スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
スポーツカテゴリーの記事一覧
石川佳純、パワーの源は焼肉 JAの産直通販サイト公式アンバサダーに
卓球日本代表の石川佳純が25日、産地直送通販サイト「JAタウン」の公式アンバサダーに就任した。
就任式で、石川は自分に活力を与えたいときに食べるという勝負めしの焼肉をさっそく注文。「普段から焼肉をよく食べています。試合前にも焼肉を食べてエネルギーをチャージしています。海外遠征時も日本の食べ物をしっかり食べてパワーをもらっています」。
石川は今後も毎月自分で注文し、その魅力を届けていく。「毎月、全国の旬の新鮮な美味しい食べものをお届けいただけることを楽しみにしています。農家の皆さんが一生懸命つくった全国各地の美味しいものを紹介していきたい」と意気込んだ。
全農の桑田義文代表理事専務は「石川選手にはおいしい国産農畜産物をたくさん食べていただき、華麗なプレーを通じて、日本中に『元気』を届けていただけたらうれしい」と期待を寄せた。
「JAタウン」は、全農が運営する産地直送通販サイト。石川の公式アンバサダー就任を記念してさまざまなキャンペーンを展開する。
IJシングル王座決定トーナメント準決勝はHUB vs 新井健一郎、TSUBASA vs 拳剛【天龍プロジェクト】
メインで拳剛が”brother”YASSHIに激勝
天龍プロジェクト「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.3」(5月25日、東京・新木場 1stRING)で「インターナショナルジュニアヘビー級シングル次期王者決定トーナメント」の1回戦4試合が行われ、HUB(フリー)、新井健一郎(DRAGON GATE)、TSUBASA(フリー)、拳剛(フリー)の4人が勝ち上がった。6月12日の新木場大会で準決勝と決勝が行われ、準決勝はHUB vs 新井、TSUBASA vs 拳剛となった。
この通称「IJシングル王座」はかつて天龍がエースを務めたWARで創設され、今年3月に天龍プロジェクトの再始動にあたり復活が発表されたもの。今回は第26代王者を決める戦いとなる。歴代王者には外道、ライオン・ハート(現クリス・ジェリコ)、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ、獣神サンダー・ライガーといったそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
この日のメインでは拳剛が”brother”YASSHI(ダブプロレス)と対戦。17分28秒、垂直落下式ブレーンバスターからの片エビ固めで勝利を収めた。
復活後の天龍プロジェクトで3大会連続でメインを務める拳剛だが、最初に参戦した時はYASSHIも所属していた極悪軍団ブードゥー・マーダーズの一員として。試合は腕の取り合い、バックの取り合いといった基本的な動きからスタートし、徐々にチョップ合戦といったごつごつとした展開に。
現場復帰2戦目の天龍源一郎が見違える「エイ、エイ、オー!」で復調アピール【天龍プロジェクト】
メイン後にリングに上がり大会を締めくくる
「うっ血性心不全」による療養から5月12日に行われた「天龍プロジェクト」新木場大会でのライブ配信の解説で現場復帰を果たした天龍源一郎が「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.3」(5月25日、東京・新木場 1stRING)で順調な回復ぶりを見せた。
この日、天龍は大谷晋二郎とともにライブ配信の解説を務め、全試合終了後にリングに上がり、新型コロナ禍の中、会場に駆け付けたファンに感謝の言葉を述べた。そして「皆さんが明日、元気が出るように」と最後は恒例の「エイ、エイ、オー!」を3連発。12日の時は本人も「声が出ないな、畜生!」とつぶやくほど弱々しいものだったのだが、この日は見違えるような張りのある声で締めくくった。
薮宏太と知念侑李『EURO 2020』の興奮届ける「ファンの方々と一緒に楽しみたい」
Hey! Say! JUMPの薮宏太と知念侑李が25日、都内で行われた、WOWOWの『UEFA EURO 2020 サッカー欧州選手権』の制作発表記者会見に出席した。6月11日に開幕する同選手権の全51試合を完全生中継で放送およびライブ配信するもので、薮は番組MC、知念はスペシャルサポーターを務める。
番組のコンセプトは『5年分の期待と進化 史上最大の祭典を楽しもう』。新型コロナウイルスの影響で1年の延期を余儀なくされた今大会について、知念は 「サッカーファンの方々の期待も1年分大きくなった」とコメント。薮も「新旧スターの競演に加え、出場チームが1年分の進化を武器に戦います。私たちもこの魅力を精一杯お伝えし、ファンの方々と一緒に楽しみたい」と熱っぽく語った。
記者会見には、元日本代表でSC相模原所属の稲本潤一、WOWOWサッカー解説者の野口幸司も登壇。
野口は 「普通に考えれば1年延びたことでチームの熟成度や若手の成長は高まっていると思います。今まで出場機会のなかった選手が急激に伸びることもありますし、チーム層を厚くできたチームが勝つと思う」とコメント。
また、稲本と野口は注目選手としてイングランドのフィル・フォーデンをあげた。稲本が「今一番乗っている若手で、持っている“モノ”が違います。国際大会でどれだけ力を発揮できるのか楽しみ」と期待を寄せると、野口も同意しつつ「この1年での成長が著しい選手。ゴールも決められるし、素晴らしい。ドリブルの姿勢も特徴的です」と加えた。
優勝予想については、知念が前回大会王者のポルトガル、藪はフランスとした。知念はクリスティアーノ・ロナウドの活躍に期待しながら「よりパワーアップしているはず」とコメント。薮は「前回大会は決勝で負けているので、並々ならぬ決意で臨んでくると思います。(カリム・)ベンゼマ、(キリアン・)エムバペ、(ア ントワーヌ・)グリーズマンという攻撃陣の共演が楽しみ」とした。
「ワールドカップでは観られない選手が観られるだけでなく、ワールドカップよりもレベルの高い大会になる可能性もあります」と、薮。「この大会で生まれる感動やドラマをみなさんと楽しんでいきたい」とメッセージを送った。
大会期間中、サッカーコミュニティサイト 「WOWOWサッカーアリーナ」では、試合開催日夜にサッカー深掘りトークイベント「WOWOW サッカーアリーナ Talk Live」をWOWOWオンデマンドで届ける。薮や稲本らが出演予定。
記者会見のパネルディスカッションの様子は、26日18時にWOWOW 公式YouTubeチャンネルで公開予定。
アスカがリマッチで手痛い黒星。勝利したシャーロットは王者リアとのPPV王座戦が決定【WWE】
WWE「ロウ」(日本時間5月25日配信、フロリダ州タンパのイングリングセンター「WWEサンダードーム」)で“女帝”アスカが“女王”こと因縁のライバル、シャーロット・フレアーと再戦も接戦をものにできず手痛い黒星を喫した。
先週のシャーロットとの試合に勝利しているアスカは2連勝を狙ってスピンキックやヒップアタックで攻め込むとシャーロットはカウンターのチョップブロックやアンクルロックでアスカの左足を集中攻撃。
挑戦者決定戦に乱入の王者ラシュリーにWWEが“再犯”なら90日間の出場停止に【WWE】
PPVでの王座挑戦権をかけてマッキンタイアとキングストンが激闘
WWE「ロウ」(日本時間5月25日配信、フロリダ州タンパのイングリングセンター「WWEサンダードーム」)でドリュー・マッキンタイアとコフィ・キングストンがWWE王座挑戦者決定戦で対戦したが、王者ボビー・ラシュリー&MVPの乱入により反則裁定となってしまった。
先週のオープンチャレンジでキングストンに敗れた王者ラシュリー(with MVP&美女軍団)がリングで「マッキンタイアは2度倒しているからもう見たくもない」と元王者を侮辱していると、そこへ王座奪還を狙うマッキンタイア、キングストンがそれぞれ登場。
キングストンは「先週、俺は王者からピンフォールを奪取したぞ! ベイビー」と言って王座挑戦を主張するとマッキンタイアと舌戦を展開。するとそこへWWEオフィシャルのアダム・ピアーズが現れてPPV「ヘル・イン・ア・セル」でのWWE王座挑戦権をかけて2人が対戦することが決定した。
7・4旗揚げ戦の“地獄のデスマッチ”は大仁田&リッキー&藤田vs アブドーラ・小林軍に決定【FMW-E】
「FMW-E」と大日本プロレスの全面抗争に発展か?
7月4日、神奈川・鶴見青果市場で旗揚げする「FMW-E」マットで、同団体と大日本プロレスが全面抗争に発展する可能性が急浮上した。
「FMW-E」を率いる大仁田厚が5月23日、新潟プロレスのサン・ビレッジしばた大会に参戦。大仁田はグレート小鹿、シマ重野と組み、アブドーラ・小林、佐藤光留、井上雅央組と対戦。4月4日、宮城・仙台PITで開催された「GOLD祭vol.4 リベンジ」での電流爆破6人タッグデスマッチで大仁田に敗れている小林は雪辱に燃え、激しくやり合った。試合は重野がレールガンドライバーで井上を仕留めて(17分34秒、片エビ固め)、大仁田組が勝利。
波乱が起きたのは試合後だった。小林は「大仁田! どうなってるんだ! 俺をFMW-E旗揚げ戦に参戦させろ!」と要求。「FMW-E」では旗揚げ戦のメインイベントで行う“地獄のデスマッチ”の出場選手を5月12日に公募したところ、いの一番に小林が自身のTwitterで「オイ、俺の家から9分だ! 近所でなんてことするんだ。すぐ行けるぞ」とアピール。しかし、「FMW-E」は小林の参戦をなかなか発表せず、小林のイライラが募っていたのだ。
これに対して、大仁田は「ブッチャー(小林)! 今度の“地獄のデスマッチ”は仙台のときとは違うぞ。入る勇気があるのか?」と問うと、小林は「やってやるよ」と応じた。
すると、大仁田は「藤田(ミノル)がオマエのことが大嫌いだから組みたくないと言ってたぞ。俺はリッキー(フジ)、藤田と組むから、オマエは好きなヤツを2人連れてこい!」と返答。これにより、7・4旗揚げ戦の“地獄のデスマッチ”の対戦カードは、大仁田、リッキー、藤田組vs小林、X、X組に決まった。
小林が大日本内から残る2人を連れてきた場合は、「FMW-E」との全面抗争となるが、果たして、小林は誰をパートナーに起用するのか注目が集まる。
一馬が顔面への三日月蹴りで秒殺KO勝ち。命名「上弦ノ三日月」【RISE】
初お披露目の必殺技でノラシンをKO
「RISE149」(5月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたスーパーフェザー級の一戦で一馬(MONSTAR GYM)がノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym)に1R47秒でKO勝ちを収めた。
一馬は当初は同級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON)に挑戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でリーの入国が難しいことからノラシンとの対戦となった。
前日会見でRISEの伊藤隆代表が「チャンヒョン・リーの入国のめどが立たないので、今後、暫定王者を決めていきたいと思っている」と語っており、一馬にとっては暫定王座を決める戦いに打って出るためには結果はもちろん、内容も問われる試合となったのだが一発回答ともいえる完璧な試合を見せた。
1R、ノラシンが右ローを蹴ると一馬も左右のロー。ローでの探り合いと思いきや、一馬はノラシンのガードの内側からアゴに三日月蹴りを叩き込むとノラシンはゆっくりと崩れ落ちる。そのまま立ち上がれず一馬が秒殺KO勝ちを収めた。
試合後のマイクで一馬は「最後の技は僕の切り札“上弦ノ三日月”です。他に使う人はいないんじゃないでしょうか。今日僕が初めて出したと思います。どうでしたでしょうか? 今日はタイトルマッチが流れちゃったんですが、年内に必ず僕がベルトをもらいます。間違いなくKOで勝てる実力が付いていると思うので期待してください。僕がチャンピオンになります」と最後の技を「上弦ノ三日月」と紹介したうえで、王座獲りを宣言した。
バズーカ巧樹「勝って当たり前の試合に勝っただけ」【KNOCK OUT】
大谷翔司を破り、初防衛とリベンジに成功
「KNOCK OUT 2021 vol.2」(5月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が5月23日、東京都内で開催された。
メインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ」で初防衛を果たしたバズーカ巧樹(菅原道場)が「勝って当たり前の試合に勝っただけ」と試合を振り返った。
挑戦者の大谷翔司(スクランブル渋谷)とは昨年12月に対戦し、判定負けを喫しており、バズーカにとっては初防衛戦はもとよりリベンジマッチという絶対に落とせない一番だった。
試合はバズーカが3度のダウンを奪い大差の判定勝ちとなったのだが、大谷は倒れても倒れても立ち上がり、そのたびにバズーカに向かい、最後までパンチを放ち続け、会場は大きな熱狂に包まれた。
一夜明けてバズーカは「勝って当たり前の試合に勝っただけ。うれしいということもそんなにはなかった。勝って当然なので」といつもの寡黙さで試合を振り返る。
大谷の反撃については「全部分かっていたので。全部見えていて、効いたのも1発もなかった。集中して戦ったので全く問題はなかった」、左フックは大谷を何度もぐらつかせ2度のダウンも奪ったのだが「左でも右でもどちらでも倒せるが、左が空いている感じがしたので、出したら全部当たった。(ダウンの)1回目はそんなに効いてないなと思った。3Rはしっかり効いていたが、倒し切れなかった自分が甘かった」、勝因については「集中力が違った。前回負けたので、今回は集中した。集中して戦うことだけ考えていた」と語った。
ぱんちゃん璃奈「プロ10戦目にしてやっとちゃんとしたファイターになれた気がした」【KNOCK OUT】
前日、約半年ぶりの復帰戦で予告通りの1RKO勝ち
「KNOCK OUT 2021 vol.2」(5月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が5月23日、東京都内で開催された。
ケガからの復帰戦で豪快な1RKO勝利を収めたKNOCK OUT-BLACK 女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が「今回初めて、計量の記事より試合の記事が注目された。プロ10戦目にして、やっとちゃんとしたファイターになれた気がした」と語った。
ぱんちゃんは昨年11月のMARI戦で右拳を痛め治療のために戦線離脱。当初は今回の大会が4月25日に行われる予定で、そこでの復帰を目指していたのだが新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための緊急事態宣言の発令により、大会自体が約1カ月延期となり、約6カ月半ぶりの実戦となった。
対戦相手も日本人の「名前を聞けば分かる」(宮田充プロデューサー)大物選手との対戦が内定していたものの、諸事情でそのカードは実現せず。その後、タイから強豪選手を招聘の予定だったのだが、新型コロナウイルスの影響で海外からの選手の入国が難しいことから、そちらも断念と難航する中、2019年に一度対戦し判定勝ちを収めたMIREY(HIDE GYM)との対戦が決まった。
ぱんちゃんは前日会見でKO勝ちを予告。試合は右ストレート一発でMIREYのアゴを打ち抜き1R2分30秒でKO勝ちを収めた。

