衛ロードに言及。「ノアのヘビー級で主力でやっている選手とやりたい」

2021.06.08 Vol.Web Original

前日、武藤敬司を破りGHCヘビー級王座に返り咲く

 CyberFightが6月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見を開き、武藤敬司を破って、GHCヘビー級王座に返り咲いた丸藤正道が決戦を振り返り、今後の防衛ロードに言及した。

 丸藤は「昨日はたくさんのレスラー、スタッフ、何よりもファンの皆さんのおかげで、本当に素晴らしい空間を共有できたことをうれしく思います。対戦相手の武藤敬司、やっぱり一筋縄じゃいきませんし。大会が終わってもなお、武藤敬司という名前が世に出て。あのムーンサルトが世をにぎわすという。持っていくのは武藤敬司だなという、結果的にそうなりましたけど。自分が試合を通じて、武藤さんから学ぶもの、まだたくさんあると思って。自分も伸び代のあるチャンピオンとして、これからやっていけるなと。何よりもずっとノアでやってきて、まさか武藤さんとGHCをかけてやる日が来るとは思ってなかったので。結果、ベルトを獲ることができて、本当によかったと思います。試合が終わって、秋山(準)さん、山下(実優)選手、3人並んで。また秋山さんと横に並ぶことができました。僕が何回か女子の選手と試合をして“もう女子の選手とやるつもりはない”と言ったことがあるんですけど。自分のなかで、何人かこの女子選手とはやってみてもいいかなと思える選手がいて、そのなかの一人が山下選手なので。そういった選手と3人で並べたことも非常に感慨深い部分があります」と振り返った。

4団体合同興行の「CyberFight Festival 2021」に4800人を動員。高木社長「今日に関しては手応えはありました」【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、東京都に緊急事態宣言、さいたま市にまん延防止等重点措置が出されているなか、4800人(主催者発表)の観衆を動員した。

 大会終了後、高木三四郎社長が総括。以下のようにコメントした。

「コロナ禍の東京都は緊急事態宣言が出てますけど、そのなかで開催できたっていうことが奇跡だと思ってます。もちろん感染予防対策はしっかり行った上でやってるんですけど。そのなかお集まりいただいたファンの皆さん、本当に感謝してます。

 それぞれの試合で、それぞれの団体のカラーが出てたんで。そういう意味ではフェスっていう本来ある、いろんなアーティストやいろんなミュージシャンが集まるっていう、それぞれの色を出すというのは出せたんじゃないかなと個人的には思います。 トリプルメインイベントは3つともどれも素晴らしい試合。どれも最高でした。どっちがいいとか悪いとか、そういうことじゃなくて、どれも素晴らしかったです。どの試合も全部。

 こういう状況下なんで、来年のこととか全然考えてないんです。やれればいいなとは思ってはいるんですけど、形は変えることになるかもしれないし、来年がどうなるか見えてないんで。

山下実優が坂崎ユカを退けプリプリ王座初V! 「東京女子をみんなで大きくして、両国国技館で単独でやりたい」【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

トリプルメインイベントⅠで王座戦

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、トリプルメインイベントⅠで、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が“最強の挑戦者”ともいえる坂崎ユカを退け初防衛に成功した。

 まさに東京女子プロレスの象徴ともいえる両者の一戦は一進一退の攻防が続いた。10分過ぎ、坂崎が魔法少女スプラッシュを見舞うと、その後、激しいエルボーの打ち合いに。坂崎の魔法少女にわとり野郎を回避した山下は投げ捨てジャーマン。坂崎はマジカルメリーゴーランドで逆襲。

 ここで、体勢を立て直した山下はスカルキック、背中にクラッシュ・ラビットヒート。そして、正面からクラッシュ・ラビットヒートを坂崎の顔面にたたき込んで3カウントを奪った。

ディーノ&ササダンゴが杉浦軍に玉砕もパンスト被せて爪跡残す【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

「ノアのなかにも小さくDDTぽい部分がある」

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、DDTの男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシン組が、杉浦軍の杉浦貴、桜庭和志組に敗れるも、自らの土俵に引き込んだ。

 この日の第3試合で両チームが対戦。DDTのエンタメ部門の代表的選手であるディーノ、ササダンゴと昨年の「プロレス大賞」最優秀タッグチーム賞を受賞した杉浦軍とはまさに異次元対決。

 試合前、ササダンゴは価値観のぶつかり合いだとして、ふざけたプロレスに杉浦軍が付き合ってしまった場合、うっかり笑ってしまった場合は勝ちと主張。そのために、プラスチック製バット、桜庭がファンだという常盤貴子の変身グッズ、パンスト被りを導入することを宣言。

高木三四郎率いるDDT軍が我が道貫きノア金剛軍に激勝【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

高木「サイバーファイトで業界1位になるんだ」

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、高木三四郎率いるDDT軍が、ノア金剛との全面対抗戦に勝利した。

 この日の第8試合で、高木、彰人、樋口和貞、坂口征夫、吉村直巳、納谷幸男のDDT軍が、拳王、中嶋勝彦、征矢学、覇王、仁王、タダスケの金剛軍と12人タッグ戦で激突した。

 高木は公約通り、戦闘用チャリンコ・ドラチックドリーム号に乗って入場。ほかの選手はハンマーなど、DDTならではのアイテムを持参。坂口はピープルズバトルドールのヨシヒコを帯同した。

 まさに両軍のイデオロギーがぶつかり合い、高木は拳王のキック、張り手の連打を食らい続けながらも意地で耐えた。坂口は拳王、中嶋と壮絶なキックの応酬を展開。15分過ぎ、高木は花道でドラチックドリーム号に乗って、拳王をひこうとするもかわされ納谷に誤爆。逆に拳王はドラチックドリーム号で高木をひくなど大荒れ。

武藤敬司 禁断のムーサルトプレス解禁も勝利ならず。丸藤正道が5年5カ月ぶりにGHC王座奪還【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

「しっかり防衛して“丸藤正道ここにあり”って見せられるんじゃないですか」

 CyberFight傘下の4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、大トリのトリプルメインイベントⅢで、丸藤正道が武藤敬司を破り、5年5カ月ぶり4度目のGHCヘビー級王座戴冠を果たした。

 序盤じっくりと攻め立てた武藤が15分過ぎ、足4の字固めに捕獲。シャイニング・ウイザード連発、エメラルドフロウジョンへとつなぎ、2018年3月にヒザの人工関節置換術を受けて以降、封印していたムーサルトプレスを解禁した。これはカウント2で返されたが、ウイークポイントの両ヒザをマットで強打してしまった武藤は窮地に。丸藤はトラースキックからヒザ連打、最後は虎王・零をさく裂させ3カウントを奪取した。

秋山準がHARASHIMAを下しKO-D無差別級王座V3。「次は『KING OF DDT』で優勝して、高木三四郎社長を指名します」【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、トリプルメインイベントⅡで秋山準がHARASHIMAを制して、KO-D無差別級王座のV3に成功した。

 秋山が花道でのヒザ、雪崩式バックドロップなどで攻め立てれば、HARASHIMAはファルコンアロー、スワンダイブ式ボディープレスなどで応戦。15分過ぎ、秋山はヒザ連打、エクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーで怒涛の攻め。それをしのいだHARASHIMAはハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、蒼魔刀、バズソーキックで反撃。しかし、スワンダイブ式蒼魔刀をかわされると、秋山がヒザ、リストクラッチ式エクスプロイダーを決め、最後はフロントネックロックで絞め上げるとレフェリーが試合を止めた。

DDTの竹下&上野がノア・清宮&稲村との対抗戦を制す。「次はないと思います。もっと上に、遠くに行きます」【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、竹下幸之介、上野勇希組(DDT)が清宮海斗、稲村愛輝組(ノア)に快勝し、対抗戦を制した。

 この日の第9試合で、プロレス界の近未来を担う両軍が激突。DDT軍が優勢に進めるなか、15分過ぎ、清宮が上野にジャーマン・スープレックスホールドを繰り出すもカウントは2。ここで竹下が清宮を上野ごとまとめて眉山で投げ捨てると、最後は上野がBME(ベスト・ムーサルト・エバー)を見舞い、清宮から完全無欠の3カウントを奪取した。

SKE48荒井優希 デビュー2戦目も伊藤麻希の前に黒星。6・17後楽園では初のシングル戦が決定【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

必殺のカカト落としを放つもカウントは2

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、SKE48荒井優希が本格的なプロレスデビュー2戦目に臨んだが、“天敵”伊藤麻希の前に再び屈した。

 この日の第5試合で荒井は乃蒼ヒカリ、瑞希と組み、急きょ結成された「さいたま伊藤リスペクト軍団2021」の伊藤、上福ゆき、小橋マリカと対戦。

 有観客では初試合となった荒井は上福にボディースラム、エルボー連打を繰り出し、伊藤には初公開のビッグブーツを見舞うも決定打は与えられず。10分過ぎ、伊藤がフライング・ビッグヘッドを自爆すると、荒井は必殺のFinally(カカト落とし)をたたき込むもカウントは2。2発目をカットされた荒井はスクールボーイで伊藤を丸め込むもフォールは奪えず。伊藤はDDT、フライング・ビッグヘッドとつなぎ、伊藤パニッシュで絞り上げると、荒井はたまらずギブアップし、2戦目も黒星を喫した。

“義足戦士”谷津嘉章2年ぶり復帰戦は勝利で飾れず 「可能な限り試して挑戦していかないと」【6・6サイバーフェス】

2021.06.06 Vol.Web Original

フロントスープレックス、ブルドッキングヘッドロックも決める

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、“義足戦士”谷津嘉章が2年ぶりに復帰戦を行うも、勝利で飾れなかった。

 谷津はDDTプロレスに参戦していた2019年6月に糖尿病が悪化して、右足を切断。その後、懸命なリハビリに励んだ。今回、義肢装具業界のリーディングカンパニー・川村義肢社が開発したプロレス用の義足を装着してリングに立った。

「STARTING BATTLE 時間差入場バトルロイヤル」(15人参加)に出場した谷津は 五輪ならぬ“八輪”マークが入ったアマレス風コスチュームで1番目に入場。DDT、プロレスリング・ノア、ガンバレ☆プロレス、フリー選手と戦い、大石真翔にフロントスープレックス、高鹿佑也にブルドッキングヘッドロックを決めた。

チャン・リーが新鋭・紗依茄に2-1の判定勝ち。女子アトム級で復活の狼煙【Krush-EX】

2021.06.06 Vol.Web Original

菅原、優、MOE、NOZOMIに敗れ崖っぷち

「Krush-EX 2021 vol.3」(6月5日、東京・GENスポーツパレス)のセミファイナルで行われた女子アトム級の一戦でチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)が2-1の判定で紗依茄(月心会チーム侍)を破り、復活の狼煙を上げた。

 現在、K-1ジャパングループの女子アトム級は昨年行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」を制覇した菅原美優がKrush王座に君臨。トーナメントでは優、MOEを破り、今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」では新鋭のNOZOMIを返り討ちにし、その座を盤石にした。5月30日のK-1横浜大会でMIOに敗れたものの、ことKrushにおいては他の追随を許さない。

 リーは2019年に菅原と優に判定負け。王座決定トーナメントでは準決勝でMOEに判定負け。今年2月にはNOZOMIにも判定で敗れた。いずれも紙一重の差ではあったが負けは負け。「K-1の舞台に立つ」という目標のためにはこれ以上、新世代の踏み台になるわけにはいかない。

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